カテゴリー : Jolla

【MeeGo】【Jolla】MWC 2017のJolla

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元Nokia従業員達によってMeeGoの開発継続を目的として設立されたJolla。今年もMobile World Congressに出展しました。モバイル市場を独占的に支配する既存OSの代替手段として、第3のOSと呼ばれる勢力がいくつか存在しましたが泡末のように消えて行きました。その中で存在自体が奇跡とも言えるJollaがしぶとく生き残っていることは興味深いことです。

MWC2017においてのJollaは挑戦の年を経て強者への転換を目指し下記のような発表を行いました。

・SailfishOSの開発を行う中国のコンソーシアムとライセンス契約を結む。コンソーシアムはOS開発に2億5000万ドルを投入。
・SonyのOpen Device Programを利用して、開発者コミュニティーにXperia上で動作するSailfishOSを提供する。
・ロシアのOpen mobile platform。
・新たなパートナー企業であるJalaの参加。

注目すべきは中国のSailfishOS開発コンソーシアムへのライセンス契約です。Androidの代替OSの提供というだけではなく、先のロシア政府より公的機関や企業で利用するモバイルOSとしての認定を受けたと同じく、中国でもSailfishと互換性を維持したOSの共同開発に当たるためでもあります。単純なモバイルデバイス向けの用途というだけでなく、TVやIoT、スマートウォッチ、ホームエネルギーマネジメントなど様々な応用分野への進出にも期待しているようです。
また、AlibabaやBaiduなどのサービス分野で既にプラットフォームを確立している巨大企業の対抗馬にプラットフォームを提供するため交渉を開始しているようでこちらでも成長が見込めそうです。

また、開発者向けにSonyのOpen Device Programを利用して開発デバイスを提供することを考えています。Jollaは昨年、開発コミュニティ向けに第3のデバイスJolla Cを投入しましたが、1,000台限定と決して十分な供給とは言えませんでした。オープンプラットフォームを標榜するJollaとしては開発者の協力がプラットフォームの発展には最重要事項であり、広く市場に供給されている大手ベンダーのデバイスを利用することは非常に賢いやり方です。OSの提供はXperia Xという比較的ハイスペックな端末を対象としているためSailfishファンを喜ばせる副次的な要素も期待できるでしょう。

ロシアのローカルパートナーであるOpen Mobile PlatformのOS開発は順調なようで、ロシア初のSailfishOSデバイスとしてInoi社が実機を公開していました。4月の発売を目指しているようでこちらにも期待ができます。

新たなパートナー企業についても発表されていますね。Jalasoftは南アメリカの会社。デバイスの画像なども公開されています。南アメリカではもう一社SIKURがセキュリティ重視の端末を。

JollaはSailfishOSのオープンソース化の取り組みを開始しているとのこと。UIやアプリケーションのオープンソース化に向けて段階を踏むための準備をしている状況で、数ヶ月以内にエキサイティングな発表が出来るとのこと。

引き続き戦略はBRICSを中心とした地域パートナーの拡大ということになるのでしょう。こうした地域パートナーはセキュリティ面に不安のあるプラットフォーマーからの情報収集や外国からの利益の独占に対抗するため独自OSを持ちたいという意向があると思います。そこに共同開発という透明性の高い仕組みを持ち込めることにJollaの強みがあり、生き残りの手段であると思います。

やっと、どうやってご飯を食べていくか見えて来た気がします(笑)SailfishOSの進化とパートナー企業の新型デバイスに今後は期待して行きたいですね。

【MeeGo】【Jolla】Jollaアーリーアクセスユーザ向けにOS2.0のUIを提供

Jollaはアーリーアクセスユーザと呼ばれる先鋭的なユーザ向けにSailfish OS1.1.9.28の提供を開始しました。このバージョンにおいてJolla Phoneは携帯電話とタブレットの両方で動作するUIを体験することが可能になります。この新しいUIは近日投入されるJolla Tabletでの使用を踏まえたもので、より大きな画面で快適に操作出来ることを前提に開発が進められたと思われます。

それでは先行体験できたUIについて紹介していきます。

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ロックスクリーン画面。JollaはAmbienceと呼ばれると呼ばれる独自の壁紙を採用していますが、この折り鶴の画像はOS2.0を代表するものとして象徴的に使われています。UI的な特徴としてはここからホームスクリーンに移るジェスチャーが横Swipeに変わりました。従来は縦Swipeによってロックスクリーンを解除していましたのでここは操作が変更を受けた箇所になります。

