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2015年10月23日の撮り鳥その2

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10月23日の撮り鳥も第2回目。波の高さにハヤブサさんの飛びものは断念。次の撮り鳥地は横浜市内の公園にしました。ミサゴさんやオシドリさんが入っているとの情報を得ていたからです。

機材は江の島と同じくAF-S 200-500f/5.6E+DfとBORG90FL+X-T1です。

初めての公園ですがまずは観察窓の一つに向かってみます。
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出てるよとの地元の方の声を聞いて観察窓を覗いてみるとお立ち台っぽい木にミサゴさんが留まっていました。ノートリミングでこんな距離。しかしこの写真で想像するよりかなり遠いです。

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ミサゴさんは全部で3羽いるそうです。全部に名前がついているそうです。クロちゃんとか白ちゃんとか。

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このミサゴさんは黒い部分が多いのでクロちゃんかな。葛西の若様などに比べるとアイマスクや胸の模様がかなり黒い気がします。

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ここって普段巡回している猛禽中心のブログさんでも紹介されていたところじゃないかしら。なんとなくこの留まり木には見覚えがあります。

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この後、正面向きで飛び出しそうなモーションを見せたので慌ててカメラをDfに取り替えましたが全くAFが合ってくれずミサゴさんは抜けて行ってしまいました。残念。

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ハクセキレイさんの背中(笑)ミサゴさんは帰ってこないのでフレンドリーなハクセキレイさんに遊んでもらいます。距離を考えたらもう少し解像させたいとこですね。

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最近、絞りを色々弄ったりしていますがやりすぎだと寒色系に振れたりしてしまってなかなか難しい。このハクセキレイさんは動きが少ないので色々試しやすいです。

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おかしいもっと解像するはずだ(^^; ちょっと前ピンなんでしょうね。

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オシドリが出ているとの声で観察窓の脇の茂みの中へ。いましたオシドリさん。

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このオシドリさんエクリプスとのこと。一瞬飛ばれてしまいピント合ってないですがお目当さんに逢えてよかった。

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ミサゴさんは諦めて淡水池と呼ばれる方を覗いてみます。二人のカメラマンさんが撮影中でこのイソシギさんを撮っているのかなと思いましたがカワセミさんのようでした。

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イソシギさんは右へ右へ移動していきましたが、動いているものはブレブレ。

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最後は池の対岸(といっても水路的なとこなのですぐ近く)に移動して茂みの中に隠れてしまいました。

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遠くのカワセミさんを撮って撮り鳥終了です。

前述の猛禽さんブログによるとミサゴさんの出現率は低下しているようです。地元の方が話していましたが海側へ活動場所を移しているとのことで、ちょっと訪問するのが遅かったのかしれないです。

2015年10月23日の撮り鳥

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10月23日の撮り鳥は江の島へ。会社から消化されていない夏季休暇を取得するように指示されて平日撮り鳥となりました。強制ですからしょうがないですね(笑)

もちろん、お目当はハヤブサさんなのですがAF-S 200-500f/5.6Eがどれだけハヤブサさんに有効かというのを試したいというところもあります。

機材はAF-S 200-500f/5.6EとBORG90FL+X-T1。

500mmを2本ってアホですかと思うかもしれませんが、やはり留まりものはBORGで撮りたい。どちらも良い面があって撮り分けたいのです。しかし重い。BORG71FLを使い始めた頃は軽量なシステムなんて言ってましたが、いまや機材だけで6kg近い。ロクヨンの方ってこんな感じかと思いつつ、公共交通機関バーダーとしてはちょっときついです。

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さて、時間的には干潮ですが波が高く磯に降りるのは躊躇します。というわけで暫くイソヒヨドリさんに遊んでもらいます。これは近づいてきた女の人に飛ばされてテトラポットより奥の岩場に降りたイソヒヨドリさん。

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駐車場の方に飛んだりしたけど、また戻ってきてくれました。

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♀さんはあまり出てくれなかった。♂♀共にテトラポットの裏側に隠れて顔だけ出したりするのでなかなか全身を撮らせてもらえませんでした。

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お、♂さんが近くに来てくれた。一頻りイソヒヨドリさんに遊んでもらった後、遠くに見える釣り人を見て意を決して磯に降りることにしました。
ハヤブサさんの営巣する岩場に近づくとキキキキというハヤブサさんの声が聞こえました。いる!

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ハヤブサさんはいつもの高い崖上の木に留まっていました。しかしやはり♀さんのみ。

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まったりしていて飛ぶ様子はなし。

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ちなみにノートリミングでこんな距離でした。♂はやっぱりいないのかなあと思っていた矢先、突如♀が鳴き始めました。

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♂さん、キタ━━゚+.ヽ(≧▽≦)ノ.+゚━━ ッ !!! 狩に行ってたのですね。最初に聞いたキキキキという声は飛び立った時の♀の声だったのかもしれないです。現地では獲物はヒヨドリさんかななどと思っていましが、ハクセキレイさんのようです。そういえば渡るヒヨドリさんはいなかったですね。

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行方不明になって数ヶ月。噂では復活したと聞いていましたが姿を見ることはありませんでした。やっと逢うことができました。

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羽をむしりながらハヤブサさんは夢中で食べていました。なんか変顔。

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こっちを見てる(^^;

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身体を横にしてもまだ食べていました。獲物が小さいせいかお食事時間は割と短かったですね。嗉嚢もあまり膨らんでいません。

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お食事が終わって♂さんはまったり。食べてしまったら当分飛ばないですよね。今日は喧嘩相手のトビの動きも少ないこともありますし。

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精悍ですな。今年は残念なことになってしまったけど、来年は沢山獲物を獲って子育てしてくださいね。獲物がハクセキレイだったことがちょっと不安だけど(^^;

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歌舞伎の見得ポーズで(笑)

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カメラをDfに変えて。2羽を両方入れてみます。焦点距離300mm。こういう時ズームは便利ですね。まだまだ2羽に距離がありますが年末から来年の始めに掛けて距離がぐっと近づいていきます。

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今日は潮の引く時間が短く11時台で100cm超え、かつ波が高いため早目の撤退時期を考えます。定番の撮影場所のこのポール近くも強い波で既に撮影不可。まだ10時過ぎですが撤退を決めました。

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磯から駐車場の方へ戻る途中でイソヒヨドリさん。徐々に距離を詰めてかなり近くまで来ました。ここまで近づくと200-500f/5.6Eもいいですね。

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大きく切り出してみましす。

ハヤブサさんの飛ぶ姿が撮れなくて残念でしたが、久々に♂さんに逢えて良かったです。薄曇りの天候でしたし、飛びものは次の機会に持ち越しということにします。

今日は事前に調べていた潮位から早目の撤退は予想していました。うねりのある2mの波というものがどんなものかも掴めましたので磯に向かう一つの目安も出来ました。まず潮が100cm以下になる時間帯を調べ、うねりのある高い波がある場合は1時間以上早目の撤退を考えた方がいいですね。という訳で次の撮り鳥の地に向かいます。その2に続きます。