カテゴリー : Symbian

【Symbian】【E7】Symbianデバイスでウルトラマウスが使えた


週刊アスキーの今週号には特別付録としてゆびきた〜すウルトラマウスが付属しています。これが非常に優れもので、雑誌込みで590円と言うお値段ながら、おおよそ値段からは想像出来ない質感と完成度を持っています。
本体の塗装の質感(プロティン塗装ぽいものでプラスチッキーな感じは皆無。)は良く、ケーブルは絡み難いタイプ、ボタンのクリック感も良好です。唯一、私の個体の問題かもしれませんが、スクロールホールに引っ掛かる所がありますが十分許容範囲であり、全体的な完成度は非常に高いと思います。

このウルトラマウスですがスマフォ対応を詠っています。そこで、登場するのがOTG対応のSymbian^3デバイス。実験にはチルト式キーボードで安定して置いておけるE7を使用しました。


結果は問題なく動作しました。左クリックでショートカットからアプリを起動したり、右クリックはバックキーの役割を果たしてホーム画面に戻ったり、もしくはホーム画面からはメニュー画面(ランチャー画面)に移動します。またスクロールキーはブラウザやGravityで画面上下の画面スクロールが問題なく動作しました。


カーソルが見えるしょうか。実際デスクトップPCの用にカーソルが出現し、ウルトラマウスを操作すれば、ちゃんとデスクトップの様にクリックやスクロールの操作が出来ます。

実用性はともかく、なかなか楽しいです。Symbian^3デバイスを所持されている方は、オーナーの嗜みとしてぜひご入手を(笑)

【Symbian】【808PureView】Belle FP2が公開

ちょっと前の話になってしまいますが、Symbian OSの最新版Nokia Belle FP2が公開されています。Settings/Phone/Phone management/Device managerからアップデートをチェックし確認が出来たのでOTAでサクッとアップデートしました。

今回のアップデートはUXの改善とマルチメディア関係の機能強化が主な目的です。
UIはSwipe Unlockに対応しました。ただし、N9の様なスリープ画面をダブルタップで起こす様なものではなく。メニューキー押下→画面Swipeでスリープから復帰。時計の表示された透過画面をSwipeで遷移させるアニメーションはなかなかカッコいいです。
サードパーティ製では既にこの手のアプリがありましたが、フルタッチAshaシリーズと合わせて対応となった感じですね。

後はUIのボタンや各種メッセージなどのウィンドウなどUI部品が一新して、黒一色からグレーを帯びたものに変わっています。それらのWindowやWidgetには陰影が付けられて、やや洗練された感じがします。

マルチメディア機能としてはカメラ機能の改善があったようです。
撮影画像の埋め込み情報に、解像度やファイルサイズ、ISO、ホワイトバランスの設定などが加えられたり、埋め込まれた位置情報からNokiaMapsにワンタッチで飛べる機能が付いたとの事です。
その他、Galleyのランドスケープでのグリッドビューやグリッドビューでのファイルの削除(右下にゴミ箱アイコンが。)

また、Galleryからビデオ編集が可能になっています。(N8は標準で動画編集アプリが付いていましたが、これで動画編集機能も復活した事になります。)

後はブラウザが8.3になりよりHTML5との親和性が強化(フラッシュサイトが見れなくなっていたり、決して良いばかりじゃない。)や速くなったという新しいバーチャルキーボード(ランドスケープのQWERTYはなかなか打ち易い。)など結構色々な改善があるようです。

このBelle FP2はコードネームDonnaと呼ばれていたもののようです。開発者への説明会ではDonnaはデュアルコアCPU対応で全くの新機種向けと言われていたようですが、UI部分とアプリケーションの改良の部分だけを抽出して既存機種向けに出して来た感じです。今後の展開ですが、時期的にもNokiaの現在の置かれた状況的にもメジャーなアップデートとしては今回が最後のものになりそうです。最近、Symbian^3の第一世代機にもBelle refreshというアップデートが来ましたが、こちらもUI面やアプリケーションでBelle FP2と同様のアップデートを期待したいです。

