【MeeGo】【Jolla】Jolla XperiaX向けのSailfishXを正式配布開始

SailfishX
JollaがXperiaX向けのSailfishOSソフトウェアパッケージの配布を開始しました。これはSonyのOpen Devices Project、つまりSonyのデバイス上で色々な試みを行うというもので、Jollaはこのプロジェクトを利用してXperia上でSailfishOSを動かすことを考えました。
Jollaは昨年JollaCを開発者コミュニティ向けに販売しましたが数量限定ということもあり、開発者やコアなJollaファンに十分行き渡るには不十分と言えました。JollaCはインドの携帯電話メーカINTexがSailfishOSを採用したAquaFishを販売した故に調達できたのであり、事実上ハードウェアビジネスから撤退しているJollaとしては次の端末の調達は難しい面がありました。その中でSony Open Devices projectに目を付けたのは賢い選択と言えます。

当初の予定より遅れてしまいましたが、日本時間10月11日の深夜JollaのOnline shopで販売が開始されました。ですが。。。残念ながら日本は販売地域外。Jollaとしては当初は自分達のホームグラウンドであるヨーロッパで販売を開始し徐々に販路を広げていく予定のようです。
ちなみに現状はソフトウェアパッケージが動作するのは公式にはXperiaXのシングルSIM版(F5121)のみです。

そんなことで10/11は日本のJollaファンが集まって祝杯をあげました。その時、有志さんのビルドしたソフトウェアパッケージを導入して祭りを楽しみました。※Jollaご本家がソースを公開しているもので合法です。
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ですが日本の有志達は簡単に諦めません。想像はつくと思いますが、ギリギリダークサイドに落ちないあたりでJolla Online shopに突入しちゃったかもしれません(^_^;)
その行為そのものはJollaご本家も想定済みのようですが、あえて塞いでいないという事も聞きます。

仮にイメージファイルを入手出来たとして実際のフラッシュをどうやるかはJollaご本家でドキュメントが公開されています。下記はあくまでもドキュメントを読み込んだ上のもの、画像はあくまでもイメージです。
OSをフラッシュするツールは基本的にWindowsのみでありWindowsマシンが必要になります。(将来的にはLinuxやMacOSのツールも配布されるようです。)

1.AndroidのOSを最新のビルドにアップデートする。
34.3.A.0.228がそれ以降。ビルドがそれより前のバージョンの場合、OTAで地道にアップデートするか、既にBootloaderがアンロックされている場合はEmmaというツールを使ってファームを焼くかどちらかを行う必要があります。

2.Fastbootdriverをインストールする。
フラッシュを行うにはBootloaderのアンロックが必要で、Fastbootドライバを導入する必要があります。
XperiaXをFastbootモードで接続する(電源オフ、ボリュームキーの上を押しながらUSBケーブルを刺すとLEDランプが青色に点灯します。)大抵の場合ドライバが無く接続にコケると思います。
Windowsのデバイスマネージャを使いドライバの更新を行います。ここで気をつけるのはSonyから配布されているXperiaX用のFastbootドライバをインストールする場合は、デバイス自体は”全てのデバイス”を選びドライバをディスクから選ぶこと。

3.SailOS.zipファイを解凍しておく。
購入したソフトウェアパッケージは解凍して任意のフォルダにコピーしておきます。
Windowsマシンを持っていなくて、ParallelsというMacの仮想環境のWindows7で作業していてデスクトップにファイルを展開していました。実際はWindows上のデスクトップに見えるのは作業をMac←→Winでシームレスに運用できるためでMac上のデスクットップだったためFastbootドライバが無いと何度も怒られていた人がいたらしい(^_^;)
WindowsのCドライブ内に収めたら問題なくフラッシュ出来ました。

4.Bootloaderをアンロックする。
SonyのOpen Devicesウェブサイトに行って手順に従いBootloaderのロックを解除します。IMEIが必要となるので事前に確認しておいた方が良いでしょう。作業はこの工程が一番多いです。

5.Sonyのvender binary imagesを入手する。
SonyのOpen Devicesウェブサイトからベンダーバイナリイメージを入手して、解凍し先に解凍したSailOS.zipのフォルダに入れておきます。解凍展開したフォルダと書かれていて迷うところですが、フラッシュするツールなどが入っているフォルダの中に一緒に入れておきます。

6.XperiaXへのSailfishXのフラッシュ
電源オフのXperiaXのボリュームキー上を押しながらUSB接続するFastbootモードでPCと接続し、任意のフォルダに置いたSailfishOSのソフトウェアパッケージ内にある”flash-on-windows.bat”をダブルクリックするとDOS窓が開き指示に従って操作すると(実際には任意のキーを2回押す)あっさりとフラッシュは終了します。

後はUSBケーブルを外し、電源ボタンを押すとこの端末はアンロックされていますというアラート文が表示されてウザいですが、まるでSailfishOS搭載のSony端末のごとく、起動ロゴが表示された後SailfishOSが立ち上がります。最初の起動で無限ループに陥りましたが、冷静にFastbootモードで再接続し再フラッシュで事なきを得たことがあるようです。。。
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その後のセットアップは従来のSailfishOS端末と同じなのですが、日本語環境導入にはJollaのストアからPredictive text inputを導入する必要があります。これをインストールしないと日本語入力環境のAnthyが導入できませんので気をつけてください。
 
ああ、あくまでも想定でしたね(^_^;)

