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【S60】【E75】E75のフォルダを覗いてみる

E75のフォルダを覗いてみると、同じESeriesで3rd EditionながらE71から相当手が入れられていることが分かります。簡単に言えばバラバラになったアプリやフォルダを纏め直し、よりシンプルな構成にしたという感じでしょうかね。
E71との比較を交えながら、E75のフォルダ構成などを見て行きたいと思います。

まずは、最初にMenu(ホームボタン)を押した時に出るMenu画面です。CalendarやContacts、Messaging、Galleryが前面に出てきました。代わりにCommunicationやConnectivity、Toolsなど設定を行う正確の強いものはControl Panelという新しいフォルダに収められています。

Control Panelの内部ファイル。SettingやTheme、Switch、Profiles、Modes、Syncなどというところは同じですがPhoneやApp.mgr.など従来別のところにあった設定項目がこちらに入ってきています。
Emailが前面に押し出されるなど、よく使うアプリやカテゴリごとにファイルを分けてすばやく¥アクセス出来るような配慮ではないかと思います。

またConnectやNet sett.なんていう通信系の設定が入ってきています。

アプリケーションの項目ですがプリインストールされているものは意外と少ないですね。Officeというフォルダの方へOffice Suiteや他のビジネス系アプリが入っているからでしょう。Mediaなんていうアプリがこちらに入ってるのはESeriesならではかと。Files on Oviなんていうフォルダが何気に入っているのが気になります。
基本的にはサードパーティー製のアプリケーションはこちらに収容されます。

という訳で同じS60 3rd Editionでもかなり違いが有ることが分かります。またこのFP2でかなりとっちらかってしまった設定ファイルをControl Panelという形で整理しようとしている感も見受けられます。
Nokia 7650に載せられていた最初のS60(当時はSeries60)は機能が少なかったこともありますが、非常に美しかったです。今回はある程度整理されてそんな感じが戻ってきた感もあります。

まあ直感的とは違うと思いますが、設定が各所に散らばっていた以前よりは扱いやすくなっていることは確かですね。

【S60】【E75】E75は旅立って行きました

E75は標準FEPがかなり特殊な事をしているらしく、M-FEPや+J for S60でQWERTYキーボードから日本語入力が出来ない事がしられています。日本語FEPに切り替えた状態でFnキーが押された様な状態になり、最上段のキーでは数字が入力されるためかなが入力出来ません。
現在回避方法としてはM-FEPでは左Shiftキーを押しながら最上段キーを押す事により、この問題を回避出来ます。
ただし面倒な事この上ない。

で、立ち上がったのがM-FEP作者のま〜さんという訳です。NOKIA様自らFEPの禁じ手をやってしまう(まあ中国語言語を重要視するのは分かるけど、自ら推奨するガイドラインを破るというのはどうかと。)のはどうかと思いますが、まあ聞き入れられるとも思えないのでま〜さんに期待するしか有りません。という訳で実機テスト用としてE75はま〜さんのもとへ、手持ちのネタ以外はしばらくE75レポはお預けとなります。

という訳でま〜さんに期待です。E75での日本語フルキーボード入力に期待しましょう。

【S60】【E75】E75フォトレビュー

端末買ったらまずこれでしょ?という訳で、恒例のフォトレビューをお送りします。
今回はeBayでシンガポールのセラーさんから入手しました。E71を入手したセラーさんでもあります。端末はAPAC版のE75-1、言語からインドネシア版かなと思いましたが、バッテリーカバーの内側にNokia Singaporeの保証シールが貼ってあり、シンガポール版に間違いないようです。

それではパッケージから、E71のパッケージに非常に似通っています。OviやNokia Email、Nokia Maps対応のラベルが付いているのは如何にも、サービスに力を入れている最近のNOKIA端末といえると思います。