【Symbian】【E7】Symbian Belle Refresh、Symbian^3 第一世代にも最新アップデートが。

Symbian Belle改めNokia Belle。Symbian Belleの最新版は808 PureViewに搭載されるBelle FP1でしたが、Symbian^3の第一世代であるN8、E7、C6-01、C7と言ったデバイスには提供が見送られていました。これはハードウェア性能が第二世代の700、701、603と言ったデバイスに対して低い為で、実際これらの第二世代端末には既にBelle FP1が提供されていました。

元々、Belleは後継のバージョンとしてCarlaやDonnaというバージョンが用意されていると噂されていましたが、マーケティング上の問題でしょう、女性の名前を冠したバージョンアップグレードを止めFP1、FP2といった過去のS60などに見られたバージョンの命名方法に変えています。
機能やUIに大きな変更が無い事、また第一世代と第二世代の間にOSのバージョン違いによる断絶を作る事によりユーザに失望感を与えない事、そろそろ第一世代のユーザは契約で購入した端末の2年縛りが無くなり新機種の購入も考える事、Windows Phone8版Lumiaの発表を前にして現在のSymbian^3ユーザに再びNokiaを選んでもらう為にこの様な処置をとったのでは無いかと個人的には思っています。

前置きが長くなりましたが、そんな訳で本日私のE7にもBelle Refreshのアップデートが来ました。Menu画面からのSW updateではアップデートの通知はありませんでしたが、Settings/Phone/Phone management/Device managerでメニューからCheck for updateを確認した所アップデートが来ていました。

今回アップデート対象と成るのはN8、E7、C、C6-01、X7 、Oro。 Nokia 500は遅れてアップデートが来るそうです。
アップデート内容はMy Nokia Blogによると

Nokia Belle 111.040.1511
Webブラウザは 8.3
フルHTML5サポート
オフラインサービス

Nokia Maps Suite 3.09
Maps & Driveの音声認識検索
Map上での写真閲覧
複数ルート検索
Homescreenからnearby placesの検索
Public transportationに路線情報と到着時刻を統合

Nokia Socialが 1.5にアップデート
FacebookとTwitterに自動リンク

新しいHomescreen widgets
パフォーマンスの改善
アプリのレイアウトの改善
N8の画像アプリの改善
Bi Screen
Colorize IT
PlayTo
Gallery Widget (photo wall)

QT4.8

Ovi servicesをNokia servicesに名称変更

Music Playerの改善
“Now Playing” ビューをリフレッシュ
リストとタブへのアクセスを簡単に、新しいアーティストへSwipeで移動。
再生と停止はプルダウン状態バーで操作可能に。 (状態のみ、トグルは不可)

新しいWidgets
Clock, analogue big
Clock, Mechanic
Clock, Text
Calendar, Agenda view
RSS Widget
Bookmark
Contact individual (social upgrades)
Contact, group (group support upgrade)
Music player, Medium
Weather now
Weather forecast
My location
Social widget
Facebook, Summary
Facebook
Twitter
Mobile Data Counter
Search
Email, New arrival
Gallery
Notes
Email, Detailed
Toggles (2G/3g, Offline, silent, BT, Cellular)

等との事。

最近はN9や808PVを使う事が多く、E7はしまい込みがちでしたがBelle Refreshのこれらの変更点確認の為にもしばらく持ち歩いてみようと思います。

【Symbian】【808PureView】808PureViewの日本語化

【日本語表示】
まずは日本語表示ですが、Nokia Belle以降はEU版などでも中文向けフォントが搭載されたお陰で日本語フォントを入れなくても最低限の日本語表示は出来る様になっています。
808PVのBelle FP1でもこの状態は維持されているようです。
私の808PVはシンガポール版ですので簡体中文に対応しており日本語表示は標準の状態で問題ないです。
ただし、半角カナには対応していないので文字化け、。や、などの句読点が中央に配置されてしまうなどフォントの品質には不満を持つ方も多いと思います。
そんなあなたにはFont Zoomer。€5のシェアウェアですが簡単にフォントの入れ替えが可能です。(無料版はフォント入れ替えが不可。)Nokia StoreからDL可能。
Nokia Storeから落とす最新版3.25は不具合が発生するようです。旧版の3.20を導入して下さい。ここ

c:/data/FontZoomer にフォントをコピーし、Font ZoomerのメニューのShow Font listで任意のフォントを選び再起動するだけ。これでフォントが入れ替わります。
最新版でないと不具合が出ると言う話もあるので必ず、Nokia Storeから最新版をDLして下さい。

