【MeeGo】【Jolla】JollaのUstreamTVをやりました。

JollaのUstramTVをやりました。
Jolla Ustream
今回は久々にスライドもちゃんと作って放送しています。
録画を残してありますので、こちらからどうぞ。
前回の記事UI編だけでは、なかなか写真のみの説明では分かり難いのでこのレビュー動画を見るのも良いかも知れません。

【MeeGo】【Jolla】Jollaレビュー UI編

フォトレビューに続いてJollaレビュー第2弾はUI編です。
Nokiaが発表した唯一のMeeGo端末N9は、Swipeと呼ばれる独自のUIを採用していました。ハードウェアボタンを持たないタッチ操作のみによるUIで、Swipeと呼ばれる指先を画面上で左右に滑らせる方法を中心にした動作で端末を操作するという独特なものでした。
JollaはMeeGoの開発継続を目的として起業されましたが、Nokiaは独自の知財部分、つまりUIについてはJollaが使うことを許さず、Jollaは独自のUIを採用することを選択しました。ただし、彼らはUIの思想としてボタンレスUIやSwipeに正義があると考えたのでしょう。丁度、横方向にSwipeさせるN9のUIを90度回転させた様な縦方向の独自のUIを採用しました。縦方向に指を動かす操作がまるで、トローリングを思わせるからでしょうか、彼らは自らのOSをSailfishと名付けています。

では、実際の操作を見て行くことにします。
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電源を入れると最初にこの画面が表示されます。いわゆる待ち受け画面です。
時刻やキャリア名称、各種通知、現在接続されているネットワーク種別(モバイルやWiFiなど)が表示されます。この画面ではイチョウの葉の様なWiFiに繋がっているアイコンが見えます。

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縦方向に画面を下から上にSwipeすると、この画面が表示されます。
iPhoneの様なドッグ形式の4つのアプリケーションショートカットが最下部に配置され、その上に起動中のアプリケーションがタイル上に配置されます。
webOSのカードに似た形式であり、この画面がホーム画面と言うべき基本的な画面になると思います。

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もう一度、縦方向に画面を下から上にSwipeさせると、この画面が表示されます。
この辺りはモバイル端末ではお馴染みのアプリケーションラウンチャー(ランチャー)ですね。画面を下から上にSwipeするとホーム画面に移動し、この上下の画面Swipeで3つの画面を切り替えることが出来ます。

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ショートカットアイコンをタップし、アプリケーションが起動させてみます。(Store)ここからはアプリケーションの操作を説明して行きます。

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まずは、画面を外側(液晶を直接ではなくベゼルの側)から横方向にSwipeするとアプリケーションが最小化されます。つまり2番目に紹介したホーム画面のところに戻りアプリケーションはタイルの形式で表示されます。アプリケーションのタイルをタップするとアプリが起動し、再度最大化されます。

20140221215248ここがSailfishのユニークなUI部分と言えるところではないでしょうか。
アプリケーション画面上で指を画面から離さないままゆっくりと上から下に下げてみます。

20140221215340画面が下がって表示され、上部の空いた部分にはメニューが表示されます。指の動きをコントロールしながら、メニューのテキストの上で指を離すとメニューの内容が実行されます。
つまり、Twitterクライアントなどのアプリケーションを利用していた場合、タイムライン画面上でこの操作を行うと、上部にはNew TweetやRefreshなどのメニューが表示されるので、これらを選ぶと新規のTweet作成画面の表示やタイムラインの更新などの操作が行えると言う訳です。
従来のスマートフォンにあった様な操作が割り当てられたアイコンをタップするような操作でなく、Swipeで操作を全て完結させるユニークなUIと言えると思います。

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通知画面の表示は下記の方法で行います。画面下部の外側(液晶外)から下から上へとSwipeすると通知画面(Event View)が表示されます。

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アプリケーションの更新内容やファイルのアップロード結果、SNSの更新などの通知が表示されます。

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最後にアプリケーションの終了と画面のスリープについて説明します。
アプリケーションの終了方法には2種類あります。画面が最大化されている現在利用中のアプリケーションに関しては、画面の上部外側から下に向かってSwipeすると終了します。また、ホーム画面に置いて任意のタイルを長押しすると下記のスクリーンショットの様にタイルに×の表示がされるのでタップするとアプリケーションが終了します。画面のタイル表示外をタップすると選択は解除されます。
また、待ち受け、ホーム画面、アプリケーションラウンチャーの3つの画面上で同じく上部画面外から上から下に向かってSwipeするとスリープ常態となり、画面が消灯します。

