7月5日の撮り鳥も後半戦。ササゴイさんはドーナツ型の浮島に代わる代わるやって来ます。しかし、成鳥さんばかりですね。幼鳥さんは雨なのでお休みなんでしょうか？

魚を追いながら一周するササゴイさん、行く手にはカルガモさんがいます。

様子を伺うように近づいていきますがカルガモさんは全く動じません。

通してよとばかり嘴を開きますがやはりカルガモさんは動く気が無さそう。こんな時はどうなるかというと。。。それはこの後で。

こちらは今にも飛び出そうという瞬間。。。ISO感度を上げSSを速くしていましたが、連写モードにするのを忘れていました(-_-)

遠くのササゴイさんばかり撮っていたので、近くに来てくれたスズメさんを。

ササゴイの名前の元になったという笹のような羽根の模様がよく分かる1枚。ササゴイさんは同じサギの仲間であるゴイサギさんによく似ていて、さほど鳥に興味のない人には違いが分からないでしょう。ゴイサギさんは目が赤く、ちょっと寂しげな顔。それに比べてササゴイさんは黄色い目で、ちょっぴりユーモラスというか小生意気な顔をしています。

そして正面顏。

再び、カルガモさんと最接近。先ほどよりかなり近いです。さて先ほどの続き。こんな時ササゴイさんはどうやって浮島を移動していくのでしょう？

答えは、横を向いてカルガモさんを安心させつつ。。。

このように消える術を使います（大ウソ）一瞬にして飛び越えるんですね。ササゴイさんは割とノーモションで飛び出すのでタイミングを掴むのが難しいです。

公園着いた直後もそうでしたが、池周りの遊歩道に入る草むらにカルガモさん親子がいました。ただし、公園を利用する人がスマホを持って近づいたりするので直ぐに池に入ってしまいます。まあ、仕方のないことですがもう少し気を付けて観察してあげればと思います。

しかし、凄い勢いてちょこまか動くのでピント合わせもままなりませんでした。

ピンぼけ連発。まあこれも甘いですがカルガモ雛さんの可愛さに免じてご容赦を。

お昼を跨いで丁度雨の合間に2時間ほど撮影しました。コンディションの割にはまあまあの撮り鳥ができたと思います。なんとか今週も撮り鳥できました。今週末は遠征しようと計画していますが、今の所天候が五分五分な感じです。どうなることでしょうね。

7月5日の撮り鳥は梅雨の中の一瞬の間隙を狙って浮間公園に行きました。もちろん、お目当はササゴイさん。いつも巡回している達人さんブログでは子育てに忙しい親鳥と舞い踊る幼鳥さんの凄い画像がアップされていましたがすっきりしない天気の中どうなったでしょうね。

機材はBORG90FL+X-T1。ササゴイさんとの距離がありましたので、途中からTC-16Aを入れました。大半がテレコンありで撮っています。

ササゴイさんとは90FL直焦点でこのくらいの距離感。やや遠めです。

ササゴイさんは巣があると思われる木の生い茂った場所ではほとんど姿を見せなくて、この池中央設置されたドーナツ型の浮島のようなものの上で活動していました。

飛び出しを狙ってみましたが、そこそこ撮れたのはこのくらいですかね。留まりものを狙うような低いSSでは、この曇天ではササゴイさんは溶けたようになってしまいます。

この浮島のようなものはササゴイさんにとっては格好の餌場のようでここから頭を突っ込むようにして魚を獲っていました。決定的瞬間を撮れなかったのは残念でしたが。

片羽根を広げて羽繕い。巣があるであるであろう奥の木の生い茂った方に行ってみます。

ササゴイさんは時折、木から木へと飛びますが直ぐに藪の奥へ潜ってしまうので写真にはなりません。そんな中サービス満点だったのがホシゴイさん。

ササゴイさんと同じように藪の中へ潜ってしまうと思いきや、徐々に見えるところに出てくれて杭にまで留まってくれました。

それに比べてササゴイの幼鳥さんは出てくれないですね。ゴイサギの幼鳥であるホシゴイさんはこんなにサービスがいいのに。

中島でもこちらはシート上ではなくて、金網ですかね。バンさんの巣があります。

抱卵中？と思いましたが、お腹の下らから雛が顔を臨かせました。時折、餌をねだるように親の嘴に食いつきます。子育て真っ只中ですね。

首をにゅーと伸ばして。

天候も悪く低調かなと思ったら意外とササゴイさんの撮影枚数も多かったです。他の鳥も撮りましたので次回に続きます。