パッケージの内容物です。ACアダプタ、USBデータケーブル、ポーチタイプのケース、マニュアル類、microSDカードリーダ、ストラップ、ステレオヘッドホンです。

全体を見てみます。NOKIAらしいデザインのコンパクトなストレート型端末です。クリーンな感じの外観ですが、金属パーツが多用されているので非常に質感は高いです。この辺はE71とイメージ的には共通するものがあります。

端末上部です。3.5Φのオーディオジャックだけというシンプルな構成。

端末右側です。スライド型ですが、非常に薄型を実現しているのが分かると思います。ボリュームボタン、録音ボタン、カメラのシャッターボタンが有ります。左側の切り欠きはストラップホールです。

USBポートとmicroSDスロットがあります。USBポートはmicroUSBになり充電可能になったそうですが、まだ試していません。(笑)ただ、このスロットの蓋は固くてE71以上に残念な質感です。

端末下部です。充電ポートとマイクの切り欠きが有ります。

E71と同じくステンレス製のバッテリーカバーです。この曲線が持ち易さを演出しています。E71グレーのカーボン風と比べてかなり細かいヘアラインとなってます。

カメラは3.2メガピクセル。オートフォーカスになりました。しかしバッテリーカバーの回り込みが凄いですね。よくやるわNOKIA様。

ストラップホールちゃんとあります(笑)。でもE75はつるんとやって泣きそうですね。←落下強度試験王(泣)

テンキーパッドはやや小さめですが適度なクリック感が有って押し難くは無いです。ただナビキー廻りは繋がったキーでシーソーぽくなっているのと詰め込み過ぎで、やや誤操作し易いかもしれません。

QWERTYキーボードはサイズを考えたらかなり大きくて実用的なキーボードです。ぷちっという打感が気持ちよく、柔らかめの打ち心地は結構好みです。今の所+JやM-FEPが対応していない事が難点ですが。

バッテリーカバーを外してみました。E71よりかなり薄くて華奢です。ちょっと取り付け時に曲げそうで不安になります。

SIMカードはバッテリーを外す事により取り外しが可能になります。E71と同じ様な滑り込ませるタイプですね。

同じスライド機構のQWERTYキーボードを持つXPERIA X1と。縦方向はほぼ同じサイズ。横幅はややX1の方が大きいです。

これが厚みになると圧倒的にE75の方が薄いです。とてもQWERTYキーボードを内蔵しているとは思えない薄さですね。

嫁のFOMA D905iと比較。重量こそ20g近く重いですが、圧倒的に薄く、大きさも一回り小さいです。D905iもスライド機構を持ちますが薄さの追求はE75の方が上ですね。

てな感じでしょうか。モックよりかなりしっかりしていてQWERTYキーボードも打ち易く予想より良いデバイスでした。
今後は使い勝手などをレポートして行きたいと思います。

【S60】【E75】E75が来ました!

昨日届きました。どたばたしていてセッティングもままならぬ状況ですが、徐々にレポなどを上げていきます。
Nokiaなのでクオリティは問題なし。手に馴染む、繊細でカッコいいデバイスですよ。

【S60】【E75】E75は果たして買いなのか

BlackBerry Bold発売以降落ち着いた感のある端末購買意欲(笑)ですが、現在NOKIAファンが注目する端末と言えばE75です。モバイルの祭典WMC2009で発表され、3月発売をアナウンスされたNOKIA E75ですね。
当然、師匠は買いに決まってるだろー!となる訳ですが、放言てきとーブログとしてはそれで終わる訳には行きません。
NOKIA初の横開きスライドフルキーボードを持つ端末ですが、前評判は上々のようです。山根師匠によるとWMC2009で最も注目を集めていたのがこの端末だそうです。個人的には従来のESeriesに比べて形以外これといった特徴が無いので、面白みには欠けるのですが、逆に言うとQWERTYキーボードの出来は気になりますが、堅実で買って失敗の無いデバイスでは無いかと思います。
WindowsMobileなどに多い他の横開きキーボードデバイスが比較の対象として挙げられるのでしょうが、私は実は最大のライバルはE71じゃないかと思っています。既に発売から9ヵ月が経過したこの端末ですが、超薄型筐体と軽快な動作で完成度的にはNokia No.1だと思います。
ですから、まだE71オーナーに成ってない方はE71とE75で迷うなんてのもあるでしょう。という事でE71と比較しながらE75が買いかどうか検討してみたいと思いま