20140222062142これがホーム画面で任意のタイルを長押しした場合です。×マークタップでアプリケーションが終了出来ます。

Sailfishが独自のユニークなUIを採用していることがお分かりいただけたと思います。また作法こそ変わったものの、N9で採用されていたボタンレスUIやSwipeの思想がSailfishに受け継がれていると言うことも確認出来ると思います。
実際に使ってみた印象としては、最初は非常に戸惑いました。やはりiPhoneなどの操作に慣れている人は横Swipeに慣れており、最初はかなりの戸惑いを覚えるのではないでしょうか。ただし、慣れてくると意外にシンプルな操作、しかも片手で色々な操作が行えるため非常に便利に感じます。おもわずLumiaの画面をSwipeしてしまいます(笑)
ただ、上部に表示されるメニューに関しては操作を煩わしく感じることもあり、この辺りは全ての操作をSwipeで行うのが正しいのか、判断がなかなか難しいところです。
ただ、UIについてはSwipeの思想をよく具現化させたと思います。Sailfishの開発チームに拍手ですね。

では、次回は内蔵アプリケーションやJolla提供のアプリの紹介を中心としたソフトウェア編をレポートします。

【MeeGo】【Jolla】Jollaフォトレビュー

Jollaは元NokiaのMeeGo開発チームが起業した携帯電話ベンチャー。OSの開発から端末の製造まで一手に行います。Jollaは自ら開発したOSをSailfishと名付け、SailfishOS搭載した端末を会社と同じJollaの名称で販売しています。

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Jollaを正面から見たところどちらかと言えば、角張った感じのするシンプルなデザインです。スクリーンは左右のベゼル部分が曲面になっているようにも見えますが、デザイン上のもので、実際のスクリーンはフラットです。

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右側面です。こうしてみるとJollaのデザイン上特徴である2枚の違う板を張り合わせた様な独特の筐体形状が分かると思います。ただ、写真で見た時は前後の筐体がちぐはぐな感じもしましたが、実際の筐体は一体感があってなかなかカッコいいです。
ボタン類は2つ。右側が電源ボタン。左側はボリームキーです。

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左側はNokia端末によく見られる様なボタン等を配置しないシンプルなデザイン。
この辺りはボタンレスUIなど、MeeGo端末のUI思想を踏襲していることが見て取れます。

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端末上部です。Jollaの文字がアクセントになってなかなかオサレな雰囲気を醸し出しています。真ん中にUSBポート、左側に3.5ΦのAVジャックが配置されています。丸い穴はスピーカでしょうか。

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端末下部です。左右に配置されたスリットが特徴的です。

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背面です。THE OHER HALFと呼ばれる背面カバーはプラスティック製。初期出荷では白が標準のようです。THE FIRST ONEの予約をしていた人は赤いTHE OTHER HALFのカバーが貰えたようです。白く飛んでしまっていますが、背面カバーの下部にはJollaの文字が印刷されています。

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カメラ部分をクローズアップ。8Mピクセルのオートフォーカスカメラですが、思ったよりも写りはいいです。カメラに関しても今後レポートを上げて行こうと思います。

DSC_4868コーナー部分をアップで。THE OTHER HALFの角が撮られていることが理解出来ると思います。ここでは背面カバーのJollaの文字が見えますね。

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THE OTHER HALFを外してみました。バッテリー及び、SIMカードとmicroSDのスロットが見えます。バッテリーのJollaの文字がなかなかイイ感じです。

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SIMカードスロットとmicroSDスロットを拡大してみます。両方スロット共にカードをスライドさせながら差し込むタイプです。

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外したTHE OTHER HALFはこんな感じ。ずいぶんとペラペラしていて驚きます。これをJollaに装着すると非常に剛性感が強いと感じますので設計が巧みなのでしょう。

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初代MeeGo端末N9とiPhone5との比較。かなりハイエンドマシンとしては小ぶりなiPhone5とiPhone 3GsサイズのN9。N9から随分サイズが大きくなったのが分かると思います。

