【Android】【Gemini PDA】Planet Computer 新機種COSMO Communicatorでクラウドファンディング開始


君はNokiaを知っているか(笑)物理的キーボード端末の絶滅が懸念される中、颯爽と現れたのがGemini PDA。海の物とも山の物ともつかぬクラウドファンディングの中にあってかなり完成度の高い製品が出荷されたのはご存知の通り。もちろん、製造会社のPlanet ComputerとNokiaには直接的な関係はない。しかし、今回の新端末COSMO Communicatorの名称を知ってニヤリとしたガジェットファンは多いはず。Gemini PDAのレビューで現代に甦えらした古のモバイル端末PsionとそのOS Symbian、Nokiaの関係について書いた。Communicatorは元々Nokiaのモバイル端末だった。そのルーツはこちらも古のモバイル端末HP200LXにNokiaの携帯電話を括り付けるというものだった。次に考えるのは一体型端末。Nokiaは1台の端末にフルキーボード付きハンドヘルドコンピュータと携帯電話の機能を持たせた端末を誕生させた。それこそがNokia Communicatorだった。初期のモデルはDOSライクなGEOSを採用していたが、来るべきスマートフォンの時代を見据えてOSをSymbianに換装する。Symbian OSはPsionのOS EPOCが発展したものでここでPsionを介してNokiaとPlanet Computerが繋がるというわけだ。
Nokia Communicatorは横型フルキーボード端末の液晶裏にキャンディーバースタイルの携帯電話が貼り付けられている。正に貼り付けられているというのが適切な表現でハンドヘルドコンピュータ部分こそSymbian OSだが、携帯電話部分はNokiaの普及価格帯携帯向けOS-通話とSMS程度しかできない-Series30が使われていた。Communicatorの完成形とも言えるE90 CommunicatorでOSこそSymbian S60一本で全てを制御するようになったが、HP200LXに携帯電話を括り付けた最初のコンセプトから全く変わっていない。高性能な携帯電話であるスマートフォンと違い、あくまでもハンドヘルドコンピュータに通信機能を持たせたのがCommunicatorなのだね。
そしてCOSMO Communicator、フルキーボード付きハンドヘルドコンピュータに携帯電話の機能を付加、そして液晶裏にはスクリーンが設けられた。Communicatorの時代は電話やSMSを液晶裏のスクリーンで確認したが、今やメールやSNS、その他の通知など。COSMOは正に現代に甦ったCommunicatorなのだね。とまたも能書きが長い(笑)

ただし、このCOSMO Communicator、外部にスクリーンを設けてオールドNokiaファンを喜ばせるだけではない。ベース機であるGemini PDAから大幅な性能アップを見せている。

・バックライト付きフルキード
・24MPのカメラ
・RAM 6GB、内部ストレージ 128GB
・CPUもアップグレード
・背面に2インチスクリーン
・NFC搭載
・TYPE-C USBポート×2 両方で充電可能

等々
個人的に嬉しいのはバックライト搭載。起き抜けにブログ更新とかしたりするのだけどバックライト無しでは見えないのよね。
後はカメラの高性能化。現状の後付けカメラはメモにしても今時厳しい感じですからね。

これだけの機能アップで$549はお買い得です(笑)というかこの値段も後わずか。
indiegogoで絶賛出資者募集中です。私ももちろん出資しましたよ。

【Android】【Gemini PDA】キーマットの交換

GeminiPDA気に入って毎日持ち歩いて使っているのですがキーの引っ掛かりが左下部分で徐々に広がっていて気になっていました。FacebookのグループではPlanet com社に問い合わせて交換用キーマットを送ってもらった方がいてメールで問い合わせたところ、すぐに送るとの返信が来ました。それから10日ほどキーマットが送られて来ました。


キーマット自体はこんなキーマット交換のマニュアルに包まれていました。


まずはキーをどんどん外していきます。マニュアルは金属カバーを外す治具を使ってキーを外していましたが、私は手でどんどん外していました。某掲示板ではキーの支柱部分を折ってしまったとの書き込みがありましたが、写真のようにキーの上側(数字キーからという意味ではなく、キー4辺の液晶側という意味)を持ち上げるように外すとスムーズに取れます。


気をつけるのがスペースキーとエンターキー。両方ともキーの左右にアームがあり、アームをロックするプラがキーから出ています。この2つのキーは最後に残し、アームとのロック部分を折らないように慎重に取り外します。スペースキーは上側を持ち上げると写真のようにアームが見えてくるのでアームのピンを抜くように外しましたが、エンター部分はエンターキーの左側の飛び出した部分の方を上に持ち上げるようにして外しました。


対策のスポンジ設置の跡。エンター部分のアームも見えると思います。


新旧キーマット比較。キーマット自体はボンドや両面テープで取り付けられている訳でなく、キーボードの縁にはめ込まれているだけなので簡単に取り外せます。上が新しいキーマットです。まずはキーの接するドーナツの部分ここが新しいキーマットは綺麗に面取りされています。前のものはナイフで切り取ったように所々微妙ですがフラットで無い気がします。また支えている支柱部分についても厚みがましており、これがぐらつきを防ぐのでは無いかと想像します。