【MeeGo】【Jolla】MWC 2017のJolla

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元Nokia従業員達によってMeeGoの開発継続を目的として設立されたJolla。今年もMobile World Congressに出展しました。モバイル市場を独占的に支配する既存OSの代替手段として、第3のOSと呼ばれる勢力がいくつか存在しましたが泡末のように消えて行きました。その中で存在自体が奇跡とも言えるJollaがしぶとく生き残っていることは興味深いことです。

MWC2017においてのJollaは挑戦の年を経て強者への転換を目指し下記のような発表を行いました。

・SailfishOSの開発を行う中国のコンソーシアムとライセンス契約を結む。コンソーシアムはOS開発に2億5000万ドルを投入。
・SonyのOpen Device Programを利用して、開発者コミュニティーにXperia上で動作するSailfishOSを提供する。
・ロシアのOpen mobile platform。
・新たなパートナー企業であるJalaの参加。

注目すべきは中国のSailfishOS開発コンソーシアムへのライセンス契約です。Androidの代替OSの提供というだけではなく、先のロシア政府より公的機関や企業で利用するモバイルOSとしての認定を受けたと同じく、中国でもSailfishと互換性を維持したOSの共同開発に当たるためでもあります。単純なモバイルデバイス向けの用途というだけでなく、TVやIoT、スマートウォッチ、ホームエネルギーマネジメントなど様々な応用分野への進出にも期待しているようです。
また、AlibabaやBaiduなどのサービス分野で既にプラットフォームを確立している巨大企業の対抗馬にプラットフォームを提供するため交渉を開始しているようでこちらでも成長が見込めそうです。

また、開発者向けにSonyのOpen Device Programを利用して開発デバイスを提供することを考えています。Jollaは昨年、開発コミュニティ向けに第3のデバイスJolla Cを投入しましたが、1,000台限定と決して十分な供給とは言えませんでした。オープンプラットフォームを標榜するJollaとしては開発者の協力がプラットフォームの発展には最重要事項であり、広く市場に供給されている大手ベンダーのデバイスを利用することは非常に賢いやり方です。OSの提供はXperia Xという比較的ハイスペックな端末を対象としているためSailfishファンを喜ばせる副次的な要素も期待できるでしょう。

ロシアのローカルパートナーであるOpen Mobile PlatformのOS開発は順調なようで、ロシア初のSailfishOSデバイスとしてInoi社が実機を公開していました。4月の発売を目指しているようでこちらにも期待ができます。

新たなパートナー企業についても発表されていますね。Jalasoftは南アメリカの会社。デバイスの画像なども公開されています。南アメリカではもう一社SIKURがセキュリティ重視の端末を。

JollaはSailfishOSのオープンソース化の取り組みを開始しているとのこと。UIやアプリケーションのオープンソース化に向けて段階を踏むための準備をしている状況で、数ヶ月以内にエキサイティングな発表が出来るとのこと。

引き続き戦略はBRICSを中心とした地域パートナーの拡大ということになるのでしょう。こうした地域パートナーはセキュリティ面に不安のあるプラットフォーマーからの情報収集や外国からの利益の独占に対抗するため独自OSを持ちたいという意向があると思います。そこに共同開発という透明性の高い仕組みを持ち込めることにJollaの強みがあり、生き残りの手段であると思います。

やっと、どうやってご飯を食べていくか見えて来た気がします(笑)SailfishOSの進化とパートナー企業の新型デバイスに今後は期待して行きたいですね。

【MISC】新年明けましておめでとうございます。

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放置状態ですが、多分今年も何回か更新すると思います。Nokiaブランドの新スマートフォンの登場、小さなスマートフォンカンパニーJollaの行方などまだまだ今年も楽しめそうです。本年もよろしくお願いします。

【MeeGo】【Aqua Fish】INTeX Aqua Fishフォトレビュー

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インドの携帯電話メーカINTeXのスマートフォン、Aqua Fishを入手したのでフォトレビューをお届けします。Aqua FishはSailfishOS2.0搭載端末です。SailfishOSは元Nokia従業員による携帯電話端末及びOS開発のベンチャー企業Jollaによって開発されています。Jollaは昨年の秋、設立以来最大の危機を迎えました。PEOPLE POWERED TABLETと銘打たれてクラウドファンディングで資金調達を行ったJolla Tabですが相次ぐスケジュールの遅れや投資家の資金引き上げによる倒産の危機など、結局一部を出荷してプロジェクト中止という最悪の結果となってしまいました。初の端末であるJolla Phoneで端末ビジネスの難しさを十分に経験し、OSライセンスを中心としたソフトウェア開発、端末メーカの開発協力に徐々に軸足を移していくと思われた中で起きた大事件、Jollaの行く末は非常に心配されるものでした。

その中で明るい話題といえばサードパーティのSailfishOS採用です。同じフィンランドの携帯電話ベンチャーTuring Robotic IndustriesがSailfishOSを搭載したスマートフォンTuring Phoneを発売しました。そしてこのAqua Fish。ビジネスモデルが今一不明だったJollaですが、ここに来て生き残りに向けた光明が見えてきた気がします。

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Aqua Fishのパッケージです。低価格端末と思えない立派なものです。表面に描かれたバショウカジキはSailfishのこと。ここまでOSを前面に出すのはなかなか珍しい。

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パッケージは筒形ではなく、引き上げる方式。折り返しのところにはマグネットが付いており凝った作りです。

