10月4日の撮り鳥は都内某公園へ。と言っても撮ってる鳥から分かるでしょうけどね。特に珍鳥ハンターでもない私は軽い気持ちで撮り鳥に出かけたのですが現地に着いてびっくり。いつもは閑散として鳥もあまりいない印象だったのですが開園を待つカメラマンでいっぱい。公園スタッフさんによると前日も300人近い人出だったとか。珍鳥恐るべし。
今回、新兵器を投入しました。AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR このためにAF-S 300mm f4DとFZ-1000をドナドナしました。FZ-1000は地上プリズムと合わせてビデオ機になんて構想もあったのですが、いかんせんボディサイズが大きすぎました。
珍鳥というより迷鳥ですかね。シマアカモズが出ているということで大勢のカメラマンが観察窓に押し寄せています。しかしあまりにも遠い。Nikon1 V3を装着して1,350mmにしますがノートリミングでこの大きさ。空気のゆらぎの影響を大きく受けているし、拡大すると点描画です。スタッフの方によると近くに木に留まるのは午後になって人が減った後だとのことで珍鳥なんてこんなものかなと思っていました。
しかし、1時間ほど待つと近くの木にやってきました。観察窓に陣取ったカメラマンさんの後方から隙間を狙って手持ちでなんとか撮ります。
しかしVR優秀ですね。手持ち1,350mmでもなんとなります。ピントはMFで合わせました。
背景ボケはちょっと汚いですかね。色味も含めてこの辺はNikonぽい写り。
このシマアカモズさん、若様とのことです。沖縄に行くと普通に見れるようですが、ノーマルモズさんとの違いがわかりません(^^;
実はノーマルモズさんの♂もいて近くに来るとそちらの方が色も変化に富んでいて鮮やかです。ノーマルモズさんの方が好きだな(゜∀゜)
混雑のシマアカモズ観察窓を離れて別の観察窓に行きます。カメラをDfに変えます。アオサギさんノートリミング。やはりBORGの方が解像しますかね。
大きくトリミングしてみます。意外とトリミング耐性ありますね。
これもトリミングです。実はこれもマニュアルで撮ってましたが、BORGより被写界深度が深いためピントはそれほどシビアではないです。ライブビューで合わせていませんがなんとかなりました。
再びシマアカモズさんの観察窓を覗いてみるとラッキーなことにまた同じ近くの木に留まっていました。しかし500mmだとノートリミングでこんな距離です。
等倍切り出しで。やはり思ったよりトリミング耐性がありますね。
V3に比べて小さな写りでもトリミングでそこそこ解像してくれますね。
口を開いてくれました。うっすらとローンレンジャーのマスクが見えますので♂さんですかね。
背中を見せてくれました。この後奥の葦の方へ飛んで行きました。
元々、飛びもの用に購入したのですが、観察窓からの撮影ということもあって飛びものはうまく撮れませんでした。という訳で鉄の鳥さんを撮ってみました。飛びものは今後のテスト課題ですね。
という訳で画質的にも、慣れているという面から言ってもまだまだBORGの方に信頼性がおけますが意外とトリミング耐性があったり今後に期待が持てます。早速不具合のファームアップなどが出ていますが、私にはあまり関係ない事象なのでそこはゆっくり対応しようと思います。江ノ島でガチピンが出せる性能だといいのですが。