3月12日の撮り鳥の第2回。大阪城公園を離れ、今回の本命の営巣する河川敷に。お目当はコミミズクさんでした。到着したのは12時過ぎ。カメラマンさんは私が到着した時点で3名。地元の方らしき方から”一昨日が1羽、昨日が0羽今日は出ないと思う”と言われてしまいました(=_=)バスを予約したのが9日の深夜。その後毎日コミミズクの情報をブログにアップされている方の情報から出が非常に悪くなっていることは知っていました。ある意味賭けであった訳です。でも親切心だと思いますが、さすがに地元の方に言われるとショック。そうは言っても遥々ここまで来たので出ることを信じてカメラをセットします。
機材はBORG90FL+X-T1とAF-S 200-500f/5.6E+D810。
X-T1は止まりもの。D810は飛びものという住み分けです。
女性のコミミズクが飛んでるよの声に右手を見るとコミミズクさんが飛んでいました。後で最初の撮影時間を確認すると13時59分。通常は15時過ぎに飛ぶことが多いようなのでかなり早い時間です。
最初の飛んでいるシーンはぼけぼけ&露出オーバーで大失敗。1日に1回飛んで終わりということもあることなので出なかった場合も残念ですが、唯一のチャンスが失敗だったらそれもショックです。ケアシノスリの時と同じく道端に倒れているところだったでしょうね(゜∀゜)さて、糞をして再び飛びそうです。
設定はハヤブサの時と同じく撮影モードはマニュアル。SS1/1600固定。ISOは上限800のオート、AFはグループAFにしていました。しかし、これがAFが外しまくり。コミミさん自体が草原で保護色になっていることもありますが、背景に引っ張られますし、合っても直ぐにデフォーカス。前半は苦労しました。
しきりに上空を気にしています。苦労して獲った獲物を奪うトビさんでしょうか。
コミミさんの縄張りのポールに止まっていたチョウゲンボウさん。一旦、コミミズクさんに追い出されます。
更にコミミズクさんは追い打ちを掛けます。後ろにぼんやりと見えている影がそうです。残念ながらハヤブサ一族のチョウゲンボウさんも体格差は跳ね返せずコミミズクさんに追い払われてしまいます。
止まりもの。顔に枝が掛かっていますが精悍だったので。やはり猛禽さんですね。
別の個体が縄張りに侵入してきました。こうした小競り合いは4、5回今回は見受られました。
さて、写真も多くなったのでこの辺で。グループAFの歩溜まりが悪く設定をシングルポイントAFに変えてみます。という訳で次回はシングルポイントで更にピントを狙う編(笑)です。