アーカイブ : 2008年 10月

【UIQ3】【S60】【G900】【KT610】Super Duoはこの2台に決定!

スーパーデュオと言えばバットマン&ロビン、マカにとってスーパーデュオと言えば、蜜月時代のジョブス&スカリー。私にとってのスーパーデュオはG900 & KT610となりました。誰ですか、超マイナーとか言っているのは!。。。
まあ、そうですけどね。(泣)
手持ちで最強コンビと言えば、E90 & N95 8Gあたりになると思います。お互いの弱い所を補うことになりますし、なりよりもNOKIAフラグシップとして現在も現役。ハード的にはやや古めのプラットホームに属するG900とKT610とは基本性能からして違います。
じゃあなんで、そっちにしないのと言われれば、好きだからとしか言い様がありません。当然、組合せを替えて別の端末を持ち歩くということもありますが、基本はこれでいくという事です。G900 & KT610も弱いながらも、お互いを補う関係ですからね。まあ、不満は無いとは言いませんが、楽しんで使いたいと思います。

【S60】【KT610】KT610のGPS

KT610は低価格機ながらGPSが内蔵されています。ビジネスマン向けのメッセンジャーとして、外出先での位置情報サービスが重要と考えているんでしょうね。地図は標準でGoogleMapsがインストールされているので、そちらを利用します。バージョンはやや古いですが、Googleで配布しているものと全く同じです。
残念ながら、A-GPSに対応していない事もあって、衛星の補足は良くありません。E71が7つ捕むとしたら、やっと最低ラインの5つを捕むという感じでしょうか。決して高感度という訳ではありません。高いビルなどの無い開けた場所で、やっと利用が出来るという感じでしょうかね。家の近所も比較的高い建物は無いのですが、なかなか衛星を捕んでくれず、これは使えないなと半ば諦めていました。
先日、西武池袋線の椎名町駅近くでGPSを試したところ、1分弱で衛星を5つほど捕み位置情報を表示しました。正確さもそこそこです。近隣に高いビルなどが無いのが理由だと思いますが、最高では7つ程衛星を捕み、これなら実用になるなと思った次第です。
使えないなーと思っていただけに、これは嬉しい誤算でした。
ただ、残念な事にGoogleMapsのアップデートが出来ません。ビルトインがなんちゃらとメッセージが出てインストール出きませんし、先日アップデートがあるよと表示されたので、これが正しくアップデートのチャンスと思ったのですが、やはり同じエラーでアップデート出来ず、最新版は機能がアップしているだけに残念です。

【Apple】MacBook触ってきました

有楽町ビックカメラに寄って、MacBook&MacBook PROに触ってきました。まず驚くのがその質感の良さ、特にMacBookはワン・ツーランク質感が上がった感じです。PROと質感は同等です。ピカピカ液晶は好き嫌いが別れるところでしょうが、安っぽさはありません。非常に良い仕上がりですね。
新しい削り出しの筐体もパッと見は判らないのですが、ポートの所の穴を見るとプレス成形じゃなくて削り出しという事が良く判ります。良いものを持っているという満足感は高い1台だと思います。
実際の使用感はMacBookの2.0GHz CPUでも十分速いというべきもので、iPhotoやiTunes、iCalと言った比較的重いアプリでも起動はかなり速いです。逆に2.4GHzのPROでも体感速度に違いは感じられず、MacBookでも十分と思わせるものがあります。
ただ、現在所有している機種との絶対的性能差も感じない訳で、そこをどう把えるかでしょうね。
うーん、今持っているのがPowerBookG4だったら間違い無くいっているところですが。←そう言ってMacBook買ったんでしょ。一応、Blue-ray搭載を待つという事で自分を納得させているのですが。

【Apple】インパクトの薄いノートブックの刷新

夜勤からengadgetのリアルタイムレポートに突入して、明け方3時くらいまでAppleの新製品発表会を見ましたが、正直買い替えだー!というインパクトは無かったですね。
全体的なデザインのイメージとしては、iPhoneの様な縁取りの無い黒い画面とアルミニウムのシルバーの筐体という事で
MacBookからMacBook PRO、シネマディスプレイに至るまで同様のコンセプトでデザインを統一したという感じです。
またクリックボタンを無くしたトラックパッドも、iPhoneと同様のタッチインタフェースを備えるという事でUIの統一まで図られている事には注目したい。同じデザインコンセプト、同じUI、同じブラウザ、同社の製品を利用すれば端末毎に操作を戸惑う事無く利用出来る様になるAppleの一つのユニバーサルデザイン戦略でしょう。まあ、iPod、iPhoneをてこにした囲い込み作戦とも言えるかも知れないですけど。