E75_mainE71_main

スペックによる比較

Forum NokiaのDevice情報を参照にしながら両者のスペック比較表を作成してみました。

気になる所は枠で囲んであります。

CPUは同じSingle CPUを利用しているようです。369MHzとクロック的にも同じなので処理速度は同等と考えていいでしょう。
OSに違いがあり、S60 3rd Edition FP1のE71に対しE75はS60 3rd Edition FP2です。FP2はNSeriesのOSというイメージがありますが、E71の時は信頼性重視で熟成が進んでいるFP1を採用したという説明があったと思います。Screen Playなどの視覚効果が取り入れられているFP2デバイスで画面描写などのもたつきが起きていないかは気になるところです。

RAMの容量
個人的にはここが一番気になるところです。RAMの容量はマルチタスクの有効性や端末の安定性に大きく寄与します。ところがこの項目がForum NokiaのWebサイトには明記されていません。この為正確な情報を把握する事が出来ないのですが、こんな記事が。。。どうやらユーザが使用可能なRAMは35MB程度のようです。
これで思い浮かぶのはX02NK(N95)です。こちらも30MB強と行った所で同程度のRAMが使用可能になってます。X02NKで特に不自由を感じていないならば十分に問題の無いスペックだと思います。
ただ一度に沢山のアプリを起動したり、重いWebサイトを開いたりする場合は物足りなく思う事もあるでしょうね。

内蔵メモリ
約110MBという大きな内蔵メモリを持つE71に比べ、E75は50MBという約半分の容量しか持ちません。これは追加のアプリの容量に影響します。RAMと同じく使い方にかなり影響を受けるでしょうね。大量のアプリを内蔵ドライブに入れたいなんて方はちょっと辛いかも知れない。

バッテリーの持ち
E71の1500mAに比べ1000mAと2/3の容量しか持たないE75はバッテリーに不安を残します。事実、待ち受け時間や通話時間ではE71が大きくリードしています。Nokia Email(Messaging)を使って1日十分に電池が持つのかも気になる所です。

ただ、明らかに改善している所もあってカメラは画素数は変わらないもののデジタルズームが8倍になっていたり、microUSBポートから充電出来る様になっています。

また、何点かネガティブなポイントを挙げましたが、こちらでアップされたロングレビューでは
・軽快で速いUI
・E71に匹敵するバッテリーの持ち
など心配している点が解決されている可能性もあります

E75は通常はテンキー式のストレート型携帯、キーボードを引き出せばフルキーを持つハンドヘルドPCと変態バタフライキーボードを持つE70の正統な後継機種と言えるのではないかと思います。Nokia Emailがプリインストールされている事からメッセージングを中心とした利用を想定したデバイスと言えるのではないかと思います。
そのような用途では十分なRAMを有しているという事なんでしょうね。先ほども言った様に沢山のアプリを詰め込んで一度に起動する様なユーザでない限り十分なスペックを有していると思います。
逆にそうした使い方をしたい場合E71の方が適していると思います。そこは見極めが必要ですね。
ま、当然買いE75は買いだと思いますが(笑)