こちらがキーマットの裏面です。キーの穴と穴の間にある溝が狭くなっています。


キーの取り付け後の比較。上が交換前、下が交換後です。上の方は所々キーが波打っているのがわかるでしょうか。Nは左側が下がっていたり、E、Wは左側が上がっています。SとAの高さも違い。Shift、Ctrl、Fnあたりは全体的に高さがまちまちです。交換前まではキーによってはぐらつきがあり、触ると左右上下にブラブラするものもありました。それが交換後はグラつきがなくなり、キーの引っ掛かりは無くなりました。キー自体も波打って見える感じはなくなりフラットな感じになりました。キータッチは個人的には親指タイプにはちょうど良い硬さになりました。タッチタイプはしっかり押し込まないといけない感じでもう少し軽くても良いかなと思いますが好みの範疇でかなりしっかりしたと思います。
ただし、反発力が増したからでしょうか。蓋はマグネットの力で自然に閉まる感じでしたが、押し込まないと閉まらないようになりました。

セカンドロットの出荷が始まり、日本の出資者からも続々到着の報告の声が上がっています。セカンドロットはこの仕様でいくのでしょうから今までのようなキーの引っかかるような不具合はレアケースになるのでは無いでしょうかね。メールを返信してくれたサポートのロビン氏に問い合わせたところキートップ自体はストアで販売する計画があるようです。キーマットに関しては予定は無いとのことでしたが、このキーマットも販売してくれると安心して使っていける気がしていきますが。
フルキーボードマシンだけにキーボードがしっかりすると満足度が上がりますね。サードロットで全出資者にGeminiが行き渡るそうなので、今後は一般販売へ進むということでしょう。成功してGemini2やPsion REVOのような小型マシンの発売があるといいのですけどね。

【Android】【Gemini PDA】Gemini PDAでやったこと

Gemini PDAとても気に入って使っています。細い不具合は色々あるものの。手にしたユーザはそれなりの満足を得ているようで評判も悪くないようです。入手してからやってみたことをまとめて。。。というようりダラダラと(笑)思いつくまま書いてみます。


入手時すでに電源は入っていましたので再起動時に気づきました。中々素敵な起動画面。Planet Computersのコーポレートマークの周辺を衛星が回る楽しいアニメーションが見れます。

●日本語は

そして日本語。最新のAndroidだけに起動時に言語を選べば表示に関しては全く問題なし。


そして日本語入力。標準でGoogle日本語入力が使えるのですが、ATOKを入れてみました。かなと英数の切り替えはALT+SPACEになります。しっかり押さないとApp Barが立ち上がってしまいます。キーボードでかな、英数が切り替えられるのは便利です。なぜか時折、かなが入力出来なくなってその時は画面を一度タップしてソフトキーボードを出すと治ります。



設定の言語と入力のところの物理キーボードの設定で”ATOK日本語”をタップし自分の端末にあったGeminiキーボードを選んであげる必要があります。私の場合はUS版キーボードなので”English(US) Gemini keyboard”ですね。

●画面のローテーション

デフォルトでは強制的に横画面に固定されていて、Android標準の画面回転有効/無効切り替えでは画面の回転が有効になりません。そんな場合はApp Barの中にあるPlanetボタンをタップするとメニューがポップアップします。その中にあるForce Rotateを無効にすることで標準の画面回転切り替えが可能になります。ちなみにこのポップアップメニューからPlanetのWebに行けます。

●入れたアプリとか。

スマホで重視する私の使い方としてブックリーダというものがあります。Kindleで新書などを読むことが多いのですが、横画面でどうだろうなと思っていましたが意外に悪くない。全体的に見通しが良くて読みやすいです。


ただし、マンガはダメ。横開き表示ではちょっと小さくて文字が読めない。なので縦画面で読むことにします。つまりは手持ちでしか読めないということ。


Fujisanreaderという雑誌系のアプリ。これは横開きの画面ですが8インチクラスのタブレットじゃないと元々文字は読めないので拡大機能を使って読んでます。


instagramこれは横画面では画像が切れて見難くなるので縦画面で運用しています。


Amazonプライムビデオ。オデッセイ(放題のタイトルはなんだこれですね。火星の人でいいんじゃないかな。)を観てみます。横画面なのでとても観やすい。再生もスムーズです。

戻ってこないキートップ対策。

某掲示板やブログで方法が紹介されていたので真似してみました。マイクロファイバ系のクリーニングスポンジがあったのでデザインナイフ(カッターナイフの細かい作業ができるやつね。)で削ってキートップ下のゴムのところに付けてみました。厚みはtwitterで尋ねられましたが1円玉より少し薄いくらいですかね。効果てきめんでキートップが沈み込んで戻らない不具合は治りました。不具合の原因は押されたゴムが反発力でキートップを押し戻すという単純な仕組みですが、そのゴムが沈み込んだまま戻ってこなくなるためです。改善品のゴムシートが出ればいいのですが。

●キーボードショートカット
twitterや某掲示板でキーボードショートカットについて書かれたものを見ました。
Fn+D   デスクトップ
Fn+A タスクリスト
Alt;Tab タスク切替え
Fn+Del 設定画面
Fn+R スクリーンショット
その他
文書編集で
Ctrl+C コピー
Ctrl+X 切り取り
Ctrl+V 貼り付け
は使えました。
Ctrl+S
Ctrl+Shift+S
で文書保存とかは出来ませんでした。

