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【S60】【Satio】Satioのソフトウェアアップデートが来た

既に西ヨーロッパは提供が行われていましたが、やっとAPAC版も提供が始まりましたのでサクッとアップデート。
アップデートは設定やCドライブのサードパーティ製ソフトウェアを残したままのアップデートと工場出荷状態に戻すアップデート+リセットの2つが選べま
す。
私は推奨されているアップデートのみを行いました。動画撮影がWVGAでも撮影可能になっている事、メディアプレイヤーから直接Youtubeにアップでき
るようになったのは確認しました。
それ以外はタッチパネルのレスポンスがほんの少し良くなったかなあという感じです。Opera
MobileやGravityのレスポンスを考えたらもっと出来ても良い気がするんですけどね。
まあそんな感じで劇的な変化はあまり感じないですね。

【S60】【Satio】SatioでMBW-100が使えた!

最近はWindowsMobileやS60果てはAndroidまで対応して未だに根強い人気を誇るBluetoothWatch MBWシリーズですが、ご本家はSony Ericssonな訳で軒を貸して母屋を取られる状態な訳ですね。
たださすが御本家、他のメーカとは違うアドバンテージがあります。
1.専用アプリが要らない。
2.標準で日本語(2バイト言語)の表示が可能
などがあります。当然専用アプリを使った場合の利点もある訳で
本家に無いSMS本文の表示やCalendarのアラーム通知など、機能は電話やSMSの着信通知やオーディオプレイヤーの簡単な制御機能など限られた本家よりかなり高機能です。
残念ながら本家のWebサイトを見るとSatioは正式対応デバイスではなく、実際オーディオプレイヤーの制御は出来ませんでした。
まあでもアプリ無しというSatioのアドバンテージを取って良しとします(笑)

【S60】【Satio】Sony Ericsson Satioフォトレビュー

入手から早1週間。自分なりのカスタマイズもして使い勝手も上がってきました。意外や意外通話用のメインSIMを挿してi-moをパートナーに毎日使っています。日本語入力は苦労してますが(某ベータ版の導入でそれも格段に使い易くなりました。)カメラも良く、評判と違い意外と悪く無いです。
という訳で恒例のSatioフォトレビューをお送りします。

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最近いつも言ってる様な気がしますが本当にコンパクトなパッケージ。スマートフォン2台分程度で本当にコンパクトです。(クリックすると大きな画像になります。)

パッケージの付属品もシンプルです。ソニエリ独自ポートに取り付けるヘッドセット用のコネクタ(リモコン付き)、ステレオヘッドホン、USBデータケーブル、予備のイヤーピース、スタイラス、ACアダプタ(写真には写っていません)、ユーザガイドや保証書などの書類など。リンクソフトのCD-ROMは無く付属の8G MicroSDカードにインストールファイルが収納されています。(Windowsでは自動起動。)

正面から非常にクリーンな外観ですね。ボタンは通話キー、メインメニューボタン、終話キーとシンプル。標準的なS60 5th機と言えます。

上部は電源ボタンとメインスピーカが有ります。

底面もシンプルです。ソニエリらし真ん中に軸のあるストラップホールが有ります。

こちらが右側面です。ボリューム及びカメラのデジタルズーム、カメラ画像や動画の再生キー、スチール/動画の切り替えキー、カメラのシャッターが有ります。カメラカバーの大きな盛り上がりもこの画像から分かりますね。

こちらが左側面です。キーロックキー、ソニエリ独自のデータ&充電ポート、microSDスロットがあります。

背面はレンズカバーはヘアラインですが、バッテリカバーはツルテカです。やはりこのカメラカバーの盛り上がりがこの端末最大の個性ですね。

レンズカバーを開いてみます。12.1メガピクセルのカメラが誇らしげです。もっとコンパクトに出来た様な気もしもしますが、高性能カメラを搭載しているというアピールも有るのかも。想像に過ぎませんが元々はCyber-shot携帯として企画されていたのではないでしょうか。筐体がCyber-shotの先代フラグシップ機のイメージと重なるのといいそんな感じがします。

バッテリーは端末の性能や機能を考えるとちょっと物足りない1000mA。N97などと比べると持ちは悪いですが、電池の容量がそのまま結果に現れている気がします。(メールプッシュなどを行っていないのが大きいかも。)

