先々週、げふんげふんに失敗し、なんとか生還させたのでスイッチが入ってしまったのでしょうか、E7のキーボード交換を敢行しました。既に何人かの方が行っていて後追いになるのですが、フォントの置き換えもしたいなとの思いからげふんげふんしたこともあり、欧州人にしてキーボード交換という流れになってしまいました。
別にシンガポール版で不自由してた訳じゃないんですけどね。

まずは手順の確認の為に虎の巻の入手これは簡単に入手出来ます。
そして虎の巻を参考にしつつ実際の作業へ。今回の作業のポイントは先人の方のアドバイスにある通り、上下のパネルを如何にうまく剥がすかに掛かっています。
用意する工具は、T4のスクリュー、精密ドライバのプラス、カッターナイフが必要です。また、ネジを無くさない為に深いお皿かお茶筒の蓋とかを用意するといいと思います。
もう一つ用意した方が良いものとしてドライヤがあります。今回のポイントの上下パネルは両面テープで接着されていますので、ドライヤで温めると剥がしやすくなります。

まずは上部の電源ボタンがある側のパネルを剥がします。ドライヤで温め糊が剥がれやすくして、HDMIのハッチを大きく開きHDMI端子側からカッターナイフを差し込み筐体に傷を付けないようにしながら慎重にパネルを剥がしていきます。
※ここで私は何を考えていたのかmicroUSBポート側を剥がすという不必要な作業を行ってしまい、パネルが浮くようになってしまいました。後で強力両面テープで補修しようと思います。
剥がれると2本のビス穴が露出するのでT4でビスを外します。
ここで丸みを帯びたプラスチックの上部カバーを外すのですが、爪で止まっておりちょっと固いです。液晶を開いて外へ押し出す様にすると若干ボディ側と隙が出きるので爪を掛けて一気に引っ張ると外れます(こういう時は強引さも大切です。)爪も無理やり掛けるとプラスチックが凹むので慎重に作業をしましょう。
次に下側のパネルを外します。パネルと言いますが実際にはシールみたいなもので非常に薄いです。同じくまずはドライヤで温めます。これは端の方から慎重にカッターの刃を入れて削ぎ取る様に取り外していきます。パネルとカッターの刃が水平なるようにするのがコツです。
外れると真ん中にT4ビスがあるのでこれを外します。
こちら側は上部と違って嵌めてあるだけなので簡単にプラスチックのカバーは外れます。
続いてディスプレイを支えているアームのネジを外します。これは+の精密ドライバです。このビスを外すとアームが外れてディスプレイが後ろ側に倒れるので、そのようにしてキーボードを露出させます。

続いて、キーボードを止めている4つのネジを外します。これは精密ドライバのプラスで行います。
キーボードを取り外しますが上部真ん中辺りで小さな両面テープで止まっているので少し強めにその辺りに力を込めて引き剥がします。

後は交換するキーボードを嵌めてビス止めし、バラした時と逆の手順で復旧するだけです。やや上部のプラスチックカバーが固いですが、上下のパネルさえ外せば後はビス止めなので作業自体は難しく無いです。
ここでパネルを曲げたり、折ったりしてしまった方はここに保守部品が売っていますので安心して作業してください(笑)

相当、不器用で無い限り慎重に作業すれば誰にでも出来ると思います。欧州人にげふんげふんする作業もありますし、当然メーカ保証も無くなりますので決してお薦めはしませんが、フォント置き換えたい腕に自信ありの方はやってみてもいいのでは無いでしょうか。