【Nokia】【Windows Phone】Lumia 510と620のモックアップ

山根さんにLumia520 510と620のモックアップをいただきましたので、ちょっとご紹介。
型番から分かる通り、520510と620はミッドレンジより下の辺りをカバーするモデル。スペック的には両者似通ったりで、は510はOS7.8、Single-Core CPU 800MHz、256MB RAMと完全に1世代前のスペックです。620については、1.0GHzのDual-Core CPU、512MB RAM、8GB内蔵ストレージなど基本スペックは同一ですWP8以降のスペックです。。発売時期もありますが、むしろ520の方がバッテリ容量(620→1300mA、520→1430mA)や液晶サイズ(620→3.8ich、520→4.0ich)ではスペック的に上にあり、やや下克上な感もあります。


左が620(マゼンタ)、右が520 510(背面カバーは白)です。520 510の方がやや幅広く薄いです。


スペックでは上回る520 510ですが、やっぱりNokiaスマートフォン最低価格帯の端末であり、620に比べると、筐体はやや質感が劣る気がします。


920と比較、これ見るとやっぱり920って大きいですね。ここには明確なハイエンド端末とミッドレンジ以下のモデルの線引きが感じられます。


嘗てのミッドレンジ機710と。710は液晶サイズでは完全に520 510や620に負けています。あっという間に最新デバイスを古びさせるスマートフォンの現状はちょっと恐ろしい感じもしますね。


厚みに関して言えば710は520510や620の敵ではありません。こちらもずいぶんと進化しています。


iPhone5との比較、サイズ的にはiPhone5は520510や620と同じミッドレンジクラスの筐体サイズである事が分かると思います。当然、性能では大きくiPhone5が上回ります。

520510も620も手に収まる扱い易いサイズでカラフルな筐体も相まって、普段使いに良いかもと思わせます。ただし、似たり寄ったりのスペックで筐体デザインでの差別化くらいしかなく、もっと強力な個性も欲しいなと思うのも確かです。今後はCatWalkと呼ばれるデザインに特化したアルミ筐体の薄型モデルや大型カメラセンサーを搭載していると言うEOSなどの噂もありますので、そちらには強い個性を期待したいと思います。

【Windows Phone】【Lumia920】920にアップデートが来た!

まるでMWCに合わせるかの様にLumia920にアップデートが降りてきました。

今回のアップデートはOSの共通的なアップデートとして
 ・Messagingの改善
 ・受話に対するテキストメッセージでの返信
 ・Internet Exploreの改善
 ・Wi-Fiの接続性の改善
また、これらOS独自のアップデートに加え
Nokia独自のアップデートがあり、主にカメラ画質の改善が盛り込まれているとの事、早速アップデートしてカメラ機能を試してみました。


シーサーの置物をマクロで撮ってみました。左がfirm1.0、右が1.1です。(クリックで大きな画像になります。)
ぱっと見、それ程大きな違いは感じませんがPCで等倍に拡大すると違いがある事が分かります。特に鼻の部分のディティールが違います。上が1.0ですが、下の1.1に比べると随分ディティールが甘く、画像が滲んでいるのが分かると思います。



こちらもマクロでみかんを撮ってみました。
1.0の方が白いカビのティティールが良く出ている感じがありますが、よく見ると右側の赤い斑点部分が細かい格子状のノイズが出ているのが分かります。



室内のスナップを撮ってみました。こちらもぱっと見は違いは分かりません。
ただし、あしたのジョーの例の名台詞を拡大してみると、上の1.0はやや粉っぽく点状に成っているのに比べ、下の1.1は色味こそ薄いですがディティールがやや滑らかになっている事が分かります。


アップデートの改善は体感的に大きく変わったと感じるものは無いのですが、カメラ機能は予想通りブラッシュアップされています。
一つ、気付いた大きな違いがあります。LTE接続時の表示は4G→Lに変わりました。
個人的には4Gの方が良かったですが、アップデートでLTEを掴まなくなるような事は無いようでちょっとほっとしています。

