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【Symbian】Symbian Japan Forumに参加してきました

Symbian Japan Forumに参加してきました。SymbianはNokiaのOSというイメージが強いですが、日本ではNTT docomoがFOMAに採用し一大ベンダーになっています。 そんな日本の事情もあって開催されたSymbian Japan Forum、最新のOS Symbian^3やそれに続くSymbian^4の紹介。またdocomoや富士通のSymbianへの取り組みやデバイスメーカのSymbianの対応状況など興味深い話が聞けました。
特に驚いたのは現在日本では端末事業を行っていないNokiaが最新のSymbian^3端末の実機を展示していた事です。Nokiaの日本からのSymbianへのコミットの期待を感じました。それでは私が特に気になった部分について紹介していきたいと思います。

Qt(キュート)を強くアピールするSymbian
Symbianの開発環境として注目されているのがQtです。今後アップグレードが予定されているSymbian^4においてネイティブアプリケーションの開発環境となるQtの開発利点について強くアピールしていました。 従来のWINSCW(Win32エミュレータ)に代わり複数のOS(Windows、MacOS、Linux)をサポートするQEMUについても利便性がアピールされていました。

Qtの開発環境の紹介
Symbianで動作するQtのアプリケーションには以下のようなものがあり
C++Native
HTML/C++Hybrid
Qt Web Runtime
Qt Quick
これらを支える開発のツール類が紹介されました。

FOMAのオペレータパック導入に伴う開発環境の紹介
従来Symbianを利用したFOMA端末はミドルウェアのみを共通化し(MOAP(S))その上に独自のUIを構築してきました。この為オペレータの対応の独自部分の切り離しが難しく海外進出の妨げになってきました。オペレータパックはSymbianOS上にキャリア独自のオペレータパック部分とグローバルアプリと呼ばれるネイティブなアプリケーションを並列に実装出来るのでハードウエアを共通化したまま海外への展開も可能になります。夏モデルからの富士通端末にはオペレータパックが導入されているそうで開発環境の紹介がなされていました。 Symbianを利用した富士通製のスマートフォンの計画もあるようです。こちらはグローバル向けの様ですが日本でも発売をして欲しいものです。 またSymbian^3が動作する実機の展示(通常の富士通の端末)やCEATECHでも話題になったダブル画面の端末なども展示されていました。(Symbian^2、UIはサードパーティの独自のものだとか。)

NokiaはSymbian^3搭載の最新端末を展示
当日はN8が公開される事は事前のアジェンダから分かっていましたが、C6-01、C7、E7などの発売前の(C7は出荷が昨日始まったそう。)端末が公開され、自由に触れるようになっているのは驚きました。 一部の海外メディアの厳しい評価にちょっと心配していましたが、実機に触ってみるとなかなかサクサク動作します。ワンクリック操作やスムーズなスクロールなどUIの改善も見られて非常によく仕上がっています。 意外と良いと思ったのがC6-01でややもっこりしたスタイルですが、低価格機とは思えない金属が多用されたコンパクトな端末で非常に気に入りました。 そしてE7の期待に違わぬ質感の高さ、薄くしっかりしたアルミ筐体は正にフラグシップに相応しい。HDMIポートからTVに出力するデモを行っていましたが十分に高画質でドルビーサラウンドの音質も抜群これはNokiaファンなら絶対に行くでしょという仕上がりになってました。 キーボードはN97によく似たタイプのものですが、やや安っぽい感じのしたN97に比べ押し心地は非常に高品質なものをいじっている感じがしました。 非常に打ちやすいキーボードでした。


オムロンの日本語入力環境
Symbian^4に於いてはオムロンの開発するWnnが標準の日本語入力として採用される方向だそうです。OpenWnnの変換エンジン及び入力システムをSymbian Foundationに提供するとのこと。また商用のIMEをデバイスメーカ向けに提供。気になるFEP単体での提供ですが前向きに検討とのお話をいただきました。

他にも気になる事項はいろいろあったのですがこの辺で。しかし感じたのはdocomoや富士通のSymbianへの強いコミットが感じられたこと。特に富士通にはNokiaと並んでSymbian Foundationを支えて行こうという強い決意が感じられて非常に頼もしく感じました。 E7やN8も触れて大満足の一日でした。