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ロックスクリーンを解除すると表示されるのがこのホームスクリーンというべき画面。起動しているアプリケーションがタイル状に表示されるのはJollaお馴染みのUIです。従来でしたらここから更に縦Swipeするとアプリケーションアイコンが並んだラウンチャー画面になるのですが、新UIではタイル画面がスクロールしていきます。マルチタスク機能が強化され、従来より多くのアプリを立ち上げておけるようになるタブレット向けにこうした変更が加えられたのだと思います。実際Jolla TabはPhoneの1GBから2GBにRAMが強化されています。

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今回ホームスクリーンにカルーセルUIと名付けられたUIが採用されています。カルーセルとはメリーゴーランドのように回転するものを表しており、名前の通り横Swipeでアプリケーションのタイル配置画面からTwitterなどのタイムラインや天気ウィジェットや各種イベントが表示されるユーザーストリームがサイクル状に切り換えられていきます。忘れていけないのはJollaは画面切り替えなどの動作は画面の外側からSwipeするという方法を従来のOSでは取っていた点です。今回から一部のUIにおいて画面内でのSwipeで画面切り替えなどの操作を行うことになりました。カルーセルUIの横Swipeは画面中央でもジェスチャーが有効になります。これはタブレットなどの大画面デバイスでも操作時に画面の外まで大きく指を動かすことがなく快適に操作が可能になることを狙ったことによると思います。ここにもタブレットを意識したUIの変更が見えてきます。

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さてアプリケーションラウンチャーはどのようにして出現させるのでしょうか。従来はホームスクリーンで縦Swipe過程で表示されていましたがが、今回からは画面下側から上に向かって縦Swipeすると出現するようになりました。従来はこの操作ではユーザーストリーム画面が表示されていました。

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画面外側上方向からSwipeするとスクリーンをロックする鍵アイコン。Ambienceの一覧が表示されます。この画面でAmbienceの変更を行うこともできます。

なかなか文章だけでUIを表現するのは難しいのですが、従来のOSからかなりの変更が行われたということがお分かりいただけたと思います。従来の縦方向のSwipeを中心にした操作よりより自然で分かりやすい操作に変わったと思います。UIもひっかりなどなくとてもスムーズに動いています。今後のOSアップデートでの2.0正式配布やOS2.0プリインストールなTabletの登場が楽しみになってきました。

【MeeGo】【Jolla】Jolla 7.95インチのタブレットデバイスを発表

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世界初のクラウドソーシングを謳うJolla Tabletが発表されました。奇しくも昨日発表されたNokia N1と同じ8インチクラスのタブレットデバイス。
スペック的にはIntel Quad-Core CPU 1.8GHz、ストレージ32GB+microSD、RAM 2GB、IPS液晶 2048×1536ということでRetinaディスプレイを搭載するiPad miniと液晶スペックは同等、スペック的にはこのクラスのハイエンドマシンと遜色ありません。

そんなJolla Tabletの今回のUnlikeは”people powered”というようにクラウドソーシングを採用したこと、すでに$189、$199の最初の各々1000台は完売しており次の1000台$204も残りわずかとなっています。秒速で数万台を売り切るというXiaomiに比べたら大したことはないのかもしれませんが、ベンチャーらしいユニークな試みです。

ただし、多くのライバルの中でこれという強烈な売りがないのも確かでデザインも端正でそれなりに個性的ですが強烈なインパクトはなく、独自UIもタブレットになってその個性が薄れた感じです。ましてやJolla PhoneのようなThe Other Halfの様なマニアックな仕掛けもありません。

やはり、マニアのみのニッチなデバイスとなってしまうのでしょうか。
Jolla自体は決して悪いデバイスではありません。個性的なUI、端正なハードウェアデザイン、かなり実用的に動く(WiFiやBluetooth絡みの通信アプリに問題あり)Androidエミュレータ、意外と良いバッテリーの持ちなど数々の良点があります。無いのは知名度と強力なサポートを行ってくれるパートナー。それらはAndroid向けのUIランチャーや中国の大型販売店の後押しのはずでしたが現在はまだ実現されていません。旧大手5社言えるようなところさえ業績が低迷し、他者に買収されたり市場から撤退していく中で、この小さな梁山泊集団の行く末に注目したいところですが。。。2年持ちましたからね。意外としぶとく生き残っていくのかもしれません。