【Nokia】【Windows Phone】Lumia520と720が発表

Nokiaが世界最大のモバイルの祭典MWCにおいてLumia520と720を発表しました。
残念ながら存在が噂されている808PureViewと同等の光学センサーを搭載されたハイエンドモデルEOSや新しいアルミ筐体を採用したデザイン重視モデルのCatwalkなどの端末は発表されませんでしたが、WP8以降の700番台を埋めるモデルがついに登場し、500番台のモデルでもWP8搭載と地味ながら確実な進化が見て取れます。
Lumia720は型番からも分かる通りミッドレンジをカバーするモデル。残念ながらLTEはサポートされませんが、カメラ機能には力が入れられており、歴代Nokia最強のf/1.9という明るいレンズ(もちろんカールツァイス)が搭載されています。
今回、PureView冠こそ付けられてはいませんが、670万画素ながらBSIセンサー採用などカメラは良い写りと成るのでは無いかと期待しています。個人的には720と920の関係はNokia全盛時の名機N95とN82の関係を思い起こされるものがあります。
また、4.3インチと言う比較的大型のスクリーンながら重量を128gに抑えたのは頑張ったと思います。512MB RAMでWP8のアプリも問題なく動く事から実はお買い得なモデルではないかと思います。

Lumia520についてはNokiaスマートフォンとしてはローエンドをカバーするモデル。驚いたのはWP8搭載と512MB RAM。完全に上位機種の620を下克上する形と成っており(620も512MB RAMでした。ただし液晶サイズは620の3.8インチに対して520は4インチ)、こちらもお買い得度は高いです。ローエンドの高スペック化は低価格スマートフォンの競争の激しさを感じますし、Nokiaが開発の手を緩めていない事も感じます。

両端末とともに香港、シンガポール、ベトナムで3月中に発売し、第2四半期にはヨーロッパやアフリカ、中国、インド等に投入されます。ここの所、アメリカよりの戦略が重視されてきましたが、まだまだスマートフォンの成長の余地が大きく残されているアジア重視のモデルと言えるかも知れませんね。

この他、最近はタッチパネルモデルが重要視されていたSeries40ですが、ベーシックなキャンディーバーテンキーモデルであるNokia301や最低価格帯のモバイルフォンNokia105などの新興国向けのフィーチャーフォンやモバイルフォンも発表されています。この市場も競争が激しく大変ですが、カラフルな筐体とNokiaらしいデザインでライバル達に負けない戦いが出来るのではと思います。

昨年の印象と比べると端末などは地味な印象が拭えないですが、現在約半年置きに新端末を投入している事を思えば、たまたま派手な端末の発表にうまく当たらなかったのではないかと思います。現在920は毎日持ち歩いて使っていますが、軽さと薄さで720はいいなあなどと思い始めています(笑)

【MISC】謹賀新年 今年ももよろしくお願いします。

昨年は多くの方に大変お世話になりました。
昨年はついにスマートフォンの出荷が半数を超え、普通のものになった年だったと思います。
今年はどんな年になるでしょうか。Nokiaユーザイベントもやりたいなと思います。
それでは、ブログ共々今年もよろしくお願いします。

【Windows Phone】【Lumia920】Wireless Chargerが来た

Lumia920をケーブルレスで充電出来るWireless Charger DT-900が届きました。
既に全てのカラーをコンプしている山根さんのご好意でいただける事に、山根さんに深く感謝です。色は端末色に合わせて白としました。
ご存知の通りDT-900はワイヤレス充電の標準的な規格Qiを採用しています。

パッケージは最近のNokia端末と共通するカラフルなもの。黄色のLumia920が、今回の一押しの色はやはりこれなのね、と言う感じでプリントされています。


パッケージの蓋を止めているシールにはこんな透かしが、開封品と判断可能なものかもしくは偽物防止か。


開けると本体が鎮座するのも端末パッケージと共通。


付属品は極めてシンプル。ACアダプタとケーブル、マニュアル類のみ。


本体上部。滑り止めを意識してか、Lumia端末本体とは違うマットな質感。真ん中の円にはNokiaのロゴがあります。


側面、パナソニックのQi充電器を使ってきましたが、それから考えるとかなり薄くなってます。丁度、モバイルルータを大きくした様な印象です。


背面にはQiやCEなどの表記が。内側に回っている楕円はやはりマットな質感で滑り止めの役割を果たしています。


充電台本体とACアダプタの接続は残念ながら専用ケーブル。細いピンが嘗てのNokia端末用充電ケーブルを思い起こさせますが、今時ですから充電台側はmicroUSBにして欲しかったなと。それだと本体だけ持ち歩いたり、外付けバッテリでの運用も出来たかもしれないですから。


実際に充電してみました。瞬時に充電が開始されてとても小気味良い。パナのQi充電台は充電開始を視覚的に見せる為にブルーの光が移動するアクションがあるため充電開始まで若干のタイムラグがあります。


充電中はLEDランプが点灯します。


パナソニックのQiの充電台との比較。こうしてみるとDT-900がかなりコンパクトである事が分かります。(パナソニックは複数デバイスの充電を想定している面もあります。)

