【Symbian】【E7】Symbian Belle Refresh、Symbian^3 第一世代にも最新アップデートが。

Symbian Belle改めNokia Belle。Symbian Belleの最新版は808 PureViewに搭載されるBelle FP1でしたが、Symbian^3の第一世代であるN8、E7、C6-01、C7と言ったデバイスには提供が見送られていました。これはハードウェア性能が第二世代の700、701、603と言ったデバイスに対して低い為で、実際これらの第二世代端末には既にBelle FP1が提供されていました。

元々、Belleは後継のバージョンとしてCarlaやDonnaというバージョンが用意されていると噂されていましたが、マーケティング上の問題でしょう、女性の名前を冠したバージョンアップグレードを止めFP1、FP2といった過去のS60などに見られたバージョンの命名方法に変えています。
機能やUIに大きな変更が無い事、また第一世代と第二世代の間にOSのバージョン違いによる断絶を作る事によりユーザに失望感を与えない事、そろそろ第一世代のユーザは契約で購入した端末の2年縛りが無くなり新機種の購入も考える事、Windows Phone8版Lumiaの発表を前にして現在のSymbian^3ユーザに再びNokiaを選んでもらう為にこの様な処置をとったのでは無いかと個人的には思っています。

前置きが長くなりましたが、そんな訳で本日私のE7にもBelle Refreshのアップデートが来ました。Menu画面からのSW updateではアップデートの通知はありませんでしたが、Settings/Phone/Phone management/Device managerでメニューからCheck for updateを確認した所アップデートが来ていました。

今回アップデート対象と成るのはN8、E7、C、C6-01、X7 、Oro。 Nokia 500は遅れてアップデートが来るそうです。
アップデート内容はMy Nokia Blogによると

Nokia Belle 111.040.1511
Webブラウザは 8.3
フルHTML5サポート
オフラインサービス

Nokia Maps Suite 3.09
Maps & Driveの音声認識検索
Map上での写真閲覧
複数ルート検索
Homescreenからnearby placesの検索
Public transportationに路線情報と到着時刻を統合

Nokia Socialが 1.5にアップデート
FacebookとTwitterに自動リンク

新しいHomescreen widgets
パフォーマンスの改善
アプリのレイアウトの改善
N8の画像アプリの改善
Bi Screen
Colorize IT
PlayTo
Gallery Widget (photo wall)

QT4.8

Ovi servicesをNokia servicesに名称変更

Music Playerの改善
“Now Playing” ビューをリフレッシュ
リストとタブへのアクセスを簡単に、新しいアーティストへSwipeで移動。
再生と停止はプルダウン状態バーで操作可能に。 (状態のみ、トグルは不可)

新しいWidgets
Clock, analogue big
Clock, Mechanic
Clock, Text
Calendar, Agenda view
RSS Widget
Bookmark
Contact individual (social upgrades)
Contact, group (group support upgrade)
Music player, Medium
Weather now
Weather forecast
My location
Social widget
Facebook, Summary
Facebook
Twitter
Mobile Data Counter
Search
Email, New arrival
Gallery
Notes
Email, Detailed
Toggles (2G/3g, Offline, silent, BT, Cellular)

等との事。

最近はN9や808PVを使う事が多く、E7はしまい込みがちでしたがBelle Refreshのこれらの変更点確認の為にもしばらく持ち歩いてみようと思います。

【OFF Meeting】CBNJ3レポート

昨日行われたCBNJ3(Come Back Nokia to Japan 3)にスタッフとしてスピーカとして参加してきました。山根さんの呼びかけにより、スタッフと約2ヶ月準備を進めてきましたが、無事イベントを終了することが出来てほっとしました。それではレポートをお届けします。

最初はタッチ&トライです。808PureViewが4台、Lumiaは710×2、800×2、900×1を用意する事が出来ました。今回、イベントとは別の部屋で初めて行いましたが、数名の方が熱心にスタッフの説明に耳を傾けていました。

さて、最初のスピーカは不肖、私が務めさせていただきました。題名は”Nokiaの新戦略と新たなる希望”内容が固かったですね。今回は最初と言う事で衝撃の2.11から6.14の新戦略発表、Nokiaの新たなる希望AshaやPureView Technologyについて語りましたが、もう少しビデオなどを使ってPureViewよりの発表でも良かったかもしれません。
One More…という事でkimitakeさんのQwassr for WindowsPhoneを発表出来たのは良かったです。サプライズになったでしょうか。※残念ながらMarketPlaceに飛べますが現在はまだDL出来ません。

