【MISC】ワイヤレスジャパン2008で気になったものとか

ちょっと遅くなりましたが、ワイヤレスジャパン2008のレポートを。
駆け足でしたけど、色々なブースを廻ったので気になったものなどをレポートしたいと思います。

■docomoブース
端末には全く興味ありません。しかし、これはやっぱり気になります。
・LTE(Super3G)のデモ

実験車を持ち込んでの、LTEの公開実験が行われていました。当日の回線速度は100Mbps!オンライン対戦型3D各闘技ゲームが普通に動いていました。どちらかと言えば速度というより(まあ同じなんですが)各闘技系ゲームでは致命的な遅延を生じさせないという事を係の方は説明されていました。ただ、導入は慎重に行い世界と互換を損ねるような事は絶対にしないとの事です。

・BlackBerry8707

docomoがアイフォーン対抗(笑)として販売するメール端末。これはdocomoが悪いんじゃなくて、報道する側に問題があると思いますけど。
基本的にはスーパーページャ(ポケベル)ですから、セキュアなメールサービスであって端末の事だけを示す訳じゃありません。
これをdocomoは専用のメールサーバと料金プランを用意してコンシューマ向けに提供しようと言う訳ですが、非常に厳しいと感じました。
端末の質感は今時のものとしてはプラスチッキー、ブラウザもサーバ側で圧縮を掛けているようですが、非常に遅かったです。またフォントも品質が悪く、非常に見辛い。もしdocomoが本気で売るなら、コンシューマ向けにしつらえ直している最新機種を投入すべきでしょうね。

■SAMSUNGブース
大きなスペースを取り、力の入れようは凄いです。ブース内も盛況であり、人でごったがえしていました。

・OMNIA

こんな大きなディスプレイも。ちゃんとタッチ操作出来ます。

一番人気はこれでしょう。タッチオペレーションを採用したWindowsMobile機で独自のユーザインターフェイスを採用しています。ショートカットアイコン且つものによっては、時計の様にそのまま動作しるヴィジェットがツールバーに収められていて自由にデスクトップに配置出来ます。
デスク→ショートカット→終話キー→という感じで操作が整理されていますので、WM proに感じるような操作の不統一感はかなり払拭されています。
ただし、アプリはWindowsMobile標準のままで、ある意味ただのWindowsMobileです。

・Soul
ハイエンドなスライド型携帯。通常はナビキーのあるべき場所に、タッチスクリーンを配置しています。そこにはアプリなどのショートカットが表示されており、タッチ操作が可能です。
ただし、独立したソフトキーとの併用を行って操作をする場面も有り、やや操作が煩雑に感じる場面も有りました。ナビキー廻りを全面タッチパネルにするという手もあると思いますが、ソフトキーが起点となる電話機能の操作なども有り、難しいのかも知れません。(写真取り忘れた。)
個人的にはOMNIAよりこれ。

・SGH-G810

Symbian S60を採用したスライドタイプのスマートフォン。薄型ですが、がっちりした印象で男っぽい端末です。ビジネスマンが利用するシーンのポスターが貼ってありましたが、まさにスーツに似合いそうなイメージ。操作感もNOKIAのデバイスと大差無く軽快に動きます。

・SGH-i550

こちらもS60搭載です。ストレート型のデバイスですが、例のヌルヌルと呼ばれるポインティングデバイスが採用されているのが特徴です。残念ながらこちらの操作感は良く有りません。
普通の携帯電話という感じです。

■Harweiのブース

私も利用しているD02HW、HSDPA対応のUSBモデムです。こちらの小型のものが展示されていました。
ちいせえー。ここまで小さいとPHS300に組み込みたくなりますね。

■その他
・Motorola Z10

まさか見れるとは。しかしボディはピカピカシルバーでちょいチープ。内容的には前機種のZ8と殆ど変わっていない感じです。

・N810WiMAX

NOKIAのInternet TabletのWiMAX版。WiMAXブースに利用可能なデバイスと言うことで展示されていました。スマートデバイス寄り合いメンバーでぷちブームになっており、共同購入の動きにもなっています。WiMAXは手に入れたいなあと思ってますが、KDDIのサービスで利用できるのでしょうか?

てな感じで、気になったものをいくつか。本当は1日掛けてじっくり廻りたいんですけどね。

【MISC】ワイヤレスジャパン2008に行って来ました

午後からちょろっと顔を出して来た感じですかね。まずは山根師匠に会ってSamsungブースでOMNIAのレクチャーを受けました。師匠はSumsungのブロガツアーがあるとの事で、後は別れてぷらぷらと展示ブースを覗いてきました。
これはってものはあまりありませんでしたが、展示ブースを廻るなかで気になる端末やソリューションも見受けられましたのでそれは後で纏めたいと思います。

【MISC】お父さんがやってきたー!