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背面の比較。ここでもJollaの大型化が感じられます。ただし、持った感じはN9の方が重く感じられたりしますので内部パーツの配置等が巧妙なのだと思います。見た目の大きさに比べJollaはかなり軽量に感じられます。


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厚みに関してはiPhone5より厚く、N9より薄いと言う感じでしょうか。THE OTHER HALFとの二層構造は一見厚く感じますが、持ってみると薄く感じます。この辺もデザインが巧妙です。

筐体の質感はまあまあ。iPhoneやNokiaのハイエンドマシンには劣りますが、アンドロイド端末のハイエンド匹敵する質感と言う感じです。デザイン的にはアンドロイド端末と比べて個性的で前面のスクリーン部分の薄さと背面のTHE OTHER HALF二層の異なるデザインを巧みに違和感無く一体化させていると思います。

それでは次回以降はSailfishOSの個性的なUIや内蔵ソフトウェアなどを紹介して行きたいと思います。

 

【MeeGo】【Jolla】Jollaが来ました!

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Jollaがやって来ました。I AM THE FIRST ONEのTシャツをゲットし、本体の発売を待つばかりと思っていましたが。。。日本は発送外(T^T)
それではとeBayでゲットしました。イタリアからの到着です。
まだ、twitterやFacebookアプリと日本語IMEを入れたくらいであまり使えていませんが、また恒例のフォトレビューからぼちぼちやって行きたいと思います。

あけましておめでとうございます。

GGSP新年挨拶 2

あけましておめでとうございます。昨年は更新も少ないにもかかわらず、多くの方にお越しいただきありがとうございました。ついにカウンタも100万を超えました。
今年はNokiaの携帯電話部門もMicrosoftになります。スマートフォンの攻防の行方もどうなるのでしょうか。今年もマイペースでスマートフォンやガジェットを追いかけます。
本年もよろしくお願いします。

【Windows Phone】【Lumia1520】Lumia1520レビュー ソフトウェア編

フォトレビューからちょっと間が空きましたが、Lumia1520レビューのソフトウェア編をお送りします。
Lumia1520はWindows Phone8.0の最新ソフトウェアGDR3を搭載した初の端末です。
GDR3になって最も大きく変わったのは、LiveTileが3列表示になったことです。ただし、FullHDをサポートする端末向けの機能拡張ではなく、画面サイズの大きな端末(概ね4.5インチ以上らしい)を対象としているとのこと。同じ6インチ端末のLumia1320は、従来のHD液晶(1280×720)ですが、3列表示に対応しています。

L1520Tile
3列表示の画面。従来に比べ多くのタイルが配置出来る様になり、大スクリーンを効率的に使うことが出来ます。

FullHDの解像度対応やクアッドコアのCPU改善だけで無く、ソフトウェア的な改善も幾つかなされています。
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マルチタスク画面でタスクの終了に対応しました。バックキー長押しでマルチタスク画面を呼び出すと中央に表示されているウィンドウに×が表示されますので、×をタップで動作中のタスクが終了出来ます。

L1520settings01
設定画面です。画面の向きと言う項目が追加されました。自動回転のオフによりアプリの縦横の自動切り替えが出来なくなります。この機能は割とユーザの要望の多いものだったようです。

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画面の自動回転のオン/オフ設定画面。

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transfer my dataが追加されています。Bluetoothで既存の端末からデータが移行出来るNokiaユーザーならお馴染みの機能ですね。

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エキストラ+情報をタップすると。Lumia Blackの表示が現れれます。
GDR2ではNokia Amberとなっており、Windows Phoneの基本にNokiaが独自に加えたソフトウェアになります。ただし、表示されているソフトウェアのバージョンはAmberと違いは無いようです。

L1520CameraSettings
カメラについてはカメラボタン長押しでNokia Cameraが標準で起動する様になっていました。(設定でWindows Phone標準のものも選べます。)UI等大きく変わったところはありませんが、撮影モードの設定にJPEG(5MP)+DNG(16MP)という項目が加わりました。DNGはRAW形式のファイルのことであり、いってみれば生データのことでデジタル一眼レフカメラでは、撮影後に露出や色味、ホワイトバランス等の調整を行う為に一般的に使われています。ついにスマートフォンのカメラもこの領域に入って来たかと言う感じですね。

