1月3日の鳥撮りは郷里である山梨に帰省したついでに山中湖を訪れました。
一度行きたいと思っていた旭ヶ丘の大洞の水場です。
駅に嫁さんを送り届けて、いざ山中湖へ。現地到着は11:00近くになっていました。
機材はBORG 90FL+X-T1です。水場近くに無許可で駐車して近隣の方とトラブルになっているということで、湖畔の無料駐車場に車を止めて機材を組んで水場に向かいます。
道に迷うというということは無かったのですが、水場への降り方がなかなか分かりませんでした。有名な鳥見の場所なので行き方は探鳥ガイドなどにも書かれているのですが、現地は切り立った崖の下のようなところにあり普通には降りることができません。実際はガイドの目印である道祖神さんの脇を抜けると水場に降りる通路があります。急斜面に木を並べて階段状にしているだけなのでおっかなびっくり降りましたがこの時期は一人では行かないほうがいいかもしれないですね。
1枚目の写真では分かりにくいかもしれませんが、水場にほとんど水がありません。1度は気付かずに通り過ぎてしまいました。戻ったところで初めて水場に気づきましたが、4羽の鳥を飛ばしてしまいました。アトリではなかったかと思います。それから30分程度鳥さんは現れませんでした。
最初に現れたのはルリビタキ♂水場には降りないで元気に木々の間を飛び回ります。
好奇心が強いのか、見知らぬ侵入者を威嚇しているのかもの凄く近くまで寄ってきます。
(最短は2m以内の足元に降りました。)
近くの木にしばらく留まってくれましたので連写。これでノートリです。
等倍で切り出してみました。足はふさふさした羽毛の更に奥から出ているんですね。
水場には降りずに飛び去って行きました。
ビービー鳴きながらやってきたのはヤマガラさん。
どうしても水浴びがしたかったみたいで、しばし木々の間を飛び回った後水場に降りました。
次に現れたのは2羽のアトリです。
アトリさんはしばし同じ木に留まったままでした。
どちらかと言えばアトリさんは水浴びというより餌を探そうとしていたようです。
しかし、急遽何かに驚いたように飛んでいってしまいました。
気がつかないうちにルリビタキ♀が近くの木に留まっていました。
等倍切り出しです。♀は鳴きながら近づいてきた♂に追いかけられて飛び去って行きました。
また、ルリビタキ♂が飛んできました。
等倍切り出し。水場に置かれた木に留まると。。。
木の裏に隠れてしまいました。ルリビタキ温泉は見ることができませんでした(^^;
ひょっこり木に登っていい感じで撮らせてくれました。
もう少し居たかったのですが、帰りの時間もありますしアトリさんやルリビタキさんも十分に撮れたので水場を離れることにします。道祖神にお参りしてまた湖畔に戻ります。
湖畔への帰路の両脇の木々にアトリの群れがいました。
アトリさんは10羽程度の群れを数カ所でみました。かなりの数が入っているようです。
湖畔でコブハクチョウをパシャり。餌まで販売されているので非常に人馴れしています。
湖畔にはヒドリガモ、カルガモ、マガモ、オオバンといった水鳥が。ガンがいたらいいなあなどと思いましたが見つけることは出来ませんでした。
ヒドリガモさんを撮影後、河口湖に向かいましたがやはり同じような水鳥の構成でした。
湖畔から見える富士山を撮影して撮影を終了しました。
短い時間でしたが大洞の水場を確認できて有意義でした。ルリビタキさんやアトリさんもサービス満点でしたし。夏はキビタキなどの夏鳥も来ますし、また来たいと思います。
ただ、今回は貸切状態でしたが冬場一人は危ないかもしれないですね。