●その他

モバイルアクセサリを扱うビザビさんで液晶保護シートを購入。しかし、元々付いていたものがピッタリ過ぎて剥がれず、まだ貼っていない(笑)

しばらく使って見ての感想は

●良いところ
 ・キーボードは打ち易い
 ・筐体の出来は良い
 ・バッテリーはよく持つ。私の使い方なら1日使って半分は残っている感じ。
 ・画面は明るく綺麗

●悪いところ
 ・キーボードの引っ掛かり
 ・アプリによっては縦画面でないと使い難いものがある。この場合は手に持つしかないが液晶に角度がつくため持ち難い。

こんなところでしょうか。あまり役に立たないね(笑)

【Android】【Gemini PDA】帰って来たPsion!Gemini PDAフォトレビュー


帰ってきたPsion
君はPsionを知っているか(笑)Psionはイギリスの情報端末メーカーPsion社が販売していたハンドヘルドコンピュータです。当時はPalmに代表されるPDA(Personal Digitgl Assistant:携帯情報端末)全盛の時代であり、小型でポケットに収まるPsionは同じカテゴリに入れられていました。
Palmなど他のPDAが当時のCPU性能などから機能を削ぎ落とし現実的な、ある意味妥協の産物として生み出されていたのに対してPsionは全く違うコンセプトで作られていました。デスクトップコンピュータをそのまま掌に載せる。そのためタッチタイプが可能なノートPCに匹敵するキーボード、高解像度のスクリーン、デスクトップに匹敵するワープロソフトやスプレッドシート、スケジュール管理ソフト、また端末単体で開発可能なプログラミング言語まで備え、理想的に作られていました。ただし、市場が求めていたのはPalmのような簡便なデバイスで嘗ては欧州を制覇したと言われたこのデバイスも大きくシェアを失っていきます。スマートフォンを指向し再起を賭けたモトローラとの協業に失敗しコンシューマ市場から撤退していきました。ちなみにPsionに搭載されていたのはSymbianOSで元々Psion社で開発していたものが発展したものです。当時、他のPDAには採用されていなかったブリエンティブマルチタスクを備える堅牢性に目を付けたNokiaがこのOSを採用して市場を席巻したのは記憶に新しいところです。
モバイルの祭典MWC2017で突如としてGemini PDAがPlanet Computers社より発表されました。ハードウェアキーボード搭載端末はBlackBerryなど一部を除けば絶滅危惧種となっており、意外にも初出展のベンチャー企業の割には注目を集めていました。また、欧米の商業メディアでは必ずと言っていいほどPsionの再来であることが強調されていました。
それもそのはず、展示されたモックアップのデザインは嘗てのPsionハンドヘルドマシンのデザイナーMartin Riddiford氏が手掛けています。また、このプロジェクトを支援するのは元Psionグループの会長David Potter氏、氏はPlanet Computersの名誉会長職を務めます。Gemini PDAにはPsionの元関係者が多数関わっています。正統なPsionの後継機と呼んでも良いでしょう。
MWC2017での発表時Psionと聞いて即座に気絶(笑)しかも3番目の出資者(@_@)))大丈夫かなこのプロジェクトと思いましたが、この手のクラウドファンディングとしてはやや当初の計画より遅れはあったもの驚異的なスピードと言ってもいい速さで製品が出荷されました。Psionのキーボードを貼り付けたモックから約1年。関係者の努力と情熱には賞賛以外にはありません。

前置きが長くなりました。能書きが長いのがこのブログの特徴ですから(笑)
早速、端末購入時の恒例、写真レビューに行きたいと思います。

製品はしっかりした化粧箱に収められています。


Appleのような被せ蓋ではなく、Nokiaのような筒型のカバーでなく、観音扉式の蓋になっています。蓋を開けるとこんな素敵なメッセージ。キーボードの部分がもう1枚の蓋でその下に端末やアクセサリが入っています。


箱には技適マークも大手を振って無線が使えます。例のシンデレラストーリーの女社長さんよりよほどしっかりしてますね(笑)


パッケージの中身はこんな感じ。ACアダプタ、USBケーブル、マイクロファイバーの清掃布、クイックマニュアル、Planet computer社のコーポレートマークのシール、そして外装を開ける治具が付きます。


液晶を開くとこんな感じ、画面が見やすいよう適度な傾斜が付きます。液晶の角度は固定です。


キーボードはUSキーボードを選びました。意外に日本語キーボードを選んだ方が多く、その勇者さんぶりには尊敬の念しかありません。あなた方こそ真の変態です(褒め言葉)キーはぐらつきがあり、かなりナマクラな感じがするのですが打ちにくいという感じはありません。残念ながら私のは個体の問題と思いますが、2と左側のShiftとCtrlに引っ掛かりがあります。(キーが引っ掛かって帰ってこないことがある)ただ、実用上不都合はなく文字入力を行なっています。タッチタイプも自然に出来て個人的には悪くないと思っています。


液晶を閉じた状態。Planet Computer社のマークが目立ちます。


右側面です。上蓋側の穴はスピーカのものです。ボディ側の左の穴はマイク、真ん中はUSB-Cポート、こちらは充電は出来ませんがHDMI出力ができます。その隣はスマートボタン何に使うんでしょ。


