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【Symbian】【N8】【E7】Symbian AnnaとBelleのUstやりました。


夏休みの自由研究(笑)としてSymbian AnnaとBelleに関するUstreamTVをやりました。内容的には過去にやったUstreamTVでのSymbianの内容と被るのですが、今回は端末のUIを多く見せていると思います。
特にBelleは日本語で解説しているものは少ないと思います。

使用したスライドはこちらにあります。

また、録画を残しましたのでこちらから見る事が出来ます。
まず無いと思いますが、Belleはリーク版なのでNokiaから怒られたら消します(笑)
よろしかったらどうぞ。

【Symbian】【N8】N8をPR1.2にアップデート

C6-01/C7/N8に新しいソフトウェアPR1.2の配付が開始されました。早速、N8に適用してみました。
N8の場合Software UpdateからOTAでサクっといけます。


基本的にはOviStoreやMapへの対応とバグフィックスが中心で大きな機能追加は無いようです。

【Symbian】【N8】N8のアプリケーション

前回のUI紹介で非常に大きなUIの変更点を紹介するのを忘れていました。それはマルチタッチです。対応するアプリケーションではiPhoneの様なピンチ操作が行えます。そうした操作上の改良点も踏まえながらアプリの紹介をしていきます。

・ブラウザ

WebKITベースのブラウザですが基本は従来のものと変わっていません。ただし所々使い勝手の改善があります。一つは検索ボックスがURL入力の下に装備されました。検索サービスはGoogleとbingoのどちらかを選べます。スクロールもかなりスムーズになりました。ページの読み込みも速いですね。Android機等にも遜色はないと思います。難点は一部のWebサイトでレイアウトが大きく崩れる事ですかね。

・Contacts

従来と大きく変わることろはありませんが、検索などは従来よりも見た目が洗練されてUIが速くなった感じです。タイル上に文字が表示され絞り込みで名刺を確定するのですが、いままでは文字候補の切り替わりにもたつくことがあり、誤操作してしまうことも多かったのですがまったく問題なくなりました。
Contactsから電話を掛けるには名刺を長押しします。例のポップアップメニューが出て電話やメール作成の操作を行えます。

・メール

最も大きく変わったと思えるのがこのアプリContacts、Calendar、Note、Webといった主要アプリに大きな変更が無い中でUIや使い勝手に大きな変更が加えられています。
YahooメールやGMailなど主要なサービスの自動設定がサポートされているのは従来通りですが、よりタッチオペレーションに最適化されています。
右上部にあるボタンは受信メールのフィルターになっており、日付順や送り主、未読と言ったフィルタリングをワンタッチで行うことが可能です。
本文を開くと下の方に透過状態の左右の矢印があります。これでメールを一度閉じること無く次のメールを読めます。iPhoneを華麗に模倣しましたね(^^;
スクロールやメール本文を開く速度も速くかなり使い勝手が良くなってます。

・MusicPlayer

これはUIがガラリと変わってますね。まんまiTunesのCoverFlowのUIです。ビックリするほどスムーズに動きます(笑)
日本語の楽曲名の表示も問題無いですね。iTunesでエンコードしたAAC(.m4a)フォーマットのファイルを問題なく再生できます。
アルバムのフォルダ毎Sounds/Digitalフォルダに放り込んでおけばOK、ちゃんとアルバムとして認識します。ただ、相変わらずアルバムアートはiTunesから取得したものじゃないとダメです。
この辺は同じSymbianOSのSatioはVivazは問題なく表示出来るだけになんとかして欲しいなと思います。

・Video Player

Video Playerも進化していますね。Videoという形で統合環境になっていて内蔵ドライブやmicroSDに収められたビデオファイルやYouTubeなどの動画も見られます。特にH.264再生の能力は大幅に向上しており、853×478、ビットレート1500kbpsのiPadで再生しても十分なクオリティの動画を再生出来るようになりました。これはうれしい。