もちろん、私はJolla Tablet買いますよ。

【MeeGo】【Jolla】QWERTY OTHER HALFレビュー

Unlikeをキャッチコピーとして掲げるJolla。他と似ていないことを重視するそのポリシーを象徴するのが”THE OTHER HALF”と呼ばれる背面カバーです。
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Jollaがハードウェアを発表した時にTHE OTHER HALFも合わせて発表されました。ただ、色とりどりのカラーに塗られた背面カバーが紹介されただけでMarc Dillionの説明するTHE OTHER HALFのコンセプトは非常に分かり辛いものがありました。装着したTHE OTHER HALFのカラーに合わせて端末UIのアピアランスが変わる程度のものであり大したものではないと思っていました。
実際はJollaはI2Cというシリアル通信が可能となる端子を有しており、各種センサーや基盤などを接続する事が出来ます。THE OTHER HALFとはI2C端子を介してJollaにハードウェアを接続するものであり、既にJollaは開発者キット提供しています。ワイヤレス充電や太陽電池、LEDイルミネーションなどが有志によって製作されており、QWERTY OTHERHALFもそうしたプロジェクトの一つなのです。
QWERTY OTHERHALFのプロジェクトはNokia Mobile Linux(Maemo)の名機N900のキーボードをJollaに装備する事を目的として立ち上げられ75台の先行試作品が製作されました。今回は運良くその1台を入手出来たと言う訳です。
それではQWERTY OTHERHALFを紹介して行きたいと思います。

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QWERTY OTHERHALFです。お世辞にもビルドクオリティが高いとは言い難いです。なだらかな曲面を持つTHE OTHER HALF(背面カバー)に比べてかなり角張っています。

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スライドキーボードを引き出してみましょう。ある一定の力を加えるとバネの力でせり出すタイプです。ただしビルドクオリティが低い事もあって真っすぐキーボードがせり出さない場合もあります。

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キーボード自体は意外と(失礼)しっかりした作りで、クリック感もあります。どうやらMotorola Droid4からのパーツ流用のようです。

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キーボードと本体側のカバーを繋ぐ部分には金属製のしっかりしたヒンジがあります。このキーボードはチルト方式になっておりスライドするだけでなく、液晶分に角度をつける事が出来ます。

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背面をみてみます。金属製のしっかりしたシャーシがあり、キーボードのスライドと本体とキーボードを接続する事が大きな役目となっています。

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本体カバー部分はこのように垂直まで立ちます。

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底面はこんな感じ。気付いた人がいるかも知れませんが、これだとカメラが使えません。

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さて、QWERTY OHをJollaに接続してみましょう。非常に厚みが増す事になります。また、QWERTY OHの側面をみると3Dプリンタで作成した時に見られる積層構造が確認出来ます。3Dプリンタで打ち出した造形物をそのまま使用していると言う事ですね。

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キーボードを引き出してみます。かなりのトップヘビーになりすが、両手持ちで親指タイプも可能です。

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チルトさせてみます。ヒンジに全く不安はなくきちんと角度を保ってくれます。

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横から見るとこんな感じです。

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文字を打ち込んでみます。そのままでは利用出来ないようでRPMファイルを3つほどインストールして利用します。アルファベットは問題なく入力出来ます。数字や記号もキーボードの表記通り正しく入力出来ます。数字や記号の入力はAltキーを押しながら該当するキーを押します。
ただし、現状では日本語IMEとの連携が無く、アルファベットの入力だけが出来るのみです。

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カメラの使用はこのようにキーボードを引き出した状態でやります。

クオリティの話をしましたが、それは評価すべきものではないと思っています。あくまでも3Dプリンタを利用したプロトタイピング。少量生産のハードウェアを利用してリスクを最小限に抑えた上でテストとビジネス成立の可能性を探ることが目的で製品を売るというのは現状は重視されていないからです。
先に述べた通り、現状では日本語入力が出来ないため実用性はありません。ただし、プロジェクトのフォーラムでは”Jollaは我々のハード(QWERTY OH)を繰り返しテストしており。将来的に対応を行ってくると思われる。”とのコメントがあり将来のSailfishOSのアップデートで日本語の利用も可能になるかも知れません。

それでは、QWERTY OTHER HALFの将来の日本語対応を願ってレポートを締めたいと思います。

【MeeGo】【Jolla】Jollaレビュー 最終回 Jollaの今と未来

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去る2月21日、Jollaはプレスリリースを発表しました。これはJollaの成長戦略を示し、未来を占う事が出来る重要なプレスリリースです。Jollaのプレスリリースを読み込みながら、現在の状況と未来の姿を考察して行きたいと思います。