Bingニュース
Bingの名前のついたアプリが幾つか追加されています。香港版なのでどうかなと思いましたが、日本語サイトがきちんとサポートされています。Bingニュース。日本の最新ニュースが表示されます。

Bingスポーツ
Bingスポーツ。日本の最新スポーツニュースがきちんと表示されます。(スクリーンショットは事前に撮ったものですので若干古いです。)

Bingファイナンス
ファイナンスもTOPIXなど日本の情報がきちんと表示されます。

Bing天気
Bing天気。こちらも日本の天気を表示します。区まで自動表示されるので、位置情報を取得しているようです。

Nokia_story_teller
イメージング系のアプリとしてはNokia Storytellerというアプリが追加されています。これは撮影した画像を時系列に纏めてくれるもので、写真には名称を付けたり、位置情報を残す様にしている場合HERE Mapとも連携出来るので、ちょっとした写真日記の様なものが作れます。写真を楽しむことに力を入れているNokiaならではのアプリと言えると思います。

FullHD解像度やクワッドコアCPUのサポートと言うだけではなく、地味ですが使い勝手を向上させる改善が行われていることが分かります。来年、配布と言われているOS 8.1にも期待が持てます。

それでは次回は20MピクセルのPureViewカメラについて紹介したいと思います。

【Windows Phone】【Lumia1520】Lumia1520フォトレビュー

Lumia1520恒例のフォトレビューをお届けします。
Lumia1520はNokia初の6インチスクリーンを採用したスマートフォン。タブレット+スマートフォン=通称ファブレットと呼ばれているものです。
また、今回よりWindows PhoneはOSがアップデートされGDR3となっています。これによって、OSとしてフルHD解像度やクワッドコアCPUがサポートされる様になり、1520はそれらの仕様を踏襲しています。

それではパッケージから見て行きましょう。

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ここのところ、端末パッケージは最初に持った時非常に小さく感じるのが常なのですが、1520はそう感じません。明らかに大きく感じるし、ずっしりとした重みがあります。

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Lumia925とパッケージの大きさを比べてみます。箱の厚みは同じですが、縦横の大きさは明らかに違います。ここに925と1520の筐体サイズの違いが現れていると言っていいでしょう。

L1520_accessary
付属のアクセサリー類はいつもの如くシンプル。ACアダプタ、マイクロUSBケーブル、ステレオヘッドフォン、クイックマニュアル等、これにSIMトレイを引き出すツールが付きます。

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SIMトレイの引き出しツールは従来品と大きく変更を受けました。NOKIAのロゴが無くなり、代わりに開口が大きくなりました。(上が1520付属、下は従来品)写真では分かり難いですが、微妙にピンの長さが長くなっており、microSDスロットは従来品では外せませんでした。ここは注意が必要なところです。

L1520_overview
全体を見てみます。基本デザインは従来のLumiaと同じポリカーボネートユニボディが採用されている端末と同じデザイン文法が採用されていますが、細部は色々な変更が加えられています。筐体の塗装に関してはLumia1020などと同じ様な艶消しのものとなっていて落ち着いた質感です。

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スクリーン上部にはマイクとサブカメラが配置されているのは従来通りですが、Lumia925はサブカメラが右側に配置されていました。

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スクリーン下部のWindowsキーやバックボタンはタッチセンサーが採用されています。
ただ、925と違いスリープ時はボタン類が見えない様になっています。

L1520creen
スリープ時の常態。925のタッチセンサーのアイコンは印刷により常時見えていますが、1520は起動時しか見えなくなっています。

L1520_top
端末上部は3.5Φのヘッドフォンプラグ穴のみ。通常はここにマイクロUSBポートやSIMスロットが配置されていたります。

L1520_Rside
端末右側面です。ボリュームキー(右)、電源ボタン(中央)、カメラボタン(左)という構成は従来端末と同じ。

L1520_bottun
筐体の質感はマットで落ち着いたものですが、ボタンはツルツルとした質感です。

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左側側面です。いつもなら何も無くシンプルな外観ですなどと書くところですが、1520の場合SIMスロットとmicroSDスロットが配置されています。

L1520_slot
左側がmicroSDスロット、右がSIMスロットです。

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トレイを引き出してみるとこんな感じです。それぞれ独自のSIMトレイとmicroSDスロットを持っています。SIMについてはiPhone5等でも採用されているnano SIMになりました。

