アーカイブ : 2013年 7月

【OFF Meeting】Nokia Con in Japan 2013レポート

Nokiaファンのための祭典、CBNJ改めNokia Con in Japan 2013を今年もスマートデバイス寄り合い幹事団の手で開催することが出来ました。
昨日の終了報告でも書きましたが、関係者の皆様とスタッフの協力によるものだと思います。ここで、再度お礼の言葉を述べたいと思います。

さて、イベントの方ですが、予定通り滞りなく行われましたので、当日の様子をレポートします。

・タッチ&トライ
今回はEXPANSYS Japanさんの協力を得て沢山のデモ機を用意することが出来ました。
デモ機の内容は
Lumia925
Lumia920
Lumia820
Lumia800(スタッフ個人所有物)
Lumia720
Lumia620
Lumia520
Asha501(山根さん個人所有物)
Asha311(スタッフ個人所有物)
Asha301(スタッフ個人所有物)
Qi充電器(充電デモを行いました:スタッフ個人所有)

前回は、入場から行うタッチ&トライでは慣れないせいもあってか、人もまばらで、講演を挟んでやっと会場が温まったのか、休憩中のタッチ&トライでやっと人が集まってきた感がありました。
しかし、今回は2、3回目の参加者もいて慣れているせいか、最初から盛況でした。
やはり人気は最新機種の925ですが、N9所有者が多いこともありAsha501も人気、また620やAsha311など小型の端末も人気を集めていました。

開会の挨拶や会場使用の注意点を挟んで各スピーカによる講演が行われました。

・Nokiaの戦略と展望(講演者:ピードラ)

最初の講演は不肖私ピードラが努めさせていただきました。
内容的には、Nokiaは2011.2月の金融イベントで発表された戦略を現在も実行中ですが、それがどの様に変わったか(変わってないか)。
また現状でのNokiaの抱える問題点を、スマートデバイスの販売量が思うように上がっていかないという点で述べさせてもらいました。
それに対しての今後の展望として、Nokiaは自らの強みを活かして行くと言う点で
①知的財産・パテント
②基地局事業
③地図・位置情報サービス
④イメージング技術
⑤新しいスマートデバイス
の5点について持論を展開させてもらいました。

お約束の”最後にもう一つ”をやりましたが、予想以上の効果を生みました

その内容はこちらに動画があります。山根さんの動きに注目してください(笑)

・第3のスマホOS” Windows Phone 8を振り返る
(講演者:Windows Phoneジャーナリスト 山口 健太さん)

Nokiaスマートデバイスの長ヨー・ハロー女史の衝撃のバスケコスプレからスタートした山口さんの講演はこれまでのイベントに見るWindows Phone8の流れを追っていきます。
山口さんが実際に参加された海外の展示会や開発者会議などの様子が紹介されました。
本題は日本への導入の状況はどうなんだろう?ということでしたが、マイクロソフト自体もありきたりの解答しかしてくれないで解答をテンプレ化、もしくは広報からは「マイクロソフトには他の製品もあるので、そちらを取材されたらどうでしょう?」というつれない返事だそうです。
最大のキーマンと言えるキャリアの新モデル発表会においても、質疑応答で選ばれなくなっている。(非常に大人の事情と言うか、当てられる人は◯来レース。)
Nokiaの発表会でも、会場のキャパシティの関係で入場を断られるなどWindows Phone絡みでは日本冷遇の感がありそうです。
という訳で日本に於けるWindows Phoneの状況はなかなか厳しいのですが、突然今年の2月思いがけないブームがやって来たとの事。
それが今回のテーマでもある”第3のOS”です。
ただ、話題はFireFoxOSやTizenに行ってしまうのですが実績に関しては間違いなくWindows Phoneとなり、世界ではiPhoneを上回って第2のOSの地位を占めている場所もあるとの事でした。
そして某キャリアのマーケティングに引っ掛けてですが、Windows Phoneのツートップ(笑)
山口さんが選んだのはLumia1020と520。520?と思われる方もいると思いますが、さすがの山口さんの引きの強さ、この後この選定が大きな意味を持ちます。
最後は今後のWindows Phoneのトレンドと言う事でクアッドコアやFull HDなどの高解像度、ハイエンドmini端末、ファブレット、Windowsアプリとの統合などの予想を述べられました。
そして来年は日本にNokiaが来る様に”Nokia 来る in Japan 2014″を期待したいと言う事で見事に締められていました。