既にこのブログでも紹介した通り、Jollaは昨年の11月末フィンランド第3のキャリアDNAにて端末の販売を開始しましたが、搭載されるSailfish OSはβ版のままでした。Sailfishは3度のアップデートを経て、今回の4度目のアップデート1.0.4.20にてβ版が外れ、晴れて正式版となりました。JollaはこれをOS1.0とし、商業的にグローバル展開出来る準備が整ったとしています。
現在は香港、インド、ロシアと言った地域を中心に世界販売の交渉を開始したとの事です。EUの一部地域と直販のみで販売を行っていたJollaがついに世界展開を開始することになるのです。

Jollaの顔と言うべき、Sailfish OSの開発リーダー及びCOOであるMarc Dillonは”Jolla端末とOSをアップデートする為に、月1回のアップデートを提供し続けて行きます。”と語ります。今後もSailfishはブラシュアップが行われて行く事でしょう。
また、”ユーザは独立系のアプリストアからアプリ導入が可能であると共に、活発で情熱的な開発コミュニティは既に多くのソーシャルメディアアプリケーションを開発済み”の通りJollaのアプリストアからは日々新しいアプリケーションが登場し、プラットフォームが順調に成長していることが感じられます。

Jollaはソフトウェア企業へ向かう?
Jollaは当初、チップセットメーカなどと協力して独自のハードウェアを用意すると発表していました。ただし、この試みは実を結ぶ事は無かったようで結果的にはAndroid準拠のハードウェアを採用する事になりました。
ハードウェア戦略では後退したものの、Android準拠のハードウェアを導入した事により、Androidアプリケーションとは高い互換性を得る事が出来ました。アプリストアから提供されるネイティブアプリの少なさを補填する為に初期段階では、Androidのアプリやその開発者を頼ろうと言う戦略です。

Jollaは初期のプラットフォームの拡大にGoogleのエコシステム=Androidアプリケーションを利用するだけでなく、既存のAndroidデバイスを利用する事も同時に考えています。
それは、既存のAndroidデバイスにSailfish OSをインストール出来る様にすると言うプロジェクトです。既に開発者コミュニティの協力を得て、Samsung GalaxyやGoogle NEXUS、Sony XperiaなどにSailfish OSの移植が行われていて、中国の人気新興メーカXiaomiへの移植も開始されているとの事。
通常ではこの手のギーク(ヲタク)な振る舞いには大手メーカは良い顔をしないところですが、それをプレスリリースの中で紹介してしまう(もしくはMWCの公式ブースで展示してしまう)ところがJollaのJollaたる所以で、新興企業故の若さであり、強さであると思います。
Sailfish OSは現在のミッドレンジクラスのAndroidデバイスでも快適に動作しますので、ちょっと前に所持していたAndroidデバイスをリフレッシュし、甦らせる事が出来ます。
また、もっと簡単にSailfish OSのUI体験をユーザが行う事が出来る、Sailfish user interface launcherというAndroidアプリが2014年の前半に提供され、続けて完全なAndroidデバイス向けのOSをユーザが利用可能になります。
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この様にJollaはGoogleのエコシステムに寄り添いながら、ユーザの支持を得てプラットフォームの拡大を図ろうと言う戦略を取ろうとしています。

嘗て、事実上Appleを追放されたスティーブ・ジョブスはNeXTを興して理想のコンピュータ作りに邁進しました。同じくAppleを辞めたジャン・ルイ・ガッセーもBeを興しました。どちらも最初はハードウェアを手掛けていましたが、最終的にはソフトウェア企業となり、NeXTはAppleに、BeはPalmSourceにそれぞれ買収されて行きました。
僅か80人ほどの(100人以上と言う話もある)小さな会社Jollaを”ドン・キホーテの戦い”と評しましたが、大手メーカでさえも四半期数百万台を売り上げながら収益を上げられない中で、ハードウェアからOSまで手掛けるJollaがどこまで戦えるか見物です。
ユニークなUIを持つOSと端正なハードウェアでどこまでユーザにアピール出来るか、携帯電話オペレータや大手の小売業などがどこまで採用、支持してくれるかが今後生き残る道でしょう。

Nokiaでさえ、あれほど抵抗していたGoogleのエコシステムに頼らざるを得ない状況で、Jollaが初期の段階でGoogleのエコシステムを利用しようとするのは合理的な事と言えます。
個人的にはソフトウェア戦略を重要視するのは現実的な戦略としても、自社ハードウェアの提供は継続して欲しいと思います。