・Photo

フォトビューアアプリですがこちらもUIが結構変更されましたね。写真が隙間無く賽の目の用に並べられた(MeeGoにも共通する)アピアランスに変更されました。マルチタッチにも対応しています。2本指で画像を広げたり、狭めたりする所謂ピンチで、画像の拡大縮小が出来たり、スワイプという指を平行に滑らせる動作で画像を切り替えていくことも出来ます。12Mピクセルで画像サイズは大きくなっているのですが動きはスムーズですね。
またPhoto Editerとも連携していますが、画像をかなり本格的に加工できます。切り抜きやサイズ変更、回転、赤目補正、書き込みやテキスト入力、フレーム追加など携帯電話として十分な機能が備わっています。

その他、現在のトレンドを反映してTwitterやFacebookを一元管理するNokia Socialやビデオ編集アプリのVideo EditerやWebTVなど紹介した主要アプリに以外にもWebコンテンツとの連携を主とするアプリが搭載されています。

こちらも今後紹介して行きたいと思います。

【Symbian】【N8】Symbian3の新しいUI

Symbian^3の改善点で大きいものの一つにUIの改良があります。ライバル達にUIの完成度で劣っているのは明らかで、Nokiaの開発責任者のAnssi Vanjoki氏もユーザに満足の行くエクスペリエンスを与えられなかったと認めていました。
UIの変更点を追いながら、いかにSymbian^3のUIが改良されたか追ってみたいと思います。

・3つのホームスクリーン
symbian^3からホームスクリーンは3つなりました。これまでの1つのホームスクリーンでは一度に表示できる情報が限られることもあり不満に思う場合がありました。今回は一気に3倍のアプリを置けるのでそうした不満も大部解消されるでしょう。
画面の切り替えは2つの方法で可能です。一つは画面を水平に指を滑らせること、いわゆるスワイプという方法ですね。もう一つは画面の下中央にある3つのポッチ。この部分をタッチしていく事で画面が切り替わります。このポッチは現在どの画面が表示されているかを示す役目をしていて表示されている位置のぽっちは白く反転します。
Widgetは時計とプロファイル、Favorite(お気に入りの連絡先)、Calendar、Nokia Social、電話やメールの通知、メールの新着表示とショートカット、WebTV、NewsサイトなどのRSSなどがあります。
またアプリケーションのショートカットが置けるWidgetは従来1画面に2つのショートカットしか置けませんでしたが今回からは全てのWidgetをショートカットにする事も出来ます。
忘れてはいけないのが起動時にWidgetの表示で待たされなくなった事ですね。従来は起動して通信するWidgetが立ち上がるまで待たされる事がありましたがそのような事もありません。前回の状態を記憶し、とりあえず表示をしてから更新はその後で行うという感じでしょうか。

このようにホームスクリーン全体をショートカットにすることも出来るようになりました。

・画面長押しによるポップアップメニュー

日常使われる様な一般的な操作は従来通り左側のOptionでメニュー表示させ選び、右のExitで終了させるというS60のUIそのものです。
ただし特殊な操作、例えばmicroSDをフォーマットしたいなんて場合はmicroSDのアイコンを長押しでタップするとメニューがポップアップします。その他にもPhotosのサムネイル画面で画面タップするとやはりメニューがポップアップしたり、いろいろなアプリにポップアップメニューが埋め込まれています。
今までのS60の操作に慣れていた人やヘビィユーザの中には戸惑いを感じる人もいらっしゃるようですが、平均的なユーザはタップ中心かつシンプルな携帯電話的な操作が出来るようにという配慮ではないかと思います。

・タスクマネージャの強化

マルチタスク機能の使い勝手はSymbianがライバルたちを上回る良点です。従来通りメニューボタン長押しでタスクマネージャが起動することは変わりないですが、横一列に現在起動中のアプリが表示され、表示出来きれないものはウィンドウをスワイプすることにより横方向に遷移していきます。視覚的に非常に分かり易いですし、タッチオペレーションらしいUIになりました。×を押すことによりタスクを終了することも出来ます。

・キネティックスクロールの拡大
Symbian^1端末ではキネティックスクロールはサポートされおらず、NokiaはN97向けの2.0にてキネッティックスクロールをサポートしました。今回はOSとしてサポート、サードパーティのアプリにも対応していますのでキネティックスクロールで動くアプリが拡大しています。ちなみにBestTaskManはキネティックスクロールで動作しています。

