アーカイブ : 2010年 7月

【MeeGo】NOKIAのMeeGoデバイスがリークしたが。。。

すぐにリンク先が消されてしまいました。
ただスペックに関してはいろいろなところで見ることが出来ます。

■MeeGo OS
■800 MHz Dual-Core Qualcomm processor
■1GB RAM (1GB physical versus 256MB physical + 768MB virtual in the N900)
■8MP camera, Carl Zeiss Optics, Dual LED flash
■720p HD Video Recording & Playback
■4.0″ AMOLED capacitive touchscreen, 800 x 480 pixels
■4-Row Hardware QWERTY keyboard
■17mm thin (a little under twice as thick as the Apple iPhone 4).


NX0


名前はNOKIA NX0との事ですが、Xが入っていることから開発ナンバーっぽいですね。
噂されるN9では無いかと思われますが、確かなことは分かりません。
今年中に発売という噂が本当だとすると、MeeGo Handset UXは無いと思われます。前にもエントリで書きましたがHandset UXはまだまだ開発途上で今年中に製品が出るとは思えないからです。実際はNOKIAが開発を行ってきたMaemo6が搭載されるのでないかと思いますが、戦略的にMeeGoを名乗ることは十分考えられると思います。
スペックはこの位やってほしいなあと思えるものばかり。Dual-Core Processorあたりは怪しいですが、4インチの有機ELや8MピクセルのカメラはNOKIAのフラッグシップとしてこの位やってくれないと困るというものです。
注目なのはRAMで1GBのRAM搭載は熱望するところですね。N900で常に感じるのがRAMの不足、たくさんのアプリケーションを同時に起動できるのはいいのですがどんどん操作が重くなってくるのは残念なポイントです。
サイズ的には大きくなるというか、4インチ液晶ということでN810のサイズに戻る感じですね。バッテリサイズ的にも有利に働くでしょうから(N900はいかんせんバッテリサイズが小さ過ぎた。)弱点である電池の持ちも改善されるだろうと期待しています。
厚みがiPhoneの2倍よりやや薄いとか、4段フルキーボードとか妙に信憑性のある感じもするのですがGeekの希望的観測という気がしないでもなく真実のところは謎といったところでしょうか。
個人的にはこのスペックにはもの凄く惹かれるものがあり、このまんまのスペックで出てくれたら最高だろうなあと思います。まあ期待してN900の後継機種の登場を待ちたいと思います。

【OFF Meeting】秋葉で迎撃オフ会

もう先週の木曜日になりますが某師匠の一時帰国に合わせて秋葉原で迎撃宴会を行いました。その時楽しげなガジェットがいくつか登場しましたのでご紹介。

天ぷら(X10 mini pro=てんぷろみに=てんぷら)の名称で人気の高いX10 mini proとX10 miniを模したパッケージ入りのメントス。香港で限定的に発売されたようです。

最近は大スクリーン、薄型という事でギミック性が少し損なわれた感のあるスマートフォンただしこれは別。

それちゃう逆と思わず言ってしまう変態っぷり。Motorola Backflip、Androidに注力して絶好調のMotorolaのミドルエンド端末。
下手物と思いきやなかなか扱い易く実用的。ただし、液晶背面にあるポインティングデバイス(タッチパッド)は意味不明。液晶画面をタッチ操作した方が早いんじゃないでしょうか(笑)

○ょきっとさんあらためもっこりさん(爆:本人談)はMotorola Flipout(画面が回転してキーボードが出る)を持ってにっこり。
ご本人もゲットしたばかりのMotorola XT701を持って登場。

microSIMスロットを持つデバイスで通常SIMが使える様にするアダプタ。なんとSIMを台紙から切り離さなくても使用可能。
実際はSIMを販売する人が台紙から切り離さないで開通を行うためのもののようですが。怪し過ぎます(笑)

今回の飲み会の為、仕込んだネタがこれ。5色のNOKIA N8。発売前なので当然モックですが。こんなことしてるのは日本でここだけでしょうね。

星形に配置。かってのキャンディカラーのiMacを思い起こしますね。Sony Ericsson X10 miniといいカラバリが一つの流行でしょうか。モノトーンなiPhoneと対照的です。

これは何?(笑)デカバ装着のPocketWiFi奥の標準バッテリ搭載機との大きさの違いが分かると思います。

他にもいろいろあったのですがこの辺で。いつもに増してマニアックな端末が多く集まったオフ会だった気がします。

【S60】【Vivaz Pro】RoadSyncでプッシュメール

ガジェット好きの皆さんの間でXPERIA X10 mini proが人気になってます。コンパクトでフルキーボード付き、Androidで日本語化し易いという事があるんでしょうね。ソニエリを応援してきた(まグローバル機ですけど)私としては嬉しい限りです。X10 mini pro買わないのかの声がありますが当面は我慢します。いつか我慢できなくなってぽちっちゃうかもしれませんが。。。
で本題ですが題名通りプッシュメールをVivaz Proでどうしようかという話ですね。今までNokia端末を使っていたときはNokia Messagingを使っていました。というか現在もN900で利用していて元気にメールをプッシュしてくれます。当然S60機と言えどNokiaのサービスはVivazで使えませんので他の方法を考えなくてはなりません。そこでRoadSyncという訳です。
RoadSyncはVivaz Proにはプリインストールされていて無料で利用することが出来ます。当然、体験版などでは無く無料版です。

設定は簡単。。。という訳にはいきません( 汗)単に使うというなら設定する項目は多くありませんが、すんなり1回で設定出来ません。私はGMailを設定しましたがそれがいけなかったのかもしれません。