新しい削り出しのアルミニウム筐体をアピールしていましたが、正直製造工程なんぞどうでもいいです。結果として薄く、軽い、堅牢な筐体が達成されていればいいのです。残念ながら堅牢性やそこそこの薄型は確保されているものの、重量的には期待外れ、国産機種が軒並み光学ドライブ付き13インチ液晶モデルで1kg代半ばから前半の軽量化を達成している中で、旧型より200〜300gの軽量化は果たしているものの、軽量化に関しては遅れていると言わざるを得ません。

性能に関しても、現在使っているMacBookはCoreSoloとは言え2.0GHzのCPU、HDDも250GBに強化、メモリも4Gなのでスペック的にもフルモデルチェンジのインパクトに欠けるんですよね。今の性能で特段不自由は無いし、グラフィックチップが独立した事により描画速度が速くなり、キビキビ感が増すのだろうけど、それが買い替えを決断させるまでの威力ではないんですね。

残念ながら買い替えは無いかなあ、品質も良くなっているだろうし、触ってみればスピード向上も体感出来るだろうし、GPUが独立してFinal Cut Expressも快適に動いたりするだろうけど、どれも決定的と言い難いです。

モア、インパクト!アポー!

【S60】【KT610】この組合せなら動画も逝ける。CorePlayer & MPEG-4

KT610はNOKIAで言うと、一昔前のプラットフォームという感じです。200MHz程度のCPUに少ないRAM、マルチメディア系のコンテンツ利用は厳しいものがあります。CorePlayerは比較的性能の低い端末でも、そこそこの再生品質を確保しますが、N95 8Gでもなんとか再生出来るH.264のフォーマットも、駒落ちが激しく実用的ではありません。
そこで思ついたのが、HandBrakeを使ってApple標準のMPEG-4フォーマットに変換し再生したらどうだろう?というもの。
結果として、この試みは正解でした。QVGAMPEG-4/AAC、384kbps音声は、96kbps、44.1MHzという設定で、ストレス無くCorePlayerで再生出来ます。
動きの激しい場面で、やや細かいブロックノイズが発生しますが、私的には許せる範囲です。
音声についても、Motorola S9で妄想A2DP接続(なぜかモノラル。(泣))してもスムーズに再生されます。A2DP使用時でも再生品質が良好なのはCorePlayerの良点です。
KT610での動画再生を、諦めないで済みそうです。クラムシェルのデバイスはスタンド無しに置いて再生出来るので、結構良い感じなんですね。
HEROES2はKT610で見ようと思います。

【S60】【KT610】KT610をネットに繋いだら

昨日からSBMのSIMを入れて運用開始しました。P2Pとかストリーミング垂れ流しとか、非常識な事はやらないので大目に見てください。WLAN無いのでWHSとかjoikuとかもやらないですし。←誰に言ってる。
買い物隊さんで買った、香港ハチソン3のプリペイドSIMは非常に便利ですが、やはりがんがんパケットしたらすぐに使い切ってしまいます。1台じゃなくて複数持ちの状態で、時折テキストのみの巡回をOperaMiniでやるような状態なら、それ程パケット消費は大きくないので、半月くらいは持つと思います。
まあ、そんな訳でKT610でがんがんパケット通信してやろうと契約変更を行った訳です。(某氏から回線譲渡された6円SIMに某プランを追加。)
そんな訳で、昨日だけで5MBくらいはパケット消費したと思います。MobiTubiaでYouTube見たのが大きいですね。ハチソン3のSIMが1.数メガ利用可能なので、昨日だけでパケットを使い切った事になります。やはりフルスケールのWeb体験をスマートフォンでしたければ、パケット定額プランは必須という事です。
で、通信した結果をご報告。

標準ブラウザ(Nokia Web Browser)...全体的に速度は遅め。SBMの回線が遅いというより、KT610の処理能力不足がボトルネックなっているという感じ。相変わらず、レイアウトや写真は奇麗だし、フォントサイズも適正なんですが。。。

Opera Mini…4.1になってかなり早くなりましたね。標準ブラウザよりこちらの方が速いです。理由は簡単、データの圧縮率が以上に高い。標準ブラウザの数十分の1です。まあ、現在パケット節約をする必要はないのですが。
フォントサイズはもう少し小さく表示したいです。

Mobitubia…動きました。(汗)まあローカルファイルの再生で予想はしていたのですが、見事な紙芝居っぷりというか静止画です。残念ですが、実用とは言えません。

MobileYouTube…標準のGoogleのラウンチャから標準ブラウザを起動し、MobileYouTubeに飛びます。リンクから先はRealPlayerで再生、映像は荒いですが実用的な再生は得られます。でも、やっぱりMobitubiaに最適化してもらいたいです。