【MeeGo】MeeGoの開発責任者が辞任。発売も延期へ

NokiaのMeeGo開発責任者Ari Jaaksi氏が先月末で辞任したと発表されました。後任にはPalmより移籍してきたPeter Skillman氏が就くことになるそうです。webOSを開発した手腕に期待したいところです。
また予定されていたMeeGoデバイスの今年中の出荷も無くなった模様。現状のMeeGo HandsetUXの出来を見れば仕方ないかなという感じ。あくまでも公開されているHandsetUXは素材なのでここにNokiaは独自のUIを載せる必要が有りますし、アプリケーションだって用意しなくてはならない。ちょっと年内は無理だったのかなと。
来年完成度を高めたデバイスを出してくれることに期待。NSeriesは冒険出きると思うのでどんなUIで登場するか楽しみです。

最近スクリーンショットが紹介されたMeeGoのUIの一例。webOSにインスパイアされている事が見てとれる。

【Digital Gadget】MBW-150を買いました。

eXpansysでMBW-150が販売されているとTwitterで聞いて早速購入しました。モデルはClassicです。Bluetooth UpdateということでBluetooth廻りに何らかの改善があるようです。

まず度肝を抜かれたのは箱の大きさ最近の端末パッケージがどんどん小さくなる傾向の中でこれはないと思いました。例のちょっと高級感のある化粧箱が納められているのですが、両脇は箱に納められたACアダプタと充電ソケット、MBW-100の時はここまで大きくなかったと思いますので、工夫が足りないんじゃ無いかと言われてもしかたないですね。ホント間違えてBluetoothのステレオスピーカでも来たかと思いました。

パッケージの話はこの位にしておくとして、実際のものはずっしりと重いMBW-100に比べるとかなり軽く実用的な重さにやっとなってきたという感じです。文字盤は白で個人的には黒のタイプが欲しかったところですがこれはこれで悪くないです。ベルトの色はブラウンで白の文字盤にあっています。
早速、充電を行ってMBW-150とVivaz Proをベアリングしてみました。確かサポートデバイスにVivazは入っておらず一部の機能は使えないだろうなと思っていましたが、フル機能が使えるようです。
特にアプリを追加することもなく、電話着信時の通知、着信時の日本語表示、メディアプレイヤーのコントロール(再生、停止、楽曲の送り、戻し、ボリュームの増減)も全てOK。今までも着信通知や通知の表示などはソニエリ製品ならスマートフォンでもOKな場合もありましたが、鬼門はオーディオコントロールでそこが出来がないがために正式サポートを外れていたのですが問題は無いようです。
気になるのはバッテリの持ちですがスマートフォン側、時計側共に問題は無いようです。Vivaz Proは大体、メールプッシュさせたり、 twitterを自動更新して1日半くらいの持ちなのですがMBW-150を繋ぎっぱなしにしてもそれ程電池の消費には影響が無いようです。
一応、日中(約12時間)接続して夜間はMBW側のBTをオフ、2日ほど同じ運用をしましたがVivaz側はまだ電池残量あり。MBWに於いてはインジケータの電池残量はフルで変化無し。まあ、MBWの電池のインジケータは当てにならなくて、ある時から急激に減るというのが過去の例ですが。
Sony Ericssonは新たなBluetoothアクセサリーとしてLiveViewを発表しました。これにMBWの後継的なものを感じる人も多いでしょうし、実際そうなのでしょう。その時期にこれかというのもありますが(笑)スマートフォンにマルチ対応なのは今のところこっちですからね。

【Symbian】Sony EricssonがSymbian端末の計画が無い事を報道される

Sony EricssonのCTO が”現在Symbian搭載端末の計画が無い”事を発表しました。SonyEricssonはSymbianのオープンソース化に伴い、子会社であるUIQ Technologyを閉鎖しSymbian Foundationに参加しました。第一段のSatioは話題こそ呼びましたが販売思わしくなく、新製品のVivaz姉妹はそこそこと言ったとこではないでしょうか。
ソニエリがSymbianを止める背景にはいくつかの要因があると思われますので私なりの視点で考察してみたいと思います。

・Androidへ資源を注力する
これが一般的には今回の最大原因と言われていることであり、私も複数の要因からの今回の結果であると思いますが最大の要因がこちらであると思います。
現在Sony Ericssonは4つのOSをサポートしています。Android、Windows Mobile、Symbian、独自OS、これはリソースの分散を呼び非常に開発の負担となります。Androidへ注力することにより急激な回復を遂げたMotorolaを見ればプラットフォームのある程度の絞り込みは必要となってくる事は明らかだと思います。

