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2018年6月8日の撮り鳥その5

ハヤブサさん詣での第5回。今回で最終回になります。


親鳥から餌をもらった幼鳥さん。広い崖のくぼみから餌を運び出します。


狭いくぼみに降りてお食事し始めました。これなら♀さんも安心です。


お食事後、親鳥達が営巣する崖上の木に止まりました。なんだかちょっとヨタヨタしてます。


飛び出しですがやっぱりダッシュ力は弱い。


ここから身体を水平にして木を回り込むように背後に抜けていきました。これが撮れたので撤収を決めて一旦機材を仕舞ったのですが。。。

その後♀さんと幼鳥さんが活発に飛び始めました。。。飛行訓練じゃない。。。仕舞ったばかりの機材を取り出しました(^_^;

ここは餌渡しをした崖のくぼみ。♀さんホバリンングをして浮いています。そこへ幼鳥さんが駆けつけてきました。


逃げる♀さん、幼鳥さんは追いかけます。幼鳥さんに背を向けてのヘンテコな餌渡しはこのためだったんですね。同じポーズを取られて幼鳥さんは条件反射で親鳥を追いかけます。


この鬼ごっこが飛翔訓練になるんですね。同じように3回ほどでしょうか。同じくぼみで♀さんはホバリングして、幼鳥さんを引っ張って飛びました。


これがもう少しキリッと撮れていたら。


崖バックで飛ぶ♀さん。


多分、水浴びしてお食事してきたのでしょう。頭が小さく見えますね。


そして幼鳥さん。縦横逆にしたわけではありません(笑)


咆哮しながらの上昇。親鳥の動きをトレースするようにして飛び方を覚えていくんですね。

今度こそ本当の撤収です。結局、もう1羽の幼鳥さんを見ることはありませんでした。ハヤブサさんが巣立ちを経て親元から離れるのは75〜90日程度のようです。ここで見てる限り親離れはもう少し早いような気もしますが、1番子はまだまだ独立できる時期ではなく落ちた可能性は高いと思います。今年は兄弟が飛ぶシーンを見られると思ったのですが残念ですね。親鳥が非情にも追い出しを行う楽園追放の日までまだしばらく時間はあると思います。それまでは生きる術を学んで強くいきて欲しいですね。

2018年6月8日の撮り鳥その4

ハヤブサさん詣でも今回で第4回。でもまだ最終回ではありません(笑)ただ、今回は本日のハイライトである餌渡し編です。遠いため写真の写りは悪いですが興味深いシーンが見られました。


崖裏に潜んでいた幼鳥さんが飛び出してきた。反応が遅れたのもあるけどまともに撮れたのはこれ1枚。


空抜けの飛翔。この後、幼鳥さんは再び対面の高木に。


お出かけ中の♀さんが戻ってきましたよ。しかし、対面の崖上なので遠い。。。


しかし、D850なら大丈夫。ちゃんと写ってますよ。♀さん餌を持っています。


そして幼鳥さんが止まる木へ。


でも、そこはスルー。獲物は羽がしっかり残っているので近々に獲ったもののようですね。♀さん、素嚢が膨らんでいるので狩をして自分もお食事してきたのかもしれません。


幼鳥さんをスルーした♀さん。崖のくぼんだところにやってきました。


降りて、幼鳥さんを迎い入れるのに十分なスペースがあるのに身体を空中に浮かせたまま。獲物には脚
環がついていますね。レース鳩のようです。オーナーさんは気の毒ですがこの時期は大量の餌がいるんです。


雛が巣の中にいる頃は歩いて雛に歩み寄るくらいなのに謎の動きですね。


幼鳥さんが♀さんを追いかけてきましたよ。


この状況でも身体は空中に浮かせたまま。


やっと床面に身体を付けたようですが変な渡し方。


餌渡し成功。


すたこらと飛び去る感じですが。


実はホバリングしながら空中に留まっています。


餌に夢中な幼鳥さんがトビなどの襲撃を受けないための配慮でしょうね。これならトビも近づけません。
そしてこの後、このヘンテコな餌渡しの理由が分かります。次回はついに最終回。カメラ仕舞ったたら飛行訓練始めたよ、また取り出しての飛行訓練編(^_^;です。