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2018年9月23日の撮り鳥その3


白樺峠の渡りレポ、最終回は間が空いてしまいました。一応、最終回はタカ柱編の予告でしたが。。。この通りろくな写真がないですね(>_<)まあ、ご覧ください。


大半をサシバが占める10羽程度の群れがカメラを構えた前方や後方で上昇気流に乗って旋回しながらタカ柱を作っていきます。


こちらはこの先は見えない西側の空。ここの谷底から湧き出るようにサシバさんが登ってきます。


これが1時間近く続きます。


縦に切り出してみます。という訳でめぼしいものは無かったので在庫から。


まずは淡色系のサシバさん。ハチクマほどではないですが一部に個性的な個体がいます。


こちは身体のバフ色が強く、暗色部分がまばらな個体。


そして渡るサシバさん。サシバさんで思いかべるのはこのイメージですね。


正面顔から


旋回へ。


側面の薮を超えて登場する個体もいます。そちらは曇天になってしまうんですけどね。猛禽らしい表情です。


こちらは幼鳥さんですね。成鳥と顔つきが違いますし、お腹の模様も違います。


そして最後はハチクマさん。全登場させたつもりだったのですが。。。そういえば斑模様の個体を撮っていたなと。


♀淡色型ですかね。中間色との区別が難しいですが。

午前中の正に泣かず飛ばず状態はやっちゃったかな状態でしたが、最終的にはこの日は1,500羽以上が渡る当たりの日でした。2年連続なんとか当たりの日を引くことができました。今回は天候不良後の連休の中日ということで予想がし易かったというところはありますね。天候と当たり外れの周期を見極めながら当たりの日を予測するのが大事と思います。来年は久々に伊良湖にでも行ってみようかなという気持ちがありますが、何処かまた行きたいと思います。

2018年9月23日の撮り鳥その2


タカの渡りを求めての白樺峠遠征の第2回。今回はハチクマさん特集です。ハチクマさんはこれ本当に同じタカ?と言うほど体色や模様に個体差があり、渡り時観察の楽しみの一つです。既に昨年の渡り数くらいはここを渡っており数は少ないことが予想されました。


こちらが当日確認された第1号のハチクマさん。♀さん成鳥中間型ですかね。かなり露出オーバー撮っていたのですが黒画像でした。


こちらは黄色い虹彩がばっちり♀さん成鳥暗色型。


横飛びで目の前を通り過ぎていきます。


こちらも♀さん成鳥中間型。尾羽に細かい縞模様が見えます。これが♂さんだと太い縞模様が2本になります。光彩の黄色と合わせて見分けるポイントですね。


♂さん成鳥暗色型。やっと♂さんの登場です。オセロのコマのような黒い丸い目。尾羽の太く明瞭な2本のライン。特徴がよく分かります。


羽裏の鷹班がきれいですね。


上の写真は谷を渡ってタカ見の広場上空に来た個体ですが谷渡りをしないで、谷と平行に飛ぶ個体もいます。


幼鳥さん暗色型ですね。嘴が黄色いのと尾に明瞭な縞模様が無いのが見分けのポイント。谷と平行に飛んでくれるのはグリーンバックになって良いのですが、いかんせん遠いし空気のゆらぎが大きいのでキリっとしないですね。


♀成鳥さん中間型。キレイな個体です。


これは迷ったけど幼鳥さん中間型だと思う。


顔だけ見ると♂中間型に見えるのだけど尾に明瞭なラインがないですね。だから幼鳥さんと同定。


こちらは幼鳥さん暗色型。


先程、谷と平行に飛んでいったタイプとよく似ています。


こちらははっきりと♂成鳥さんの特徴が分かる個体。黒い目に、太い尾羽のライン。


羽がちょっと傷んでますね。


こちらはグリーンバックを飛ぶ♂成鳥さん中間型。


遠いですがグリーンバックはやっぱりいいですね。


最後に♂成鳥さん中間型でフィニッシュ。最終的なカウントは130羽オーバーのようでしたが私が確認できたのは写真の通りです。写真を撮りながらですからサシバの群れの中にもっと紛れていたのでしょう。少ないながらも中々のバリエーションで目的はある程度達成されたかなと。さて、次回はタカの渡りも最終回。タカの渡りと言えばこれのタカ柱編です。