7月21日の撮り鳥は私の撮り鳥テーマ、月1回のハヤブサ詣で江ノ島へ行きました。いつもの如くハヤブサさんの営巣する崖に着くと。。。ガーン(((;゚Д゚)))ハヤブサさんいない、カメラマンも皆無。。。延々2時間かけてやって来て、これはやってしまったのかと衝撃のスタート。
仕方ないのでまったりしているトビさんを撮る事にします。
トビさん。このブログでもよく言う不人気鳥さんの1羽ですがこうして撮るとなかなか精悍でカッコいいんです。
気付くと崖の上の高い枝にハヤブサさんが、どこかへお出掛けしていたようです。よくみると対岸の暗い木の枝に母ハヤブサもいます。ここで巣立った幼鳥さんなんでしょう。大分、しっかりしてきて体の模様以外は成鳥と遜色ないくらいになっています。
トビが超接近、挑発行為に出ます。幼鳥だからなめられているのでしょうか。
実はここまで普段接近しないトビが危険を冒してまで近づいて来ているのには訳があるようです。
そんなことはお構いなしに幼鳥さんは風が出て来た上空を元気に舞い始めました。
頭上を直線的に一気に駆け抜けます。
トビさんが挑発行為をした理由はたぶんこれ。幼鳥さんはトビに攻撃をしかけるのです。
なんと海水浴や海辺の生物を捕って遊ぶ家族連れのいる岩場の方へ縄張りの崖を離れてプチ遠征。
急降下で襲いかかります。哀れトビさんは回避行動で大慌て。どうやら幼鳥さんはこうした攻撃を繰り返す事により狩りの訓練を行っているようなのです。
ハヤブサの最大の武器は時速300kmというスピードで急降下して鋭い爪で獲物を襲うハヤブサキック。的が大きく、スピードもそれ程出ていないトビさんは格好のターゲットと言うわけです。これを執拗に繰り返していました。トビさんも挑発行為に出るはずです。
一度、年配の方が来ましたが出が悪いと思われたのかすぐに帰られて貸し切り状態。
幼鳥さんが元気に(やんちゃ杉)舞う姿を十分堪能出来ました。
今週末は例のイベントで出動出来ないのでお休みになると思います。