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2015年12月12日の撮り鳥その2

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12月の撮り鳥の後篇です。前回の場所から昨シーズン撮影していた場所に変えてみました。ハイイロチュウヒのご帰還を待ちます。

機材はAF-S 200-500f/5.6E+Df。BORG71FLとX-T1はバックパックの重しになっただけでしたね。

昨シーズンの場所で待ちますが、ハイイロチュウヒさんは現れず。堪え性のない私は前回塒入りをみた場所に移動します。自転車で移動中展望台の方から向かってくる1羽の大型の鳥さん!
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近っ( ゚Д゚)その後、塒のある葦原に降りたそうですが、ハイ♀さんだと言うけどノーマルチュウヒさんにも見えます。自転車から飛び降りる様に撮りました。ハイ♀さん(暫定)は頭上を抜けていきました。近いですが条件は逆光、なんとか起こすことに成功しました。

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腰に白い帯はありますけどねえ。ノーマル♀さんでも明瞭ではないですがありますし。やはりワシタカ識別図鑑も買わないとダメですかね。

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今度は正真正銘のハイイロチュウヒ♀さんがやってきました。まだ、日は高い。しかし近くには来てくれませんでした。

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露出も逆光側のチュウヒさんを撮っていたりしたのでオーバー。重ね重ね残念。

そして運命の16:20、日没です。今日も日が暮れる前には帰ってきてくれませんでした;つД`)
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それから10分ほど悠々とお目当てさんは帰ってきました。日没後とは言えアドレナリンは最高潮に。

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ISO1600、SS1/500。前回の反省を踏まえてこの設定です。これなら真っ黒けということはありません。

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この暗さでもそこそこディティールは残っていてくれるようだ。

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前回の訪問時、近くにいらした方から名言をいただいた。その方も先輩から言われた言葉だそうですが。”ハイチュウは塒入りの場所まで確認しろ。”

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お、後方に展望台。

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展望台とハイイロチュウヒさん。

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個人的には写りはアレですがお気に入りの1枚。背打ち風で尾羽の白もよく出ています。

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背面も。

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先ほどの名言が思い起こされます。ハイイロチュウヒさんは前回とほぼ同じ位置に塒入りしようとしています。

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ノイジーですが、良かった目が入りました。

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外れるAFと格闘しながらなんとか撮影します。

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残念ながら葦原に降り立つ瞬間にはピントが合いませんでしたが、撮れてホッとしました。もう1羽が帰ってくるようで、まだまだ待ちの人たちもいましたが今日はここまでとしました。

移動前の場所では日没前に登場したようですが、写真を見せてくれた大砲の方でもかなり小さいサイズでハイイロチュウヒさんは写っており、良い画は撮れなかったでしょうね。今度は日没前に帰ってきてくれることを祈って遊水地を離れました。

2015年12月12日の撮り鳥

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12月12日の撮り鳥は渡良瀬再チャレンジ。もちろんお目当はハイイロチュウヒさんなのですが、お目当さんの登場は午後2時過ぎ。午前中はまだ一度も訪ねたことのない北本自然公園にでもと思いましたが、結局ゆっくり目の出発でダイレクトに渡良瀬遊水地に向かうことにしました。

機材はAF-S 200-500f/5.6E+Df。予備機としてBORG71FLとX-T1を持って行ったのですが使うことはありませんでした。

板倉東洋大前駅に着いたのが11時前、冬鳥を探して谷中湖の方へ向かいます。
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今季初取りのベニマシコさんはこのようなほろ苦い結果に。

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湖の手前の葦原に恥ずかしがり屋のカシラダカさん。近いですが藪から出てくれません。

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折角の今季初♂さんなのに。

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湖を渡りきって公園の方まで来てしまいましたよ。少し遠目のヒドリガモさん。しかし、冬鳥戦線に異常ありというのは本当かも知れない。地元の人らしき方が鳥が少ないと嘆いていた。

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こうなったら水鳥軌跡シリーズだ。V字軌跡のカイツブリさん。

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カンムリカイツブリさんも軌跡を残しながら航行中。

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ヒドリガモさんは雫がたらり。綺麗な円の波紋。

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ヒドリガモ♀さんはサークルの軌跡。

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公園の木にホオジロさん。カシラダカさん、ホオジロさんといったここの代名詞がまだまだ少ない。ただ、前回の訪問時と違い地面に降りて採食する姿も結構見かけるようになってきた。

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観察窓からカイツブリさんドアップ。ノートリミング。昼食をとって再び来た道を戻り塒入りの葦原に向かいます。

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途中の葦原に愛想の良いオオジュリンさん。この子がいなかったら即死だったかもしれない。しかし最初はなかなか全身を見せてくれなかった。

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器用にスルスルと茎を登っていきます。

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オオジュリンさんのお食事は。周りの皮を摘んで。

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ひっぱり剥がす。

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そしてパクリ。しかしこんな皮の部分に栄養あるんでしょうか。まあ、あるから食べているんでしょうけど。

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枝が邪魔だと回り込もうとして飛ばれてしまいました。

さて、こんな感じでハイイロチュウヒさんに期待しつつ塒入りを狙って移動します。と言うわけで次回に続きます。次回は塒入り奮闘編です(笑)