まだまだライバル達に比べるとスムーズさに欠けるところもありますが、ずいぶん軽く反応がよくなりました。細かいところの使い勝手もよく考えられており目的はかなり達成されていると言えるのではないでしょうか。
次は内蔵アプリケーションを紹介したいと思います。

【Symbian】【N8】N8のフォント置き換え

現状でまず言えることは、香港版を買いましょうという事です。かなフォントの品質みたいなものもありますが、標準で不十分とは言えかな表示が出来、手書きで日本語入力が出来る香港版はお薦めです。
またcharconvの問題もあります。これはブラウザやメーラーで文字コードを判断して日本語を表示してくれるもので従来Nokia端末には含まれていませんでした。これを今までは+JやM-Charconvが補う形で日本語表示出来ていた訳です。英語版などではCharconvが含まれている保証は無く(怪しいなあ)現状ではアジア版を選ぶのが得策でしょう。
で、ここからが本題です。前のエントリで上げたとおり従来は良く行われていたFontRouterLTによる日本語化は危険です。無限ループに陥る事がNokiaのDiscussion Forumに報告されています。この為この方法はパスという事になります。
それで行うのがPsion時代からSymbianデバイスで行われてきた日本語表示の方法、外部メモリにフォント置き標準フォントを置き換えるというものです。
この方法を行うにはROMに焼かれた標準フォントを調べる必要があります。Y-BrowserをOvi Storeから導入します。
ZドライブのResource/Fontsの中身を調べます。
ちなみに香港版の内部は
nosnr60.ttf
nssb60.ttf
nstsb60.ttf
S60TCHK_C.ttf
S60SC_C.ttf
S60ZDIGI.ttf
です。

ここで変更したいフォントを用意し、
上記で調査した6つのフォントと同じ名前に変更しておきます。
Fドライブ(microUSB)になんでも良いのでアプリをインストールします。FドライブにResourceフォルダが作成されますので、ここにFontsフォルダを作成します。
通常はここで再起動すればフォントが置き換わるのですが今回はダメでした。私は偶然ソフトリセットを行ったらフォントが置き換わりました。
ただ、ちょっと失敗を。Settings/Phone/Phone management/Factory settingsでDelete data and restoreを選んでしまいEドライブ(Mass Starage)のデータを消してしました。プリインストールの壁紙や音楽データが入っていたのですが。。。
※Restoreではフォントは置き換わらずDelete data and restoreが必要になります。
そんなトラブルに基づいて
・Eドライブのデータはバックアップしておいて下さい
・Applications/Office/File Managerを起動しバックアップを取っておきます。
ただその上でFactory SerringsでRestoreを実行します。
ただ現状リセット後OviMapsがインストール出来なくなったり、Nokia Socialが出来なくなったりという不具合が報告されていますので現状標準のフォントで満足出来るならそのままでもいいかもしれません。
私はフォント置き換えでかなり満足度が上がりました。リスクもありますので自己責任でお願いします。

フォント変更後。フォントが変わると印象がかなり変わります。

【Symbian】【N8】N8ハードリセット

ぼちぼち購入者の手元に届こうかと言うときにいきなりこのネタですかという感じですが非常に重要な情報になりそうなので書いておきます。
まずFontRouterは絶対にインストールしてはいけません。端末が起動しなくなります。これはNokiaのフォーラムでも既に報告されていますので、絶対に行わないで下さい。
アプリの互換性については十分確保されているようですが一部のアプリにおいて不具合が発生する可能性があります。
そのような場合、最悪端末をハードリセットしなくてはなりませんので方法を書いておきます。
ハードリセットの方法は
メニューキー+カメラボタン+ボリュームキー下側+電源ボタン
です。

ただし、ハードリセット後Ovi StoreとOviMapsがインストール

【Symbian】【N8】N8の印象

まずパッケージを開けた時のライムの金ぴか?感に驚きました。Symbian Japan Forumの時に見てるはずなんですが、手にしてみると自分の記憶よりかなりゴールドっぽい感じです。傷が気になりますがこれはこれでいい感じ。
金属の質感もいいですね。アルミ製だそうですがやはりモックと違い高級感があります。ただE7はもっと高級感が有ってN8はアルミ板を折り曲げた感じ、E7はアルミから削り出した感じ、質感はいいですが重々しくない感じです。(重量って意味じゃないですよ。)