RAMやCPUが強化され進化したJolla2の登場に期待し、Jollaレビューを締めたいと思います。

【MeeGo】【Jolla】Jollaレビュー Jollaに入れたアプリ編

スマートフォンが成立する要素としてはカスタマイズ性、つまりアプリケーションの追加機能があります。アプリの利用についてはヘビィユーザとそうでない人の差は激しいと思われますが、利用する利用しないにかかわらずアプリの充実はプラットフォームの発展に大きく寄与するものと思われます。
Jollaはアプリケーションの利用に関しては2つの方法を用意して来ました。一つはQtを中心としたネイティブアプリケーションを独自のアプリストアから提供する事。もう一つはAndroidアプリのVMを提供し、独立系のAndroid向けアプリストアなどを利用してAndroidアプリを利用出来る様にする事です。
さて、この記事でAndroidアプリを紹介してもしょうがないので、Jollaのアプリストアから導入した=ネイティブアプリの紹介をして行きたいと思います。

■ユーティリティ

・File Browser[カテゴリ/Jolla/Development]
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個人的に必須のアプリだと思ってます。root以下からSDカードに至るまで、Jolla内部の閲覧が可能。またアプリケーションパッケージをプルダウンメニューで直接インストールすることも可能です。ダウンロードしたアプリのインストールは大半これでインストールしています。オススメ!

・Screen Shot[カテゴリ/Utilities]
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アプリ名の通りスクリーンショットを撮影するアプリ。方法はセルフタイマー方式で撮影までの時間(5秒から15秒)を設定し、設定時間内にスクリーンショットを撮りたい画面を表示するというもの。カウントダウン的な音がなるのもGood!

・SailfishReboot[カテゴリ/Utilities]
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端末の再起動と電源OFFを行います。それだけ(笑)

・Tethering[カテゴリ/Network]
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Sailfish OSの正式版(1.0.4.20)よりインターネット共有が可能になり、必要性は薄まりましたが、Jollaをモバイルルーター代わりに使える様にする便利なアプリです。必要は薄れたと書きましたが、このアプリの良いところはBluetooth共有が使えるところ。

・Sailbox[カテゴリ/Internet]
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DropBoxクライアント。ファイルのアップ/ダウンロードが出来てなかなか便利。
良く出来ています。DropBoxユーザにはお勧め。

■SNS
・Tweetian[カテゴリ/Internet]
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Twitterクライアントはこれ。機能はかなり充実しています。つぶやき、返信、ダイレクトメッセージにいたるまで一通りの機能は実装されています。また、JollaのUIに忠実に作られているので、片手でほとんどの操作が出来ます。

・Friends[カテゴリ/Internet]
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TweetianがTwitterなら、こちらはFacebookアプリです。こちらも機能は豊富ですが、ちょっと操作が複雑です。これはJollaのUIのお作法に則っているからです。同じルーティンを踏襲すればシンプルで直感的なUIとなる訳ではないところがUI作りの難しいところ。

■エンターテイメント

・YTPlayer[カテゴリ/Internet]
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YouTube向け再生プレイヤーです。JollaのデフォルトWebブラウザはページ埋め込みのYouTube動画の再生をサポートしていますが、直接Youtubeの動画を見たいと思うもの。それにはこのYPlayerが必要となります。

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検索結果の一覧。Sailfishで検索してみました。

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視聴は縦横どちらでも可能です。

■お天気
・MeeCast[カテゴリ/Internet]
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天気予報アプリ。シンプルですが、日本の天気予報も登録出来ます。
ま、実際はAndroidのそら案内をつかっているんですが(^^;

派手で大掛かりなアプリは無いものの便利な小品がおいてあるというのが、Jollaストアの印象です。Androidのアプリに比べて良い面は(Jolla上で動かすと言う事に置いて、VMが必要とする部分も含めて)メモリの消費が多く無いので、端末全体の操作感に影響が少ない点でしょうか。

さて、次回でJollaレビューも一旦終わろうと思います。Jollaの現状と未来について語りたいと思います。

【MeeGo】【Jolla】Sailfish OS 1.0.4.20へアップデート可能に

Jolla自ら月刊アップデートというSailfish OSのアップデートも4回目。今回のアップデート1.0.4.20を以て晴れてβが外れます。非常に限定されているとは言え、キャリアで販売されている端末のOSがβ版と言うのも凄いですが、今回のアップデートでかなり安定した感もあり、以前のバージョンをβ版としていたのはそれはそれで懸命な処置言えるのかも知れません。
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今回はβが外れてSailfishが正規版になり世界展開を見据えたものになることから、かなり大掛かりなOSの改修が行われています。