【S60】【E71】E71に自然に手が伸びるように

ショートカットアイコンにも変化が。。。

ここのところE71に自然に手が伸びるようになっています。それはキラーと呼べる3つのアプリに依る事が大きいですね。
一つはNokia Email(messaging)、もう一つはGravity、もう一つは純正のYouTubeアプリですね。キラーなアプリが短期間にたて続けに登場した事になるのですが、どのアプリもなかなか完成度が高くそれも他のデバイスより先に手を出す理由になっています。
Nokia Emailは仕事とプライベート、2つの集約したGMailのアカウントをリアルタイムでプッシュしてくれます。BlackBerryまでとは言いませんが、ビジネスで使う事においても充分な信頼性を確保し始めている感じです。
Gravityは作者さんの対応が早く、例の長文のバグも既にFIXされました。常時接続環境ではTLを自動取得してくれますし、動作も軽快。理想的なtwitterクライアントですね。
YouTubeアプリは気軽なのが良いですね。本当はiPhoneでVeoh辺りを見た方が良いのですが、手が伸びやすいこともあってついついE71で見てしまいます。
前にも書きましたが、E71は危険なデバイスです。自動車評論家徳大寺有恒氏の言うように”あがりのデバイス”として他のデバイスに手が伸びなくなってしまうんですね。やはり、現在のNOKIA端末の中でお奨めNo.1デバイスはこれだと思います。

【S60】【E71】ネイティブなS60用twitterクライアントgravity

不思議な事にS60向けのtwitterクライアントは驚くほど少ないです。最も有名なのはtwibbleだと思いますが、MIDP(JAVA)という事もありTimeLineの読み込みに時間が掛かったり、写真のアップロードも遅かったりと性能的に物足りないところがあります。
そんな不満を解消する期待のアプリが登場しました。gravityです。ネイティブアプリの為動作が俊敏です。また、機能も充実しています。Friendへの返信も表示されている相手への呟きをクリックするとメニューが表示されます。ダイレクトメッセージや相手のフォロー、相手の呟きの履歴など必要とされる機能はほぼ揃っていると言っても良いと思います。
現状の問題点は日本語で長文を投稿しようとすると、アプリが強制終了してしまうこと。
これについては作者さんにメールを出しました。twitterに集う愉快な仲間たちから既にレポートが届けられていたので、”同様の問題を2人のユーザーから指摘されている、バグについてはアップデートでFIXする。”旨のメールが来ました。この辺は改善を期待しても良いようですね。レスポンスもめちゃめちゃ速いですし。

【S60】【KT610】ケムール人復活!

画面はハメコミ合成です(^^; あまり深く突っ込まないで下さい。

ちょっとやりたいことがあって(笑:ヒントスクリーンショット)、久々にケムール人ことLG KT610の電源を入れました。Symbian S60を搭載した最少のフルキーボード付クラムシェル端末ですが、やはりこのサイズは非常に魅力的。KT615という外装を御色直しした端末が出ることを前に書きましたが、実用的なメモリとWLANを搭載した機能強化された後継機種を出して欲しいものです。メモリ不足とパワー不足でWebなどが辛い面があるのでそこをなんとかして欲しいですね。
久々に使ったら句読点や長音が大の苦手と言うことを忘れていました。変態コンビネーション記号入力がいけないのですがこれは辞書を工夫したり、キーマッピングを変える事で何とかなるかもしれないですね。
そう言えばNOKIA Emailって使えるんでしょうか。←自分で試せよ。
OviはKT610で行けたのでいけるかもしれないですね。自分的には香港3のプリペイドで運用しているので、実用的では無いかもしれませんが。

【S60】【E71】今更ながらNOKIA Email Serviceを使う

BlackBerryのメールの使い勝手を経験してしまうと、どうしても他のデバイスのメールの使い勝手には満足が行かなくなってしまいます。
正にBlackBerryそのもののサービスが使えるP1iも今一でどうしたものかと思っていましたが。。。そんなあなたにピッタリのサービス、それがNOKIA Email Serviceです。