【日本語入力】
日本語入力は+J for S60のタッチ対応版で携帯打ちのマルチタップですが問題なく日本語入力が可能です。

【Virtual QWERTY Keyboardを使いたい】
どうも+Jのマルチタップが肌に合わずVirtual QWERTY Keyboardを使いたい方にはこういう方法が公開されています。

最後のSymbianさん Nokia N8 QWERTYで日本語入力する手段

ただし、Virtual QWERTY Keyboardの導入にはSignが必要になります。本家のSymbian Signedは現在はCertの発行を停止中。現在は復活しています。(M-VKにはSignが乗りましたが、WF_keyboardはUIDが重複してるとかで蹴られてしまいます。)
OPDAの様なサイトも発行を申請しても出てこない様な感じが続いています。

そこで対応策としては、通称げふんげふんなのですが。。。

と、ここまではよゐこの方法、この後は禁断の危険を伴う方法なので絶対まねをしないでください。

【真似しちゃダメよ】
端末が文鎮とか無限再起動ループとか怖い結果も予想されます。お奨めはしません。

げふんげふんの方法
詳しい方法がYouTubeに動画として上がってます。
それに従って行うだけです。
【手順が全て完了した後TrendMicroのウィルス対策アプリを削除してください。端末が不安定になり再起動を繰り返す事があります。※私も経験しました。】

ツールはこちらにあります。(一番上のリンク)

げふんげふん完了でVirtual QWERTY Keyboardのインストールが可能になります。

Virtual QWERTY Keyboardはこちらから入手します。

このVKだけでは+Jで日本語入力出来ませんので、SKINの設定ファイルを入手します。
こちらはてんどんさんのブログでアップしてくれています。
ダウンロードはこちらから。

最後のSymbianさんで新しいVKのスキンがダウンロード出来る様になっています。ありがとうございます\(^^)/

ファイルがtxtで落ちてくる場合がありますが、拡張子をzipに変更すれば大丈夫です。

C:/system/apps/WF_Virtualkey/skin
にV_Kv3(JPN)などの任意のフォルダを作成してダウンロードしたファイルを解凍して得られたファイルをコピーします。VKを起動して先ほどコピーしたフォルダ名を選択してあげれば使用可能になります。
利用にはちょっとした儀式があって、文字入力するエディタや入力ウィンドウをタップ→+Jの入力パネル起動→+Jの入力パネルでメニュー/入力方式でローマ字入力を選択→レで一旦+J入力パネルを閉じる。→ここで初めてVKが利用可能になります。

その他げふんげふんを行えばM-FEP60も使用可能になります。
M-FEP60自体はSignが取得されていますので、げふんげふんなしでもインストール可ですが、M-VK for 5800XMはSignが付加されていませんので、げふんげふんがなされた状態で初めてインストール可能になります。

それぞれ入手は以下から
M-FEP60
M-VK for 5800XM

と言う訳でげふんげふんは真似しないでください。最悪端末が死にます。
そのリスクを理解した方だけがお使いください。
それでは、ご利用は計画的に。

【Symbian】【808PureView】808PureViewのソフトウェア

808PureViewには最新のSymbianOS、Nokia Belle FP1が搭載されています。コードネームCarlaと呼ばれるBelleの後継と噂されていたOSがありましたが、その名称はキャンセルされBelle FP1の名前で落ち着いたようです。Symbian^3の第一世代N8やE7にはアップデートが提供されず(CPUの処理能力不足と言われています。)その辺りへの配慮があったのでは無いかと想像しています。
実際、既存のBelleからは大きく変更を受けた所はあまり感じられず、UIなどは従来のものを踏襲しながらアプリの一部改良やWidgetの追加でOSの改善を行っている様に思います。


ホームスクリーンも標準のWidget等が大きく変更された印象はありませんが、Imagesという写真を表示するWidgetが加わりました。大きさの違う幾つかの写真がホームスクリーンに配置される様になっており、画面をSwipeする度に写真が入れ替わって行きます。(写真は任意のものを指定しておける。)操作方法も従来のWidgetやアプリケーションショートカットの追加や壁紙の変更などBelleを踏襲しています。