続いて行われたのは、最強のWindows Phoneエバンジェリストといえるななふぉ管理人、山口健太さんです。プレゼン名は”Windows Phone 8でもNokiaに期待!”あのななふぉのアイコンのままの人が壇上にと言う事で、タキシードこそ着ていませんでしたがシルクハットにポップなネクタイの夏仕様登場しました。独特の間から繰り出されるつぼをついた言葉が会場を笑いの渦に巻き込んでいました。
しかし、内容については極めてまじめなものWindows Phone 8で何が変わるのか、7.8はどんなものか。NokiaのWindows Phone 8は何時登場するかなどNokiaユーザが最も気になるところを発表していました。Nokia Worldで発表。11月末に行われる開発者向けイベントで参加者に配布されるかもというお話もありました。
そして山口さんにもOne more…が
山根さんとは世界各国でのイベント取材が重なる事が多く、珍道中の数々の写真を公開。こちらも会場の笑いを攫っておりました。

休憩を挟みますが、再びタッチ&トライ。講演を挟んで皆さんの気持ちもだんだん暖まって来たのか、部屋がいっぱいになるほど沢山の参加者が。時間の関係で十分に触っていただく事は出来ない感じもありました。端末は十分あっただけにここは次回の改善事項です。

講演の取りは山根さん、講演名は”世界の中のNokia”、いや改め”試験に出るNokia”別名でるノキ2012(笑)しかし内容については極めてNokiaの世界シェアや競合他社の動向を山根さんなりに分析した真面目なもの。販売数ではまだまだ大丈夫である事を理解して欲しいと参加者に訴え、現在Nokiaは冬の時代にあり時間を掛けて復活して行く過程にあると説明。2016年には嘗ての様な豊富なラインナップを擁し大復活を遂げると、将来の勝手ラインナップ(笑)まで含めて発表されていました。
さすがNokia愛が感じられる楽しいプレゼンでありました。

続いてはアスキー矢崎さんを迎えてのスマートフォン座談会。Symbianの話からPureViewの話、Nokia Windows Phone日本登場の可能性などかなりくだけた話が展開しました。なんとNokiaユーザ1週間の参加者さんからJollaについての質問が。分かってる限りの説明をしましたが長かったですね。
山口さんは9月に行われるNokia Worldについて自ら質問を。ヘルシンキに乗り込んでぜひ日本の対応改善を訴えたいが、窓口が香港しか無いので苦労していると。フィンランド大使館に相談したらなんて声も聞こえてきました。
山根さんは既にNokia Worldには押し掛け参加すると決めているそうなので、ぜひ改善を望みたい所です。

全てのプログラムをこなし、場所を移して懇親会となりました。すでに山根さんのはからいで十分なお土産を渡していたと思いますが、端末を含めそれに勝るとも劣らないだけの商品が配られました。
私も808PVのボディカバーとフォーンピアスをお裾分けしてもらいました。


買って上げて下さい。博士も喜ぶスマートバッグ。そうすれば次回またこれにいっぱいのNokiaグッズを持たれて登場される事間違い無し。

当日の模様はアスキーさんがUstreamTVの録画を残されています。
『Come Back Nokia to Japan 3』Part1
『Come Back Nokia to Japan 3』Part2

さて、スマートデバイス寄り合い幹事団として、Nokiaファンが一日楽しく遊べるイベントとして開催した。CBNJ3でしたが、参加者に楽しんでいただけたようで開催した甲斐がありました。山根さんはやる気満々で次回も開催は間違いなさそうです。

CBNJ5(Nokiaは4と言う数字を避けるので5で開催?)にご期待ください。

【Off Meeting】CBNJ3無事終了しました。

CBNJ3(Come Back Nokia to Japan 3)が無事終了しました。
参加された方からも、楽しかったと言う言葉をいただき、Nokiaは厳しい時期ですがやって良かったと思いました。
会場を無償で提供いただき、ご協力きただいた週刊アスキーの皆様に感謝するともに、イベントを支えてくれたスタッフに感謝したいと思います。
詳しいイベントのレポートは今晩にでも上げたいと思います。
参加していただいた皆様ありがとうございました。