・EXPANSYS Japanよりおしらせ(増田さん)

今回、海外携帯の通販ショップとして有名なEXPANSYS Japanさんより、ジャンケン大会向けの商品ととタッチ&トライ向けの端末をご提供いただきました。
ご担当である増田さんよりお知らせをいただきましたが、EXPANSYSとしては非常にLumiaシリーズの販売に力を入れており、Lumiaを盛り上げていきたいとの事。
Lumia1020についても1〜2週間以内に発売予定があり、月曜日限定特別商品という事で最新機種を特別価格でSALEしているので、ぜひ活用して欲しいとの事です。
こちらのお知らせはニュースレターでも行われるので登録すると良いかも知れません。

さて、休憩をはさんで山根さんの講演になりますが、休憩中に行われたタッチ&トライも非常に盛況でした。

・世界の中のNokia(携帯電話研究家 山根 康宏さん)

Nokiaの販売台数が減っているというが、元々Nokiaの販売台数はフィーチャーフォンが支えており、昨年はスマートフォンの販売量が大きく落ちたがSymbianの売り上げが落ちためであるとの事。現在ではWindows Phoneのみで販売が上向き始めており、意外と悪く無い状況である。特にSumsungとAppleが圧倒的に強いが、他のトップファイブLG、Lenobo、ZTEは四半期1,000万台前後であり、十分射程圏内にあります。
その辺りを踏まえて、各メーカの状況を詳しく解説されました。
後は世界の展示会を回った時などの各国のNokiaの状況など、意外とヨーロッパは頑張っているが台湾やマレーシアなどアジアの落ち込みが酷いとの事。この辺りのてこ入れが今後の復活の鍵になりそうですね。
まずはNokiaが上向く為にはWindows Phone自体が魅力的なプラットフォームになること、Nokiaだけでなく他のメーカからも魅力的な端末出る事と言われてました。
日本はどうかと言えばLumiaを使うのは厳しいものがあるが、そこは”愛”でカバーする、もしくはAndroidやiPhone、2台持ちでカバーすれば良いと持論を展開。
やはりNokiaを支えていくのは”愛”が一番大事なんでしょうね。

・フリートーキング

講演者3名に、ライターの中山さんを加えて、参加者の質問を中心にフリートーキングが行われました。Windows Phoneの日本導入の可能性や8.1の動向、FOMAプラスエリアの対応の可能性などセッ居的な意見交換がなされました。

各講演とフリートーキングについてはこちらにUstreamTVの録画があります。

第一部はここで終了しましたが、第2部はお待ちかねのジャンケン大会です。
今回はEXPANSYSさんの協力もあって、嘗て無い豪華な賞品となりました。
その商品の一部をご紹介
EXPANSYS Japanさんより
Nokia Lumia 520
Nokia Purity In-Ear Stereo Headset by Monster (Cyan)
Nokia Fatboy Wireless Charging Pillow for Lumia Series (Black, EU, DT-901)
Nokia BH-109 Bluetooth Headset (UK, Black)
Nokia Luna Bluetooth Headset (EU, Blue)

某Japanより
N900
N810
Noia7600 ×2台
N76 ×1台
6300×2台
7250×1台
3650×1台
デジタルペン×1

@aomaruさんより
N95 SBM版


Lumia520をゲットしたラッキーな参加者さん。520は山口さんの押すツートップ端末でもありますね。

これだけの商品があったら盛り上がらない訳は無く、大盛況のうちに終了しました。

今回は参加者の皆さんより楽しかったとのお言葉を多数いただきました。主催したスタッフの立場としても非常に喜ばしいですし、会場を無償でお貸しいただいたアスキーメディアワークスさん、沢山の商品や端末を提供くださったEXPANSYS Japanさんにも感謝の気持ちで一杯です。