・E-Mail、Messaging、Noteでランドスケープモードが可能に。
・Googleカレンダーとの同期が2つの方法で可能に。
・カメラ機能の強化。セルフタイマーやタップによるフォーカス、グリッドの表示、ISO感度設定の追加
・Jollaストアの使い勝手の改善。
・無線LANテザリングの追加。
・BluetoothによるContacts転送の追加。N9、 N900,、N950,、Symbianデバイスをサポート。
・画面縦横切り替えのジェスチャー設定の追加
・不明なアプリケーションインストール制限設定の追加
・THE OTHER HALF IDの可視化設定の追加
・キーボードレイアウト選択オプション設定の追加
・Notesのバックアップ/リストア機能の追加
・Exchange Active Syncのポリシー設定の追加(時間制限、パスワードの長さ等)

こうした機能の追加に加え、UIにも改善が行われ背面の画像が前面のアプリケーションの背景をを透過するようになりました。具体的にはTweetian(Twitterアプリ)の様なJollaのアプリケーションの作成に則っていれば、TimeLineでは壁紙が透けて見えるようになります。
UI自体もややスムーズになり、引っ掛かりやフリーズが激減した気がします。
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ホーム画面では起動中のアプリがタイル状に表示されますが、壁紙がタイルを透過しているのが分かると思います。

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カメラ機能も強化。ISO感度やセルフタイマーが追加されています。こうしたアプリケーションのフル画面でも背景が透過しているのが分かりますね。

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設定にはInternet Sharingの項目が追加されています。今までは、この機能の利用にはサードパーティ製のアプリケーションが必要でした。

また、数々のバグフィックスも行われています。
私も通信状況が悪い場合、UIがフリーズしたり、フリーズ後赤いLEDが点滅状態になるという問題がありましたがこちらも今回のバグフィックスに含まれています。

本当の意味でやっと売り物になる製品になったという感じです。今後もOSの改善や機能追加に努め、使い勝手のいいプラットフォームに成長することを期待します。

その他の細かい改善については、こちらで。

【MeeGo】【Jolla】Jollaレビュー カメラ編

Jollaレビュー、今回はカメラ編です。Jollaの様な小さなメーカがカメラをやったらどうだろう?かなり微妙なものにならないかなあと思っていましたが、意外と(失礼)手堅く纏められています。
ソフトウェエア編のところでは簡単な紹介に留めておいたカメラUIと実際の撮影画像について紹介して行きたいと思います。

カメラのスペックは8Mピクセル、オートフォーカスと平凡なスペック。公式な発表はありませんがExif情報でf値は2.4となっており、それなりに明るいレンズのようです。

20140302233116カメラUIは極めてシンプルです。画面タップでAFを合わせ、右下のキャプチャーボタンで撮影これだけです。

20140302232947設定は画面上部のアイコンをタップすると設定のアイコンがプルダウン。静止画、ビデオの切り替え、フラッシュライトの切り替え(オート、強制オフ、オン)、ホワイトバランス(オート、曇天、晴天、蛍光灯、電球)、オートフォーカス(パンフォーカス、無限大、オートフォーカス)

ここからは実機の撮影画像になります。
※画像はクリックするとオリジナルサイズに拡大します。

20140222_002風景を撮影してみました。拡大すればディティールは甘いですが、空の青さや木の枝の処理などなかなかうまく見せています。

20140221_002マルコメ(笑)若干右側が白飛びしていますが、なかなかシャープに写っていると思います。

20140223_009ティファニーのディスプレイを。拡大すると色にじみは出てますが、羽1枚1枚のディティールはちゃんと写っています。

20140223_007こちらはネックレス。丸いネックレスの装飾部分もきちんとディティールが写っています。
20140223_005通路部分のディスプレイ。さすがに内照式の白いロゴは飛んでますが、奥のペネロペはちゃんと彼女であることが確認出来ます。

