憧れのツバメチドリさんを求めての田園散策ですが、ここにはもう1羽、主役級の鳥さんがいます。
タマシギさんは♂のみが子育てをするというユニークな生体をしています。
これは種の保存のためで、田圃などの水辺に巣を構えるタマシギさんは常に水没などの営巣失敗リスクを抱えています。そんな訳で♀は孵化後は巣を離れて別の♂とペアとなります。鳥には珍しく、♀のほうが派手な容姿はそんなことも関係しているのかなと思ったり。
こちらは雛。フサフサの羽毛で覆われた姿は見たことがありますが、ここまで成長したのは初めてみました。
端の方に寄っていくと草が被って見えなくなります。中心近くに出てきた時がチャンス。
親子の邂逅。姿こそは親そっくりになってきていますが、こうして見るとサイズがかなり違うことが分かります。
♂は地味ですが羽は凄く美しい。雛であってもその美しさは変わらないですね。
こんなとこでしょうか。ツバメチドリは残念でしたが、このタマシギさんが見れたので良かった。しかし、デスマーチ進行は変わりそうにもありません。次はいつ、鳥見に行けるでしょうか。