【S60】【KT610】Handy ShellかTrackerで悩む

KT610でちょっと困っているのが、追加インストールしたアプリケーションが深い階層のフォルダに収納されてしまう事です。
NOKIAのデバイスなら、Menu直下の階層にInstallationなどのフォルダがあってそれを開けばいいのですが、KT610の場合Toolsフォルダ下にInstallationフォルダがあるのです。これはNOKIAのデバイスより、更に1階層下らなければならず、ちょっと不便です。
そんな悩みを解決してくれるアプリの定番といえばTrackerなのですが、KT610で使うには多少問題があります。
前のエントリでも上げていますが、KT610のキーボードは特殊なレイアウトで、記号はShiftやCtrlとのコンビネーションが基本です。これが曲者で、同じくキーコンビネーションでアプリのショートカットが利用可能になるTrackerのキーの割当てを制限することになります。
具体的に言えば、例えばCorePlayerのショートカットを頭文字のCに割当てたいとします。この場合、Ctrl+Cは文字列のコピーに割当てられているので、Fn+Cを割当てたいのですが、ここには記号の"<"が割付けられているという訳です。記号を諦めるか、ショートカットを別の場所に設定するか選択を迫られる事になります。

そこでHandyShellです。Trackerと全く違う思想でUIが構成されており、Trackerの様に標準のホーム画面を全く違うものに置き換えるというより、標準画面を同じ思想で拡張するというイメージでしょうか。
売りはHandy Weatherとの連携で、ホーム画面に5日間の天気情報が表示出来ることですが、逆に標準のホーム画面ほど自由度は高く無く、ショートカットの変更は出来ません。また2段目に表示されるBluetoothの動作やメールの受信状況などは、オンの表示をしてくれたり、着信数を表示してくれて標準のホーム画面から視認性は向上しています。

アプケーションショートカットの不自由さはアプリケーションラウンチャで解決しています。
12分割の賽の目に切ったアプリケーションラウンチャはデフォルトの状態で代表的なアプリケーションが割当てられていますが、自由に置換えが可能ですし、位置の入れ替えも出来ます。

またさらに右ソフトキーを押すことにより、電話帳のショートカット画面に切り変ります。ショートカットを設定するとContactsで貼り付けられていた画像が表示されます。このショートカット上でクリックすると発信とSMS作成のウィンドウがポップアップします。スピードダイヤル的な利用が出来、よく連絡する相手を登録しておくと非常に便利に使えます。

また、Menuキー長押しでタスクマネージャが起動します。これはHandy Taskmanなどと同じ機能を有するもので、タスクの切換えだけで無く、メモリの消費やタスクの終了まで管理が可能です。

個人的な意見としては、WindowsMobileのTodayの様な天気の表示に対応したのは非常に喜ばしいのですが、もう少しホーム画面のカスタマイズが出来れば良いなと思います。せめてアプリケーションショートカットが置換えられれば、使い勝手は結構あがると思うのですが。
Trackerとは併用は出来ないので、どちらを選ぶか非常に悩むところです。
Trackerは一度ホームに戻らなくても、キーボードショートカットでアプリの起動が出来るというメリットがありますからね。もう少し悩んでみようと思います。

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