利用の為には登録が必要です。サービスの提供サイトに行き登録を行います。登録は簡単、有力なメールサービスはサポートされており、アドレスやログインのパスワード入力するだけで簡単に登録出来ます。この時携帯電話の番号を登録しますが、これは後程アプリのダウンロード先のURLを伝えるSMSを受け取るためのものです。正確に登録しましょう。(当然サービスを利用する端末のSIMのものですよ。)私はメール環境をGMailに統合しており、アドレスとパスワード、ユーザ名、携帯電話番号などを入力するだけで簡単に登録できました。
090-1234-5678という携帯電話番号を登録したいなら+819012345678と国別番号+81に先頭の0を抜いたものを登録します。

Nokia Email ServiceのWebページ。ここから登録を行います。登録が完了するとアプリのダウンロード先がメールで送られてきます。これを端末でダウンロードしてインストール。登録したメールアドレスのパスワードを求められますので入力すると次の画面が立ち上がります。
※パスワードの入力は+J for S60が有効になっていると出来ないようです。標準FEPに切り替えて行います。

これがNokia Emailのメイン画面というべきものです。Syncしてサーバーと接続すると停止マーク(道路標識で言う車両通行止め)からスクリーンショット右上のような○に変わります。
私がBlackBerryとの最大の違いであり、アドバンテージでもあり、ディスアドバンテージでもあると思うのがアクセスポイントの固定です。逆に言うとNokia Emailはその時々のTPOに応じてアクセスポイントを変えていく必要があるということです。

SettingsからGeneralを選びます。Service infoを選びます。

ここで任意のアクセスポイントを選ぶことが出来ます。その時々で掴めるアクセスポイントを選んでいくBlackBerryと違い、設定したアクセスポイントを固定するNokia Email、思想の違いといえばそれまでなのですが、人によっては合う合わないがはっきりするでしょうね。
設定後、そのアクセスポイントの電波が掴めるならばSyncでサーバとの接続が成立し、メールがプッシュされます。
当然、リアルタイムプッシュだけでなく、一定間隔でプッシュされる方法や曜日によってプッシュを止める方法なども設定できます。

メールの着信を知らせる方法は3つ。まずは音もしくはバイブ(プ
ロファイルによる。)、そしてE71ならナビキーのLEDが点滅します。もう一つは、スクリーンショットのように画面上にメールの着信が表示されます。

受信トレイの表示。日付で区切られます。基本的に本文まで端末内に収納されるのでオフラインでも内容を確認することが出来ます。またメールボックス同士の同期も可能なので既読メールの状態を大元のメールボックスと同様にすることが出来ます。

また、バッテリの持ちも1日数十件のメール、通話と少々のWeb閲覧という使い方ではまったく問題ありません。余裕で1日持つ感じです。ハードに使っても1日は持つでしょう。

BlackBerryを体験した現在でもNokia Email Serviceは好ましいソリューションだと思いました。自宅でAirMacExpress(WiFi)、会社でBUFFALOのWiFiルーター、外出先でPHS300+イーモバイル(WiFi)もしくはパケット(MoperaU)とそれぞれ違うアクセスポイントで利用しましたが問題なく使えています。
アクセスポイントの園内を離れるとSyncが解除されますが、再び圏内に戻るとSyncが自動的に再開されます。

BlackBerryはビジネス端末らしく、掴めるアクセスポイントがあれば次々に乗り換えていきます。どんな状況でもメールを逃さないという執念に近いものさえ感じます。
一方、Nokia Emailはそこまでのものは無く、コンシューマユーザの利用に配慮した形なのでしょう。ユーザのパケットなどの契約形態に応じた運用が出来るようアクセスポイントを選べるようになっています。この辺りはそれぞれのデバイスのルーツを基にした思想の違いというべきもので、どちらが正しい間違っているというものでは無いと思います。
私自身は常にWiFi環境が周りにある為、Nokia Emailの方が適しているような気がします。当然、BlackBerryの方が合う人もいるでしょうね。この辺は使う人の環境によるところが大きいと思います。