動作は軽くなりましたねえ。iPhone4やGalaxySの様な強力なCPUに裏付けされた速さには及びませんがするすると動作します。タッチの感度も良くなりました。感圧式から静電式に変わりましたのでタップの追随も非常に良くなって軽快に動作します。
基本はS60 5th EditionのUIなんですが、ホーム画面が3面になったり、タスクマネージャが改善されて視覚化されたり、画面長押しでメニューがポップアップしたり使い勝手の向上も図られています。

自慢のマルチメディア機能ですがカメラ機能はやはりいいですね。明るいレンズで広角なので非常に良い絵が撮れます。
明るいところだとNokiaらしいビビッドで色乗りのいい写真が撮れます。
HD動画もいいですね。動く被写体を撮りましたが映像の乱れも無くて非常に綺麗です。HDMIポートを通じてTVに出力してみましたが十分以上の画質を持っていました。十分カムコーダーとして利用出来ます。
動画再生も良くなりました。H.264、835×400、1500bps位のiPadでも視聴に耐えられる動画を再生可能です。
Webも非常にスムーズにスクロールするようになりました。速度もまずまずです。メーラーも使いやすくなりました。Mail for Exchangeも躓かずに設定出来ますし(笑)

ただし、悪いとこもありますね。ちょっと時折ぷちフリっぽくなることもありますし、相変わらず高画質なYouTubeを見る機能がなかったり、日本語入力の問題もあります。

この辺は今後のファームウェアやサードパーティアプリでの対応に期待するしかないと思います。

全体的には今までのネガティブな部分がかなり改善されて使い勝手が上がっています。iPhoneやAndroidのハイエンドデバイスを使っていた方には厳しいところもあると思いますが、Nokiaから乗り換える方は違いを相当実感出き良いデバイスに仕上がっている実感出きると思います。
この後は日本語化やソフトウェアについて書いていこうと思います。

【Symbian】【N8】N8がUSAで販売開始

N8の発売がNokia USAのオンラインストアで開始された模様です。まずはプリオーダー分の出荷のようです。世界で最初に出荷されたのはアメリカという事でいいんでしょうかね。
Nokiaが北米市場に力を入れるのは理由が有ります。北米でのNokiaのプレゼンスは大きく低下しており、大躍進しているサムソンやLGに比べもはやその他メーカの扱いになっています。また現在のスマートフォンのトレンドはWebサービスを如何に端末に取り込むかになってますが、Facebook、Twitter、FourSquare、Googleの各種サービスなど北米発のものばかり、これらのサービスがなかなかNokiaの端末に対応しないのも北米のシェアが著しく低下しているからでしょう。北米でのシェア獲得もNokia復活の条件の一つになると思います。
香港の発売は11月3日に決まったようでアジアは若干遅れるのかもしれません。
正式に発売が開始されたということで来週あたり、オンラインショップやオークションにぼとぼちN8が登場するのではないでしょうか。当面は品薄でしょうから高値での取引が予想されますがなんと早めの入手をしたいものです。

【Symbian】【N8】N8発売日は本当に来週?(笑)

永遠の来週(笑)。Nokiaユーザが中々来ない端末の発売を揶揄して言う言葉ですね。ただどうやら本当に来週発売が始まる様です。Nokia USAはオンラインストアにNext Week。香港も今月中頃という事で来週が有力です。
現在北京の工場からバンバン出荷してますのビデオも(笑)

出荷が遅れるというアナウンスで株価が下がるのでNokiaは必死です。
N8を製造する工場の写真まで公開中で、出荷に問題ないことをアピールしています。さて本当に来週は来るのでしょうか(笑)

【Symbian】【N8】美しいN8のサンプルフォト

FlickrでN8の美しい写真サンプルが公開されています。12Mピクセルという画素数もそうですが、明るいカールツァイスレンズもかなり後押ししてるんじゃないでしょうかね。携帯電話として最も美しい写真が撮れる1台ではないかと思います。