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内蓋は羽型に開きます。これでもかと端末スペックが書かれています。

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端末を取り出してみます。出荷時の傷付き防止のシートにも端末スペックが。インド人はそこまでスペックにこだわるのでしょうかね(笑)

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パッケージの同梱品。ユーザーマニュアル、白い箱のなかにmicroUSBケーブル、ACアダプタ、ステレオヘッドホン。液晶保護シートも付いていました。

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上部にはmicroUSBポートとφ3.5ヘッドホンジャック。

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右側面です。右からボリュームキーと電源キー。

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ボリュームキーと電源キーは凄く細く見えますが押しにくくはありません。ボリュームキーの上下同時押しでスクリーンショットが撮れるようになりました。

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左側面にはボタン等はなし。クリーンです。

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下部です。液晶面にマイクの穴が無いためこのスリットのどれかがマイクの穴なんでしょう。

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鮮やかなオレンジの背面カバー。INTeXのメーカロゴはもちろんここでもSAIL FISH OSのロゴが大きくプリントされています。Sailfish押しが凄いですね。

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カメラ部分をクローズアップ。8MPのオートフォーカスカメラ。写りは悪くは無いですが、最近の進化が凄まじいスマホカメラと比べると見劣りすることは確か。

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裏カバーを外してみました。握った時ミシリとも言わ無い剛性感にゴツいプラスティック製を想像しますがペラペラの心細いもの。この方式はJolla Phoneと同じものでJollaが深く端末開発に関わっていることが伺い知れます。

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背面カバーを外したところ。INTeXのロゴの上には各スロットがあります。左からmicroSD、Dual SIM対応のためSIMスロットが2つあります。いずれも差し込むタイプです。バッテリーは2,500mA。携帯ネットワークで長い時間通信はしていませんがバッテリーの持ちは良好に感じます。

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SailfishOS2.0のAmbience(独自の壁紙的なもの)の象徴とも言えるのがこの折り鶴。Aqua Fishでもデフォルトに設定されておりINTeX独自のUIカスタマイズは行われていません。

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SailfishOSは横スワイプで起動中アプリがタイル状の配置されたマルチタスク画面、SNSやアプリ更新などの通知が表示されるユーザストリーム画面を切り替えていくのですが、Jolla Phoneなどに比べて遷移画面が1面多いです。gannaというインドの音楽配信サービスのようで、このアプリが常に画面を占拠しています。Super Appsと呼ばれる地域独自のサービスを表示する機能を利用したものと思われます。

Aqua Fishは性能的にはエントリー〜ミッドレンジというもので取り分けすごいところはないのですが、Sailfishは比較的低い性能の端末でも快適に動作することもあってなかなか軽快に動きます。筐体も現在の基準で高級感があるとか、製造品質が高いということは無いのですが、手に取った時の肌触りはとても良く持ちやすいです。全体的に押し出しこそ強くないものの、Jollaが協力したと思わせる落ち着いたデザインでいいなあと思わせるものがあります。
誰にでもお勧めできるものではないですが、マニアな方でSailfish端末を一度経験してみたいと思っている方にはいいのではないでしょうか。インドのeBayではINTeX自ら$85で販売中です。ただ、クレジットカードのコピーを送らなくてはならないなど現状は若干敷居が高いです。eBay.comの方では若干お値段は張りますが、paypalが使える業者もおり、こちらの方が安心度は高そうです。自己責任でご利用は計画的にお願いします。

【Windows Phone】【Lumia950XL】Lumia950XLフォトレビュー

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さて、ちょっと遅くなりましたがLumia950XLを入手しましたので、ご紹介します。Lumia950XLはMicrososoftが販売する最新のWindows Phone端末です。これまでLumia1520と930がWフラグシップの様な形で存在していました。これらはいずれもNokiaブランドでしたので、Microsoftブランドを冠した初のフラグシップモデルになります。また、950と並んで最初のWindows 10 Mobile端末でもあります。
CPUにSnapdragon810、RAM 3GB、5.7インチ2560×1440pixelsのディスプレイなど最新のハイスペックAndroid端末などとも同等の性能を誇ります。

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パッケージはこれまでのLumiaシリーズのカラフルなものに比べると随分とシックなものに変わりました。端末自体も黒と白の2種類しか用意されず、鮮やかな数種類のボディカラーを用意していたこれまでと比べると、正直寂しい感じは否めないです。

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パッケージは横に引き出すタイプです。

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端末と付属品は箱を半分に分ける様に収納されています。

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パッケージの中身は非常に簡素です。本体、ACアダプタ、USB-Cケーブル、簡易マニュアル、使用上の注意の冊子といったものが収められています。

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今回は英Clovetechより輸入しましたのでUK版の電源プラグになっています。Lumia830の時はUSBポートを持つACアダプタとUSBケーブルが付属しており、USBケーブルはPC接続用とACからの直接充電用で兼用されていました。今回はACアダプタとケーブルは一体になっており、USBケーブルはPC接続用として独立する形となっています。

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外観を見ていきましょう。5.7インチサイズは現在Google NEXUS 6Pなどハイエンド端末で採用の多いディスプレイサイズで特に珍しい存在ではありません。これまでハイエンドなファブレット端末としてはLumia1520を投入してきました。1520は更に大きい6インチのディスプレイを採用していることもあって209gとスーパーヘビィ級ですが、950XLは165gと随分と軽量化されています。