Menuに搭載されたアプリケーションを見て行きます。


こちらはまずMenuを表示した時に見える画面です。
Contacts、Messaging、Web、Gallery、Calendar、Mail、Store、Music Player、Search、Maps、Settingなど従来通りのNokiaの標準的なアプリが並びます。
アプリとして変更が加えられたのが、WebとGallery。WebはよりHTML5との親和性を深め8.2に、Galleryはタブで全体と撮影したもの、お気に入り等のカテゴリ分けしていたものを止めてシンプルな1画面表示にしています。また、撮影画像にはサムネイルの1コマに日付が表示されるようになって、撮影日が一目で分るようになりました。

画面をスクロールさせます。Camera、Big screen、DNLA play、YouTube、Social、Drive、Log、Zip、CNN Intl、Weather、Vlingo-Voice、Silent Film Directer
Big screenはHDMIでのTVへの出力、DNLA PlayはDNLAサーバーとクライアントの両方の機能を持つアプリ、DLNA対応機器にWiFiで接続してコンテンツを再生したり、配信したりします。
SocialはNokiaのSNS統合アプリ、twitterとFacebookの両方が同じTLに流れます。


さてもうちょっとスクロール
Shazam、QuickOffice、Traveler、Nokia Music、Map loader、Nokia Recommends、Msg.reader、Check in、Guides、Joikuspot、F-secure、Communicator
Shazamは楽曲の音から曲名などの楽曲情報を得るアプリ、QuickOfficeは定番のOffice Documents Suite、Nokia Musicは残念ながらサービス地域外ですが楽曲の試し聞きは出来ます。Map loaderは地図のダウンロードにNokia Recommendsはサービス対象外、Msg.Readerはメッセージの読み上げ(残念ながら日本語未対応)、Check inはNokiaのFourSquareみたいなサービス、Guidesはタウンガイドですね。


ColorzIt、BounceBoingBattle、AdobeReader、MicrosoftApps、PublicTransport、Facebook、Twitter、NFC tutorials、Nat Geo、Tips & Offer、Nokia Sync、About
ColorzItは映像表現でよくある白黒の画像の一部に色が付いている様なエフェクト付き画像を作成出来るアプリ。BounceBoingBattleはNFC付きの他のデバイス(基本的にはSymbian機)と端末同士をぶつけて遊ぶゲーム、PublicTransportは乗り換え案内みたいなアプリ残念ながら日本には対応していない。NFC TutorialsはNFCの様々な情報にアクセス出来る、アプリはNokia Storeの対応アプ入りに飛びます。Nat GeoはNational Geographicの動画にアクセスが出来ます。Tips & OffersはNokia accountの確認をしたり出来ます。Nokia SyncはContactsやCalendarをNokiaのクラウドとSync出来るアプリ。


Calculator、Clock、User Guide、Files、FM radio、pl.via Radio、Dictionary、Notes、Recoader、Oper.msgs、SW update
FM radioは日本の周波数に対応していました。ちゃんとラジオとして使えます。


後はアップデート後入ったアプリにMicrosoft関連のものがあります。Lync、Brodecast、Office Mobile、One Note


ブラウザも新しくなりました。全体のUIなどは大きく変わっていませんが、よりHTML5との親和性を高めたと言う事でバージョンも今までの7.Xから8.2に変わってます。ただ残念なことに一部のサイトで文字化けするのとFlashは4.0のままなので、Blogなどに埋め込まれたYouTube動画などは見れません。
読み込みの体感スピードは速くなっていると感じられます。

ざっくりと内蔵のアプリケーションを見てきましたが、かなり大量のNokia謹製アプリケーションが使われている事が分かると思います。ただし、中々日本にはなじみの薄いコンテンツだったり、サービス対象外など利用出来ないものが多々あるのも確かです。
サードパーティ製のアプリも含め、今後日本で使う上で便利なアプリを紹介して行こうと思います。

次は日本語環境に付いて紹介しようと思います。

【Symbian】【808PureView】808PureViewフォトレビュー


ちょっと遅くなってしまいましたが、端末入手恒例のフォトレビューをお送りします。
808PureViewはNokiaの最新端末で、41Mピクセルと言う高画素、大型サイズの光学センサーを搭載しています。
この辺の驚異のカメラ性能は、UstreamTVFlickrのサンプルを見ていただ期待と思います。