・オープンソース化しても尚も強いNokiaの支配力
オープンソースとなりSymbian Foundationとなりましたが、まだまだSymbianはNokiaのものと思っている人が多いのではないかと思います。実際Nokiaの支配力は相当強いと考えられます。またSymbian^1をSamsung、ソニエリが採用しましたが実質的にはS60 5th Editionです。彼らの独自UIをSymbian上に構築する必要があります。またSymbian^3についてもUIのブラッシュアップやOTGやHMDIサポートなどNokiaの意向に沿ったものが大半です。ホームスクリーンのカスタマイズを行ってもその下にはS60のUIがあり彼らのUIと互換を持てる訳ではありません。
S60のUIはNokiaUIとも言えるものでSeries40と併せて数億人のユーザがいます。最近、MeeGoにOSを置き換えるという話が度々聞かれますが、NokiaはSeries40のUIをS60に置き換える作業を7、8年の歳月をかけて慎重に行なって来ました。一気に変えるには大きなリスクがあり、そこにNokiaのイノベーションのジレンマがあります。確かにAndroid機を使っても他のデバイスメーカとの差別化は大きな課題ですがSymbianほどNokia色が強くはありません。ソニエリとして欲しいのはSymbianの電話機としての実績や安定性でありNokiaUIが欲しい訳ではないのです。

・親会社の意向
Sony EricssonはSonyと通信インフラ業界の雄Ericssonの合弁会社で決してSonyと同じではありません。ただ言えることはSonyの意向が強くなっている事は確かでコンシューマのマーケティングには強いSonyの方が製品開発やプロモーションには強い力を持っているように思えます。前にも書きましたがSony Ericssonの製品パッケージにはmake.believeという親会社Sonyと同じキャッチコピーがプリントされており、マーケティング的にはSonyの携帯電話という取扱いがされている事が分かります。
親会社SonyはAndroidへの傾倒が強く、GoogleTVの採用や噂されるPSP Phoneなど今後もこの傾向は強まると思います。そうした中でゲーム機、携帯電話、シリコンオーディオプレイヤー、TVまでAndroidで統一するというのは製品イメージの統一などマーケティング面でも有利に働くと思われます。

・Symbian^4へ向けての投資の控え
All about SymbianではSymbian^4でのカムバックの希望的観測を述べていましたがどうでしょうね。確かにSymbian^3はSymbian^4への橋渡し的な意味合いが強く、Symbian^3に投資したとしてもUIフレームワークが全面的にQtに変更されるSymbian^4においては再度の投資を余儀なくされるため^3はパスしようというのも十分考えられます。
ソニエリのエンジニアはSymbianを選ぶ理由としてオペレータのサービスに合わせ易い事を上げていました。確かに初期のAndroidはSMSで2バイト言語に対応していなかったり、MMSに対応もしていませんでした。こうしたGSM標準のサービスは元より、日本ほどではありませんがWAPを中心としたオペレータのサービスに対応させにくいという側面はあると思います。ただし、ここ1年ほどでユーザの求めるサービスも大きく変わっておりフューチャーフォンと呼ばれる一部の機能に特化した携帯電話でもSNSなどのWebベースのサービスが重要視されるようになってきています。この分野でSymbianが後手に回っているのは確かで、且つ従来携帯OSが利用されていた$200〜300の普及帯の部分にもスマートフォンが進出するのも珍しく無くなってきました。ここにはソニエリはX10mini、X10mini Proという人気機種を投入しており、下位機種のX8も投入が開始されました。ハイエンドX10とX10miniの間にVivazが投入されているのですがここが埋まればすべてラインナップをAndroidで埋めることが出来エコシステムを完成出来ます。Symbianを使う利点がほんの1年前に比べて低下しているのかも知れません。

個人的にはSymbian^3を載せたVivazの後継機が欲しいところですがこれは全く目が無くなった訳で、Symbian^4での復活に期待したいところです。
それにはSymbianが魅力的なプラットフォームならなくてはなりません。鍵を握るNokiaは現状のマイルストーンであるMeeGoの離陸とそれに伴うLinux技術者の獲得、その上で開発環境を同じくするSymbianを魅力的なアプリケーションプラットフォームとするという目標を達成しなくてはなりません。
ソニエリのSymbianデバイスの計画が無いことに対してNokiaがMeeGoに移行するためSymbianのような寿命の短いOSを回避するというものがありましたが、はっきり言ってこれは間違い。耕運機からベントレーまでフルラインナップを揃えるNokiaにとって$500、$600のスマートフォンに使われるような高級なOSだけがあれば良いと言うものではありません。ベーシックカーにF1のエンジンを載せて走らせますか(笑)