参加された皆様、運営を支えたくれたスタッフの皆さん本当にお疲れさまでした。

おまけとして、2次会の写真を載せておきます。一応、モザイクフリーOKの確約はいただいております。

【OFF Meeting】Nokia Con in Japan 2013終了しました。

Nokia Con in Japan 2013は無事終了しました。
参加者からの楽しかったの言葉も多く、スタッフ一同開催して良かったと安堵いたしました。
毎回、無償で会場をお貸しいただくアスキー・メディアワークスさん、沢山の商品やタッチ&トライの端末をご提供いただいたEXPANSYS JAPANさん、準備や当日の運営に駆けずり回ってくれたスタッフ、こうした様々な方の協力を得てイベントは成功裏に終わりました。
この場を借りて、感謝の言葉を述べたいと思います。
それでは、講演等の詳しいレポートは後日紹介したいと思います。
参加された皆様、お疲れ様でした。

【Windows Phone】【Lumia1020】PureView 41Mピクセルセンサーを搭載したLumia1020が発表


かねてからの噂通り、コードネームEOS、Lumia1020が”Zoom Reinvented”と謳われたニューヨークでのイベントで発表されました。

PureViewを最初に名乗って登場した808PureViewと同じく、41Mピクセルという驚異の高画素センサーを搭載する端末で、PureView technologyと呼ばれる画像圧縮技術で優れた画像を生み出します。今回はオーバーサンプリングによる優れた画像圧縮技術に加えて、Lumia920でもお馴染みの背面照射型センサー化による優れた夜間撮影や手振れ補正機能なども搭載してきました。PureView技術の集大成とも言える端末だと思います。


そして、それを支えるのがNokia Pro Cameraという新しいソフトウェアです。標準のカメラアプリを大きく上回る機能を持ち、サークル状のUIを操作しながら、ホワイトバランスやISO、シャッタースピードなどの設定変更が可能になります。

また、今回からはDual shotという機能も搭載され、フル解像度の画像と5Mピクセルの画像の両方を一度に撮影出来る様になりました。今まではフル解像度の38Mピクセルの画像はどちらかというとノーコントロールで不満がありましたが、今度はNokiaとしても自信があるのでしょう、ここは期待出来ます。


こんなデモも行われました。暗闇の中で両手にLumiaを持った二人。撮影画像を見ると1020の文字が浮かび上がるました。シャッタースピードを調整出来、暗所に強い1020ならではです。


ワイヤレス充電のQiに関してはLumia925と同じく、専用カバー装着にて可能になります。今回は大型センサー搭載ながら、かなり頑張って920並みの薄さや158gという予想を遥かに上回る軽量化を果たしてきましたので、いたしかないことと思います。


そして、こんなアクセサリーもNokia Camera Grip。撮影時に持ち易くするとともに、内蔵のバッテリにより撮影時間の延長を行います。808PVの時も多くの枚数の撮影を行うとかなりのバッテリを消費しましたので、撮影をアシストするこのアクセサリーは欲しい。

その他、開発者がイメージングアプリを作り易くするSDKの提供や


Nokiaのアメリカイベントでは恒例のAT&TのCEO登場でパートナーシップの強固ぶりをアピールするなど、北米に注力するNokiaの現状が垣間見えます。
尚、AT&Tが独占先攻販売を今月26日より開始し、価格は2年契約で$299、今四半期には中国と主要なヨーロッパのマーケットで発売されるとの事です。