こちらは左側面。上蓋側には同じくスピーカの穴。ボディ側には左側からφ3.5オーディオジャック、USB-Cポートこちらから充電します。Hub機能もサポートされているとのこと。その隣はマイク穴です。


背面はクリーンで何もありません。


後ろ側にはGEMINI by PLANET COMPUTERSのロゴが。カッコいい。


Psionのデバイスはヒンジに色々なギミックを持っていましたがGeminiでもそれは踏襲。ヒンジ部分の金属カバーがせり出してキーボードに角度を付けてくれます。ボディが後方に行くに従って浮き上がって角度が付いているのが分かるでしょうか。


背後から見るとこんな感じ。


この角度で見るとかなり背面カバーがせり出しているのが分かりますね。金属部分は触るとちょっと痛く、日本メーカだったらこのデザインは採用されないだろうなと思ったり。


治具を使って上部の金属カバーを外して見ました。ちょっと女性の力ではきつい硬さです。カバーの下には真ん中にMicroSIMスロット(最近はnanoが多いのに珍しい)、右側にはmicroSDスロットがあります。SIMスロットの斜め上に窪みとソケットがありますが、今後追加されるというカメラモジュール用のものでしょう。オプションとしてユーザ側で追加することになります。


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キーボードそっくりさん比較。何かとGeminiと引き合いに出されるPsion5mx(こちらはProです。)です。キーボードの大きさはほぼ同じです。またキーコンビネーションで入力する記号の配置もほぼほぼ踏襲されていることが分かります。どこまでPsionなのという感じです。


Psionにはシルクメニューと呼ばれる液晶上に印刷されたボタンがありました(タッチにてアプリ起動が可能。)それを模しているのがApplication Barです。こんなところにも嘗てのPsionの使い勝手を再現しようという拘りが見えます。

本当に製品が出るのかと初期段階では心配しましたが、長年業界で活躍して来た人達が数多く関わっておりクラウドファンディング製品とは思えないほど完成度は高いです。若者のアイデアを実現する夢のプロジェクトもいいですが、この手のコンセプトがはっきりしたものなら経験豊富な大人達(じぃさんw)による方がしっかりしたものが出来ると思いました。
Planet Computers社は出資者の多かった日本をキーカントリーと位置付けており、日本語キーボードの導入や技適の取得、VOLTEなど日本のサービスの対応に至るまでかなり真摯な対応をしてくれています。この手のフルキーボードデバイスはBlackberryの苦戦に象徴されるようにビジネスとしては非常に厳しい面があります。マニアの心を掴むのを十分ですが、日本では中々それ以上にユーザの広がりがないことは確かです。出来うることなら企業向けなどでGeminiを採用してくれる会社が出て来てくれないでしょうか。もしかしたら間違えて大量導入してくれる企業もいるかもしれませんし(笑)そんな訳でおっさんのノスタルジー漂う役に立たないレビューですが、今後も気が向いたら使い勝手などをレポートしていきたいと思います(^_^;

【MeeGo】【Jolla】Jolla MWC2018でSailfish3を発表


NokiaのMeeGoはSailfish3へ。このコピーがJollaのSailfish3紹介ページに踊ります。今まで見なかった出来事です。Jollaが生まれた経緯として、MeeGoの開発の中止を決めたNokiaに対してMeeGo開発を行っていた中核社員が独立したというものがあります。いくつかの苦難を乗り越えて第3世代OSのSailfish3の発表、やっとこういう心境になったのでしょうか。それともNokiaとの間で新たな関係が生まれたのか。ちょっと驚くことではありました。

そしてSailfish3、新しい世代というだけでかなりの機能追加が行われています。

●ソフトウェアアップデート
 ・Qtのアップグレード
 ・サポートするAndroidのバージョンアップ
 ・30%のパフォーマンス向上

●新しいAPI
・Location、Camera、WebEngine、VPN、Crypto、Secretsなどの新しいAPI

●クラウドへの完全統合
 ・webフォルダへのアクセス
 ・写真の自動同期
 ・設定
 ・ブックマーク
 ・Notes

●セキュリティ
 ・暗号化されたデータと通信
 ・新しいセキュリティアーキテクチャ
 ・遠隔ロック及び消去
 ・指紋認証
 ・ブロックチェーンサービスを利用するソフトウェア

●企業向けSailfish
 ・モバイルデバイスマネージメント (MDM)
 ・暗号化されたデータと通信
 ・VPNの統合
 ・Eメールとカレンダーの再設計

●接続性
 ・VOLTEのサポート
 ・Bluetooth LE
 ・USB On-The-Go

●新しいデバイスカテゴリ
 ・フィーチャーフォンのUI
 ・標準装備のハードウェアキーボードのサポート
 ・ロースペックなハードウェア構成
 ・ランドスケープUIの完全サポート

●マルチタスクの改善
 ・素早いアプリの切り替え
 ・設定とアクションによりトップメニューを再設計
 ・アプリを貼り付けるグリッド

●新しいビジュアルスタイル
 ・Ambiences
 ・Light theme
 ・Animations

今回の大きな目玉としては、数々のフォームファクタに対応した新しいデバイスカテゴリへの対応でしょう。早速、MWC会場では話題のフルキーボード搭載デバイスGemini PDAへの搭載、フィーチャーフォンNokia3310 4Gへの搭載がなされて実機が展示されています。