【Nokia】Nokiaの第2四半期決算が発表

Nokiaの第2四半期の決算が発表になりました。事前に予想はされていましたが、厳しい結果となりました。

Nokia Q2の決算報告資料

純損失14000億円と大幅な赤字、デバイス・サービス部門の売り上げ減が大きく響いています。
端末の売り上げは8,370万台、前の四半期から5%の落ち込みになります。
スマートデバイス(実質的にスマートフォン)は1,020万台の売り上げ、前の四半期から14%の落ち込みとなりました。Symbian(とMeeGo)の販売台数減が大きく響いています。まあ、この辺りはプロモーション活動をLumiaに集約しており、808PureView以外の新機種が出ていない事から当然の結果と言えます。(808PVは時期的にQ2の売り上げにはほとんど貢献していないと思われます。)
ただし、将来に明るい材料もありLumiaは前の四半期から倍増の400万台の売り上げを記録。まだまだ目標にはほど遠い販売台数と思いますが、徐々に大量の広告費やオペレータと協力した販売戦略が成果を出しているのでしょう。Lumiaには更なる飛躍を期待したい所です。
地域別にみると、ヨーロッパ、北米、南アメリカ、中東・アフリカ、中国が軒並み落ち込みを見せていますが、中国の落ち込みが前の四半期から14%と最も大きく、北米と並んでLumiaの大きな消費国として期待される中国には更なるテコ入れを期待する所です。(販売拠点の統合など不安要素もありますが。)
その中で成長を見せているのが、アジア・パシフィックです。モバイルフォン全体の売り上げは7,350万台と微増ながら伸びており、中国勢などの強い圧力を受けながら成長を見せています。これはAshaが伸びている証拠でしょう。南アメリカでも前の四半期より、多少ながらも伸びており、Nokiaがスマートフォンと並んで成長戦略の柱としている”Next Billion”新興国市場への取り組みは確実に実を結んでいるのではないでしょうか。
また、Nokiaの業績の足を大きく引っ張る要素となっていたインフラ部門、ノキア・シーメンスもリストラ効果もあって低迷を脱し収益体質を改善する見込みが見えてきました。これも明るい材料です。

Elop CEOのメッセージも発表されており
“Nokiaはこの移行期を乗り切る為の行動を取っています。第2四半期は困難な四半期でしたが、Nokia社員は競争力を強化する決断を行い、収益モデルの実現と資金の慎重な管理をしていることを披露する事が出来ました。

第2四半期で400万台のLumiaを出荷し、Windows Phone 8の発表を経て、現行のLumiaにアップデートを提供する予定です。Windows Phone8の出荷はLumiaにとって重要な成長を促すものとなると確信しています。当、四半期でフィーチャーフォンビジネスの安定性を証明し、最初のフルタッチAshaデバイスで競争力を強化しました。
位置情報やコマースの部分では自動車業界の顧客との関係は成長を続け、位置情報サービスのプラットフォームはYahooやFlickr、Bingとのビジネスの様な良い状態を作り出す事が出来ました。
特許権のポートフォリオは引き続きの強化を行い、2007年以来のどの年の最初の6ヶ月よりも2012年の前半で多くの特許を提出出来ました。
ノキア・シーメンスネットワークは焦点を絞った戦略の強力な遂行により、基礎的な営業利益が回復する強化を行いました。

リストラプログラムを緊急性を持って実行しています。Vertuの様な中核事業と関係ない資産を売却しました。6月14日に発表された新しいプログラムを含む会社の再編の為に必要な措置を行っています。
予想より早く、ドイツのR&D拠点Ulm閉鎖の交渉を開始しており、フィンランドのサロ工場の閉鎖も連帯の精神で進めています。

株主への配当を調整した後、安定レベルの正味の資金を確保しました。第3四半期も引き続き困難な状況が続きますが、キャッシュフローの出来るだけ早急な改善の為には端末とサービス部門の回復が最重要事項となっています。”

端末部門の成長がNokia復活の鍵となっている事は間違いありません、SymbianからWindows Phoneへ、WP7からWP8へ、過渡期と莫大なリストラ費用が重くのしかかっていますが収益を削ってでもシェアを拡大しようと言うのが現在のNokiaの戦略です。
これはWindows Phoneのベンダー企業でNokiaをリーディングカンパニーと位置づけ、Windows Phone 8の登場で競合他社に対して優位に立つ為の戦略で、必ずその成果が得られるものと信じています。

