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N900 about

最新ファームであるPR1.2は先頃正式販売が開始された香港版に搭載されており、早く出してくれーと待ちわびていたのですが、今回やっと正式に公開にとなりました。（UK版が5/25 Grobal版は５/26)
OTAでの配布があることは分かっていましたが、我慢しきれずに25日の深夜フラッシュによるファーム書き換えを試みましたがデバイスが認識せず惨敗。
26日深夜もリベンジに挑戦。OTA配布が始まっていましたのでこちらでアップデートしようと思いましたが、NSU（PCに繋い）でアップデートせよと言われこちらも惨敗。
ではと、返す刀でBootcampを利用しWindowsでNSUに挑みましたが、デバイスをUSBで繋いだとたんにアプリが強制終了するという不具合に見舞われこちらも惨敗。
こなりゃ維持だとMac版のFlasherを使って再び挑戦、こちらはデバイスが起動してしまいフラッシュならずこれまた惨敗。
で、本日会社PCで（ぉい）フラッシュを行うとあっさりファームアップが開始されました。USBのドライバ等に問題を抱えていたんでしょうね。
念のため、Vanillaと呼ばれる32GBのストレージ領域を含めてフラッシュを行いました。環境構築が一からになりますが、やはりトラブルが発生した後だけに最初からやり直した方がいいでしょうね。
と言うことで無事PR1.2にアップデート出来ました。
体感的に多少速くなった気もしますが、ゴミ取り効果によるものかもしれないですね。
ぼちぼち再構築やSkypeなどの新機能の検証をしていきたいと思います。

昨日は深夜SIMチョキチョキUstと銘打って、UstreamTVで単にiPad向けにSIMを切り取るというライブ中継を行いました。最初は内輪向けの小じんまりしたものにしようと思ってましたが、これがTwitter時代の恐ろしさ、試聴されたみなさんがTwitterでRetweetしてくれたこともあり、最終的には160名を越える方にご試聴いただくことがでいました。
iPad 3Gに対する関心の高さが伺えますね。

実際作業を行ったのは日本通信の定額SIMカードb-mobileU300です。下準備としてiPadに挿入されていたAT&TのMicroSIMを利用してボールペンなどで切り取る線をけがいておきます。
作業は工作用のカッターナイフを利用して行なおうとしましたが、当てた定規とSIMが滑り易く、作業がうまくいきませんでしたので思い切ってはさみでチョッキンとやることにしました。

SIM使用前、使用後

使ったのは普通の文房具のはさみです。これで十分いけました。
ただ元々付属していたSIMを利用する関係で若干大きくなってしまいました。そこで再びハサミをいれて微調整していきました。その時試聴されていた山根師匠からはやすりなどの声が掛かっていました。微調整は爪切りやサンドペーパーを使って行うのも良いかと思います。

mSIM_bmobie_and_ATandT

mSIM_Terminal

後はSIMトレイにきっちり収まるか微調整を繰り返し、うまくいったらSIMトレイに装着して端末にセットします。

mSIM_Tray

※以降は技適マーク表示可能になったアップグレードのシュミレーションになります。

ここで端末の電源をいれて起動。アンテナピクトは立ちませんが3Gの表示が見えます。
設定を開きキャリアの欄にNTT DOCOMOの表示が出ていればSIMの加工が成功です。
続いてモバイルデータ通信欄でAPNの設定を行えば利用が可能になります。
という訳でSIMチョキチョキ作戦は見事成功し、3Gでの通信にも成功しました。
と言う訳で意外と特殊な技術を要さず簡単に出来てしまうMicroSIM作成 。当然保証外になってしまうのは当り前なので、用法を良く守って計画的に行ってください。（当り前ですが、なんかあっても私は全くお助け出来ませんので。）

SBM縛りにがっかりした方も、日本版発売以降はアップデートが行われ技適マークの表示により合法的に使えると思います。
残念ながらMicroSIMの発売が決定している事業者はありませんが、SIMフリー版を購入して、自由に好きな事業者選んでSIMを加工して使うというのも一つの選択肢じゃないでしょうか。

Twitterとこのブログに貴重な情報をいただきましたが、E72では最新のファームウエアでもNokiaMessagingが使えるとのことです。
そういえばE75もOTAでのアップデート後はNokiaMessagingは正常にインストールされていたような気がします。今思えば、APNを変更しようとして作法が変わったのを理解しておらずおかしくしてしまってハードリセットせざる得なかった様に思います。
という訳で、私の理解ではOTAでのアップデートではNokiaMessagingの設定は保持される様に思います。
ただ、NokiaSoftwareUpdateからの更新やハードリセット適用などをしてしまうと設定がうまく出来なくなる可能性が有ります。
対策としては昨日書いた通り、サービスを行ってるキャリアのローミング可能なプリペイドSIMを購入するのがいいでしょう。そのなかでも例の3HKのSIMは普通に日本でもパケット利用可能なので1枚購入しておいてもいいと思うと言ってるのです。
私の書き方が悪かったですが、設定さえ出来れば日本でも引き続きNokiaMessagingのサービスは利用可能です。E71、E75共に設定後は元気にメールをプッシュしてくれていまこの辺はSIM情報をみてるようですが設定後は日本キャリアのSIMでも問題無く運用出来ていますのでご安心を。
しかし、NokiaMessaging、サービス開始直後の不安定さに比べかなり安定しましたね。最近はNokia端末ならこのサービスがないといられない感じになってますので、末永くこのサービスを利用させてもらいたいものです。