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裏側からも見てみます。nano SIMは基盤側が下になっていることが分かります。

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トレイはnano SIM、microSD共に取り外し可能です。

L1520_bottom
端末下部です。こちらにはmicroUSBポートがあります。

L1520_back
背面はやはりカメラレンズの存在が光ります。端末下部にはスピーカの穴なども見えます。

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カメラ部分を拡大してみます。ガラス部分は925に比べると一回り大きいです。925の場合ではCarl Zeissでしたが、コーポレーションロゴを思わせるZEISSの表記になりました。
20Mピクセルの光学センサーが搭載されており、オーバーサンプリング、ロスレスズーム、暗所撮影、手ぶれ補正機能の第三世代というべきPureViewが採用されています。

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最後に端末の大きさ比較を。1520が飛び抜けて大きいことが分かるでしょう。
また、厚みに関しては1520は925とほぼ同等。iPhoneは最も薄く、その薄さはいつも感心させられます。

筐体は6インチスクリーンに変更され大きく重くなりましたが、209gというというカタログスペックほど重くは感じられません。大きい分、携帯性は低下しますがwebやSNSのタイムライン、マンガ等の閲覧は文字も読みやすく非常に快適です。出来ればこの大型のスクリーンが生かされるよう、電子書籍のサービスが受けられればといいなと思います。

では、次回以降はソフトウェアや20MピクセルのPureViewカメラに付いてレポートして行きます。

【Windows Phone】【Lumia1520】Lumia1520が来ました。

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報告が遅れましたがLumia1520が届いています。イベントの感謝の意味もあり、EXPANSYS Japanさんより購入しました。香港版の白。香港は世界で最も早い1520の発売国の一つということもあり、こちらが届いたようです。

最初の印象はやはりデカい(笑)ただ、思ったより重く感じませんでした重量配分のバランスが良いのでしょう。
UstreamTVで開封中継を行って録画が残っています。よろしかったらどうぞ。
nano SIMへの変更がまだなので本格運用はまだですが、SMSやWeb閲覧、20MピクセルのPureViewカメラをぼちぼち楽しんでいます。

まずは、恒例の写真レビューから徐々にレポートして行きたいと思います。

【Nokia】Nokia World Abu Dhabi 6インチLumiaやタブレットが発表

Microsoftに携帯電話事業が譲渡されるため、最後になるであろうNokia WorldがAbu Dhabiで開催されました。今回は1ヶ月前のNew Yorkのイベントの中止もあって、発表予定だった端末の多くはリークされておりそれほどの驚きはありませんでした。しかし、個々に搭載された機能に付いては初見のものも多く興味深いものがありました。

意外だったのはキーノートのスピーカを努めたのはCEOから上級副社長に降格のステファン・エロップさん。よどみなく語りかける様に行うエロップ節は健在。Microsoftへ移籍後はデバイス部門のトップ就任やCEOの噂まであり、まだまだこうした製品発表イベントでは活躍しそうです。
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最初に発表されたのは、フィーチャーフォンレンジに投入されるAsha500、502、503。
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既に発売されているNokia Asha platformのAsha501のマイナーチェンジ版ですが、500は液晶サイズを落とし廉価版として、また502は従来と同じく新興国で需要の高いデュアルSIMモデル、503は3Gに対応しています。カメラに付いても500は2メガピクセル、502、503は5Mピクセルと光学センサーについてもサイズに差がつけられています。
これはより廉価な端末を求める層への対応で、$69と既発の501より$30ほど価格が低下しています。この分野でも成長著しい中国メーカなどへの強力な対抗機になると思われます。
筐体は非常に特徴的なものが採用されており、Crystal-clear designという透明なケースの中に様々なカラーの筐体が閉じ込められた様な独特のデザインになっています。これは楽しそうです。
エロップさんは”One Swipe!”とN9の系譜であるSwipe UIによる使い勝手をアピールしていました。