Nokiaファンの為のイベントCBNJ3のお知らせ

今年もやります。
Nokiaファンの為のイベントCBNJ(Come Back Nokia to Japan)。

日時:7月29日(日)13:00〜16:30(開場12:45)

会場:株式会社 アスキー・メディアワークス
   千代田区富士見一丁目8番19号
   地図: https://maps.google.com/maps?q=%E5%8D%83%E4%BB%A3%E7%94%B0%E5%8C%BA%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E8%A6%8B%E4%B8%80%E4%B8%81%E7%9B%AE8%E7%95%AA19%E5%8F%B7+&hl=ja&ie=UTF8&ll=35.698684,139.746024&spn=0.003032,0.003406&sll=35.690921,139.700258&sspn=0.024259,0.027251&hnear=%E6%97%A5%E6%9C%AC,+%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%8D%83%E4%BB%A3%E7%94%B0%E5%8C%BA%E5%AF%8C%E5%A3%AB%E8%A6%8B%EF%BC%91%E4%B8%81%E7%9B%AE%EF%BC%98%E2%88%92%EF%BC%91%EF%BC%99&t=m&z=18

携帯研究家の山根康宏さんやWindows Phoneの情報なら間違いなくNo.1のブログ、ななふぉのオーナー山口健太さんの講演、Nokiaの最新動向の紹介やスマートフォン座談会などNokiaファンが1日楽しめるイベントを準備しています。
尚、当日はタッチ&トライイベントとしてNokiaの最新端末Lumia900と808PureViewにも触れる事が出来ます。

参加登録はZussarにて行います。当日、着用する名札と連絡の為に名札用の名前とメールアドレスの登録をお願いいたします。(登録時に入力を即す画面が出ます、後からの登録が出来ませんですので必ず登録時に入力をお願いします。)

ZussarのCBNJ3登録ページ

Nokiaを愛好する方、Windows Phoneに興味のある方はぜひ参加いただき1日楽しく遊びましょう。

【Symbian】【808PureView】808PureViewの日本語化

【日本語表示】
まずは日本語表示ですが、Nokia Belle以降はEU版などでも中文向けフォントが搭載されたお陰で日本語フォントを入れなくても最低限の日本語表示は出来る様になっています。
808PVのBelle FP1でもこの状態は維持されているようです。
私の808PVはシンガポール版ですので簡体中文に対応しており日本語表示は標準の状態で問題ないです。
ただし、半角カナには対応していないので文字化け、。や、などの句読点が中央に配置されてしまうなどフォントの品質には不満を持つ方も多いと思います。
そんなあなたにはFont Zoomer。€5のシェアウェアですが簡単にフォントの入れ替えが可能です。(無料版はフォント入れ替えが不可。)Nokia StoreからDL可能。
Nokia Storeから落とす最新版3.25は不具合が発生するようです。旧版の3.20を導入して下さい。ここ

c:/data/FontZoomer にフォントをコピーし、Font ZoomerのメニューのShow Font listで任意のフォントを選び再起動するだけ。これでフォントが入れ替わります。
最新版でないと不具合が出ると言う話もあるので必ず、Nokia Storeから最新版をDLして下さい。

【日本語入力】
日本語入力は+J for S60のタッチ対応版で携帯打ちのマルチタップですが問題なく日本語入力が可能です。

【Virtual QWERTY Keyboardを使いたい】
どうも+Jのマルチタップが肌に合わずVirtual QWERTY Keyboardを使いたい方にはこういう方法が公開されています。

最後のSymbianさん Nokia N8 QWERTYで日本語入力する手段

ただし、Virtual QWERTY Keyboardの導入にはSignが必要になります。本家のSymbian Signedは現在はCertの発行を停止中。現在は復活しています。(M-VKにはSignが乗りましたが、WF_keyboardはUIDが重複してるとかで蹴られてしまいます。)
OPDAの様なサイトも発行を申請しても出てこない様な感じが続いています。

