タグ : apple

【Apple】インパクトの薄いノートブックの刷新

夜勤からengadgetのリアルタイムレポートに突入して、明け方3時くらいまでAppleの新製品発表会を見ましたが、正直買い替えだー!というインパクトは無かったですね。
全体的なデザインのイメージとしては、iPhoneの様な縁取りの無い黒い画面とアルミニウムのシルバーの筐体という事で
MacBookからMacBook PRO、シネマディスプレイに至るまで同様のコンセプトでデザインを統一したという感じです。
またクリックボタンを無くしたトラックパッドも、iPhoneと同様のタッチインタフェースを備えるという事でUIの統一まで図られている事には注目したい。同じデザインコンセプト、同じUI、同じブラウザ、同社の製品を利用すれば端末毎に操作を戸惑う事無く利用出来る様になるAppleの一つのユニバーサルデザイン戦略でしょう。まあ、iPod、iPhoneをてこにした囲い込み作戦とも言えるかも知れないですけど。

新しい削り出しのアルミニウム筐体をアピールしていましたが、正直製造工程なんぞどうでもいいです。結果として薄く、軽い、堅牢な筐体が達成されていればいいのです。残念ながら堅牢性やそこそこの薄型は確保されているものの、重量的には期待外れ、国産機種が軒並み光学ドライブ付き13インチ液晶モデルで1kg代半ばから前半の軽量化を達成している中で、旧型より200〜300gの軽量化は果たしているものの、軽量化に関しては遅れていると言わざるを得ません。

性能に関しても、現在使っているMacBookはCoreSoloとは言え2.0GHzのCPU、HDDも250GBに強化、メモリも4Gなのでスペック的にもフルモデルチェンジのインパクトに欠けるんですよね。今の性能で特段不自由は無いし、グラフィックチップが独立した事により描画速度が速くなり、キビキビ感が増すのだろうけど、それが買い替えを決断させるまでの威力ではないんですね。

残念ながら買い替えは無いかなあ、品質も良くなっているだろうし、触ってみればスピード向上も体感出来るだろうし、GPUが独立してFinal Cut Expressも快適に動いたりするだろうけど、どれも決定的と言い難いです。

モア、インパクト!アポー!