【iPhone & iPod Touch】ATOK Pad for iPhoneを買いました。

TwitterのTimelineは一昨日は例の脆弱性問題で持ちきりでしたが、一方で話題になっていたのがこのATOK Pad for iPhone。昨日の朝の時点で購入者がぼちぼち、私も思わずぽちってしまいました。で、このエントリーもATOK Padで入力しています。
やはり、定評のあるATOKの予測変換の出来は素晴らしいです。フリックのフィーリングも標準のものより良く感じます。
ただし、幾つか気になる点もあります。慣れの問題とも思いますが、標準のフリックと文字種切り替えの方法が違う事。数字とかな、英字とかなの切り替えが別ボタンに。フリック、リボルバータッチ、ダブルトリガーなど複数の入力方法を混在させられることから切り替え時の手数が増えてしまうのは分かりますが、標準FEPを置き換えられない現状、標準FEPに合わせてくれた方が使い易い気がします。後、次候補を選ぼうとした時スペースに切り替わってしまいこれまた操作が標準FEPと違います。ここは標準FEPに準じた方が混乱もなくて良かったと思います。
リボルバータッチも試してみました。ワンタッチで濁音や撥音まで打てるとのことでしたが、私はフリックを置き換えるまでのものではないと思ったので設定は外しました。慣れるとフリックより早く入力出来るそうですが、どうかなあという感じ。ただ、利便性うんぬんは抜きにしてこうしたチャレンジは評価できると思いました。
ダブルトリガーキーボードも使ってみました。両手使いの50音キーボードということですが、意外に使い方は覚え易く直ぐに慣れました。難点はキーがやや小さいということですが、結構打てちゃうのには驚きました。省スペースかなキーボードということなんでしょうね。
DELLのBTキーボードとの連携も試してみました。最初、標準FEPが一緒に表示されたりして、キーボードの相性とかあるのかなと思いましたが入力方式の切り替えでEnglish(US)を選べばいいだけ、かなり快適に入力できます。
通常のATOKの様にSHIFTキー+カーソルで変換範囲を切り替えたり、tabキーで候補を選べたりします。正式サポートでは無いですが実際にはかなり使えますね。
Twitterとの連携も問題ないです。Replyなど出来なくて呟きだけですが問題なくできました。
Evernoteとの連携はこちらも問題なし、Evernoteってメール連携も出来たんですね、初めて知りました(*^_^*)
そんな訳で最初のFEPでは無くエディタという残念感とは裏腹に中々使えることが分かったATOK Pad、BTキーボードまで持ち歩いて使うかというと微妙なものがありますが(そもそも喫茶店に行って落ち着いて仕事みたいなシチュエーションが無い。)意外に便利に使えるのは間違いないです。標準で搭載しろとは言いませんが、こうした広範囲で利便性の発揮されるFEPみたいなものは特例処置をとっても良いんじゃないですかね。

【MISC】N900のWordPressアプリケーションから投稿

テストを兼ねてN900用アプリケーションから投稿です。

【MISC】テスト投稿

テスト

WordPressに移行しました

Voxの閉鎖に伴いブログを移転しました。WordPressの移行ツールを利用しましたがレイアウトがグダグダに崩れていますね。ちょっとこれは痛いです(><)
まあ、こちらでこれからは更新を行いたいと思います。
【追記】レイアウトの崩れは一部を編集で開き再保存することで直りました。ただ、コメントなどいただいていたもののほとんどが移行とはならなかったみたいですね。他のVOXユーザさんのブログを見ると[いいですね]のコメントをつけたものは移行されないみたいです。

【webOS】【Palm Pre】Palm PreのUstreamTVやりました

この写真は某集まりでの奇跡の光景(笑)ですが、タイトルとは関係ありません。
無謀にもまた購入5日目にしてUstreamTVでPreを紹介。なんとか日本語入力を可能にしてUst決行です。
いつもの如くデバイスの登場より能書きが多いです。なんか端末を振り回していてちょっと酔うかも知れません(汗)録画しましたので、まあよろしかったらご覧下さい。
超レアなPalmOSデバイスも登場しますよ。

【webOS】【Palm Pre】Palm Preが来ました

最新のPre Plusでは無く、8G版ですが。O2などのキャリアアンロック品ではなく、SIMフリーなGeneric UK版です。残念ながら某D社のSIMでは出来ませんでしたが、香港3のプリペイドSIMでごにょることなくアクティベーションが出来ました。

購入したのは1shopmobile.comじゃなくてexpansysの方です(笑)←なぜ笑う。

WLANの設定とGoogleとのPIM連携の設定をしたぐらいですが、日本語表示も標準のまま問題なく出来てますので以外に実用的に使えます。

詳しいレポなどはぼちぼち上げていこうと思います。