そこで対応策としては、通称げふんげふんなのですが。。。

と、ここまではよゐこの方法、この後は禁断の危険を伴う方法なので絶対まねをしないでください。

【真似しちゃダメよ】
端末が文鎮とか無限再起動ループとか怖い結果も予想されます。お奨めはしません。

げふんげふんの方法
詳しい方法がYouTubeに動画として上がってます。
それに従って行うだけです。
【手順が全て完了した後TrendMicroのウィルス対策アプリを削除してください。端末が不安定になり再起動を繰り返す事があります。※私も経験しました。】

ツールはこちらにあります。(一番上のリンク)

げふんげふん完了でVirtual QWERTY Keyboardのインストールが可能になります。

Virtual QWERTY Keyboardはこちらから入手します。

このVKだけでは+Jで日本語入力出来ませんので、SKINの設定ファイルを入手します。
こちらはてんどんさんのブログでアップしてくれています。
ダウンロードはこちらから。

最後のSymbianさんで新しいVKのスキンがダウンロード出来る様になっています。ありがとうございます\(^^)/

ファイルがtxtで落ちてくる場合がありますが、拡張子をzipに変更すれば大丈夫です。

C:/system/apps/WF_Virtualkey/skin
にV_Kv3(JPN)などの任意のフォルダを作成してダウンロードしたファイルを解凍して得られたファイルをコピーします。VKを起動して先ほどコピーしたフォルダ名を選択してあげれば使用可能になります。
利用にはちょっとした儀式があって、文字入力するエディタや入力ウィンドウをタップ→+Jの入力パネル起動→+Jの入力パネルでメニュー/入力方式でローマ字入力を選択→レで一旦+J入力パネルを閉じる。→ここで初めてVKが利用可能になります。

その他げふんげふんを行えばM-FEP60も使用可能になります。
M-FEP60自体はSignが取得されていますので、げふんげふんなしでもインストール可ですが、M-VK for 5800XMはSignが付加されていませんので、げふんげふんがなされた状態で初めてインストール可能になります。

それぞれ入手は以下から
M-FEP60
M-VK for 5800XM

と言う訳でげふんげふんは真似しないでください。最悪端末が死にます。
そのリスクを理解した方だけがお使いください。
それでは、ご利用は計画的に。

【Symbian】【808PureView】808PureViewのソフトウェア

808PureViewには最新のSymbianOS、Nokia Belle FP1が搭載されています。コードネームCarlaと呼ばれるBelleの後継と噂されていたOSがありましたが、その名称はキャンセルされBelle FP1の名前で落ち着いたようです。Symbian^3の第一世代N8やE7にはアップデートが提供されず(CPUの処理能力不足と言われています。)その辺りへの配慮があったのでは無いかと想像しています。
実際、既存のBelleからは大きく変更を受けた所はあまり感じられず、UIなどは従来のものを踏襲しながらアプリの一部改良やWidgetの追加でOSの改善を行っている様に思います。


ホームスクリーンも標準のWidget等が大きく変更された印象はありませんが、Imagesという写真を表示するWidgetが加わりました。大きさの違う幾つかの写真がホームスクリーンに配置される様になっており、画面をSwipeする度に写真が入れ替わって行きます。(写真は任意のものを指定しておける。)操作方法も従来のWidgetやアプリケーションショートカットの追加や壁紙の変更などBelleを踏襲しています。

Menuに搭載されたアプリケーションを見て行きます。


こちらはまずMenuを表示した時に見える画面です。
Contacts、Messaging、Web、Gallery、Calendar、Mail、Store、Music Player、Search、Maps、Settingなど従来通りのNokiaの標準的なアプリが並びます。
アプリとして変更が加えられたのが、WebとGallery。WebはよりHTML5との親和性を深め8.2に、Galleryはタブで全体と撮影したもの、お気に入り等のカテゴリ分けしていたものを止めてシンプルな1画面表示にしています。また、撮影画像にはサムネイルの1コマに日付が表示されるようになって、撮影日が一目で分るようになりました。

画面をスクロールさせます。Camera、Big screen、DNLA play、YouTube、Social、Drive、Log、Zip、CNN Intl、Weather、Vlingo-Voice、Silent Film Directer
Big screenはHDMIでのTVへの出力、DNLA PlayはDNLAサーバーとクライアントの両方の機能を持つアプリ、DLNA対応機器にWiFiで接続してコンテンツを再生したり、配信したりします。
SocialはNokiaのSNS統合アプリ、twitterとFacebookの両方が同じTLに流れます。


