アーカイブ : 2011年 11月

【MeeGo】【N9】Galleryからtwitterに直接ポストする方法

N9を使っていて不満に思うことの一つにtwitterに画像をアップするのが面倒というのがあります。My Nokia Blogにその不満を解消するTipsを公開してくれたブログの紹介がありました。
そのブログの方法に従って作業したところ、Galleryからtwitterに画像投稿が出来る様になりましたので紹介したいと思います。
尚、この場合Terminalを通じてシステムファイルを弄りますのでトラブルも予想されます。自己責任でお願いします。

まずは、Storeからnanoというエディタを導入しておきます。

Terminalを起動し、rootを取ります。
devel-su
Password rootme
この場合キーボードの上に表示されているTerminal用キーパッドをArrowにしておきます。(この後の作業が色々楽です。)

rootが取れた状態で

nano空/usr/share/accounts/services/twitter-share.service
空はスペースです。

するとこんな感じの画面が表示されると思いますので

Terminal用のキーパッドの↓スクロールを使って

この文字が出るところまで下がります。

バックスペースで下記のように余分な部分を消します。

そしてTerminalのキー上にあるCtrlを押して、キーボードからXを押します。
続けてYを押しリターンを押して作業完了です。

これでGalleryでShare Onlineボタンを押すとTwitter(twitpic)へのリンクが表示されると思います。

では、楽しいtwitterライフを!(笑)

【OFF Meeting】Come Back Nokia to Japan 2

さて、やっとCome Back Nokia to Japanのレポートです。当日はスタッフと言う立場ですが、今回はスピーカとしても壇上に立ちました。これも支えてくれる寄り合い幹事団の仲間たちあってのことです。総勢10名を超えるスタッフで成り立っているイベントという事も、ぜひ知っていただきたいのです。

イベントの方ですが、恒例のタッチ&トライから幕を開けました。前回のN8の時よりも端末を触る方が多い様な気がしました。積極的にスタッフに質問する姿も見受けられました。


開会の挨拶の後、講演は携帯電話研究家の山根康宏さんから始まりました。題目は”Nokiaが帰ってきたぞ!”ということで、Nokia復活を連想させるものです。2011年のNokiaの動きを振り返りながら、Nokiaの現在の市場動向について説明が行われました。CEO Elop氏の戦略は実を結んでおり、スリム化や過去の決別はうまくいっているとのこと。引き続き四半期で1億台の携帯電話の出荷があり、これは他のメーカではなかなか出来ない事、ただしスマートフォンについては昨年は拮抗していたAndroidに大きく離され、iOSとほぼ同等、メーカ別でもAndroidを擁するSamsungに抜かれて、現状のSymbianではシェアの低下は避けられない状態、Windows Phoneに掛けるしか無い状態であるとの認識でした。
そして、Realというキーワードでプラットフォームを4つのマトリックスに分ける山根さんならではのユニークな視点。Windows Phoneを”Real Smartphone”、Series40をReal “Social Phone”、SymbianをReal “New UX”、MeeGoをReal “Elegant”という4つのマトリックスに分けてそれぞれの特徴について述べられました。

全体的にはNokiaがElop CEOの元、リストラを推し進め反抗への準備が整ったという印象を講演から受けました。

続いて、壇上に立たれたのが、Windows Phohe関連の情報ブログななふぉの管理人の山口健太さん(@tezawaly)、突然のお願いにも拘らず、快く講演を引き受けてくださり、Nokiaユーザにとっては馴染みの薄いWindows Phoneについて、”NokiaユーザーのためのWindows Phone入門”として詳しく説明していただきました。

Windows Phoneの成り立ちから始まって、Mangoに代表されるようなOSのバージョン、ライブタイルやMetroUIとは何かなど、入門編としてこれだけ知っていれば十分以上の内容を紹介していただきました。
個人的にはWindows Phoneのスペックを決定付けるChassis(シャーシ)が興味深く、現在はハードウェアの縛りが厳しいChassisの仕様ですが、Nokiaの参入によりバリエーションが増える可能性やHD解像度などのハイスペック端末やNokiaの望む低価格帯への端末投入の可能性なども十分考えられるようです。

10種類のWindows Phone端末、キーボード付きの端末は僅かに3台であり、仕様の厳しさが感じられます。

また、NokiaのWindows Phone Lumiaは最初から日本語表示や入力に対応しており、各国言語の搭載はメーカやオペレータに委ねられている事から”あえて日本語に対応してきた”という事でこちらは、将来に期待を抱かせる内容でした。