続いて発表されたのはLumia1520。
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6インチ、FullHDの大型液晶を採用したいわゆる”ファブレット”と呼ばれる端末です。Wimdows Phone8はGDR3となり、FullHDとクワッドコアCPUがサポートされました。これに合わせて1520もFullHDスクリーンとクワッドコアCPUが採用されています。また解像度のアップに合わせてホームスクリーンのタイルの配列も従来の2列から3列になり、より多くのタイルを配置出来る様になっています。
カメラについてもハイエンドらしくぬかりはありません。20Mピクセルと驚異のとまでは言いませんが高解像度のセンサーを搭載しており、もちろんレンズはCarl Zwiss、PureView Technology対応です。PureViewも第3世代と呼べるもので、1020などと同じく、オーバーサンプリング、強力な夜間撮影機能、手振れ補正(OIS)に対応しています。
ロスレスズームに関してはセンサーサイズが小さくなった事により2倍に留まっています。
価格は$749、第4四半期の発売です。

ファブレットは廉価版の1320も発売されました。
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1000番台はハイエンドだと思っていましたが、画面の大きさなんでしょうか(笑)まあ、そこは置いておくとして、安価な6インチモデルです。低価格と言う事もあり、スクリーン解像度は従来と同じく1280×720、CPUもデュアルコアです。アジアなどでは意外とファブレットの人気が高いそうで、そうした需要に応えてのものだと思います。LTEもLTE-ROW(Rest of the World)と呼ばれるもので新興国を意識したものになっています。

最後に発表されたのはNokia初のWindows8.1 RTタブレット端末Lumia2520。
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10.1インチの堂々たるタブレット端末です。Windows8 RTタブレットの不振からNokiaのタブレット投入はキャンセルされたと言われていましたが、verizonやAT&Tの採用があったからでしょうか、今回晴れて発表となりました。タブレットのデザインがiPadの追っかけである、前面は黒いガラス、背面は金属や黒いプラスティックと言うデザインが多い中、2520のカラフルなポリカーボネートユニボディは新鮮です。
iPadと比べると液晶性能で劣り(1920 x 1080)、カメラ性能で上回るというところでしょうか。カメラはこのクラスとしては割と高性能な6.7Mピクセル、f/1.9という明るいレンズが採用されています。重量615gはこのクラスとしては平均的な重さであり、iPadより軽いですがその分バッテリ容量は少ないです。
このデザインがどこまで、消費者に受け入れられるかですね。キャリア販売では安価に提供されるでしょうから、用途はWebやメールなどに限られる層にどこまでアピール出来るかがヒットの鍵になるでしょう。
オプションのカバー一体型のQWERTYキーボードは外付けバッテリ内蔵で$149。高価ですが、ビジネスユーザ等には重宝されるかも知れません。

今回のイベントでもNokiaは自社の強みであるイメージング技術をアピールしていました。Nokia Refocusと呼ばれる新機能がソフトウェアで新たに提供されますが、これは既に提供されているNokia Smartcamの様に複数の被写界深度の違う画像を撮影して一つの画像にするというもの。撮影後ピントを合わせたい場所をタッチするとそこにピントが来る様になります。また、1枚の画像としてWebにアップするとタッチ端末などではピントの位置が変更出来るようです。今後もこうした写真を撮るのが楽しくなるアプリケーションが提供されて行く事になるのでしょうね。

事前リークが多くて、今一かなと思いましたが、ふたを開ければ魅力的な発表が結構あったと思います。特に1520は写真撮影時のパートナーとして現地での画像確認のパートナーにいいなと思いました。(WiFiカード入りカメラのルーター&Flickrなどの画像確認)
Asha503もフィーチャーフォンレンジで液晶性能も低いので、日本ではどうという端末では無いですが、通話機として1520のパートナーにするのには非常に良いかもと思いました。

来年以降はMicrosoftに端末部門が吸収される事から、いつまでNokiaブランドでの販売が行われるかは分かりませんが、もう少しNokiaブランドでの魅力的な端末は登場しそうです。

【Windows Phone】【Lumia1020】1020カメラテスト(夜間編)

前回の日中編に続き、Lumia1020カメラテストの夜間編をレポートします。
今回もLumia925、808PureView、iPhone5と共に実写テストを行っています。
Lumia1020や925については、夜間撮影に強いBSI(背面照射型)センサーが搭載されており、夜間撮影に期待が持てます。
条件としては基本はオート撮影とし、ホワイトバランスや露出の調整は行わなずに公正を期すものとします。
Lumia1020、925、808PureViewは5Mピクセル。iPhone5は8Mピクセルの撮影条件も同じです。
画像はクリックすると大きなものが見れるのも前回と同じです。