KT610でMobileYouTube荒いですが、そこそこ見れます。

という訳でWebブラウズはそこそこですが、マルチメディアは辛いという予想通りの展開。まあ、今月限定でのプラン変更の予定なので、がしがし使いたいと思います。

【S60】【KT610】KT610からメール投稿

パケット解禁!ばしばし、KT610からメール投稿出来ますね。ちなみにカバヤ、オリジナルで頑張ってます。

【S60】【KT610】今更ながらS9購入

最近、どうもBluetoothステレオヘッドホンi-PHONO Miniの調子が悪いです。i-PHONO Miniは、Yシャツの胸ポケットに入るコンパクトさで非常に気に入っていたのですが、さすがにBT1.1準拠では古さを感じられないこともありません。という訳でBT2.0準拠の製品が欲しいなあという事で、幾つかのBTヘッドセットを物色した中で白羽の矢を立てたのがS9という訳です。
発売が昨年の11月ですから、やや古い製品ですがWebとかのユーザの評価も悪くないし、当然ながらデザインはいいです。ただ、人によっては電車の中等で利用するのをためらう人もいるでしょうね。
モトローラの日本法人が販売するものは、家電量販店で売られていますが結構強気の値段。16,800円というのが一般的で、これはちょっと辛い。という訳で、ヤフオクを利用してゲットしました。
日本で売られている黒/赤のツートンカラーでは無く、黒一色の特別色モデルですが、モトローラのZ6という携帯電話の同梱品のようです。まあ妄想利用ということになってしまうのですが、あまり深く突っ込まないでください。(^^;
KT610との接続クォリティがi-PHONO Miniはあまりにも低かったので(1mも離れるとぶちぶち切れまくる。)、それを改善したい意味もありましたので、早速ペアリングして接続してみました。ピンコードは常識的な”0000”(ゼロ4つ)で電源ボタン長押しでペアリングモードになるので、操作も簡単です。
KT610で妄想BT視聴をしてみましたが、Podcastならクリアな音声になって音切れもありません。最初の出だしの数秒がならなかったりしますが、まあ許せる範囲だと思いました。AppleAAC(iTunes storeと同じクオリティ)はダメです。ノイズが激しくてとても聞く気にはなりません。やっぱりマルチメディアの処理能力は圧倒的に不足していますね。
ただ、ある問題に気付きました。
右側から音が出ていない!
あーあ、初期不良品を掴んじゃったと思ったのですが、N95 8GやE71でペアリングしてみるときちんとステレオで音が出ます。バグですかねえ。多分、ヘッドセットかハンズフリーで繋がっているんじゃないかと思います。そう言えばi-PHONO Miniで繋いだ時、車のアイコン(ハンズフリー)が表示されて変だと思いました。BT周りにバグがあるのかもしれないですね。
という訳で、KT610での利用はちょっと残念なことになったのですが、音質も悪くないし、接続性もいいです。ただ事前にビックカメラ有楽町店で装着感は確認していたのですが、イヤーピースが最小のものでも私の柔道で潰れた耳には入り辛いし、使用している内にちょっとずり落ちて来ますね。(ちょっと頭大きいんです。)
まあ、それでも安く入手できたし、そんな悪い買い物をしたと思いません。今後の運用として、G900とKT610のペアを考えていますので、そしたらG900とペアリングして使おうと思っています。

【S60】【KT610】Handy ShellかTrackerで悩む

KT610でちょっと困っているのが、追加インストールしたアプリケーションが深い階層のフォルダに収納されてしまう事です。
NOKIAのデバイスなら、Menu直下の階層にInstallationなどのフォルダがあってそれを開けばいいのですが、KT610の場合Toolsフォルダ下にInstallationフォルダがあるのです。これはNOKIAのデバイスより、更に1階層下らなければならず、ちょっと不便です。
そんな悩みを解決してくれるアプリの定番といえばTrackerなのですが、KT610で使うには多少問題があります。
前のエントリでも上げていますが、KT610のキーボードは特殊なレイアウトで、記号はShiftやCtrlとのコンビネーションが基本です。これが曲者で、同じくキーコンビネーションでアプリのショートカットが利用可能になるTrackerのキーの割当てを制限することになります。
具体的に言えば、例えばCorePlayerのショートカットを頭文字のCに割当てたいとします。この場合、Ctrl+Cは文字列のコピーに割当てられているので、Fn+Cを割当てたいのですが、ここには記号の"<"が割付けられているという訳です。記号を諦めるか、ショートカットを別の場所に設定するか選択を迫られる事になります。