続いて、不肖、私も壇上に立たせていただきました。”Nokiaの新戦略とN9の魅力”とちょっと大それたタイトルですが、バーニングプラットフォーム以降、Nokiaがどの様に改革を進めてきたかプラットフォーム戦略の観点から話させてもらいました。


Nokiaの現状の複雑に絡み合った、端末やアプリケーション開発環境、サービスを図に示してみました。


そして目指す将来はWindows PhoneとMeltemiの2階建て構造で非常にシンプルなプラットフォーム戦略になるだろうという予想を話させていただきました。

また、後半はN9の魅力という事で、Swipe UIや日本語環境、Social連携、サードパーティのアプリケーションを紹介させていただきました。特に日本語入力のばななちゃんのキラキラエフェクトは大うけで、とかく固くなりがちな講演の内容が柔らかくなった様でよかったと思います。

講演に引き続き行われたのが、講演者に加えて週刊アスキーの矢崎さんも加わり”スマートフォン座談会”と銘打ってフリートークを行いました。ざっくばらんとした雰囲気で行われましたが、意外と多かったのがWindows Phoneに対する内容で、参加者からの質問にもありましたがWindows PhoneでNokiaが様々なフォームファクタに対応できるかなど、幅広い話題について話し合われました。

最後はじゃんけん大会が行われ、山根さんを中心に大争奪戦が行われました。こちらは、もの凄く盛り上がっており皆さんたくさんの商品を持って帰られたようです。

また、じゃんけん大会は懇親会の場も兼ねており、ユーザ交流の場となっておりました。
実は、そこでこんな凄いものが。。。

Vertu Quest、フルキーのVertu端末ですね。あらゆる所に高級感が溢れていて、いつかこんなのを所持してみたいと思いました。

さて、レポートは大体こんな感じで終わりますが、このイベントは会場を無償でお貸しいただいたアスキー・メディアワークスさん始め、グッズを提供いただいた山根さん、山本朱さん、田池さん、全力でイベントを支えてくれたスタッフの仲間たちと大勢の人の力によって成り立っています。
また、このような機会を持てるようにスタッフ一同、頑張りたいと思いますので、ぜひ次の機会がありましたら、またご参加をお願いします。

【OFF Meeting】CBNJ2無事終了しました

ノキアユーザの為の祭典、Come Back Nokia to Japan2が無事終了しました。
参加された多くの皆様から、楽しかったとのお言葉をいただき、今回のイベントを企画したスタッフの一人として非常に嬉しく思いました。
また、今回も無償で会議室をお貸しいただき、多大なご協力をいただいた週刊アスキーの皆様には感謝の気持ちで一杯です。
改めて当日のレポートなどはアップしたいと思います。
山根さんからは夏頃またやりたいと言われましたので、実現の為に頑張りたいと思います。
参加された皆様ありがとうございました。

【Nokia】【Symbian】Symbianはまだまだ進化する。CarlaとDonnaのアップデート

Symbianの今後としてはWindows PhoneへNokiaがスマートフォンプラットフォームへの移行を行い、2015年頃までに緩やかに退役していくだろうと言われています。Belle以降の方向性が見えないこともあり、大きなテーマであったユーザエクスペリエンスの改善がある程度の完成を見た現在、NFCやBluetoothの新版など時流に応じた改良が加えられる程度で今後の大きなアップデートは無いだろうという見方をしていました。
ただ、モバイルの世界で3年間も手が加えられないというのは全く競争力が無く、やはり時流に合わせたメンテナンス的なものだけではなく、改良は加えれていくようです。

My Nokia Blogによると、メキシコで行われた開発者向けイベントのようですが、”Carla”と”Donna”というBelle後継のバージョンが発表されたようです。Carlaではいくつかの機能追加が行われるようで

・8.0ブラウザ(Belleで来ると言われていたHTML5対応が強化されたブラウザではないかと、ちなみにBelleは7.4、Anna7.3)
・ドルビーサラウンド
・NFC
・ベストWidget

またDonnaは
・Dual Coreに特化する

ということで現在のSymbian^3機にはCarlaまでのアップデートは対応するようです。登場は2012年の後半か2013年の早い時期ということで大分先のことになります。
個人的にはSwipeUIに対応して欲しいところですが、そこまでは情報は出てないし、そこまでの投資をするかにも疑問があるところです。Widgetに対応するということから完全にHarmattanのUIと同一になることはあり得ないですしね。
これに呼応するように来年2月のWMCでN8の後継となる高性能なカメラ機能を持つハイエンドなSymbian端末の登場も噂されており、勇退が噂されている2014~2015年辺りまではWindows Phoneの弱い部分を埋めていく存在になるかと思います。
まだまだ、Symbianでもお楽しみは続きます。