XperaXA2(スマートフォン)、Gemini PDA(フルキーボード搭載デバイス)、Nokia3310 4G(フィーチャーフォン)など異なるフォームファクタのデバイスで動作する

その他、Qtのアップグレードや新APIでアプリ開発が強化されてネイティブアプリの充実やセキュリティや企業向けアプリケーションの充実で企業向けへの端末展開も広がっていくかもしれません。
嘗て、第三のOSと呼ばれるOS達、FirefoxOSやUbuntu、Tizenなど多くのOSが登場しましたが既に市場から姿を消したもの、細々スマートWatch向けに使われているものなどその存在感は希薄です。その中にあって資金難やタブレット開発の頓挫で事実上の倒産の危機にありながら見事に復活を遂げたJollaは不思議な存在感を発揮しています。この第三世代でかなり完成度が高まりiOSやAndroidに続く第三のOSの地位を確立するのではないでしょうか。となるとそろそろ成功したSailfishOS搭載デバイスを見てみたくなりますね。

【MeeGo】【Jolla】Jolla XperiaX向けのSailfishXを正式配布開始

SailfishX
JollaがXperiaX向けのSailfishOSソフトウェアパッケージの配布を開始しました。これはSonyのOpen Devices Project、つまりSonyのデバイス上で色々な試みを行うというもので、Jollaはこのプロジェクトを利用してXperia上でSailfishOSを動かすことを考えました。
Jollaは昨年JollaCを開発者コミュニティ向けに販売しましたが数量限定ということもあり、開発者やコアなJollaファンに十分行き渡るには不十分と言えました。JollaCはインドの携帯電話メーカINTexがSailfishOSを採用したAquaFishを販売した故に調達できたのであり、事実上ハードウェアビジネスから撤退しているJollaとしては次の端末の調達は難しい面がありました。その中でSony Open Devices projectに目を付けたのは賢い選択と言えます。

当初の予定より遅れてしまいましたが、日本時間10月11日の深夜JollaのOnline shopで販売が開始されました。ですが。。。残念ながら日本は販売地域外。Jollaとしては当初は自分達のホームグラウンドであるヨーロッパで販売を開始し徐々に販路を広げていく予定のようです。
ちなみに現状はソフトウェアパッケージが動作するのは公式にはXperiaXのシングルSIM版(F5121)のみです。

そんなことで10/11は日本のJollaファンが集まって祝杯をあげました。その時、有志さんのビルドしたソフトウェアパッケージを導入して祭りを楽しみました。※Jollaご本家がソースを公開しているもので合法です。
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ですが日本の有志達は簡単に諦めません。想像はつくと思いますが、ギリギリダークサイドに落ちないあたりでJolla Online shopに突入しちゃったかもしれません(^_^;)
その行為そのものはJollaご本家も想定済みのようですが、あえて塞いでいないという事も聞きます。

仮にイメージファイルを入手出来たとして実際のフラッシュをどうやるかはJollaご本家でドキュメントが公開されています。下記はあくまでもドキュメントを読み込んだ上のもの、画像はあくまでもイメージです。
OSをフラッシュするツールは基本的にWindowsのみでありWindowsマシンが必要になります。(将来的にはLinuxやMacOSのツールも配布されるようです。)

1.AndroidのOSを最新のビルドにアップデートする。
34.3.A.0.228がそれ以降。ビルドがそれより前のバージョンの場合、OTAで地道にアップデートするか、既にBootloaderがアンロックされている場合はEmmaというツールを使ってファームを焼くかどちらかを行う必要があります。

2.Fastbootdriverをインストールする。
フラッシュを行うにはBootloaderのアンロックが必要で、Fastbootドライバを導入する必要があります。
XperiaXをFastbootモードで接続する(電源オフ、ボリュームキーの上を押しながらUSBケーブルを刺すとLEDランプが青色に点灯します。)大抵の場合ドライバが無く接続にコケると思います。
Windowsのデバイスマネージャを使いドライバの更新を行います。ここで気をつけるのはSonyから配布されているXperiaX用のFastbootドライバをインストールする場合は、デバイス自体は”全てのデバイス”を選びドライバをディスクから選ぶこと。

3.SailOS.zipファイを解凍しておく。
購入したソフトウェアパッケージは解凍して任意のフォルダにコピーしておきます。
Windowsマシンを持っていなくて、ParallelsというMacの仮想環境のWindows7で作業していてデスクトップにファイルを展開していました。実際はWindows上のデスクトップに見えるのは作業をMac←→Winでシームレスに運用できるためでMac上のデスクットップだったためFastbootドライバが無いと何度も怒られていた人がいたらしい(^_^;)
WindowsのCドライブ内に収めたら問題なくフラッシュ出来ました。

4.Bootloaderをアンロックする。
SonyのOpen Devicesウェブサイトに行って手順に従いBootloaderのロックを解除します。IMEIが必要となるので事前に確認しておいた方が良いでしょう。作業はこの工程が一番多いです。

5.Sonyのvender binary imagesを入手する。
SonyのOpen Devicesウェブサイトからベンダーバイナリイメージを入手して、解凍し先に解凍したSailOS.zipのフォルダに入れておきます。解凍展開したフォルダと書かれていて迷うところですが、フラッシュするツールなどが入っているフォルダの中に一緒に入れておきます。