充電時間はやはりケーブル接続時より多く掛かる印象です。パナソニック製Qi充電台がケーブルによるフル充電が2時間程度とすると3時間くらいだったので、同じ様なものでしょう。ただ、それを上回る利便性とガジェットとしての魅力を感じます。

トヨタのアヴァロンにQi充電台が装備されるとの報道もあり、今後スマートフォンの世界でワイヤレス充電が一つのトレンドとなりそうですね。

【Symbian】【E7】Symbianデバイスでウルトラマウスが使えた


週刊アスキーの今週号には特別付録としてゆびきた〜すウルトラマウスが付属しています。これが非常に優れもので、雑誌込みで590円と言うお値段ながら、おおよそ値段からは想像出来ない質感と完成度を持っています。
本体の塗装の質感(プロティン塗装ぽいものでプラスチッキーな感じは皆無。)は良く、ケーブルは絡み難いタイプ、ボタンのクリック感も良好です。唯一、私の個体の問題かもしれませんが、スクロールホールに引っ掛かる所がありますが十分許容範囲であり、全体的な完成度は非常に高いと思います。

このウルトラマウスですがスマフォ対応を詠っています。そこで、登場するのがOTG対応のSymbian^3デバイス。実験にはチルト式キーボードで安定して置いておけるE7を使用しました。


結果は問題なく動作しました。左クリックでショートカットからアプリを起動したり、右クリックはバックキーの役割を果たしてホーム画面に戻ったり、もしくはホーム画面からはメニュー画面(ランチャー画面)に移動します。またスクロールキーはブラウザやGravityで画面上下の画面スクロールが問題なく動作しました。


カーソルが見えるしょうか。実際デスクトップPCの用にカーソルが出現し、ウルトラマウスを操作すれば、ちゃんとデスクトップの様にクリックやスクロールの操作が出来ます。

実用性はともかく、なかなか楽しいです。Symbian^3デバイスを所持されている方は、オーナーの嗜みとしてぜひご入手を(笑)

【Windows Phone】Nokia Windows Phone端末ラッシュ

NokiaのWindows Phone端末発売ラッシュが続いています。
Lumia920、820はもちろんのこと、米最大キャリアのverizon WirelessにはLumia822、同じ米T-MobileにはLumia810とNokiaの北米シフトを裏付ける主要キャリアへの端末提供が続いています。
また、北米と並んでLumiaの最大消費地となるであろう中国に於いてもLumia920、820、920Tの投入が正式発表されました。
特に中国最大キャリア、チャイナモバイルへの920Tの投入は大きくチャイナモバイルの展開する独自3G、TD-SCDMA対応は強力な武器になると思います。

さて、そんな中で山根さんよりLumia820と510のモックをいただきましたのでちょっとご紹介。Lumia920と比べてみました。

こうして並べてみると明確にサイズが違う事が分かりますね。Lumia820は背面がフラットで920より薄く、軽くPureViewを求めないなら画面サイズはやや小さいながら、CPUやRAMは920と同等のためこちらの方が良いかも知れません。
510は型番から分かる様に完全にローエンド、廉価版ですね。OSは7.5(将来的に7.8へアップデート可能)、CPUもシングルコアの800MHzとスペック的には上記2機種よりだいぶ見劣りしますが4インチのスクリーンなど、ついこの間まではハイエンドと言っても良いスペックで十分実用に足ると思います。


特徴的なLive Tileが並ぶ前面に比べると背面はそれぞれ大分印象が異なりますね。

また、そんなこんなの内に新しい端末も発表されています。
Lumia620、型番から分かる通りローエンドからミッドレンジの間に位置する端末ですが、OS8、デュアルコアCPUと十分なスペックを持っています。残念なところはRAMが256MBと言う事くらい。2層のカバーで個性的な外観を演出出来るデュアルショットシェル等、楽しさも忘れていません。2万円そこそこのWP8端末として人気を呼ぶかも知れません。

と言う訳で北米と中国と言うWindows Phoneの最大消費地と目される市場に徐々に端末を送り出せる様になってきました。この勢いを維持しながらシェアを伸ばしていって欲しい所です。

【MISC】クラタスを見てきました

日本科学未来館で行われている「KURATAS」の展示を見てきました。クラタスは四足歩行出来る大型ロボットで、人が搭乗して操作する事も出来ます。正にガンダムの夢を実現してくれる夢のマシンなのです。

事前のアナウンスでは当日動かすデモを行うとの事でしたが、誤って破損中の部品を搬入してしまったため、安全確保の観点で動かすデモは中止したとの事でした。
実際、動く所を見たかったのでその点は残念でした。