パッケージは最近のNokiaのハイエンド端末に共通するポップな筒状のデザインのもの、N9の時は外側のパッケージから中身が抜けて落ちる怖さがありましたが(笑)、ある程度の保持感があるので簡単に落ちる事はありません。


パッケージの付属品は極めてシンプル。マニュアル・保証書類、microUSBケーブル、USBポート付きACアダプタ、ステレオヘッドホン、ストラップ(根元の金属部分にNOKIAのロゴがあります。)


正面から見ると、どちらかと言えばNokiaの旧世代のデザインです。液晶サイズは4インチ、SymbianとしてはE7などと並んで最大サイズになります。有機ELディスプレイ、CBDなので鮮やかな発色です。解像度はnHD(640×360)折角のPureViewで撮った写真をもっとこう詳細なディスプレイで見たい所ですが、これはいたしがた無いでしょう。
ディスプレイの下にハードウェアボタンがありますが、裏側にLED等が仕込まれているのでしょう、通常は電源ボタンのみが見えていますが起動すると通話、終話、ホームボタンが表示されます。


こちらは上部、左から3.5Φ、microUSBポート、HDMIポートがあります。


こちらが右側面。ボリュームキー、端末ロックキー、カメラボタンがあります。


カメラボタンは黒のピアノ塗装っぽい素材でとても質感が高いです。


ボリュームキーも同じ素材。見た目より押し易いです。


左側面はボタン類が無く、完全にクリーン。カメラ部分の出っ張りがよく分かると思います。


こちらが下側です。画面左はストラップホール、真ん中にある小さな穴は多分スピーカ穴でしょう。またその下にある切り欠きは背面カバーを外す時爪を掛ける窪みになります。


背面です。今回は白のボディカラーを選びましたがN9やLumia900の様な光沢タイプではなく、つや消し白でN9やLumia900の様なピュアホワイトというより、ややクリーム色が入った落ち着いた白で高級感あります。


こちらがカメラ部分。Carl Zeiss 41MP Sensorの文字が。フラッシュライトはキセノン。ちゃんとレンズにはシャッターが付いており、またその上にガラスでカバーされています。黒のツルテカした金属っぽい素材なので放置しておくと傷つきそうです。


これ背面の下側の画像です。Nokia 808のネームが入っています。


背面カバーを外してみます。バッテリーはBV-4Dという1,400mAのものを使っています。概ねバッテリーの持ちはいい感じです。背面カバーには裏側にnfcの文字があります。nfcのチップと言うよりアンテナ部分だけではとの事です。


SIMはmicroSIM、microSDは跳ね上がる同じ構造のもの。

全体的にはこんな感じです。重量的には169gと最近の機種としてはかなり重量級の部類、先代機種と言うべきN8と比べると一回り大きく、かなりずっしりた印象です。
ただし、全体的に角が落とされたデザインなので持ち易いです。

さて、今後は内蔵アプリなどソフトウェアを中心にレビューを行おうと思います。

【Symbian】【808PureView】808PureViewのUstreamTVやりました。

最近は端末購入の報告をブログで行うより、UstreamTVで紹介する方が多くなってしまいました。そんな訳で今回も、Nokiaの最新端末Nokia 808PureViewはUstreamTVでまず紹介と言う形になりました。
今回はPureViewとは何かと言う事に主眼をおいてUstしてみましたが、十分に伝わったでしょうか。UstreamTVに録画が残してあるのでご覧になってください。

内容についてのスライドは下記よりダウンロード出来ます。

スライドダウンロード先

また、今回のUstで使用した808PureViewによる撮影画像をFlickrにアップしています。
Ustと合わせてみていただけるとPureViewの凄さが分かってくれると思います。

Ustではカメラ中心の内容になっていましたが、今後はフォトレビューやアプリ関連などの徐々に上げて行こうと思います。

【Symbian】【808PureView】一部地域で808PureViewの販売が開始された?