そこでHandyShellです。Trackerと全く違う思想でUIが構成されており、Trackerの様に標準のホーム画面を全く違うものに置き換えるというより、標準画面を同じ思想で拡張するというイメージでしょうか。
売りはHandy Weatherとの連携で、ホーム画面に5日間の天気情報が表示出来ることですが、逆に標準のホーム画面ほど自由度は高く無く、ショートカットの変更は出来ません。また2段目に表示されるBluetoothの動作やメールの受信状況などは、オンの表示をしてくれたり、着信数を表示してくれて標準のホーム画面から視認性は向上しています。

アプケーションショートカットの不自由さはアプリケーションラウンチャで解決しています。
12分割の賽の目に切ったアプリケーションラウンチャはデフォルトの状態で代表的なアプリケーションが割当てられていますが、自由に置換えが可能ですし、位置の入れ替えも出来ます。

またさらに右ソフトキーを押すことにより、電話帳のショートカット画面に切り変ります。ショートカットを設定するとContactsで貼り付けられていた画像が表示されます。このショートカット上でクリックすると発信とSMS作成のウィンドウがポップアップします。スピードダイヤル的な利用が出来、よく連絡する相手を登録しておくと非常に便利に使えます。

また、Menuキー長押しでタスクマネージャが起動します。これはHandy Taskmanなどと同じ機能を有するもので、タスクの切換えだけで無く、メモリの消費やタスクの終了まで管理が可能です。

個人的な意見としては、WindowsMobileのTodayの様な天気の表示に対応したのは非常に喜ばしいのですが、もう少しホーム画面のカスタマイズが出来れば良いなと思います。せめてアプリケーションショートカットが置換えられれば、使い勝手は結構あがると思うのですが。
Trackerとは併用は出来ないので、どちらを選ぶか非常に悩むところです。
Trackerは一度ホームに戻らなくても、キーボードショートカットでアプリの起動が出来るというメリットがありますからね。もう少し悩んでみようと思います。

【S60】Nokia 5800 TUBEの実機レビュー

MobileReview.comがロンドンで行われたNokiaのイベントをたくさんの写真と共に紹介しています。当然主役は5800 Xpress Music!twitterでも話題になりましたが、価格のインパクトは大きいですね。€279という事で、円高もあって4万円そこそこ、これに8GのmicroSDHCまで付属する訳ですから、値段はホントに何ぼやねんと突っ込みを入れたくなるというものです。
プライスは4桁型番を付けられた事からも分るように、ハイエンドでは有りません。大量に消費されるミドルエンド機(それでも若者には辛い値段でしょう。)としての量産効果と、NOKIAが立ち上げた音楽事業(なんと1年間ダウンロードがタダ!)への呼び水として値段を押さえたというか、破壊的価格を付けたという感じがします。
ある意味プロモーション費用なのでこれだけ安いと言えるのかも知れませんが、NOKIAの事だからしっかり儲けも出してしまうのかも知れませんし、例え5800で収益が出なくても、今後上位のNSeriesにも新UIを展開しそちらで開発費等を回収するという事もできるでしょう。内蔵メモリを搭載したり(5800は81MBしかない、音楽携帯としては不足です。)、大画面のスクリーンを搭載するとかいくらでも差別化は可能でしょうから、利幅の大きなハイエンド機で費用回収は行えばよいという考えなのかもしれません。
日本の報道は相変わらずiPhone対抗機ですが、むしろ打撃を受けるのはタッチオペレーションデバイスに力を入れてきた韓国勢じゃないでしょうか?小型モデルやカメラの性能でiPhoneとの差別化を図って、巧みに競合を避けて来た韓国勢ですが5800はクラス的にも価格的にも、もろに被ります。しかも、5800はiPhone張りに音楽配信サービスとの連携までありますから、アイフォーンの様なビジネスモデルを備えた安価なタッチオペレーション対応機という事で韓国勢には脅威になります。

OS SymbianOS9.5、S60 5th Edition!新OSがハイエンドではないデバイスに搭載されるというのも、このデバイスの特徴でNOKIA内でも機能的にも価格的にも下克上が起きています。この辺は山根師匠も指摘されてましたね。
また想像よりかなりコンパクトなデバイスであるということも特徴です。allaboutsymbian.comから画像は拝借しましたが、かなりコンパクトなデバイスであることは、下の画像から判ると思います。

ただ、気になるのはUIがS60の改変なのでタッチオペレーションデバイスとしてはスタイラスとの併用になったり、やや中途半端な面もあるようです。実機を触ってみないとなんとも言えませんが、NOKIAらしい完成度が欲しかったと思いますね。

日本語訳はこちら