クラタスはハードウェア部分を倉田さん、ソフトウェア部分を吉崎さんと言う方が創られているのですが、たまたま吉崎さんにお話を伺う事が出来ました。
OSは汎用性を重視してWindows(リアルタイム性を重視する部分はC+でその上の部分はC#)を採用、巨大ロボものを思わせる操縦桿の他、コクピット内部に設けられたスクリーンをタッチパネル操作したり、HTMLサポートでiPhoneなどから遠隔操作も出来る様にしているそうです。

当日は移動や腕を動かしたりは出来なかったもの、ハッチの開閉やマニュピレータ(指)の動作は行われました。マニュピレータの操作は専用のグローブを嵌めて行っており、指の動きに合わせてクラタスも指を開いたり握ったりしてましたね。

当日は体験試乗も行われており、選ばれたラッキーな人が搭乗する機会を得ていました。自分も申し込めば良かったと後悔。

当日の模様をUstreamTVで放送して、録画を残してあります。よろしかったら見て下さい。

【Windows Phone】【Lumia920】Lumia920にインストールしたアプリ

アプリが無い無いと言われて苦節40年(笑)IS12Tの効果もあってか、Windows Phoneにも日本語アプリケーションが増えてきました。
最近はホームスクリーンをアプリ死蔵コレクションにしないよう、iPhoneさえ必要最小限のアプリしか入れなくなっています。当然、Lumia920もそんな感じですがインストールしたアプリを紹介していきます。

[ユーティリティ・便利アプリ系]
・路線WP
Yahoo!やgooのWeb路線情報を利用した乗り換え案内的アプリ。結果の表示は各サイトのスマフォ版になりますが、元々スマフォ版のレイアウトですから見やすく纏められていて過不足ありません。

・Battery Level for WP8
Windows Phoneでは標準では通知バーの領域にアイコンによるバッテリ残量を表示するだけですが(数値残量は設定から確認。)こちらはLive Tileにバッテリ残量を表示してくれるユーティリティです。
このアプリの肝は早々WP8に対応してくれた事で、1/4Live Tileに対応してくれたため画面レイアウトを圧迫する事無く、最低限の面積で電池残量が確認出来る事。
また、バッテリの使用遷移をグラフとして記録する事も出来、1日、3日、7日と個人的な使い勝手に合わせた記録を取れます。

・Connectivity Shortcuts
通信関係の設定を一纏めにしてLive Tile上に置いておけるユーティリティ。
WiFi、Bluetooth、データ通信、Airplaneモード、位置情報などの設定に飛ぶショートカットが統合されていますので、Live Tileに置かれたアイコンからそれらの設定に簡単にアクセス出来ます。

・WeatherJP
設定した地域(都道府県、エリア)の天気、降水確率、最高・最低気温を本日と明日をメインに表示し、週間予報も表示されます。その他天気概要なども確認する事が出来ます。標準サイズのタイルで本日・明日の天気がコンパクトに確認出来るのでこれも便利。

[PIM]
・CalendarJP (有料:90円)
標準のカレンダーがあまりにも使い辛いので導入。ベストとは言えないけど、まあ月間カレンダーだけでもと思い導入。
月間表示 標準:文字が小さ過ぎて見えない。月間表示をタップ入力で切り替え(最悪)
     CJP:先頭4文字程度だが確認出来る。月間の切り替えは縦スワイプ。
その他、Live Tileの表示がなかなか見やすいです。

[SNS]
・Qwassr for Windows Phone
SymbianやMeeGoでお馴染み。詳しくは以前のレポートを。

・Touch Facebook
Facebookアプリは複数ありますが、その中で最も評価が高かったものを導入。
WebベースでUIも日本語化されている。iOSやAndroidの標準Facebook辺りとほぼ同じ様な使い勝手。

・4th & Mayor
FourSquareアプリ。シンプルなメニュー構成ながら。ロケーションの検索やCheck-in時の他のSNS連携(Facebook & Twitter)や写真貼付などなかなか高機能で使い易い。

[GPS・地図]
・gMaps Pro (有料:180円)
Nokia Mapsがサポート対象地域外(地図DL不可。)Bing Mapがイマイチということで導入。位置情報の取得はもちろん、経路検索や周辺施設の検索、ストリートビューの表示までかなりの高機能です。Windows Phone地図アプリの決定版ですね。

