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2019年10月6日の撮り鳥その2

憧れのツバメチドリさんを求めての田園散策ですが、ここにはもう1羽、主役級の鳥さんがいます。


子育て中のタマシギさんです。


タマシギさんは♂のみが子育てをするというユニークな生体をしています。


これは種の保存のためで、田圃などの水辺に巣を構えるタマシギさんは常に水没などの営巣失敗リスクを抱えています。そんな訳で♀は孵化後は巣を離れて別の♂とペアとなります。鳥には珍しく、♀のほうが派手な容姿はそんなことも関係しているのかなと思ったり。


こちらは雛。フサフサの羽毛で覆われた姿は見たことがありますが、ここまで成長したのは初めてみました。


もう自分で餌が採れるようですね。正面顔


端の方に寄っていくと草が被って見えなくなります。中心近くに出てきた時がチャンス。


親子の邂逅。姿こそは親そっくりになってきていますが、こうして見るとサイズがかなり違うことが分かります。


親鳥さんが離れてしまって単独行動。もう大丈夫かな。


飛ぶ練習?


♂は地味ですが羽は凄く美しい。雛であってもその美しさは変わらないですね。


こんなとこでしょうか。ツバメチドリは残念でしたが、このタマシギさんが見れたので良かった。しかし、デスマーチ進行は変わりそうにもありません。次はいつ、鳥見に行けるでしょうか。

2018年9月9日の撮り鳥

今週は土曜日出勤となりましたので、日曜日午前中限定で撮り鳥に。タマシギ情報をいただいていたので田園を訪問です。


始発に乗ろうと思っていましたがちょっと寝坊。それでも8時前には現地に到着しました。意外にカメラマンさんは少なく3名程度。このように画面左側の田圃から出て畔を登って休耕田に降りていくという感じです。


休耕田は草が生い茂っていますがこんな風に一部草が生えていない場所が。ここに出てくれた時が撮影チャンスです。


お父さんに続いて4羽の雛が移動します。


お父さんの顔も見えて来ました。


一旦、草に潜ってしまうと20〜30分は出てこないです。


右に向かって移動していたはずですが、イリュージョンのように左から出て来ます(笑)


お子様を連れて畔を渡っていきます。


そして3度目の出現。黄金に輝く稲が綺麗ですね。


お父さんに寄り添うように移動する雛さん。


再び畔を渡ります。雛4羽の姿がはっきり見えます。


卵を産むと離れてしまう♀さんの習性から抱卵、子育てに至るまで♂さんの仕事になります。


距離があったこともあり撮影中は気づいていませんでしたが、♂さん雛に給餌していました。


餌を拾って。


雛さんに渡します。


また渡します。カルガモなどのイメージから親に続いて自分で餌を獲ると思っていたのですが親が給餌するのですね。これは大変だ。


これを撮って11時、撤収を決めました。この後もまだまだ子育ては続くのですよね。♂さん子育てお疲れ様です。外敵などが心配ですがこのまま順調に育って欲しいですね。