色味はどちらかと言えば暖色傾向です。このためご飯はおいしく撮れます。

20140220_001ラーメン。浮いた油やスープの透明感がよく写っています。チャーシューのディティールも良く写っています。

20140223_012寿司(笑)色痣かに写りますね。いくらの質感もちゃんと出ています。

20140223_001デパ地下の生鮮売り場にて。みかんの表面のぶつぶつやブランドのシールなどディティールもしっかり写っています。色も鮮やかですね。

20140223_003苺の赤も鮮やかです。とても色乗りの良いカメラであることが分かります。

傾向としては動きもの(ブレる)や暗いところはそれほど強いと言う印象はありませんが、Webでの閲覧やSNSにアップする程度では十分以上。
次回のアップデート(Jollaは月刊アップデートを続けると表明しているので今月もアップデートがくる。)ではカメラの改善があるそうなので、非常に期待が持てます。

それでは次回はインストールしたアプリの紹介などをしたいと思います。

【MeeGo】【Jolla】Jollaレビュー Androidアプリ編

JollaはAndroidアプリを利用出来る仮想マシン(VM)が装備されているため、Androidアプリの利用が可能です。Nokia最初のMeeGo端末N9はサードパーティー製アプリケーションの少なさで苦戦し、同じ様な問題でWindows Phoneもなかなか普及ペースが上げられていません。
そうした現実を見ているからでしょうか、Jollaはスタート時に多くのアプリケーションを揃える現実的な手段として、Androidのアプリケーションを利用出来る環境をユーザーに提供することに決めました。Jolla標準のQtアプリとAndroidアプリの2本立てと言う訳です。
Androidアプリ実行環境の導入と実際のアプリの使い勝手についてレポートしたいと思います。

AndroidTM supportの導入
Androidのアプリ利用に当たっては、JollaのアプリストアからAndroidTM supportを導入する必要があります。
Categories/Jollaで配布されています。
AndroidTM supportを導入するとランチャーにはYandex.Storeが表示されます。
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YandexはNokiaが初のAndroid端末として発表したNokiaXがサポートするとMWCキーノートでデモが行われたロシアの独立系アプリストアです。
ただし、日本人にとっては置かれているアプリにどうもメジャー感がなく、日本のGoogle Playの定番的なものも見当たりません。
それに対してはGoogle Playを動かしてしまおうと言うハックもありましたが、私はうまく導入出来ませんでしたので下記の様な方法でGoogle Playのアプリを導入しました。

Androidアプリの入手とインストール
Google Playのアプリを入手。
PCでもJolla本体でも良いのですが、ここではJolla本体からの方法を説明します。
※PCでもJolla本体にmicroSDなどを使ってファイルを転送すれば良いだけで基本的な方法は同じです。
Google Playにアクセスしインストールしたいアプリを探しそのURLを取得します。
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ブラウザでGoogle Playの任意のアプリページを表示後、この画面の上部URL入力窓で直接URLをクリップボードにコピーします。

その上でAPK DownloaderのWebにアクセスします。
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ここでクリップボードにコピーしておいた、Google PlayのURLをVisit Play Storeの検索窓に貼付け、ダウンロードリンクを生成させ、緑色のダウンロードボタンを押せば端末にapkファイルがダウンロードされます。
アプリの導入は日本語環境導入で紹介した通り、File Browserで直接アプリをインストール出来ます。

アプリの実行
アプリをインストール後はネイティブアプリと同じ様にランチャーにアプリケーションショートカットアイコンが表示されます。アイコンをタップしてアプリを起動してみます。
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Kindleアプリです。Jollaと違うUIですので、画面下部にはAndroidのオンスクリーンボタンの様な表示がありますが、Android実端末のものと全く同じ画面が表示されます。既に購入済みの書籍についても問題なく読み込まれました。

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書籍を実際に読んでみます。Kindle用フォントもきちんと導入されるので表示もキレイです。またタップやSwipeによる画面切り替えもスムーズでAndroid実機を操作しているようです。実用は十分以上です。また、書籍の上巻を読み終わったところ、下巻の購入を奨められたので購入してみたところ、問題なく有料書籍が購入出来ました。

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雑誌関係の電子書籍購入サイトFujisan.co.jpのアプリ。問題なくアプリが動作しました。動きも軽快です。

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画像共有サイトinstagramも動きました。動きそのものは軽快ですが、アプリを一度起動した後Jolla側のカメラで撮った画像やダウンロード画像が一覧に表示されない場合があります。端末を一度再起動すれば表示がなさますが、ここはアプリ立ち上げ前に対処しておく方が良いかなと思います。

その他、Pathや乗り換え案内、そら案内(天気アプリ)なども問題なく動作しました。逆にダメだったのがバンダイチャンネル、Google Mapsなどです。バンダイチャンネルはJollaのブラウザに直に飛んでしまうため視聴不可(JollaのブラウザはFlash非サポート)、Google Mapsはアプリアイコンがランチャーに表示されませんでした。

