6月21日の撮り鳥は前日の神奈川県中部の公園を再び訪れました。前日の再チャレンジ、お目当はオオタカさんです。天候は雨混じりで悪いですが、前日の林道でのカメラマンさん情報はオオタカ幼鳥が舞う良い状況だろうという予想。期待を込めて現地に向かいました。
機材はBORG90FL+X-T1とBORG71FL+TC-16A+Nikon Df。二刀流ですが、この公園は三脚禁止ということで一苦労。三脚固定が出来ないため一脚につけたX-T1を近くの木に立て掛けたり、ベンチに置いてみたり、三脚あってこその二刀流ですね。
で、本題のオオタカさんというとそう甘くはありませんでした。前日、ご近所さんらしいご婦人から朝はよく門の上に留まっているよなんて言われてましたがそれも無くしばらく昨日成鳥が留まった近くで待ちぼうけ。
近くにいるカルガモさんを撮ってみます。ノートリでこの大きさですから近すぎるくらいですがなかなかこの天候ではシャキッとした画が取りづらいですね。
そう言えばBORGの中の人のブログによく解像したカルガモさんの羽が載ってましたね。X-Pro1で出来ているのでこのX-T1でもいけるはずです。もっと修行に励まないと。
待ち時間も長くなったので、深い森の方へ歩いていきます。シジュウカラさんの若の集団が。中々賑やかです。家でも撮れますが、やはり撮りますね(笑)
再びオオタカポイント?に戻るとハクセキレイさんが近ずいてきました。ハクセキレイさんは何度かやって来ましたが、餌の虫を獲るとかなり近ずいてきてどうだ見たかという仕草を見せます。でもカメラを向けると飛び去ってしまいます。SSが上がらず、動きが早いので撮った大半の写真はブレブレでした。
年配のバーダーさんが熱心に何かを撮られていました。最初はその近くでもシジュウカラさんが飛び回っていたのでそうかなと思っていましたが、コジュケイさんでした。初撮りです。
足に蹴爪があるのでこのコジュケイさんは♂ですね。コジュケイ♂さんはミミズを獲ると。
雛かわいいですね。オオタカを撮りにきてラッキーゲット。先客のバーダーさんに感謝です。
目の前の湿地でお食事してたんでしょうか。人の通る舗装路を横切ろうとしていたのでした。
雛たちとともにお父さんコジュケイは藪の中へ入って行きました。写真の出来は別としていいシーンが撮れました。
さてコジュケイさんを撮って再びオオタカポイント(というべきかは分からない)へ。コジュケイも撮れたし、今日は仕方ないかなと思っていたら。目の前の高い木に大きな鳥が舞い降りました。
オオタカさんキタ──ヽ(‘∀’)ノ──!!ワンチャンスでした。飛びものでは役に立ちませんがこういうシーンならTC-16AのAFも効きます。成鳥さんですね。
こっちは頭の向きはいいですがピン甘ですね。この後、ちゃんとピンを追い込もうとX-T1に持ち替えると飛ばれてしまいました。SSを飛びもの対応にしていましたので、Dfでそのまま撮っていた方が良かったかもしれません。
コンディション的には時折雨がパラつくという感じで良くなかったですが、コジュケイさんも撮れたし、オオタカさんも幼鳥舞い踊るという感じではなかったですが逢えて良かったです。結果的には良い撮り鳥だったと思います。