SIMスロットはオレンジのプラスチック製でかなりチープ。見えない所とは言え高級機ですからねえ。

番外編の非常にイメージが重なるau S-001とスライド、ワンセグアンテナをカメラカバーに内蔵なども有りかなりSatioより厚みが有ります。スライドカバーなども大きさ、位置などが微妙に違っています。

筐体はこの手のデバイスとしては125gでNokiaなどの同クラスのデバイスに比べると20〜30g軽いです。その分やや高級感には欠けるのですが、ある意味日本的と言え東京チームが開発している事が大きいかもしれません。その分取り回しは良く、通話時も持つ所は非常に薄いので通話品質と相まって電話としての使い勝手は悪く無いです。
ここがメイン機として使い続けている理由かも知れません。

という訳で今後はUIや内蔵ソフトウエアのレポを上げて行こうと思います。

【S60】【Satio】SatioでiSync

環境移行はまずはPIMでしょ!と言う事で今回はiSyncを使う事にしました。販売から3ヶ月たってますのでソニエリのサポートにちゃんとプラグインが置かれていました。これをMacにサクッとインストールしてシンクロ開始です。

問題なく同期が出来ましたが、なんかNokiaデバイスに比べて同期の時間が短かったような。高速なCPUの恩恵ですかね?それともBluetoothが速い?
と言う事でMacユーザでも安心してSatioが使えます。まあ使うかどうかは別として(汗)

【S60】【Satio】Satio の印象

3日ほどメインの通話用SIMを入れて使用してみたSatioですが、当初の印象とは違ってかなり好ましいものに思えてきました。ただし当然悪いところも結構見受けられます。
UIはN97で言えばOS v1相当と言ったところです。つまりキネティックスクロールは無いですね。このあたりは初期のN97の不満をそのまま感じるという事になります。Symbianから提供されるOSがどのようなものかは分かりませんがこの辺は仕方ないところです。出来ればソニエリにはN97と同じく早めのv2相当のファームアップを対応をお願いしたいところです。
上記ファームの影響かWebは読み込みは速いものの、スクロールが渋いです。スクロールをタッチ操作に頼らざるを得ないので、使い勝手は良くないです。このため、Opera Mobileを利用していますが、RAMへの負担やアプリの連携を考慮すると標準のWebを使いたいところです。
良いところはカメラですね。さすが12メガピクセルの威力という感じで屋内でも詳細に撮れます。またキセノンフラッシュも強力で、夜間撮影でも通常では写せない様な灯りが全く無い状況でもきちんと被写体を映し出します。この辺は角を丸めた筐体デザインといい、サイバーショット携帯C905の流れを組む感じもします。屋外での撮影はまだですが、白飛びするというソニエリ携帯の傾向がどこまで抑えられているかいずれレポートします。
後は動画や音楽の再生なども試してみましたが、640×360、ビットレート1Mbpsの動画ファイルなら余裕で再生します。N97ではうまく表示出来なかったiTS以外のアルバムジャケットをきちんと表示してくれるのもうれしい。
当然、老舗電話機メーカの端末、通話品質などは問題無いです。音質は国産端末よりクリアな気がします。
詳しいレポなどは今後も引き続きアップしていきたいと思います。

【S60】【Satio】Satio来ました!

ちょっと今更感もありますが(現在Sony Ericssonの最新フラグシップです一応。)あなたがいかなくて誰が行く的な(笑)外堀を埋められた感じで決心しました。と言ってもソニエリ最初のS60機でもありますし、欲しかったのが本当のところですけどね。あーだこーだ能書きを垂れたとこでやはり触ってみないと分からないところがありますから。
一昨日届いたのですが、昨日たまたま久々の休みだったのでセットアップをせっせと行いました。FontRouterを使った日本語表示や某ごにょごにょやGravityやOpera Mobileの導入。PIMのシンクロなど一通りの事を行い本日よりメインの通話SIMを入れて使用しています。
印象としては意外と地味だなあと、よく言えば堅実に作ってあるなと言う感じです。ソニエリ独自のUIの変更はありますが、それもS60の機能を大きく逸脱する事は無く、UIのコンポーネントを並べなおした感じで、まさにS60そのものと言う感じです。派手なアニメーションもありませんし、意外とインパクトは薄いです。
動きはスムーズですが(Webなどで若干の引っ掛かりはあり。)高速なCPUを使っている割には爆速という感じではないですね。この辺は今後のチューニングによるスピードアップを期待したいところです。