ただし、現在まだ安定したサービスとは言えないようで、時折サーバダウンとも言える不具合も経験しています。この辺はBlackBerryの方がセキュアなシステムという事も含めアドバンテージはあるでしょう。

将来的にはNokia Email Serviceは有料化されるというとの事です。ただしFAQを読んでも詳細はあまりよく分からないのです。

There is no charge for using Nokia Messaging
during the trial period. In the future, consumers will be able to
acquire Nokia Messaging through a wireless operator with a data plan.
You may incur third-party charges in connection
with the transfer and receipt of data to your mobile phone, such as the
mobile data service cost charged by your wireless operator. Your
wireless operator can provide you with cost information about its
mobile data service plans.

これを読む限りは現在のトライアルではコストは発生しませんが、将来的にはキャリアからデータプランとともに料金を徴収されるように読めます。要は現在のdocomoがブラックベリーインターネットサービスやBizホーダイダブルを提供しているようにキャリアからNokia Email Serviceプラン的なものが登場するという事だと思います。
私はこれはNokiaのキャリアに対する妥協点では無いかと思っています。NokiaがOviを発表したときキャリアの反発は大きかったと報道されていたと思います。Oviはキャリアが提供するサービスと競合するとともに、キャリアに利益をもたらすものでは無いからです。特に定額プランが増え、ユーザの支払額が一定な現在の状況なら尚の事です。これは端末メーカではなく、コンテンツプロバイダとしてNokiaのインフラタダ乗り論にも繋がり、キャリアとの関係を悪化させます。

Nokiaがキャリアも収益を得られるサービスを提供することで、関係が強化され端末を多く購入してもらえることに繋がるのではないでしょうか。そしてこれがコンシューマ市場に侵攻を開始したBlackBerryへの対抗にもなります。

もう一つ、E63や5730XMを見たときに今一もやっと感じていたものが多少くっきりしてきた気がします。単なる廉価版やESeriesの軟派路線化でリーマン以降の苦しい台所事情を乗り切ろうというだけでなく、コンシューマ向けのメッセージングサービスにおいて確固たる地位を築きBlackBerryや他のメーカの侵攻を食い止めようとしているのではないでしょうか。
そんな事も少し感じましたが、将来的にこのサービスがどのように市場に受け入れられていくか興味深いですね。

【S60】【E71】YouTubeアプリを試してみた

E71ですが、最新のアップデートで標準のブラウザからYouTubeが直接試聴出来るという事で試していましたが、Google謹製のアプリが登場しているという事なのでこちらも試してみました。
既に使用感などは山根師匠やNORさんのブログで紹介されてますが、Google謹製のアプリという事もあり、なかなか軽快で安定しています。今迄はYouTube試聴にはMobitubiaを利用していたのですが、E71が正式サポートされていない事もあり特定の動画で強制終了したりしていました。今回は正式サポートデバイスという事もあり、今のところそうした不具合も起きていませんし、画質もそこそこでスムーズに再生されます。またスクリーンショットでも分るように日本語でも問題なく検索が行えます。

この通り、評価の高い動画、よく見られている動画、新着動画などお馴染みの動画閲覧が出来ます。

日本語の検索も可能です。思いつくまま入力してみましたがあるんですね。。。消されないで残ってるんだ。。。動画ファイルはナビキーで横遷移していきます。

Mobitubiaより画質は劣りますが、従来のモバイル向けYouTubeより高画質なのは確かこれなら積極的に見ようという気にもなります。

現状ではMobitubiaの方が高画質で高機能ですが、安定性という事でこちらを選んでしまう気がします。
尚、ダウンロードはm.youtube.comから行いますが、日本語サイトではダウンロードが出来ません。サイトを全世界やUKなどに変え、かつ言語を英語に切り替えないとダウンロードできないようです。この状態で再びサポートされていませんという警告が出たら、もう一度英語に切り替えてください。これでダウンロードが可能になります。