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ビルの外壁面のサインを撮影してみました。1020は建物内が黄色に振れている感じがありますが、青の発色も良くどの端末も奇麗に写っている様に見えます。

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ディティールを見てみます。ここで最もよく写っているのは808PVです。さすが元祖スパイカメラ!室内の男性の表情まで確認出来ます。これに続くのが1020で、やはり高解像度で格子状の白い光もよく写っています。925とiPhone5は似た様な傾向でかなりあまい画像になっています。ノイズに関してはiPhone5の方が多いですね。

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ショウウィンドウの彪のオブジェを撮影してみました。どの画像も大きく破綻する事無く、よく写っています。

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ディティールの描写はどうでしょうか。1020は一番左端の格子状のオブジェクトもくっきり写っており、解像感は一番です。また、背面のブレスレットを嵌めている革の質感も1020や808PVで良く出ていますが、925ではちょっとのっぺりした感じです。

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ショウウィンドウの中のマネキンを撮影してみました。こういうシチュエーションは1020は得意とするところらしく、シャープな写りです。他の端末も破綻無く良く写っています。

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ディティールを見てみます。やはり、1020が最も解像度が高く、背面の星形の模様なども質感やディティールが良く出ています。925や808PVは顔の白飛びが激しいですね。iPhone5は解像度自体は低いですが、白飛びも押えられておりよい絵作りがなされています。

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あまりにも有名なこの建物もパシャリ。どのデバイスも良く写っていて十分以上に思います。

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ディティールを見てみます。やはり1020が抜群の解像度をほこり、細部も良く写っています。時計の文字、石の合わせ目、窓に嵌められた唐草模様のような装飾も非常に良く写っています。次に良いのは808PV、ディティールも良く出ていますし、石の合わせ目も見えます。925とiPhone5は同じ様に描写が甘く、石の合わせ目などもほとんど見えませんが、若干925の方が解像度は高い感じです。

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お菓子屋さんのショウウィンドウを撮ってみました。夜間と言う事を考えればどの端末も良く写っていると思います。

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ディティールを見てみます。粒状のノイズが出ているのが若干気になりますが、やはり1020の最も解像しています。箱に貼られた赤いラベルの文字もくっきり出ています。解像感は808PVの方が感じられますが、絵作りのバランスは925の方が良い感じがします。iPhone5は滑らかさと言う点では良いですが、解像感はかなり劣ります。

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花屋さんの店先を撮影してみました。1020は赤系にホワイトバランスが引っ張られてしまう感じがありますね。他の端末に比べて、随分と黄色っぽく写っています、

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ただし、ディティールに関して言えば1020は他と比べると別次元。細部の描写、ノイズの少なさ、ビニールやスティールの筒の質感など他の端末大きく上回る解像感です。次に良いのは808PVですが、1020に比べるとかなり落ちます。925はビニールの質感も無くなってしまっていますし、ノイズも多いです。iPhone5は925より解像度は高く、ノイズもよく抑えられています。

それぞれの端末のオリジナル画像は他の夜間撮影画像も併せて以下に置いてあります。
Lumia1020Lumia925808PViPhone5

808PureViewが登場して以来、PureView Technlogyには2つの流れが存在しました。一つは、808PVのオーバーサンプリング技術、もう一つがLumia920や925に代表される様なBSIセンサー採用による暗所撮影技術。1020はそれらの技術を統合した初めての端末になります。今回の撮影結果でも分かる通り、高解像度撮影と暗所撮影時の潰れやノイズを軽減することによって高画質を実現しています。
また、2年前の端末ながら808PVは1020を凌駕する場面も見られ底力を感じさせるものがありました。今回は5Mに撮影条件を限定したので、画質的には厳しかったかもしれません。
1点、1020に気になるのはホワイトバランスが暖色系に引っ張られてしまう傾向にあること。コダックのフイルムのようにこうした絵作りが好みの人もいるかと思いますが、925の方が自然な色合いです。Nokia端末のカメラはアップデートで改善が行われる事が多いので、今後に期待したいと思います。

今回の撮影は銀座の町並みを1時間半程度で一気に駆け抜けましたが、非常に楽しいものでした。lumia1020は写真を撮る楽しみと言うものが強く感じられる端末だと実感しました。
その辺りは次回このシリーズも最終回となる室内・マクロ編で語ろうと思います。