【MeeGo】【N9】N9をPR1.1にしてみました

一部の地域でN9のOSのOTAによるアップデートが始まっています。PR1.1(20.2011.40.4)というバージョンです。OTAで既にアップデートを得られた人もいるようですが、アジア地域はまだ来ていない所が多いようでTLでもOTAで来たと言う人は目にする限り一人くらい。
そんな時、こんなTipsを見掛けました。単体のNokia Software Updater 3.0.495以降を利用するとPR1.1へのアップデートが可能になると言うもの。

早速この方法を試してみました、マレーシア版黒16Gです。

途中でエラーも出ると言う中、何度かのチャレンジで成功しました。N9の画面はアップデート中はこんな感じになります。

アップデートの内容は
・UIの滑らかさと速度の改善
・ロックスクリーンからのMusicの操作
・標準でアプリ終了をスワイプダウンに。
・ビデオ撮影モードに白黒やセピアなどのモードを追加。
・NFCの簡易読み取りにおけるNFCタグの高速化
・通話時のノイズキャンセリングの改善
・マルチタクスとメモリ管理の強化
・スクリーンセイバーにおける充電やカレンダーの表示変更
・Swipe入力の追加

等々。
最初はカクカクした動きでアップデートに失敗したかと思いましたが、使い込むごとに動きは滑らかに(TLでも同様の報告は複数)という不思議が現象を体験しました。その他標準のtwitterクライアントの安定性や動画再生能力の向上、UI操作時のアニメーションエフェクトの効きがやや強くなっている事などを、使ってみて感じました。

サードパーティ製のアプリが再インストールを要求されたり、アカウントなどの初期設定が消えたりしますのでOTAを待つのが良いかもしれません。

【OFF Meeting】Come Back Nokia to Japan 2を開催します

※現状は定員に達し、補欠募集のみとなっています。

今年もスマートデバイス寄り合い幹事団はやります。Nokiaユーザーの為のイベントCome Back Nokia toJapan 2を開催します。
N9の発売、Windows Phoneの発表と低迷を脱し、戦う体制が整ってきた様に思います。発売されたばかりのN9の実機に触れられるタッチ&トライや、携帯電話研究家の山根康宏さんを迎えてNokiaの最新動向や未来を占う講演など、1日楽しく遊べるイベントを企画しています。
Nokia愛好者のご参加をお待ちしております。

また、専用の参加登録ページを用意いたしましたので、登録は下記のリンクからお願いします。

Come Back Nokia to Japan 2 登録ページ

以下は告知分になります。
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今年もやります。Nokiaを愛好する人の為のイベントCome Back Nokia to Japan 2(CBNJ2)を開催します。
N9の発売やWindowsPhoneの発表があり、Nokia周辺も元気が出てきました。Nokiaユーザーが集まって楽しく語らうには絶好の機会だと思います。
N9のタッチ&トライや携帯電話研究家山根康宏さんの講演など、1日楽しく遊べるようスタッフ一同準備を進めている所ですので、ぜひご参加ください。

日時 11月27日(日) 13:00~18:00
(イベントは16:00頃までを予定しています。終了後、同会場にて懇親会を行います。)

会場 アスキー会議室
   千代田区富士見一丁目8番19号 角川第3本社ビル内
   http://asciimw.jp/info/corp/map.html
   
会費 懇親会参加者のみ1,000円程度

募集人員 60名(定員になり次第締め切ります。)
主催 スマートデバイス寄り合い幹事団

尚、詳細な内容や変更等が発生した場合は、随時メールやブログでお知らせしていきますのでそちらをご確認いただくようお願いします。
※登録の必須内容として登録時ご利用のSNS(twitter/Facebook/mixi)の選択(必須)、連絡用として必ずメールアドレス(必須)、当日着用する名札に付ける名称(無記入の場合はアカウント名を採用)を入力いただくようお願いします。
※登録完了メールの受領によって正式参加になりますので、必須事項を入力いただかない場合は参加が確定しませんのでよろしくお願いします。

スタッフ一同、皆さんと一日楽しく遊べるよう楽しい企画を用意しますので、ご参加をお願いします。
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