【Windows Phone】【Lumia920】Lumia920レビューその4カメラ編

Lumia920はNokia初のPureView Technologyを搭載したWindows phone端末です。当然PureViewを名乗るだけあってカメラ機能は力の入ったものになっています。ただし、808PureViewに搭載された大型センサーのインパクトに比べると地味な印象は拭えません。920のPureViewは808とどのように違うのかサンプルなどを交えながら紹介していきたいと思います。

・暗所での撮影性能の向上
920がPureViewを名乗る機能の一つとして暗所での撮影性能があります。これはBSI(バックサイドイルミネーション)と呼ばれる光学センサーによって支えられています。従来のCMOSセンサーは配線の取り回しが光を受ける前面になるため光の取り込みが制限される面がありました。BSIは配線の取り回しを背面にしているため、従来に比べて取り入れられる光の量が大きく、f2.0という明るいレンズと併せて暗所での撮影性能を得ています。


夜間の繁華街を撮ってみました。夜間撮影は売りだけあってなかなかです。

夜間の画像も色々Flickrに上げてあります。

昼間の町並みを撮影してみました。こちらもアップしておきます。

近所を撮影してみました。しゃっきりとした絵が撮れます。


ご飯も美味しく撮れます(笑)


接写もNokiaらしくなく、かなり寄れます(笑)
その他、昼の町並みなど色々Flickrに上げてあります。フルサイズの画像が確認出来ます。

・強力な光学手振れ補正機能
こちらも最新のOIS(光学手振れ補正機能)を搭載して、スマートフォンとしてはかなり強力な手振れ補正機能を得ています。その性能は1秒間に500回以上の振動に対して50%以上を補正出来ると言うもの、これが優れた手振れ補正機能を実現させているのです。

光学手振れ補正機能のテスト

テスト動画をYoutubeにアップしてみました。分かり辛いと思いますが、カメラを小ぎざみに揺らしていますが、フォーカスも乱れず動きに追随しています。

Lumia920のカメラをざっくり表現すると、Nokiaらしくちょっと青っぽくシャープで、Nokiaらしく無く接写に強く、暗い所にめちゃめちゃ強いというものです。
サクッと町並みやスナップを撮るのには最適のものだと思います。
PureViewを名乗る事に不満の声もあると思いますが、スマートフォンのカメラとしてかなり良い水準のものであることも確かです。
4,100万画素の超弩級の光学センサと言った派手さはありませんが、新しい光学センサやOISの搭載などで地道に画質向上を行っているのが920のカメラ機能だと思います。

一応、4回に渡ったLumia920のレビューも今回で一旦終了です。
今後はインストールしたサードパーティのアプリなどを紹介していきたいと思います。

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。

Spam Protection by WP-SpamFree