さてもうちょっとスクロール
Shazam、QuickOffice、Traveler、Nokia Music、Map loader、Nokia Recommends、Msg.reader、Check in、Guides、Joikuspot、F-secure、Communicator
Shazamは楽曲の音から曲名などの楽曲情報を得るアプリ、QuickOfficeは定番のOffice Documents Suite、Nokia Musicは残念ながらサービス地域外ですが楽曲の試し聞きは出来ます。Map loaderは地図のダウンロードにNokia Recommendsはサービス対象外、Msg.Readerはメッセージの読み上げ(残念ながら日本語未対応)、Check inはNokiaのFourSquareみたいなサービス、Guidesはタウンガイドですね。


ColorzIt、BounceBoingBattle、AdobeReader、MicrosoftApps、PublicTransport、Facebook、Twitter、NFC tutorials、Nat Geo、Tips & Offer、Nokia Sync、About
ColorzItは映像表現でよくある白黒の画像の一部に色が付いている様なエフェクト付き画像を作成出来るアプリ。BounceBoingBattleはNFC付きの他のデバイス(基本的にはSymbian機)と端末同士をぶつけて遊ぶゲーム、PublicTransportは乗り換え案内みたいなアプリ残念ながら日本には対応していない。NFC TutorialsはNFCの様々な情報にアクセス出来る、アプリはNokia Storeの対応アプ入りに飛びます。Nat GeoはNational Geographicの動画にアクセスが出来ます。Tips & OffersはNokia accountの確認をしたり出来ます。Nokia SyncはContactsやCalendarをNokiaのクラウドとSync出来るアプリ。


Calculator、Clock、User Guide、Files、FM radio、pl.via Radio、Dictionary、Notes、Recoader、Oper.msgs、SW update
FM radioは日本の周波数に対応していました。ちゃんとラジオとして使えます。


後はアップデート後入ったアプリにMicrosoft関連のものがあります。Lync、Brodecast、Office Mobile、One Note


ブラウザも新しくなりました。全体のUIなどは大きく変わっていませんが、よりHTML5との親和性を高めたと言う事でバージョンも今までの7.Xから8.2に変わってます。ただ残念なことに一部のサイトで文字化けするのとFlashは4.0のままなので、Blogなどに埋め込まれたYouTube動画などは見れません。
読み込みの体感スピードは速くなっていると感じられます。

ざっくりと内蔵のアプリケーションを見てきましたが、かなり大量のNokia謹製アプリケーションが使われている事が分かると思います。ただし、中々日本にはなじみの薄いコンテンツだったり、サービス対象外など利用出来ないものが多々あるのも確かです。
サードパーティ製のアプリも含め、今後日本で使う上で便利なアプリを紹介して行こうと思います。

次は日本語環境に付いて紹介しようと思います。

【MeeGo】【N9】N9にPR1.3のアップデート

N9に待望のアップデートPR1.3が来ました。前々から”小さいが価値あるアップデート”と言われていたものです。
Settings/Applications/Manage Applicationsでアップデートの→タグを選択するとアップデートの通知が出てきました。

Firmwareのバージョンは40.2012.21-3
沢山の標準アプリと共にアップデートしました。

1,000を越える品質の改善が行われるという今回のアップデートですが、My Nokia Blogによるとメール、twitter、Facebook、ネットワーク接続の改善を含む下記の様な改善があるそうです。

・ビデオ再生品質の改善
・ステータスバーにBeep音を示すアイコンが表示される様になった。
・モバイルネットワークの捕捉が以前に比べて速くなった。
・GNONEのバグ修正。共有機能においてクライアントがメディアファイルから小さな要求を上げた時CPUが100%使ってしまう現象、大概はビデオのコマ落ちを改善しました。
・XBoxとの互換性向上。以前は5曲以上のシングルが全ての楽曲と表示されていた。
・C7より優れたNFCのサポート
・セキュリティホールの修正

Beep音のアイコンは確認出来ました。全体的なUIも若干スムーズになったと感じますし、ビデオ再生時のPR1.2の若干の画質低下やパンするとカクカクする現象も改善された気がします。