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ディスプレイ上部。ここは当たり前ですがMicrosoftのロゴですね。真ん中にスピーカの穴。右端にはインカメラが装備されています。

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ディスプレイ下部です。マイクの穴があります。気付いた人もいるかもしれませんがWindowsマークのシルク印刷がありません。スタートボタンやバックキーはソフトウェア的に出現させることになります。

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側面も見てみます。上部は3.5Φのステレオプラグ用ポートのみ。

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右側面です。幾つかのキーが設けられていますが左から、カメラキー、ボリュームキー下げ、電源ボタン、ボリュームキー上げ。

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個人的にはこのレイアウトには不満があります。従来のボリュームキーと電源を十分に離したレイアウトなら目をつぶってでも電源ボタンを押せたました。今回、電源ボタンをボリュームキーで挟む形にしてしまったので一々目視しながらでないと電源ボタンが押せません。なぜこんなに小さなボタンでこんなレイアウトにしたか不思議でなりません。

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左側面はボタン類もなくクリーン。

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下面にはUSB-Cポートがあります。USB-Cは家電量販店でもスマートフォンアクセサリのコーナーではケーブル類を見つけることができませんでした。HDDや光学ディスク用としてからうじて見つけることが出来るのみですので普及はこれからという感じですね。

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Lumia950XLですが海外Webメディアなどでも質感に対して厳しい評価をするところが少なくありません。その多くはこの背面カバーによるところが大きいと思います。ポリカーボネートの質感が今一で、個人的にはLumiaでもミッドレンジ以下の600番代くらいの質感に思えます。さすがに日本円で8万円を超えるハイエンドマシンなのでもう少し質感には気を使ってもらいたかったところです。一説にはMicrosoftがインテルアーキテクチャーを採用したSurfacePhoneを開発していることから950シリーズは暫定的なフラグシップマシンであり、差別化のためあえて質感のやや低い筐体を選んだという推測があります。この辺りは噂に過ぎないのですが、折角930でSurfaceのパートナーに相応しい同一のデザインテイストを持ったのでそれは踏襲して欲しかったところです。

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カメラ部分を拡大してみます。20MピクセルのPureViewTechカメラ、レンズはもちろんZEISSブランドです。LEDフラッシュライトは3連。4K動画にも対応しています。

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バックカバーを外してみました。バックカバーは側面まで覆うタイプで下部の隙間に爪を差し入れメリメリと剥がしていくタイプです。バッテリの大きさが印象的。

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バックカバーを裏側からみたところ。真ん中の黒い部分はワイヤレス充電のQiのモジュールです。カメラ周りはスピーカもしくは録画用のマイクらしき配線もあります。

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バッテリは3,340mAhの大容量ですがまだまだWindows 10 Mobileは最適化が進んでいないのか1520が1日盤石だったのと比べると少々心もとない感じです。この辺りは今後のアップデートに期待したいところです。

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各スロット周りを。SIMはnanoSIMで押し込んでロックされるタイプです。マイクロSDスロットも押し込むタイプですね。

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4.7インチのiPhone6sとサイズを比較してみます。かなり大柄な端末であることが分かると思います。

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iPhone6sと厚みを比較。ほぼ同等の厚みに見えますが、これは950XLがエッジ部分を絞り込んでいるため。厚みでは950XLがやや上回ります。しかし十分に薄く、大きさから予想されるものより随分と軽いと感じます。

外観レビュー的にはこんなところでしょうか。まだまだそれほど使えてはいないのですが、10日ほど使った印象はWindows 10 Mobile自身がまだまだバギーだということ。8.1が高い完成度を見せていただけにその域にはまだまだ達していないと感じます。また一部のアプリについては対応がされていないものも散見され、ユニバーサルアプリの恩恵もまだ感じられないのが正直なところです。ただし、OSの素性としては悪くない感じでUIは8.1以上にスムーズに動き今後のアップデートに期待が持てます。
カメラも同じ20Mピクセル機の1520より改良が進んだ感じで、この辺りについても使い勝手と併せ今後レビューを上げていこうと思っています。

【MeeGo】【Jolla】Jollaアーリーアクセスユーザ向けにOS2.0のUIを提供

Jollaはアーリーアクセスユーザと呼ばれる先鋭的なユーザ向けにSailfish OS1.1.9.28の提供を開始しました。このバージョンにおいてJolla Phoneは携帯電話とタブレットの両方で動作するUIを体験することが可能になります。この新しいUIは近日投入されるJolla Tabletでの使用を踏まえたもので、より大きな画面で快適に操作出来ることを前提に開発が進められたと思われます。

それでは先行体験できたUIについて紹介していきます。

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ロックスクリーン画面。JollaはAmbienceと呼ばれると呼ばれる独自の壁紙を採用していますが、この折り鶴の画像はOS2.0を代表するものとして象徴的に使われています。UI的な特徴としてはここからホームスクリーンに移るジェスチャーが横Swipeに変わりました。従来は縦Swipeによってロックスクリーンを解除していましたのでここは操作が変更を受けた箇所になります。

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ロックスクリーンを解除すると表示されるのがこのホームスクリーンというべき画面。起動しているアプリケーションがタイル状に表示されるのはJollaお馴染みのUIです。従来でしたらここから更に縦Swipeするとアプリケーションアイコンが並んだラウンチャー画面になるのですが、新UIではタイル画面がスクロールしていきます。マルチタスク機能が強化され、従来より多くのアプリを立ち上げておけるようになるタブレット向けにこうした変更が加えられたのだと思います。実際Jolla TabはPhoneの1GBから2GBにRAMが強化されています。

