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2015年7月12日の撮り鳥

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7月12日の鳥撮りは遠征に出掛けました。実家に寄るために11日は山梨に日中滞在しましたが夕方には移動して駒ヶ根に泊まり、翌朝の始発で今回の目的地である天龍村に向かいました。お目当はもちろんブッポウソウさんです。
私の中で遠征しても撮りたい鳥はアカショウビン、ライチョウ、そしてこのブッポウソウなのですが、平日はリーマンコスプレで机に向かうサンデーバーダーな私には年中遠征するような余裕はありません。まあ、お小遣いも限られていることですしね。だから今回のような泊まりを含めた遠征は年1、2回でしょうね。という訳で今年の遠征地はこの天龍村になります。

今回の機材はBORG90FL+TC-16A+X-T1(35mm換算 1,200mm)

途中からは二刀流に切り替えた関係で

BORG90FL+BORG ×1.4テレコン+X-T1(35mm換算 1,050mm)

BORG90FL+TC-16A+Nikon Df(35mm換算 640mm)

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最初の写真が巣箱が設置されている村役場です。写真をクリックして拡大してもらえれば見れると思いますが、屋上の真ん中辺りに柱が見えると思いますがその下に巣箱はあります。撮影はご好意で場所を提供していただいている自慶院というお寺さん7:30過ぎに現地に着きましたが既に境内は20人ほどのカメラマンで一杯です。
役場までは約50mとのことですがもう少し距離がある感じですかね。1,200mmノートリミングでこんな感じ。巣箱での給餌や飛び出しを撮るには十分な距離です。写真は留まり物SSですのでブレブレですが(^^;

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ブッポウソウさんはこのアンテナがお気に入りの場所のようで頻繁にここへ留まってくれますが、光的には厳しいですね。綺麗なブッポウソウさんの青が出ません。ISO感度を上げると白っちゃけた画になってしまいますしね。ちょっと八王子某所の高木のオオルリを思い出してちょっぴり不安になります。

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餌の虫を咥えてアンテナに留まる親鳥さん。こんなシーンがよく見られました。雛は既に5羽中3羽が巣立っており、残りの2羽も今日にも巣立とうという状況です。どうやら餌を持って近くにいることで巣立ちを即そうしているようなのです。

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実は数十人もカメラマンがいる中、誰も気づかないうちに1羽が巣立ってしまいました。その1羽かどうかは分かりませんが、親に餌をねだっているようです。

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落ちそうなくらい突っ込みますが。

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親は飛び去ってしまいます。

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こちらは飛びつきシーン。嘴が黄色く太いので成鳥さんですね。

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飛びつきもういっちょ。同じようなシーンばかりですな(汗)

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アンテナに気を取られていると巣箱の方へ給餌にやってきます。慌ててシャッターを押した1枚。なんとか撮れていました。

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巣箱を絞って飛び出し狙い。ISO感度を上げてSSを稼ぎます。成鳥さんが給餌にやって来ました。

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飛び出しにうまくタイミングが合いました。

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しかしなんかピリッとしない画。撮り鳥を終えて帰宅してからですが、よく巡回するBORG使いの方が素晴らしいブッポウソウさんの飛び出しや飛び物の写真をアップされていて愕然としました。腕悪すぎですね、わたくし(-_-)

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SSは1/1600くらいにしているので十分ではないかと思うのですが、なんとなくブレてますね。それがこの後飛び物狙いの71FLで多少改善します。その辺りはこの後に。

という訳で次回に続きます。次回は"色が出ないよ近くの幼鳥さん編"です。この章3回くらいになりますかね。

2015年7月5日の撮り鳥その2

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7月5日の撮り鳥も後半戦。ササゴイさんはドーナツ型の浮島に代わる代わるやって来ます。しかし、成鳥さんばかりですね。幼鳥さんは雨なのでお休みなんでしょうか?

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魚を追いながら一周するササゴイさん、行く手にはカルガモさんがいます。

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様子を伺うように近づいていきますがカルガモさんは全く動じません。

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通してよとばかり嘴を開きますがやはりカルガモさんは動く気が無さそう。こんな時はどうなるかというと。。。それはこの後で。

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こちらは今にも飛び出そうという瞬間。。。ISO感度を上げSSを速くしていましたが、連写モードにするのを忘れていました(-_-)

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遠くのササゴイさんばかり撮っていたので、近くに来てくれたスズメさんを。

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ササゴイの名前の元になったという笹のような羽根の模様がよく分かる1枚。ササゴイさんは同じサギの仲間であるゴイサギさんによく似ていて、さほど鳥に興味のない人には違いが分からないでしょう。ゴイサギさんは目が赤く、ちょっと寂しげな顔。それに比べてササゴイさんは黄色い目で、ちょっぴりユーモラスというか小生意気な顔をしています。

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そして正面顏。

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再び、カルガモさんと最接近。先ほどよりかなり近いです。さて先ほどの続き。こんな時ササゴイさんはどうやって浮島を移動していくのでしょう?

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答えは、横を向いてカルガモさんを安心させつつ。。。

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このように消える術を使います(大ウソ)一瞬にして飛び越えるんですね。ササゴイさんは割とノーモションで飛び出すのでタイミングを掴むのが難しいです。

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公園着いた直後もそうでしたが、池周りの遊歩道に入る草むらにカルガモさん親子がいました。ただし、公園を利用する人がスマホを持って近づいたりするので直ぐに池に入ってしまいます。まあ、仕方のないことですがもう少し気を付けて観察してあげればと思います。

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しかし、凄い勢いてちょこまか動くのでピント合わせもままなりませんでした。

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ピンぼけ連発。まあこれも甘いですがカルガモ雛さんの可愛さに免じてご容赦を。

お昼を跨いで丁度雨の合間に2時間ほど撮影しました。コンディションの割にはまあまあの撮り鳥ができたと思います。なんとか今週も撮り鳥できました。今週末は遠征しようと計画していますが、今の所天候が五分五分な感じです。どうなることでしょうね。