カテゴリー : Mobile Phone

【Nokia】【Mobile Phone】低価格にSwipe! S40にSwipeがやってくる。

My Nokia Blogに注目の記事が、Nokia306と呼ばれる端末のマニュアルがリーク。このマニュアルによると、この端末はフルタッチ機で型番からも分かる通りローエンド端末。従来、低価格帯でフルタッチというとSymbian端末になり、S40はキーパッドと併用のタッチ&タイプ端末でした。
N9のUIデザインを主導的に行ったNokiaの工業デザインチームのトップMarko Ahtissariさんは、N9で採用されたSwipeは低価格帯のデバイスに採用されると常々発言してきました。それがついに実現した事になります。
OSについてはS40と考えて間違いないようです。N9のSwipeはメニュー画面とマルチタスク画面、ソーシャルストリームや通知を表示するステータス画面の切り替えですが、こちらのデバイスは完全に違うアプローチ、My Screenと呼ばれるホームスクリーン、apps Screenと呼ばれるアプリケーションラウンチャ画面、そして電話をかけるDialerの3つをSwipeで切り替えて行きます。

Swipeで3つのスクリーンを切り替えます。ダイヤラーが入ってくるのは通話が主要なコンテンツの一つとなるS40ならではかも知れないです。


ステイタスバーがSwipe Downで下がるのはSymbianと同じ。

これはマルチタスクが出来ないシングルタスクのS40だからこそと言えます。マルチタスクが出来ない事からマルチタスク画面はナンセンスであり、複数のアプリから情報を得るステータス画面の様な物も難しいと思います。結局、アプリケーションラウンチャやダイヤラーが現実的な選択だったのかなと思います。
既にAndroidはいわゆる$100スマートフォンの市場に進出しており、これらが強力なライバルになると思われます。デザイン面や質感の点で有利な面もありますが、機能的にはJavaアプリしか動かない点やシングルタスクによる使い勝手の悪さなど不利な点が存在するのも否定出来ません。
それを解消するのが、現在開発中のLinuxベースの携帯電話ではないかと思います。Swipeの入門機である306の様な端末を利用しながら、将来はLinuxベースの端末、噂されているMeltemiに移行させて行く、そうした架け橋の役目を果たしているのかもしれません。そう言う意味で、この端末は低価格帯向けとは言え注目すべきなのかもしれません。

【Mobile Phone】【Asha303】KKJConvが対応、SMSも

Asha303ですが、コピペ画面への新規追加が出来ないとの要望に作者のコザックさんが答えてくれました。これでQWERTYキーボードが有効に利用でき、Ashaの利便性も上がります。

コピペ画面ここに日本語を出せなかったんですね。

SMSの送信。こんなエラーが出て保存フォルダの設定を求められますが、無視して

こんな風に強引に電話番号入力の画面を出して、電話番号を入れて送信。日本語SMSが送れました。

残念ながら、SMSが送れたのは某白い犬のところでした。渡辺謙の方はSymbianでお馴染みの期間の設定が見つかりませんでした。前はあったようなのですが。
という訳で、KKJConvが対応してくれたお陰でAshaにも実用性が出てきました。コピペ機能を使って、Webからdabr経由でtwitterに書き込みも出来ました。
ま、高度な事は出来ないし、その気を起こさせるデバイスではありませんが、通話機としてなら結構いいかもしれないですね。
コザックさんに深く感謝!