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今回ホームスクリーンにカルーセルUIと名付けられたUIが採用されています。カルーセルとはメリーゴーランドのように回転するものを表しており、名前の通り横Swipeでアプリケーションのタイル配置画面からTwitterなどのタイムラインや天気ウィジェットや各種イベントが表示されるユーザーストリームがサイクル状に切り換えられていきます。忘れていけないのはJollaは画面切り替えなどの動作は画面の外側からSwipeするという方法を従来のOSでは取っていた点です。今回から一部のUIにおいて画面内でのSwipeで画面切り替えなどの操作を行うことになりました。カルーセルUIの横Swipeは画面中央でもジェスチャーが有効になります。これはタブレットなどの大画面デバイスでも操作時に画面の外まで大きく指を動かすことがなく快適に操作が可能になることを狙ったことによると思います。ここにもタブレットを意識したUIの変更が見えてきます。

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さてアプリケーションラウンチャーはどのようにして出現させるのでしょうか。従来はホームスクリーンで縦Swipe過程で表示されていましたがが、今回からは画面下側から上に向かって縦Swipeすると出現するようになりました。従来はこの操作ではユーザーストリーム画面が表示されていました。

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画面外側上方向からSwipeするとスクリーンをロックする鍵アイコン。Ambienceの一覧が表示されます。この画面でAmbienceの変更を行うこともできます。

なかなか文章だけでUIを表現するのは難しいのですが、従来のOSからかなりの変更が行われたということがお分かりいただけたと思います。従来の縦方向のSwipeを中心にした操作よりより自然で分かりやすい操作に変わったと思います。UIもひっかりなどなくとてもスムーズに動いています。今後のOSアップデートでの2.0正式配布やOS2.0プリインストールなTabletの登場が楽しみになってきました。

【Windows Phone】【Lumia925】Windows 10 Technical Previewを導入してみました

「One Windows」の掛け声とともにリリースされるWindows 10。デスクトップ、タブレット、スマートフォンの様な異なるフォームファクタを持つデバイスでも同じアプリケーションが動き、現状はデスクトップとスマートフォンで別々のアプリストアも統合されることからWindowsというブランドが大きな転換を迎えることになります。
今年後半と言われているWindows 10の正式のリリースに向け、スマートフォン向けのWindows 10 Technical Previewは既にいくつかのデバイスに公開されています。今回は更に提供範囲が広がり、所有しているLumia 925も対象デバイスとなりましたのでTechnical Previewを導入してみました。

ちなみにMicrosoftのWebページには”Technical Preview は、熱烈な Windows Phone の愛好家やテクノロジに詳しい方を対象としています。”とあります。我々のようなギークやナード向けのリリースであり、それ以外の方は引き続きWindows Phone8.1をお使いくださいとあります。

さて、Windows 10 TP(これ以降はこの形で)の導入にはTechnical Previewの提供があるか事前に確認することと対象となるWindows PhoneにWindows Insiderというアプリを導入する必要があります。
Windows Insiderの導入には上記のMicrosoftのWebページからリンクをたどるか、ストアを検索すると良いでしょう。

Windows 10の導入については割愛しますが、no buildと出た場合は対象デバイスが対応していなく、Enrollと出たらOKです。後はガイドに従っていくだけでインストールは順調に進むと思います。

しかし導入時間は異常に長い(笑)インストールの歯車は延々と周り、最適化?にも時間が掛かります。Twitterにも書きましたが出かける前などの忙しい時はお勧めしません。

さて、前振りが長くなりましたが実際のWindows 10 TPの使用感について書こうと思います。

まずは使用中に気付いた変更点をいくつか。

①タイルやメニューアイコン、フォントの変更
 外観デザインでまず気づくのがこちらです。プリインストールアプリの一部タイルアイコンのデザインが変更を受けています。また通知部分のアイコンなどもよりシンプルなデザインとなっておりフラットデザイン導入以降のiOSなどにも近いデザインになっている気がします。フォントについては従来の遊ゴシックではなく、別のフォントが採用されています。IPAフォントなどににたデザインですが、これは正式なリリースでは変わる可能性もあり、なんとも言えないところではあります。

②スタートメニューのアプリ一覧画面に最近インストールされたアプリが。
スタートメニューにはインストールされたアプリや設定などが並ぶ中、上部には3つの最近導入されたアプリが表示されるようになりました。

③設定のメニュー変更
Windows Phoneの設定といえば従来、各々の設定がバラバラに並べられたユーティリティの集合体のような雰囲気でしたが、今回から同じジャンルに属するようなものは統合され整理されました。ただ旧メニューもその他の中にあり、同じ設定メニューがダブっているものもあります。実際にAPNの設定は新メニュー”携帯ネットワークとSIM”の中と旧メニューを集めた”その他”の中にもあります。新メニューではデータ通信が有効にならず、旧メニューで通信が可能となりました。このことからメニューなどに現れてきてもまだまだ未実装の機能が多くあると予想しています。
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④メールとカレンダーの変更
上書きインストールされた方は起動時にタイルがいくつか消えていて驚くと思います。それはOS8.1までのアプリが変更されていることによります。メールはOutlook MailにカレンダーはOutlook Calendarに変更されました。どちらもアピアランスに大きな変更を受けており、従来のModern UIの特徴が大きく感じられる黒い背景を採用し文字のみを表示するものから、デスクトップや他のスマートフォンアプリに見られるような白背景で罫線で囲まれたリスト形式のものに変更されています。デスクトップと共通のUIやアピアランスを採用する流れの中で起きていることかもしれませんが、OSの独自性が失われていくようで残念な気もします。
Outlook Calendarについては、かなり機能が削られている感じです。従来は月間表示なども出来て機能的には十分と言えましたが、Outlook Calendarはリスト形式の予定が並べられているだけで使い勝手はかなり落ちています。今後、月間予定や七曜の予定が表示できる(Outlook Calendarは一応七曜の表示ということになっていますが、見せ方が単なるリストのため直感的ではなく従来の表示の方が私的には良いと感じられました。)可能性もありますが、現状では使い勝手はかなり落ちていると言わざるをえません。