6.XperiaXへのSailfishXのフラッシュ
電源オフのXperiaXのボリュームキー上を押しながらUSB接続するFastbootモードでPCと接続し、任意のフォルダに置いたSailfishOSのソフトウェアパッケージ内にある”flash-on-windows.bat”をダブルクリックするとDOS窓が開き指示に従って操作すると(実際には任意のキーを2回押す)あっさりとフラッシュは終了します。

後はUSBケーブルを外し、電源ボタンを押すとこの端末はアンロックされていますというアラート文が表示されてウザいですが、まるでSailfishOS搭載のSony端末のごとく、起動ロゴが表示された後SailfishOSが立ち上がります。最初の起動で無限ループに陥りましたが、冷静にFastbootモードで再接続し再フラッシュで事なきを得たことがあるようです。。。
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その後のセットアップは従来のSailfishOS端末と同じなのですが、日本語環境導入にはJollaのストアからPredictive text inputを導入する必要があります。これをインストールしないと日本語入力環境のAnthyが導入できませんので気をつけてください。
 
ああ、あくまでも想定でしたね(^_^;)

【MeeGo】【Jolla】MWC 2017のJolla

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元Nokia従業員達によってMeeGoの開発継続を目的として設立されたJolla。今年もMobile World Congressに出展しました。モバイル市場を独占的に支配する既存OSの代替手段として、第3のOSと呼ばれる勢力がいくつか存在しましたが泡末のように消えて行きました。その中で存在自体が奇跡とも言えるJollaがしぶとく生き残っていることは興味深いことです。

MWC2017においてのJollaは挑戦の年を経て強者への転換を目指し下記のような発表を行いました。

・SailfishOSの開発を行う中国のコンソーシアムとライセンス契約を結む。コンソーシアムはOS開発に2億5000万ドルを投入。
・SonyのOpen Device Programを利用して、開発者コミュニティーにXperia上で動作するSailfishOSを提供する。
・ロシアのOpen mobile platform。
・新たなパートナー企業であるJalaの参加。

注目すべきは中国のSailfishOS開発コンソーシアムへのライセンス契約です。Androidの代替OSの提供というだけではなく、先のロシア政府より公的機関や企業で利用するモバイルOSとしての認定を受けたと同じく、中国でもSailfishと互換性を維持したOSの共同開発に当たるためでもあります。単純なモバイルデバイス向けの用途というだけでなく、TVやIoT、スマートウォッチ、ホームエネルギーマネジメントなど様々な応用分野への進出にも期待しているようです。
また、AlibabaやBaiduなどのサービス分野で既にプラットフォームを確立している巨大企業の対抗馬にプラットフォームを提供するため交渉を開始しているようでこちらでも成長が見込めそうです。

また、開発者向けにSonyのOpen Device Programを利用して開発デバイスを提供することを考えています。Jollaは昨年、開発コミュニティ向けに第3のデバイスJolla Cを投入しましたが、1,000台限定と決して十分な供給とは言えませんでした。オープンプラットフォームを標榜するJollaとしては開発者の協力がプラットフォームの発展には最重要事項であり、広く市場に供給されている大手ベンダーのデバイスを利用することは非常に賢いやり方です。OSの提供はXperia Xという比較的ハイスペックな端末を対象としているためSailfishファンを喜ばせる副次的な要素も期待できるでしょう。

ロシアのローカルパートナーであるOpen Mobile PlatformのOS開発は順調なようで、ロシア初のSailfishOSデバイスとしてInoi社が実機を公開していました。4月の発売を目指しているようでこちらにも期待ができます。

新たなパートナー企業についても発表されていますね。Jalasoftは南アメリカの会社。デバイスの画像なども公開されています。南アメリカではもう一社SIKURがセキュリティ重視の端末を。

JollaはSailfishOSのオープンソース化の取り組みを開始しているとのこと。UIやアプリケーションのオープンソース化に向けて段階を踏むための準備をしている状況で、数ヶ月以内にエキサイティングな発表が出来るとのこと。

引き続き戦略はBRICSを中心とした地域パートナーの拡大ということになるのでしょう。こうした地域パートナーはセキュリティ面に不安のあるプラットフォーマーからの情報収集や外国からの利益の独占に対抗するため独自OSを持ちたいという意向があると思います。そこに共同開発という透明性の高い仕組みを持ち込めることにJollaの強みがあり、生き残りの手段であると思います。

やっと、どうやってご飯を食べていくか見えて来た気がします(笑)SailfishOSの進化とパートナー企業の新型デバイスに今後は期待して行きたいですね。

【MISC】新年明けましておめでとうございます。

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放置状態ですが、多分今年も何回か更新すると思います。Nokiaブランドの新スマートフォンの登場、小さなスマートフォンカンパニーJollaの行方などまだまだ今年も楽しめそうです。本年もよろしくお願いします。

【MeeGo】【Aqua Fish】INTeX Aqua Fishフォトレビュー

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インドの携帯電話メーカINTeXのスマートフォン、Aqua Fishを入手したのでフォトレビューをお届けします。Aqua FishはSailfishOS2.0搭載端末です。SailfishOSは元Nokia従業員による携帯電話端末及びOS開発のベンチャー企業Jollaによって開発されています。Jollaは昨年の秋、設立以来最大の危機を迎えました。PEOPLE POWERED TABLETと銘打たれてクラウドファンディングで資金調達を行ったJolla Tabですが相次ぐスケジュールの遅れや投資家の資金引き上げによる倒産の危機など、結局一部を出荷してプロジェクト中止という最悪の結果となってしまいました。初の端末であるJolla Phoneで端末ビジネスの難しさを十分に経験し、OSライセンスを中心としたソフトウェア開発、端末メーカの開発協力に徐々に軸足を移していくと思われた中で起きた大事件、Jollaの行く末は非常に心配されるものでした。