[ゲーム・エンターテイメントその他]
・Sports Tracker
SymbianやMeeGoでもお馴染みのNokia謹製アプリケーション。日々のトレニーングの記録やカロリー消費量、ランニングコースなど記録の累積が簡単に出来ます。
記録用のサーバと連携すれば、他のMeeGoやSymbian端末と記録の共用も出来、複数端末を使い分けても問題ありません。

・Lindy Comics (有料:90円)
マンガビューア。dropboxと連携してコンテンツを導入出来るので非常に便利。表示も奇麗です。ただSwipeによるページ送りにやや難があり、誤操作する事もしばしば。iOSアプリのスムーズさに学んで欲しいところ。920は大画面だけに快適にマンガを読めます。

・Angry Birds STARWAWS (有料:90円)
ネタで買ってみましたが、なかなかハマります(笑)ゲーム的にはスターウォーズになってもパチンコ横スクロールアクションは変わりません。+攻略を探すパズルゲーム的要素ですかね。シンプルだけに熱くなります(笑)

最低限と言いながら、意外と入れてますね。10を超えてました。この位あれば私は基本的に足ります。不満はさすがにカレンダーはもう少し機能が欲しいですね。
一般的に足りないアプリとしては、今だとLINEとかでしょうかLINEはWindows Phone版は公開されていました。後は日本独自の動画サービス、バンダイチャンネルみたいなものですね。期待は噂されるdocomoのWP8参入です、これによって日本語や日本固有サービス対応アプリが急激に増える可能性があります。もう一つ大きなサービスで対応していないのは、最近Amazonの参入などで急激に普及が進み始めた電子書籍です。アメリカ版のKindleは対応していますが日本の書籍は読めない状況です。KinoppyやReaderなども対応して欲しい所です。

印象として半年ほど前に比べても、Windows Phoneの使えるアプリ、日本語対応アプリは増えている様に感じます。皆さんもストアの方で色々なアプリを探してみて下さい。私も良いアプリを見つければ、今後紹介していきたいと思います。

【Windows Phone】【Lumia920】Lumia920レビューその4カメラ編

Lumia920はNokia初のPureView Technologyを搭載したWindows phone端末です。当然PureViewを名乗るだけあってカメラ機能は力の入ったものになっています。ただし、808PureViewに搭載された大型センサーのインパクトに比べると地味な印象は拭えません。920のPureViewは808とどのように違うのかサンプルなどを交えながら紹介していきたいと思います。

・暗所での撮影性能の向上
920がPureViewを名乗る機能の一つとして暗所での撮影性能があります。これはBSI(バックサイドイルミネーション)と呼ばれる光学センサーによって支えられています。従来のCMOSセンサーは配線の取り回しが光を受ける前面になるため光の取り込みが制限される面がありました。BSIは配線の取り回しを背面にしているため、従来に比べて取り入れられる光の量が大きく、f2.0という明るいレンズと併せて暗所での撮影性能を得ています。


夜間の繁華街を撮ってみました。夜間撮影は売りだけあってなかなかです。

夜間の画像も色々Flickrに上げてあります。

昼間の町並みを撮影してみました。こちらもアップしておきます。

近所を撮影してみました。しゃっきりとした絵が撮れます。


ご飯も美味しく撮れます(笑)


接写もNokiaらしくなく、かなり寄れます(笑)
その他、昼の町並みなど色々Flickrに上げてあります。フルサイズの画像が確認出来ます。

・強力な光学手振れ補正機能
こちらも最新のOIS(光学手振れ補正機能)を搭載して、スマートフォンとしてはかなり強力な手振れ補正機能を得ています。その性能は1秒間に500回以上の振動に対して50%以上を補正出来ると言うもの、これが優れた手振れ補正機能を実現させているのです。

光学手振れ補正機能のテスト

テスト動画をYoutubeにアップしてみました。分かり辛いと思いますが、カメラを小ぎざみに揺らしていますが、フォーカスも乱れず動きに追随しています。

Lumia920のカメラをざっくり表現すると、Nokiaらしくちょっと青っぽくシャープで、Nokiaらしく無く接写に強く、暗い所にめちゃめちゃ強いというものです。
サクッと町並みやスナップを撮るのには最適のものだと思います。
PureViewを名乗る事に不満の声もあると思いますが、スマートフォンのカメラとしてかなり良い水準のものであることも確かです。
4,100万画素の超弩級の光学センサと言った派手さはありませんが、新しい光学センサやOISの搭載などで地道に画質向上を行っているのが920のカメラ機能だと思います。

一応、4回に渡ったLumia920のレビューも今回で一旦終了です。
今後はインストールしたサードパーティのアプリなどを紹介していきたいと思います。