⑤OfficeやOne Noteがない
これを常用している人は辛いんじゃないですかね。もちろん正式版ではプリインストールされてくるんでしょうけど、現状ではOSに含まれていません。Adobe ReaderこそストアにありましたがOfficeやOne Noteはありませんでした。

⑥Project spartanで一足先に次世代ブラウザを体験。
立ち上げるとスマートフォンに最適化されたMSNのポータルサイトに繋がります。検索とURLの入力できるボックスに言葉を入れてみるとCORTANAやBingの統合も想定されているようで検索結果が表示されるのではなく一番下に検索ボックスが表示された真っ白なページに飛びます(笑)重めの写真ブログなどを表示させてみますが表示速度はなかなかのものです。ただし、既存の他のプラットフォームのブラウザに比べて大きなアドバンテージがあるかというとなかなか厳しいものがあります。ブックマークを登録しましたが検索ボックス脇のアイコンからブックマークには飛べず、またまだ未完成という感じがしました。ただ素性は悪くなさそうで、今後の進化に期待を抱かせるものがあります。

その他にも大きな変更点はあると思いますが、私が気づいた大きなところはこんなところです。実際、Windows 10 TPの導入してどうかということですが、結論から言うと常用するには現時点の完成度ではかなり厳しいものがあるというのが本音のところです。

いくつか理由を挙げると

①動作が緩慢。
元々、Windows Phoneは低価格帯のデバイスまでサポートしていることもあり、動作は割とスムーズです。Windows Phone8になって更にスムーズになった感じはありますが、Windows 10 TP現状ではもっちゃりしていて、スクロールなどでも引っ掛かりを感じることがありました。

②一部のアプリが不動作
サードパーティ製のアプリの中には不動作のものがいくつかあるようです。例えば常用するTwitterクライアントのQwassrですがアカウントを追加する事が出来ません。※アカウント追加出来ないのはTPとは別問題とのこと。またTPに起因する起動時のクラッシュについては修正したとのことです。またアプリによっては日本語が文字化けするものもあるようです。
アプリ内でWeb表示されるものがホワイトアウトする場合もあり、アカウントの入力や路線WPでは路線検索結果の表示などがうまく表示されませんでした。

③内蔵アプリが未完成
開始する(設定ウィザードアプリ?)などComing Soonのものもあります。また、インターネット共有(テザリング)は有効にすることはできますが、実際別のスマートフォンからアクセスしようとするとエラーが出て接続できませんでした。
またカメラが使えないというものもありました。これはストアからLumia CameraをDLし、インストールすれば解決しましたが、そうしたまだまだ実装されるべきものがされていないというところは多々見受けられます。

④日本語キーボードが導入できない。
私だけの環境かなと思いましたがそうでもないようです。一応、設定で導入の設定までは出来ますが2日ほど経った今日もまだ落ちてきません。色々、使い勝手に問題はありますが、使い続けようと思いましたがさすがにこれは致命的。

Preview版であり、完成度について云々すべきものではないのは十分承知しています。MicrosoftのWebページにある通り、熱狂的なWindows Phoneファンやヲタク向けであって日常使いでWindows Phoneをメインに使っているような人向けではないということを確認の上導入すべきです。以前に使っていた古い機種が対象端末になったので次世代のOSをちょっと体験してみようなんていう導入方法が適切なんでしょう。Windows 10の真価はユニバーサルアプリにあり、それが使えるようになって初めてコンシューマユーザが恩恵を得られると思います。それまでは先鋭的なユーザが新たに追加される機能を先んじて体験するというものに留まるのでしょう。日常使いを想定したものではなく名前の通りTechnical Previewと呼ばれるべきものだと思います。

【MeeGo】【Jolla】Jolla 7.95インチのタブレットデバイスを発表

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世界初のクラウドソーシングを謳うJolla Tabletが発表されました。奇しくも昨日発表されたNokia N1と同じ8インチクラスのタブレットデバイス。
スペック的にはIntel Quad-Core CPU 1.8GHz、ストレージ32GB+microSD、RAM 2GB、IPS液晶 2048×1536ということでRetinaディスプレイを搭載するiPad miniと液晶スペックは同等、スペック的にはこのクラスのハイエンドマシンと遜色ありません。

そんなJolla Tabletの今回のUnlikeは”people powered”というようにクラウドソーシングを採用したこと、すでに$189、$199の最初の各々1000台は完売しており次の1000台$204も残りわずかとなっています。秒速で数万台を売り切るというXiaomiに比べたら大したことはないのかもしれませんが、ベンチャーらしいユニークな試みです。