その中で明るい話題といえばサードパーティのSailfishOS採用です。同じフィンランドの携帯電話ベンチャーTuring Robotic IndustriesがSailfishOSを搭載したスマートフォンTuring Phoneを発売しました。そしてこのAqua Fish。ビジネスモデルが今一不明だったJollaですが、ここに来て生き残りに向けた光明が見えてきた気がします。

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Aqua Fishのパッケージです。低価格端末と思えない立派なものです。表面に描かれたバショウカジキはSailfishのこと。ここまでOSを前面に出すのはなかなか珍しい。

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パッケージは筒形ではなく、引き上げる方式。折り返しのところにはマグネットが付いており凝った作りです。

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内蓋は羽型に開きます。これでもかと端末スペックが書かれています。

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端末を取り出してみます。出荷時の傷付き防止のシートにも端末スペックが。インド人はそこまでスペックにこだわるのでしょうかね(笑)

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パッケージの同梱品。ユーザーマニュアル、白い箱のなかにmicroUSBケーブル、ACアダプタ、ステレオヘッドホン。液晶保護シートも付いていました。

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上部にはmicroUSBポートとφ3.5ヘッドホンジャック。

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右側面です。右からボリュームキーと電源キー。

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ボリュームキーと電源キーは凄く細く見えますが押しにくくはありません。ボリュームキーの上下同時押しでスクリーンショットが撮れるようになりました。

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左側面にはボタン等はなし。クリーンです。

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下部です。液晶面にマイクの穴が無いためこのスリットのどれかがマイクの穴なんでしょう。

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鮮やかなオレンジの背面カバー。INTeXのメーカロゴはもちろんここでもSAIL FISH OSのロゴが大きくプリントされています。Sailfish押しが凄いですね。

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カメラ部分をクローズアップ。8MPのオートフォーカスカメラ。写りは悪くは無いですが、最近の進化が凄まじいスマホカメラと比べると見劣りすることは確か。

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裏カバーを外してみました。握った時ミシリとも言わ無い剛性感にゴツいプラスティック製を想像しますがペラペラの心細いもの。この方式はJolla Phoneと同じものでJollaが深く端末開発に関わっていることが伺い知れます。

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背面カバーを外したところ。INTeXのロゴの上には各スロットがあります。左からmicroSD、Dual SIM対応のためSIMスロットが2つあります。いずれも差し込むタイプです。バッテリーは2,500mA。携帯ネットワークで長い時間通信はしていませんがバッテリーの持ちは良好に感じます。

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SailfishOS2.0のAmbience(独自の壁紙的なもの)の象徴とも言えるのがこの折り鶴。Aqua Fishでもデフォルトに設定されておりINTeX独自のUIカスタマイズは行われていません。

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SailfishOSは横スワイプで起動中アプリがタイル状の配置されたマルチタスク画面、SNSやアプリ更新などの通知が表示されるユーザストリーム画面を切り替えていくのですが、Jolla Phoneなどに比べて遷移画面が1面多いです。gannaというインドの音楽配信サービスのようで、このアプリが常に画面を占拠しています。Super Appsと呼ばれる地域独自のサービスを表示する機能を利用したものと思われます。

Aqua Fishは性能的にはエントリー〜ミッドレンジというもので取り分けすごいところはないのですが、Sailfishは比較的低い性能の端末でも快適に動作することもあってなかなか軽快に動きます。筐体も現在の基準で高級感があるとか、製造品質が高いということは無いのですが、手に取った時の肌触りはとても良く持ちやすいです。全体的に押し出しこそ強くないものの、Jollaが協力したと思わせる落ち着いたデザインでいいなあと思わせるものがあります。
誰にでもお勧めできるものではないですが、マニアな方でSailfish端末を一度経験してみたいと思っている方にはいいのではないでしょうか。インドのeBayではINTeX自ら$85で販売中です。ただ、クレジットカードのコピーを送らなくてはならないなど現状は若干敷居が高いです。eBay.comの方では若干お値段は張りますが、paypalが使える業者もおり、こちらの方が安心度は高そうです。自己責任でご利用は計画的にお願いします。

【Windows Phone】【Lumia950XL】Lumia950XLフォトレビュー

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さて、ちょっと遅くなりましたがLumia950XLを入手しましたので、ご紹介します。Lumia950XLはMicrososoftが販売する最新のWindows Phone端末です。これまでLumia1520と930がWフラグシップの様な形で存在していました。これらはいずれもNokiaブランドでしたので、Microsoftブランドを冠した初のフラグシップモデルになります。また、950と並んで最初のWindows 10 Mobile端末でもあります。
CPUにSnapdragon810、RAM 3GB、5.7インチ2560×1440pixelsのディスプレイなど最新のハイスペックAndroid端末などとも同等の性能を誇ります。