さて、5月より販売開始とアナウンスされていた808PureViewですが、若干スケジュールは遅れ気味のようです。
しかし、一部の地域では販売が開始されたようで情報が少しづつ上がってきています。
UAE Nokiaの大切なマーケットの一つなんでしょうね。$500クラスと最近ではそこそこ高額な端末なのでこの地域への投入は当然のことなんでしょうね。昔からNokiaの端末投入の早い地域でもあります。

シンガポール 東南アジア地域では最も早くNokiaが端末を投入する地域の一つ。シンガポール内の複数の携帯ショップには在庫がある旨の表示があり、販売は開始されている模様です。
iPhone全盛らしいシンガポールでどこまで健闘するか見物です。

と言うわけで、今週から来週にかけて販売地域が増えてきそうです。日本人のユーザもぼちぼち現れそうです。
私も早く入手してPureView Technologyに触れたいと思います。

【Nokia】【Symbian】Carlaはキャンセル?それとも!?


昨日、Nokiaユーザに取ってはショッキングなNewsが流れました。Nokia(Symbian) Belleの後継OSと言われたCarlaがキャンセルされたと言うもの。
これはイタリアで行われたLumia 610/900の発売記念イベントでNokiaのプロダクトマーケティングマネージャのMathias Fiorin氏が明らかにしたそうです。

Nokia cancels Symbian Carla, Belle FP2 to be the last Symbian?

Phone Areanaの見解は、Symbianの退役は予想より早まりBelle FP2が最後のバージョンになると言う、ややネガティブな見方です。

この記事の発信の元になったのは、イタリアのNokialinoというブログ、ここを見るとPhone Areanaとやや異なった印象を受けます。

そこにはForin氏と取り交わしたらしい質疑の内容が書かれており、Carlaについては如何の様な事が書かれています。

Symbian FP1とSymbian Belleに対する、Carlaもしくは最新のアップデートは数ヶ月のうちにリリースされるでしょうか。

Carlaという名前は既に使ってはいません。FP1が嘗てCarlaと頻繁に呼ばれていたものです。

かなりニュアンスが違います。Belle FP1は808 PureViewに採用される最新のアップデートでHTML5の親和性を高めたブラウザや新しいWidgetを搭載していて、最近Nokia 700や701、603と言った第二世代のSymbian^3端末にアップデートが提供されています。
また、ハードウェア性能が劣ると言う観点からアップデートが見送られている第一世代(N8やE7)にFP1 Liteと呼ばれるアップデートが提供されると言う噂もあります。
決して、今回の報道がSymbian終了を示すものではない事は理解出来ると思います。

Nokiaは公式には2016年までSymbianをサポートすると発表しており、だいたい2年はメンテナンス的なサポートを行うのが通例です。逆算すると新規の端末が発売されるのは2014〜2015年までとなり、2.11直後のWMCで発表されたロードマップにも合致します。

ただ、Symbianを取り巻く状況は非常に厳しくなっており、Nokiaは業績不振からWindows Phoneを補佐して行く立場にあったSymbianを早めに退役させ、Windows Phoneに資源を集中して行くという考えも出来ない訳ではありません。
質感的にはEseriesにも匹敵する様になったAsha302などSeries40の底上げも無視出来ない要素です。

現在でもSymbianは四半期に1000万台を販売しており、ピーク時の1/3程度とは言え決して小さなプラットフォームではありません。年間、8千万台から1億台、WindowsPhoneがここまでのプラットフォームに育つまでSymbianはWindows Phoneの苦手とする部分を支えて行かなければなりません。

808PureViewが間もなく発売になるなど、明るい話題もありSymbianにはもう少し頑張ってもらう必要があります。

【Symbian】【808PureView】808PureView出荷が始まったようです。

携帯カメラの常識を覆す新たなアプローチ、PureView technologyを搭載した808PureViewの出荷が開始されたようです。(発売ではなくあくまでも出荷。)

NokiaがMWCで発表した通り、5月の発売には間に合いそうです。

Nokiaは808PureViewを5月発売に決定(My Nokia Blog)

ロシアとインドに808PureViewが出荷開始(THE NOKIA BLOG)

NokiaのQ1の決算にはネガティブな材料が大きく、格付けなども低い評価になった中で808PureViewの発売は明るい要素です。将来はWindowsPhoneへの搭載も噂され、Nokiaの将来を支える技術としても期待が持てます。
ぜひ、最初期版を入手してPureViewの実力を体験したいと思います。