ただし、多くのライバルの中でこれという強烈な売りがないのも確かでデザインも端正でそれなりに個性的ですが強烈なインパクトはなく、独自UIもタブレットになってその個性が薄れた感じです。ましてやJolla PhoneのようなThe Other Halfの様なマニアックな仕掛けもありません。

やはり、マニアのみのニッチなデバイスとなってしまうのでしょうか。
Jolla自体は決して悪いデバイスではありません。個性的なUI、端正なハードウェアデザイン、かなり実用的に動く(WiFiやBluetooth絡みの通信アプリに問題あり)Androidエミュレータ、意外と良いバッテリーの持ちなど数々の良点があります。無いのは知名度と強力なサポートを行ってくれるパートナー。それらはAndroid向けのUIランチャーや中国の大型販売店の後押しのはずでしたが現在はまだ実現されていません。旧大手5社言えるようなところさえ業績が低迷し、他者に買収されたり市場から撤退していく中で、この小さな梁山泊集団の行く末に注目したいところですが。。。2年持ちましたからね。意外としぶとく生き残っていくのかもしれません。

もちろん、私はJolla Tablet買いますよ。

【Nokia】【Android】Nokia Android5.0Tablet N1を発表

11月19日追記しました。

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この発表を驚きを持って受け止めた人は多いんじゃないでしょうか。NokiaはTwitter上で携帯電話ではない何かのティーザーを公開しており、AppleTVを黒くしたようなデバイスの画像からセットトップボックスではないかと言われていました。
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この予想を覆す形で発表されたのはAndroid5.0を搭載した7.9インチのタブレットデバイス。一体あのティーザーはなんだったんでしょうか(笑)そしてもう一つ我々の意表をついたのがその筐体デザイン。どう見ても某社のデザインに強くインスパイアされたデザイン。某社というのはま、Appleなんですが(^^;正にiPhone6Plusをタブレット大に引き伸ばしたデザイン。Nokiaは時折、他社のデザインにインスパイアされたデバイスを発表しますが、それでもNokiaらしさ的なものは残していました。しかし、ここまでまるまるコピーしているのは珍しい、リンゴマークが付いていたら誰もがApple製品と思うデザインです。
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どこからみてもApple製品のそっくりさん(^^;

正直、なぜNokiaがこのデバイスを市場に投入するかがよく分かりません。4月にMicrosoftに携帯電話端末事業を売却して間もないというのもありますが、現在のNokiaの主業は携帯電話基地局などのインフラ事業、地図やカーナビなどの位置情報サービス、そして知的財産の管理やライセンスを行う事業です。このN1が携帯モデムを内蔵せずWiFiのみということになれば基地局事業とのセットとしての投入ということも考えにくいことです。
まずは春節に合わせて来年の2月に中国に投入され、その後ロシアでも販売されるとのことです。
落ちたりとはいえまだブランド力の残る中国やまだまだ強いブランド力を残すロシアならビジネスとして成功できるという読みなのでしょうか。
この8インチタブレットカテゴリはライバルも多く激しい競争が行われている市場です。ここでの成功は難しいというより、かなり厳しいものになるんじゃないでしょうか。

このN1の面白いのはCPUにAtomを使っていること。Lumia2520の開発と並行してAndroidタブレットの開発もしていたのかなと思いましたが、よく考えたら2520はSnapdragon、初代Nokia NetbookのBooklet3Gの流れを組むデバイスとなるのでしょうかね。
Android5.0にNokia独自のソフトウェアを搭載されるとのことですが、すでにGooglePlayで公開されているNokia独自のラウンチャーアプリZ launcherが搭載され、背面カメラがプロモーションビデオで紹介されていたことから画像処理系のアプリ( Microsoftの関係上Scaladチームのアプリが乗るのは微妙かも)が搭載されるのかもしれません。

Nokiaの現在の事業形態から言って今回のようなタブレットデバイスを出すなら当然事業の一つの核であるHERE Mapsが搭載されるでしょうが、これを利用したカーナビゲーション用途などを前面に押し出したら面白いデバイスになるかもしれません。
もちろん、カーナビになりますだけでは弱いので車と連携出来るなにかもう一捻りあればもっと強くアピールできるでしょうけど。ま、現在の発表の内容では妄想の域でしかないですが普通のタブレットなんでしょうね。

今回の筐体デザインはMicrosoftの関係もあるのでしょうがポリカーボネイトユニボディの2520が商業的に成功しなかったというも影響しているでしょうね。だからと言ってAppleのそっくりさんデザインを採用するというのはかなり残念な行為で、最終的には凡百のタブレットの中に埋もれていってしまうんじゃないでしょうかね。

【追記】
NokiaがN1を投入する理由が分からないと書きましたが、こちらのななふぉさんの記事を読んで自分なりに納得のいく答えを見つけられた気がします。

Nokia N1でノキアブランドが復活した理由とは?