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パッケージはこれまでのLumiaシリーズのカラフルなものに比べると随分とシックなものに変わりました。端末自体も黒と白の2種類しか用意されず、鮮やかな数種類のボディカラーを用意していたこれまでと比べると、正直寂しい感じは否めないです。

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パッケージは横に引き出すタイプです。

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端末と付属品は箱を半分に分ける様に収納されています。

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パッケージの中身は非常に簡素です。本体、ACアダプタ、USB-Cケーブル、簡易マニュアル、使用上の注意の冊子といったものが収められています。

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今回は英Clovetechより輸入しましたのでUK版の電源プラグになっています。Lumia830の時はUSBポートを持つACアダプタとUSBケーブルが付属しており、USBケーブルはPC接続用とACからの直接充電用で兼用されていました。今回はACアダプタとケーブルは一体になっており、USBケーブルはPC接続用として独立する形となっています。

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外観を見ていきましょう。5.7インチサイズは現在Google NEXUS 6Pなどハイエンド端末で採用の多いディスプレイサイズで特に珍しい存在ではありません。これまでハイエンドなファブレット端末としてはLumia1520を投入してきました。1520は更に大きい6インチのディスプレイを採用していることもあって209gとスーパーヘビィ級ですが、950XLは165gと随分と軽量化されています。

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ディスプレイ上部。ここは当たり前ですがMicrosoftのロゴですね。真ん中にスピーカの穴。右端にはインカメラが装備されています。

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ディスプレイ下部です。マイクの穴があります。気付いた人もいるかもしれませんがWindowsマークのシルク印刷がありません。スタートボタンやバックキーはソフトウェア的に出現させることになります。

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側面も見てみます。上部は3.5Φのステレオプラグ用ポートのみ。

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右側面です。幾つかのキーが設けられていますが左から、カメラキー、ボリュームキー下げ、電源ボタン、ボリュームキー上げ。

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個人的にはこのレイアウトには不満があります。従来のボリュームキーと電源を十分に離したレイアウトなら目をつぶってでも電源ボタンを押せたました。今回、電源ボタンをボリュームキーで挟む形にしてしまったので一々目視しながらでないと電源ボタンが押せません。なぜこんなに小さなボタンでこんなレイアウトにしたか不思議でなりません。

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左側面はボタン類もなくクリーン。

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下面にはUSB-Cポートがあります。USB-Cは家電量販店でもスマートフォンアクセサリのコーナーではケーブル類を見つけることができませんでした。HDDや光学ディスク用としてからうじて見つけることが出来るのみですので普及はこれからという感じですね。

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Lumia950XLですが海外Webメディアなどでも質感に対して厳しい評価をするところが少なくありません。その多くはこの背面カバーによるところが大きいと思います。ポリカーボネートの質感が今一で、個人的にはLumiaでもミッドレンジ以下の600番代くらいの質感に思えます。さすがに日本円で8万円を超えるハイエンドマシンなのでもう少し質感には気を使ってもらいたかったところです。一説にはMicrosoftがインテルアーキテクチャーを採用したSurfacePhoneを開発していることから950シリーズは暫定的なフラグシップマシンであり、差別化のためあえて質感のやや低い筐体を選んだという推測があります。この辺りは噂に過ぎないのですが、折角930でSurfaceのパートナーに相応しい同一のデザインテイストを持ったのでそれは踏襲して欲しかったところです。

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カメラ部分を拡大してみます。20MピクセルのPureViewTechカメラ、レンズはもちろんZEISSブランドです。LEDフラッシュライトは3連。4K動画にも対応しています。

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バックカバーを外してみました。バックカバーは側面まで覆うタイプで下部の隙間に爪を差し入れメリメリと剥がしていくタイプです。バッテリの大きさが印象的。

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バックカバーを裏側からみたところ。真ん中の黒い部分はワイヤレス充電のQiのモジュールです。カメラ周りはスピーカもしくは録画用のマイクらしき配線もあります。

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バッテリは3,340mAhの大容量ですがまだまだWindows 10 Mobileは最適化が進んでいないのか1520が1日盤石だったのと比べると少々心もとない感じです。この辺りは今後のアップデートに期待したいところです。

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各スロット周りを。SIMはnanoSIMで押し込んでロックされるタイプです。マイクロSDスロットも押し込むタイプですね。

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4.7インチのiPhone6sとサイズを比較してみます。かなり大柄な端末であることが分かると思います。

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iPhone6sと厚みを比較。ほぼ同等の厚みに見えますが、これは950XLがエッジ部分を絞り込んでいるため。厚みでは950XLがやや上回ります。しかし十分に薄く、大きさから予想されるものより随分と軽いと感じます。

外観レビュー的にはこんなところでしょうか。まだまだそれほど使えてはいないのですが、10日ほど使った印象はWindows 10 Mobile自身がまだまだバギーだということ。8.1が高い完成度を見せていただけにその域にはまだまだ達していないと感じます。また一部のアプリについては対応がされていないものも散見され、ユニバーサルアプリの恩恵もまだ感じられないのが正直なところです。ただし、OSの素性としては悪くない感じでUIは8.1以上にスムーズに動き今後のアップデートに期待が持てます。
カメラも同じ20Mピクセル機の1520より改良が進んだ感じで、この辺りについても使い勝手と併せ今後レビューを上げていこうと思っています。