ここに辿り着くのが大変。何度かトライしてこの形になりました。
User name:GMailのメールアドレス
Password:GMailのパスワード
Server name:m.google.com
Domain:none
Use SSL:Yes
Access Point:任意のアクセスポイント(メニューから後からでも変更出来ます。)

プッシュの間隔やオフピークの設定ですね。なぜかプッシュはこけてしまうので5分間隔にしました。

メールの設定。突然、メールがプッシュされなくなってメールのフォーマットをPlain textにしたら再びプッシュを始めました。うーん、よく分かりませんがHTMLのメールが見れないのを不便に思う事も有ります。

カレンダーのSyncをONにしてGoogleCalendarと同期しています。N900、iPhone4ともカレンダーを共有出来ています。

ContactsはGMailと同期するとぐだぐだになってしまうのでしていませんが、メールとカレンダーの同期が出来るだけでかなり便利に使う事が出来ます。実はX10 mini proにもRoadSyncは含まれていて、これ以外にも共通のアプリケーションが含まれていました。もっともGMailとのシンクならAndroidならわざわざアプリを使用する必要は無いと思いますけど。

という訳でNokia Messagingが無くてもVivazにはRoadSyncが有るという事で。

【MeeGo】【N900】MeeGo for Netbookをアップデート

前のエントリと地続きです(笑)MeeGoはIntelがNetbookなどの比較的低性能向けやモバイルデバイス向けに展開していたMoblinとNokiaがInternetTabletOSとして展開していたMaemoを戦略的に統合したOSです。
docomoデータ通信契約でポータブルWiFiを狙わなかったのは、i-mo(E5830)を所有していることもありますが、MeeGoインストールをしたいが為にNetbookが欲しかった事にによります。
で、最初のバージョンを苦労しながらもインストールした訳ですが軽快な操作感に関心しながらもブラウザのChromeが操作を受け付けなくなったり、あくまでもべータ版だなという気がしていました。
で、今回のアップデートで色々バグフィックスがあったようでChromeで操作不能になる事も修正されています。
私の設定が悪いのかGoogleカレンダーとの同期がうまく出来ませんがWebやtwitter(Qwassr利用)といった処では特に大きな問題はありません。
実は携帯電話向けのHandsetUXも公開されているのですが、N900で動いているのを見させていただきましたが実用にはほど遠く、まだまだこれからのものという感じです。(正直α版にもなってないという印象)

某氏がN900にインストールしたものを見せてもらいましたがmicroSDからしかブートできず(容量的に内蔵メモリにインストールできない。)アプリケーションの起動にもかなりの時間がかかり、現状ではアルファにも満たないと言う感じです。10月とアナウンスされた1.1が実用的なものになるのではと思っています。

下のエントリで紹介したN9がMeeGo HandsetUXを搭載してくることは年内のリリースと言うことから(あくまでも噂)、Maemo6搭載であることをこれで確信した訳ですが今後MaemoとMeeGoがどのように統合されるのかも含めてMeeGoに注目していきたいと思います。

【S60】【MeeGo】チャレンジャーとして挑むNOKIA

NOKIAが元気がないそう言われて久しいし、実際そう感じている方も多いと思います。NOKIAにかなり熱心なユーザからさえも最近は欲しい端末が無いという言葉を聞いたりします。
ただし、現在もNOKIAは業界の断トツの世界チャンピオンであり、スマートフォンのトップシェアメーカです。ただこの座を脅かすライバル達が背後に迫っており、予断を許さない状況になっていることはNOKIA自身がよく分かっている事です。
その中で最近リークされた二つの出来事があります。一つは将来の製品出荷計画です。ミドルエンドからハイエンドまでをカバーすると思われるその出荷計画はアルファベット1文字+数字1文字という形で将来の製品ヒエラルキーを示しています。

そしてその頂点に立つのがN9、NOKIAのフラグシップを担うハイエンド端末です。N9はOSにMeeGo/Maemoが採用される事が噂されており、MeeGo/MaemoはNOKIAの中でも別格の扱いを受けるハイエンドの端末に採用ています。
また、それを受ける形で近々出荷が予想されるハイエンド端末N8が最後のSymbianOS搭載NSeriesとも報道されました。今後はNSeries はMeeGo/Maemoを採用し、Symbianの搭載を止めるというものです。
XSeries XpressMusic、音楽を中心としたマルチメディアを主とする端末

ESeries 企業向け、ビジネスコンシューマ向け

CSeries メール、IM、SNS、コミュニケーションを主とする端末

これはSymbianOSがサポートする新たな製品マトリックスであり、XSeriesとCSeriesはターゲット向けに従来のNSeriesを細分化した印象を受けます。

そしてモバイルソリューション事業のトップ・バンヨキのインタビューからはNSeriesのありようが以下の様に語られます。
NSeriesはMeeGo/Maemoを採用し、スマートフォンに留まらないスマートブックやTabletPCなど広くモバイルデバイスをサポートする
これはN8が最後のNSeries最後のSymbianデバイスという報道を裏付けるものにもなると思いますがall about Symbianのインタビューは更に突っ込んだものになっており、将来のNSeriesではSymbian^4に対して門戸は開いておくと語っています。

当面のSymbianのゴールはQt対応によるリッチUIやリッチアプリケーションの獲得でありSymbian^3(N8に採用される)でQtフルサポート、Symbian^4で現状のS60のUI、AVIKONを捨てQtネイティブ化することでライバル達に対抗出来る環境を整えると共に新たなアプリ開発者の獲得を行ないたいという事でしょうか。
ただし、Symbian^4への移行でS60 3rdと5thとはアプリ互換性を失うことになります。MacOSXしかり成功したOSは過去の資産を捨てることにより成功を得ていますので、この辺は致し方ないのかもしれません。

という訳でNOKIAの反抗に期待すると共に早くN8出してくれと思うのでした(笑)