ノキアの説明によれば、Nokia N1はこのスキームに基づいた製品となるです。ノキアによる端末の工業デザインや、独自のランチャーなどのソフトウェア、特許やロゴなどを含むとみられる知的財産について、OEMパートナーにライセンス供給します。

 そのOEMパートナーは、端末の製造や販売、カスタマーサポートなどの端末事業全般について、責任を追うものとされています。

とあるようにNokiaは金融イベントでノキアブランドをOEMパートナーに積極的にライセンスしていく方針を示しました。金融イベントといえばNokiaがスマートフォンプラットフォームを一新しWindowsPhoneに乗り換えるという衝撃の発表をしたことが思い起こされます。この金融イベントで発表された戦略に基づいて元CEOのエロップさんがNokiaの運営を行っていったことは記憶に新しいところです。これは投資家への重い約束であり、あまりにもこの戦略に忠実であったためにエロップさんは投資家から多様な選択肢を試すべきだと突っ込まれていたくらいです。

こうなるとN1の意味合いも違ったものに見えてきます。OEMパートナーはiPadのようなタブレットデバイスを市場に投入したい、それに対してNokiaはNokiaのブランド名や特許、製造技術、もしくはZ Launcherなどのソフトウェアをライセンスします。これらはNokiaの現在の3本柱の事業である知的財産のライセンスや研究開発と合致し少しもおかしなことではありません。
また、なぜNokiaらしからぬAppleそっくりさんデザインを採用したのもOEMパートナーの要望とすれば合点がいきます。

OEMパートナーが端末の製造や販売、カスタマーサポートまで行うというのがN1というデバイスの本質を表しており、N1は”Nokiaのタブレット”というより”Nokiaの名前がついたタブレット”ということなのでしょうね。言い方は悪いですがこれはブランドの切り売りとも言えます。

Microsoftへの携帯電話端末事業の売却でNokiaはブランドも商品として売れるということに気づきました。Nokiaのコンシューマ市場への再参入という人もいますが、実際はBtoBビジネスの範疇となっており、長期的に見れば今回のApple模倣デバイスの投入のような出来事はコンシューママーケットでブランド力を低下させていくことになるのではないでしょうか。
そういう意味でNokiaは投資家の支持を得るために売れるものは売るという戦略を実行しただけで逆に自らコンシューマ市場への再参入には消極的で、その可能性は逆に低下したのではないかと思います。

【Windows Phone】【Lumia930】Lumia930フォトレビュー

Nokiaの最新フラグシップ端末Lumia930をEXPANSYSさんよりお借りする事が出来ましたので恒例のフォトレビューをお送りします。
Lumia930はMicrosoft買収完了以降に登場した端末で、Nokiaブランドが付けられていますがMicrosoft製の初のフラグシップスマートフォンとも言えます。これが端末デザインにどのような影響を与えているかにも注目しながらレポートして行きたいと思います。

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全体を見回した印象としては側面に金属のモールディングがなされていてLumia925の発展系と言う印象があります。実際に手にしてみる前は金属モールが施された元祖と言うべきiPhoneの影響も感じられてちょっと嫌な感じもしましたが、実際はiPhoneは緻密で繊細、Lumia930はシンプルですが伝統的に頑丈という良点を踏襲している気がします。ふと思ったのはこれは実はSurfaceとの関連でこの様なデザインになったのではという事。たしかに金属製のフラットでシンプルなデザインはSurfaceを連想させます。単純に金属モールの施されたLumia925の後継機種というだけではなく、Lumia800のポリカーボネートユニボディ登場からそろそろ2年、Microsoft買収以降のハイエンド端末に新たなデザイン手法を取り入れようとしているのかも知れません。

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上部を見てみます。真ん中に3.5Φステレオヘッドフォンジャック、それとnanoSIMスロットがあります。

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右側面です。Nokiaスマートフォンのお馴染みの配置、左からカメラシャッターボタン、電源ボタン、ボリュームキーがあります。

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側面の金属モールはiPhoneに質感は劣りますが、逆に傷つき難く丈夫な印象。
ボタンも適度なクリック感があってなかなか良い感じです。

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左側面はクリーン、ボタン類は全くありません。

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下部です。配置されているのはmicroUSBポートのみ。

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ベゼル部分を細く取ったからでしょうかNOKIAロゴは右端に寄っています。

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スクリーン下部にはバックキー、Windowsボタン、検索ボタンが配置。タッチセンサーが採用されています。

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背面を見てます。左下の溝はスピーカ、カメラレンズ及びLEDフラッシュが配置されています。NOKIAロゴは真ん中に配置されています。仕上げはマットな塗装ですが触った感じは滑らかで持った感触は非常に良いです。

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カメラはPureView 20Mピクセル、レンズはもちろんカールツアイスです。性能的にはLumia1520と同等と思われますがレンズ廻りの保護ガラスについては1520の方が圧倒的に大きいです。カメラの写りに関しては今後レポートしようと思います。

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nanoSIMトレイを引き出してみました。トレイと金属モール部分の隙間に爪を掛けて引き出します。トレイは筐体から適度な強さでホールドされてますので簡単に外れることはありません。

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実は背面はフラットではありません。最も厚みのあるカメラ部分を飛び出させたくなかったからでしょうか?実際には金属モールより若干盛り上がっており、端部にいくにしたがって絞り込まれるなっています。

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Lumia925と。925の丸みを帯びたデザインから930のフラットな金属モールに変更されている事が分かると思います

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Lumia925と共に上方から撮ってみました。925は4.5インチ、930は 5インチと筐体930の方が一回り大きいです。

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iPhone5はハイエンドで最も小さいスマートフォンの一つですからこれは大きく差が出ます。

Lumia930はフラグシップらしく良い質感であると同時に今回のホワイトは落ち着いた雰囲気でビジネスの場でも活躍出来そうです。その辺りもSurfaceとのデザイン的類似性を含めPCやタブレットのパートナーとして意識されているのかも知れません。

それではこの後はカメラ等のレポートを続けていこうとおもいます。