スペックは下記
OS:Windows Phone 8
ネットワーク:GSM 850/900/1800/1900 MHz
WCDMA: 2100/1900/850/900 MHz
LTE :Band 1, 3, 7, 20, 8
メモリ:2GB RAM, 32GB内蔵ストレージ, 7GB Skydriveクラウドストレージ
ディスプレイ:4.5インチ有機EL WXGA (1280 x 768) ゴリラガラス, PureMotion HD+ ClearBlack
CPU:1.5GHzデュアルコア Snapdragon
カメラ:PureView 手振れ補正付き(OIS)41 MP光学センサー, 背面照射型センサー, 6×光学レンズ, 高解像度ズーム3x, オートフォーカス, キセノンフラッシュ, ビデオ用LED fライト, 1080Pビデオ30fps,Nokia Pro Cameraモードと Nokia Smart Camera モードを含む
第2カメラ:HD 広角1.2メガピクセル
サイズ:130.4 x 71.4 x 10.4 mm
重量:158g
インターフェイス類:USB 2.0, BT 3.0, NFC, WLAN a/b/g/n, A-GPS, 3.5 mm オーディオコネクタ
バッテリ:2000 mAh battery, Wireless Charging supported via accessory cover
ボディカラー:イエロー,ホワイト,ブラック

Lumia1020は808PureViewで感じていた不満点をかなりの面で改善して来た後継機種と言えます。重さや厚みなど筐体の不満点、WindowsPhone採用ということでSNSやクラウドサービスへの対応強化、PureViewに相応しいカメラUIやソフトウェア、優れた夜間撮影機能や手振れ補正機能など非常に強力なアップデートです。
初めてオーバーサンプリングテクノロジーを搭載するPureView端末を買う人も、既に808PVを持つユーザも満足出来るものと思います。
Lumia925を買いましたが、非常に欲しくなりました。困った(笑)

【OFF Meeting】【Nokia】Nokiaユーザイベント”(仮称)Nokia Con in Japan”のお知らせ


今年もやります。Nokiaファンの為のイベントCBNJ改めNokia Con in Japan.(現在は仮称です。)
スマートデバイス寄り合い幹事団が主催します。

開催日時:7月28日(日) 13:00〜17:00
参加費 :無料
場所  :アスキー会議室
     千代田区富士見一丁目8番19号 角川第3本社ビル

参加申し込みは下記から
http://www.zusaar.com/event/886007

Nokiaファンが1日楽しく遊べるをコンセプトに、スタッフ一同準備を進めています。
海外携帯情報の第一人者、携帯電話研究家山根康宏さんや、最近はジャーナリストとしても活躍されている、ななふぉ管理人の山口健太さんの講演など盛りだくさん。
当日はタッチ&トライでNokiaの最新Windows phone端末Lumia925に触れてみたり、ジャンケン大会で多くのNokiaグッズをゲット出来るよう沢山の商品を用意しています。
Nokiaファンの皆様の登録をお待ちしております。ぜひご参加を。

随時、こちらのブログでもイベント内容や細かいスケジュールなどを公開していこうと思います。

【Windows Phone】【Lumia925】Lumia925のハードリセット

本当にあった恐い話(笑)と言う事で、本日Lumia925が起動しないと言う事態に陥りました。正確には気が付くと端末が起動しておらず、電源ボタンを押しても全く反応がないと言うものでした。
Lumia920では、ハードリセットはボリュームキーダウン+電源ボタン+カメラキーでしたが、925からは変更になりました。

ボリュームキーダウン+電源ボタンを10〜15秒長押し

この長押しが分からなくて、端末が死んだと思いました。本当に焦った(^^;

尚、ソフトリセットは今までと同じく
工場出荷状態に戻す方法でした。
設定>情報>電話のリセット
から

【一般消費者が知ってはいけないハードリセット】
※ご利用は計画的に。。。
1.電源ボタンON
2.バイブレーションしたら、ボリュームキー下長押し
3.”!”マークが画面に表示される。
4.ボリュームキー上
5.ボリュームキー下
6.電源ボタン
7.ボリュームキー下
端末が再起動してリセット完了。

と言う訳で、壊れたと焦らずにリセットを実行しましょう。←思わずtwitterにつぶやいた奴。