全体の印象としては一部に動かないアプリはあるものの、仮想実行環境自体の出来は非常に良く、どのアプリも軽快かつ、高い精度で動作していると言う感じです。VM自体はマルチタスクでないため、一つのアプリを起動するとそれまで利用していたアプリが終了してしまいますが、ネイティブアプリとの違いをユーザに意識させずに利用させる作り込みは流石と思います。実行環境そのものはサードパーティー製だそうですが、Jollaは良い仕事をしたと思います。

次回はカメラ等について紹介する予定です。

【MeeGo】【Jolla】Jollaレビュー 日本語入力編

海外の端末を調達する場合、気になるのが日本語の入力です。iPhoneやAndroid、Windows Phoneなどかなり敷居は下がったものの、Jollaの様な超マイナーデバイスは標準で日本語サポートがなされている訳も無く、日本語入力の手段を模索する必要があります。
幸運なことにJollaは、日本語入力環境を公開してくれている方がいます。日本語入力の導入方法と使い勝手についてレポートしたいと思います。

日本語入力はについては下記で公開されています。

[WIP] Japanese input method for Sailfish OS – maemo.org – Talk

Jolla Japanese input
上記のURLでWebにアクセスすると上記のページが表示されます。

Webの表記の様にTerminalからインストールするのもいいのですが、もう少し簡単な方法を紹介します。

まずJolla端末でストアに行き File Browser を端末にインストールしておきます。

Jolla端末から直接Webににアクセスし、上記スクリーンショット赤枠の部分の3つのリンクをクリックし、下記のファイルをダウンロードします。

anthy-9100h-1.armv7hl.rpm

libanthy-qml-plugin-0.1-1.armv7hl.rpm

jolla-anthy-jp-0.01-1.armv7hl.rpm

これらのファイルは/home/nemo/Downloadsに保存されます。

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File Browserを起動し、Downloadsフォルダを開きます。先ほどダウンロードしたファイルをタップすると上記の様な画面が表示されますので、例の画面引っぱりでインストールを選びます。この方法を繰り返し、3つのファイルをインストールして行きます。

File Browserはアプリケーションパッケージを直接インストール出来て非常に便利。
MeeGo標準のrpmパッケージだけでなく、Androidのapkファイルもインストール出来ますので必須のアプリとしてインストールしておくがいいでしょう。

ここからは、Terminalの使用が必要なります。
Settings/System/Developer modeでDeveloper modeをオンにすると、アプリケーションランチャーにTerminalが表示されます。

Terminalを起動し下記のコマンドを入力します。
$ systemctl –user restart maliit-server.service
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これで日本語入力が可能になります。

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標準では英語キーボードが優先になっていると思いますが、日本語キーボードへの切り替えは以下の方法で行います。
Jollaの各言語キーボードの切り替えはスペースキー長押しで行います。スペースキー長押しで上記の様なウィンドウがポップアップするので、そのまま指を浮かさないで希望のキーボードまで指を滑らせキーボード名が白く反転したら離します。

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これで日本語の切り替えが完了し、日本語入力が可能になります。入力は標準的なローマ字入力であり、かな漢字変換はローマ字方式で入力すると候補が表示されますので、候補をタップして入力するか、無変換ならリターンキーで確定されます。
ただし現状ではバグがあり、漢字変換の候補が先頭の反転した色のものしか選べません。
回避策としては、変換候補以上のかななどを入力しておくというがあります。例えば、上記の”きぎょう”では入力したい起業ではなく企業の方が先頭に来てしまっています。この場合は起業をタップしても”きぎょう”とかなのまま入力されてしまいます。ここで、”きぎょう”ではなく”きぎょうする”と入力すると候補が選べる様になります。
また、こうほが選べずそのまま入力されると仮名漢字変換エンジンがフリーズする場合があるので、その場合は一旦英語キーボードを選択し、再び日本語を選ぶと日本語入力が再び可能になります。

現状はまだバグがありますが、辞書やエンジンはAnthyを使っていますのでそこそこ賢いです。長文などは厳しくてもSNSやショートメッセージ程度なら十分実用的と思います。

兎にも角にも、購入直後からこんなマイナーデバイスで日本語が扱えて公開していただいた作者さんには感謝の気持ちで一杯です。
この場を借りて、作者さんへのお礼とし、日本語入力レポートを終わりたいと思います。

次回はAndroidアプリの仮想実行環境について紹介したいと思います。