【Windows Phone】【Lumia930】Lumia930フォトレビュー
Nokiaの最新フラグシップ端末Lumia930をEXPANSYSさんよりお借りする事が出来ましたので恒例のフォトレビューをお送りします。
Lumia930はMicrosoft買収完了以降に登場した端末で、Nokiaブランドが付けられていますがMicrosoft製の初のフラグシップスマートフォンとも言えます。これが端末デザインにどのような影響を与えているかにも注目しながらレポートして行きたいと思います。
全体を見回した印象としては側面に金属のモールディングがなされていてLumia925の発展系と言う印象があります。実際に手にしてみる前は金属モールが施された元祖と言うべきiPhoneの影響も感じられてちょっと嫌な感じもしましたが、実際はiPhoneは緻密で繊細、Lumia930はシンプルですが伝統的に頑丈という良点を踏襲している気がします。ふと思ったのはこれは実はSurfaceとの関連でこの様なデザインになったのではという事。たしかに金属製のフラットでシンプルなデザインはSurfaceを連想させます。単純に金属モールの施されたLumia925の後継機種というだけではなく、Lumia800のポリカーボネートユニボディ登場からそろそろ2年、Microsoft買収以降のハイエンド端末に新たなデザイン手法を取り入れようとしているのかも知れません。
上部を見てみます。真ん中に3.5Φステレオヘッドフォンジャック、それとnanoSIMスロットがあります。
右側面です。Nokiaスマートフォンのお馴染みの配置、左からカメラシャッターボタン、電源ボタン、ボリュームキーがあります。
側面の金属モールはiPhoneに質感は劣りますが、逆に傷つき難く丈夫な印象。
ボタンも適度なクリック感があってなかなか良い感じです。
ベゼル部分を細く取ったからでしょうかNOKIAロゴは右端に寄っています。
スクリーン下部にはバックキー、Windowsボタン、検索ボタンが配置。タッチセンサーが採用されています。
背面を見てます。左下の溝はスピーカ、カメラレンズ及びLEDフラッシュが配置されています。NOKIAロゴは真ん中に配置されています。仕上げはマットな塗装ですが触った感じは滑らかで持った感触は非常に良いです。
カメラはPureView 20Mピクセル、レンズはもちろんカールツアイスです。性能的にはLumia1520と同等と思われますがレンズ廻りの保護ガラスについては1520の方が圧倒的に大きいです。カメラの写りに関しては今後レポートしようと思います。
nanoSIMトレイを引き出してみました。トレイと金属モール部分の隙間に爪を掛けて引き出します。トレイは筐体から適度な強さでホールドされてますので簡単に外れることはありません。
実は背面はフラットではありません。最も厚みのあるカメラ部分を飛び出させたくなかったからでしょうか?実際には金属モールより若干盛り上がっており、端部にいくにしたがって絞り込まれるなっています。
Lumia925と。925の丸みを帯びたデザインから930のフラットな金属モールに変更されている事が分かると思います
Lumia925と共に上方から撮ってみました。925は4.5インチ、930は 5インチと筐体930の方が一回り大きいです。
iPhone5はハイエンドで最も小さいスマートフォンの一つですからこれは大きく差が出ます。
Lumia930はフラグシップらしく良い質感であると同時に今回のホワイトは落ち着いた雰囲気でビジネスの場でも活躍出来そうです。その辺りもSurfaceとのデザイン的類似性を含めPCやタブレットのパートナーとして意識されているのかも知れません。
それではこの後はカメラ等のレポートを続けていこうとおもいます。