詳しいレポなどはぼちぼち上げていこうと思っています。

【S60】【Satio】satioの姉妹機kuraraのレビューが早くも登場

Sony Ericsson Satioの姉妹機であるコードネームkuraraのレビュー記事が早くもMobile-Review.comに掲載されています。
しかし、嘗てスライドQWERTYを搭載する(丁度Palm Preの様な)P5iの発売を断念させたMobile-Review.comだけあって論評は辛辣です。
山根さんの情報によるとクリスマスシーズンを戦うソニエリの新機種Satio、Aino、Yariの3つはかなり苦戦しているとの事。プロモーションが不味いなどもあるのでしょうが、記事でも指摘されている通りソニエリ自体のブランド力が著しく低下しているのが原因でしょう。こうしたハイエンド分野ではブランド力が大きくものを言います。昨年来からの長いフラグシップの不在が大きく、X10などの話題性のある端末でブランド力回復を図るのが現在の課題だと思います。

kuraraはSatioの廉価版とも言うべき端末でアッパーミドルクラスのスマートフォンですが、性能的にはsatioと同等であり泥濘りはありません。高速なCortecA8プロセッサ、256MBのRAMと最も速いSymbian S60機の1台です。ただしカメラはSatioの12.1Mピクセルから8Mに落されています。その分背面はクリーンになり、やや個性が失なわれた感はありますが、その分丸みを帯た筐体でともすればアイフォーンクローンになりがちなフルスクリーンのタッチデバイスに個性を与えています。
また高品位TVの時代らしく、720PのHDクオリティの動画が撮影出来るなどの機能が採用されています。
SatioはUIなどはよく作り込まれており、決して他者のデバイスに引けを取るものではありません。ただし、iPhoneやN97もしくはi8910(旧OMNIA HD)に比べ内蔵ストレージが無く割高な感じするのも確かで記事のなかにもリテールプライスは最低400ユーロ程度になると予想されるが、300ユーロにしたら成功するだろうというものがあります。
裏を返せばこれもブランド力の低下を示すものでソニエリに急務なのはブランド力の回復だと思います。

最後に記事は革新的なものは無いがソリッドで好ましい電話であり、存在しないブランド価値(手厳しいなあ)にプレミアムを乗せるという誤った行為を行わず、300ユーロのプライスタグが付けられれば市場にインパクトは与えられないがベストセラーになるだろう。U5(Kurara)は全般的にまともな電話だが、マーケティング戦略と適合する何かを早急に必要とされていると締められています。

私も記事には同意で良い製品造りをしながら、プロモーションを熱心に行い(サムソンの様にウザイと言われるまでは無理と思いますが)地道にブランドイメージを回復して行くしか無いと思います。

【S60】【Satio】Sony Ericsson Satio出荷されています。

大分更新をさぼってしまいました。という訳で久々の更新はSatioで。
1200万画素という携帯電話最高とも言えるカメラ性能で話題になったSony Ericsson satioの出荷が開始されました。
UIQ撤退以降の初のSony EricssonのSymbian携帯としても注目すべきところです。
OSはSymbian S60 5th Edition。つまりはSymbian Foundationの成果というよりも、NOKIAより正式なライセンスを得てOSを搭載したことになります。
ホームスクリーンやUIに関してはソニエリ独自のUIが採用されており、同じくSymbian S60 5th Editionを搭載したSamsungのi8910(OMNIA HD)と同じ様な成り立ちと言えると思います。i8910もホームスクリーンだけなく独自のタスクマネージャ(Palm PreばりにWindow状の起動中のアプリが横遷移していく。)などを備えており、S60は比較的メーカカスタマイズの自由度は高いようです。ただしSettingなどの項目にちょこちょこS60ぽさが顔を見せます。

レビュー動画を見ましたが、動作は割りと俊敏です。iPhone 3GSやN900と同じ高速なCPU CortexA8を使用しているからでしょう。
またカメラの実写画像も公開されています。屋外で白っちゃける感じは相変わらずですね。この辺はマイスターの好みなのかな。多少暗い場所で厳しくてももう少し締まった画にした方がいいと思うのですが。その為のキセノンやLEDなんだと思うんですよね。
でもさすがに12Mなので解像度は高いでしょうからそれなりの写りにはなると思いますが。