今回でソフトウェアアップデートを受けられるのは最後になりそうですが、Swipe中心の独自のUIなどまだまだ楽しく遊んでいけそうです。

【Symbian】【808PureView】808PureViewフォトレビュー


ちょっと遅くなってしまいましたが、端末入手恒例のフォトレビューをお送りします。
808PureViewはNokiaの最新端末で、41Mピクセルと言う高画素、大型サイズの光学センサーを搭載しています。
この辺の驚異のカメラ性能は、UstreamTVFlickrのサンプルを見ていただ期待と思います。


パッケージは最近のNokiaのハイエンド端末に共通するポップな筒状のデザインのもの、N9の時は外側のパッケージから中身が抜けて落ちる怖さがありましたが(笑)、ある程度の保持感があるので簡単に落ちる事はありません。


パッケージの付属品は極めてシンプル。マニュアル・保証書類、microUSBケーブル、USBポート付きACアダプタ、ステレオヘッドホン、ストラップ(根元の金属部分にNOKIAのロゴがあります。)


正面から見ると、どちらかと言えばNokiaの旧世代のデザインです。液晶サイズは4インチ、SymbianとしてはE7などと並んで最大サイズになります。有機ELディスプレイ、CBDなので鮮やかな発色です。解像度はnHD(640×360)折角のPureViewで撮った写真をもっとこう詳細なディスプレイで見たい所ですが、これはいたしがた無いでしょう。
ディスプレイの下にハードウェアボタンがありますが、裏側にLED等が仕込まれているのでしょう、通常は電源ボタンのみが見えていますが起動すると通話、終話、ホームボタンが表示されます。


こちらは上部、左から3.5Φ、microUSBポート、HDMIポートがあります。


こちらが右側面。ボリュームキー、端末ロックキー、カメラボタンがあります。


カメラボタンは黒のピアノ塗装っぽい素材でとても質感が高いです。


ボリュームキーも同じ素材。見た目より押し易いです。


左側面はボタン類が無く、完全にクリーン。カメラ部分の出っ張りがよく分かると思います。


こちらが下側です。画面左はストラップホール、真ん中にある小さな穴は多分スピーカ穴でしょう。またその下にある切り欠きは背面カバーを外す時爪を掛ける窪みになります。


背面です。今回は白のボディカラーを選びましたがN9やLumia900の様な光沢タイプではなく、つや消し白でN9やLumia900の様なピュアホワイトというより、ややクリーム色が入った落ち着いた白で高級感あります。


こちらがカメラ部分。Carl Zeiss 41MP Sensorの文字が。フラッシュライトはキセノン。ちゃんとレンズにはシャッターが付いており、またその上にガラスでカバーされています。黒のツルテカした金属っぽい素材なので放置しておくと傷つきそうです。


これ背面の下側の画像です。Nokia 808のネームが入っています。


背面カバーを外してみます。バッテリーはBV-4Dという1,400mAのものを使っています。概ねバッテリーの持ちはいい感じです。背面カバーには裏側にnfcの文字があります。nfcのチップと言うよりアンテナ部分だけではとの事です。


SIMはmicroSIM、microSDは跳ね上がる同じ構造のもの。

全体的にはこんな感じです。重量的には169gと最近の機種としてはかなり重量級の部類、先代機種と言うべきN8と比べると一回り大きく、かなりずっしりた印象です。
ただし、全体的に角が落とされたデザインなので持ち易いです。

さて、今後は内蔵アプリなどソフトウェアを中心にレビューを行おうと思います。

【Symbian】【808PureView】808PureViewのUstreamTVやりました。

最近は端末購入の報告をブログで行うより、UstreamTVで紹介する方が多くなってしまいました。そんな訳で今回も、Nokiaの最新端末Nokia 808PureViewはUstreamTVでまず紹介と言う形になりました。
今回はPureViewとは何かと言う事に主眼をおいてUstしてみましたが、十分に伝わったでしょうか。UstreamTVに録画が残してあるのでご覧になってください。

内容についてのスライドは下記よりダウンロード出来ます。

スライドダウンロード先

また、今回のUstで使用した808PureViewによる撮影画像をFlickrにアップしています。
Ustと合わせてみていただけるとPureViewの凄さが分かってくれると思います。

Ustではカメラ中心の内容になっていましたが、今後はフォトレビューやアプリ関連などの徐々に上げて行こうと思います。