5月30日の撮り鳥は撮影地をツミさん公園から一転、大磯海岸へ。もちろんお目当はアオバトさんです。
磯辺で遊ぶ家族連れの影響などからアオバトさんとの距離は遠いと予想してNikon1 V3を用意していきました。
構成は BORG90FL+MMF-1+BORG×1.4テレコン+Nikon1 V3の1,890mm仕様。
ミニマイクロフォーカス接眼部のMMF-1は実は昨年のバードフェスティバルの際にB品を購入していたのですが、あまり使用していませんでした。多分、実戦投入としては3度目くらいだと思います。
しかし、使い始めてあまり調子がよろしくなく、すぐにBORG90FL+BORG×1.4テレコン+X-T1の仕様に変えました。MMF-1に慣れていないのもあって、一瞬の滞在からすぐに飛び去ってしまうアオバトさんをうまく捉えられないというのがあったからです。
とりあえずは飛びもの狙いで行きます。アオバトさんならコースも読みやすいしX-T1でもなんとかなります。
ただ、我々も含めてなのですが、人を警戒してかあまり長時間岩の上に滞在してくれません。
岩の上に降りてもなかなかピントが合わせ辛く、すぐに飛び去ってしまいます。
アオバトさんとの距離を気にしてV3を選びましたが、X-T1でも十分に行けますねえ。最初からこの仕様で行けばよかった。ただ、問題が。。。
出発時、最寄駅に着いてから気付いたのですが予備のバッテリーを持ってくるの忘れていました。その上、ツミさんをお腹いっぱい撮ったのでメモリもほぼほぼ使い果たそうとしていました。予備のメモリも持っていなかったんですね。初歩的なミスでX-T1は諦めることになりました(-_-)
V3遠いところではこんな感じ。ISOは200で抑えたのですが露出はオーバー気味。大分コントラストを上げています。V3は近くの物を撮ると凄く解像するんですが、なかなかこの距離では厳しいです。
遥か遠くの沖の方に黒い鳥が飛んでいます。オオミズナギドリさんですね。
こうなるとV3の焦点距離の長さは有利に働くかもしれないです。かなりLightroomで補正しましたがなんとか見られる画になりました。
褒められた画ではありませんが、羽のディティールが
ちゃんと残ってますね。
オオミズナギドリさんは海面を掠めるように飛んでいました。中には片翼が海面に入っていたものもあったと思います。ある程度は海面に潜りながら魚を獲っているようですね。
こうしてみるとV3もそれなりに撮れますね。これも露出に失敗していてかなりLightroomで持ち上げました。
これは飛びものSSで撮ってしまったため真っ黒だったものを起こしました。こうしてみるとV3も適正な補正できちんとピント合えばいい画が撮れそうです。せっかく命の水を飲みに来ているいいシーンなのに(~_~;)
そろそろ磯を離れようかという頃、沖の方がかなり賑やかになっていました。多数のオオミズナギドリが舞っていました。
留まりの良い画が撮りたくて結構粘ったのですが結果はご覧の通り、再戦必至ですね。
という訳で昼過ぎから4時近くまで粘ってしまったので、もう一軒行こうとしていた鳥見の地は諦めました。
慣れということもありますが、MMF-1は個人的には使い易いとは思えませんでした。まあ慣れていないのはバレバレでMMF-1を付けていても気付くとヘリコイドを回していたというのは何度もありました。後、ヘリコイドのようなダイレクトな操作感が無いのもマイナスです。遊びが多く、細かいピント合わせが苦手と言われているBU-1のヘリコイドですが今後もヘリコイドで行こうかなと思いました。勿体ないので、今後も何度かMMF-1もトライしてみようとは思いますけどね。