一言で言うと非常に欲しい。UIQでソニエリスマートフォンを追いかけてきただけに、やはり気になる1台です。
N900を予約してしまったので厳しいところですが、いつかいきたいなとは思います。

Symbian Guru.comでは詳細なレポートを開始しています。

Sony Ericsson Satio – Homescreen UI Walkthrough

特徴的なUIを示すビデオ。

【S60】【satio】Idou改めSatio SonyEricssonより発表

ちょっと遅れてしまいましたが触れない訳にはいきませんので。モバイルの祭典WMC2009で販売を前提としたコンセプトモデルとして鳴り物入りで登場したIdouですがSatioと言う正式名称を得て正式に製品として発表されました。
Sony Ericssonのマルチメディアハイエンドであり、同社のフラグシップモデルとなる端末です。
日本では12Mピクセル超高解像度カメラ携帯として話題になりましたが、山根師匠によるとWMCの時の会場の熱気は今一つだったとか。ヨ-ロッパは景気後退の波が激しく、こうした超ハイエンドが歓迎されないのかも知れません。また親会社Sonyのブランド力低下に伴い、Walkman、Cyber-shot路線に限界が見えており、ソニエリ人気に翳りが見えているのも大きな原因でしょう。(実際シェアは5%程度に急落しており、歯止めが掛からない状態です。)
そこでSatioと新たに発表された2台の端末に期待が掛かるのですが、今までのソニエリとはデザインにやや違う傾向が見られるのですがどうでしょうね。
SaintoはついにS60 5th Editionが搭載される事が発表されました。Symbian FoundationのOSを搭載することになれば当然の流れだと思いますが、ある意味OS戦略でNOKIAの軍門に下ったと言えると思いますし、それ以上にOSを通してのエコシステムの構築に失敗したと言えます。
前から書いていますが、Symbianなどの汎用OSを使う理由は今や開発コストの大半を占めると言われている高機能端末に於いてのソフトウェア開発の工数の低減を図ると共に、端末毎の差別化を容易にするという目的によるものですが、ソニエリはこれがうまく行きませんでした。
NOKIAはこの辺りを周到に推し進め、今やミドルエンド以上の大半の端末のOSをS60に置き換え、独自のエコシステムの構築に成功しています。
ソニエリと言えば、事実上の同社の専用OSであるUIQをハイエンド向けにしか利用せず、しかもフリップ式(UIQのタッチオペレ-ションUIをカスタマイズ)、フロントQWERTY式(UIQのテンキ-パッドUIをカスタマイズ)という2ラインのUI、しかも独自カスタマイズした上にバリエ-ション展開が無いという、コストばかりが伸す愚を演じてしまいました。これでは開発コストが上がるだけでなんの為の汎用OSの採用か分りません。
その後はMotorolaばりのマルチOS戦略にスイッチしましたが、XPERIAが期待したほどヒットせず、かつソニエリの要求クオリティを唯一満たせると思われるHTCとの提携解消でこちらは暗礁に乗り上げている模様。Androidは2.0を待った為にメ-カカスタマイズを行なう時間を考えたら当面の出荷は考え難く、唯一残された道はSymbian S60に頼るしか無いというところでは無いでしょうか。
UIはWMCで発表されたものを見た限りでは、最近のソニエリデバイスに見られるような、PSPやデジタル・レコ-ダ-に見られる親会社Sonyに似かよったものですが、3つのハ-ドキ-とタッチよって操作をおこなうという根本的な操作体系はS60 5thそのものであり、S60向けに開発されたアプリの大半は動作するのではないでしょうか。
デザイン的には背面のレンズカバ-の処理など決してうまくいっているとは言えないなどやや残念な面もありますが、まあ大型液晶とSonyらしい高いAV再生力(この辺りはUIQ時代からNOKIAの上を行く。)で快適なハイエンドマルチメディア端末となる事を期待しています。
買うかと言われれば、既に購入予定のN97とがっつり被りますが、まあこれは責任上?逝かなければならなんでしょうね。