ついにゲット出来ました。<お父さん

おまけにアイフォーンというのが付いて来ましたが、そっちはどうでもいいです。(マテ)
今回嫁が池袋のSBSでキャンセル品をゲットしてくれた訳ですが、アイフォーン購入者に無条件でくれた訳では無いようです。
なんでも家族の紹介(家族に加入者がいる)が必要だそうです。良く判りませんがゲットしたので良しとします。

【iPhone & iPod Touch】いまはこれが精一杯

げっとー。

【S60】【E71】E71でMobileMemail

iPhoneの登場と同じくして現れたAppleの新サービスMobileMe。目下画策しているのは、MobileMeとE71のSyncですが、うまく行っていません。
それではと、取り敢えずMobileMeのなかのメールサービスMobileMemailの設定をE71で行ってみました。
まず驚いたのは、E71がMobileMeの設定に標準でに対応していたこと。メールアドレスとパスワードをウィザードに従って設定するだけでアカウントの設定が完了します。メールサーバーの設定などは特にする必要がなく簡単にメールが使用できる様になります。日本のキャリアメールでやる初期の設定、パスワードを入力してメールアドレスの変更をする程度の手間でE-mailの設定が出来てしまうのです。

ネットワークへの接続を許すか?と聞いてきます。メールの設定はNOKIAのサーバから落ちてくるということですね。

メールアドレスとメールパスワードを入力します。実際に設定するのはこれだけ。

サーバーと接続し、該当するメールサーバの設定情報を取得します。

たったこれだけでメールの設定が完了です。キャリアメールに匹敵する簡単設定ではないでしょうか?

従来、こうしたユーザにリテラシを感じさせさせない仕組みはキャリアメールの美点だと思っていましたが、これなら左程PCなどに詳しくない人でも簡単に設定が可能でしょう。
設定自体はNOKIAのサーバが持っているらしく、最初の設定時にネットワークへの接続を求められます。これなら最新のサービスにも対応できます。NOKIAが多くのMailサービスに対応していると豪語するだけの事はあります。
ソフトウェア企業へ軸足を半分は乗せているNOKIAの本気が感じられるサービスと言えます。
プッシュメールとしての使い勝手はキャリアメールの様に自動的にプッシュされてきます。ただし瞬時と言う訳ではなくて、数分のタイムラグが有ります。AppleはPCなどでは遅延が発生することからプッシュという表現は取り下げたようですが、私的には十分感じました。
また、1日のピーク時間や週の稼働日を設定できますので、WiFiの使える環境では常時接続でプッシュさせ。携帯ネットワークを利用する環境では手動でメールボックスに接続するような方法も取れます。使い勝手は良いですね。
Macユーザは.Macのサービスに加入している人は多いと思いますが、以外と有効利用しているは少ないと思います。今回のMobileMeへのサービス移行でAppleの用意するモバイル向けサービスが利用出来るようになります。

【Symbian】Symbian Summit Tokyo 2008

来ましたー。でも、すぐ帰り。orz
でも開発本とバッグはゲットしましたよ。ソニエリのグローバルのセッションとか見たかったなあ。
夜はなんとか行けるように頑張ろう。

【MISC】つけ麺

お昼は事務所でお弁当がほぼ100%なので、ほとんどラーメンって食べないのだけど、今日は研修なので外食です。ふらっと入ったラーメン屋さんでつけ麺を注文してみました。
ごまがたっぷり入ったちょっと酸味の利いたスープで普通に美味しい。
しかも、ボリュームたっぷり。私の場合大盛りは要らないですね。

【S60】【E71】E71の○と×

入手から既に10日ほどが経過したE71。いつもの○と×で、実際の使用感などを書いてみたいと思います。
【○なところ】
・カッチリした高級感のあるステンレス製ボディ。
この堅牢性は他では味わえないもの。
・超薄型ボディは持ちやすく、やや幅広なボディでも問題なし。
・コンパクトだが打ちやすいキーボード。クリック感などフィーリングも上々。
・明るく見易い液晶。発色が良く元気な印象だ。
横型の為、WebやYouTubeも見易い。
・キビキビした動作。もうもっちゃりとは言わせない?
・従来より高速化されたWebブラウザ。戻るのストレスも無くなった?
・GPSの衛星の掴みが良くなった。A-GPSは瞬時、衛星の掴みでも高層ビル街でなければ1分以内と言う感じだ。
・カメラは実用的になった。一般的なスナップでは微妙だが、ブログアップする程度なら十分な画質。
・強化されたPIM。飛び道具ではなくて、こうした実用部分をしっかり強化してくれたのは正直嬉しい。
・マルチメディア関連の強化。ミュージックプレイヤーやビデオプレイヤーなどの強化も嬉しい。またShare OnlineやFlashLight3への対応などWeb連係の強化も忘れていない。

【×なところ】
・実質重量より、重く感じられる重量感。ある意味高級感が感じられて良点だが、Yシャツの胸ポケなど引っ張られ感あり。
・片手持ち時の微妙なバランス。前に落としそうで怖い。
・USBとmicroSDスロットのゴムカバー。薄型を追及した結果とはいえ、将来確実に閉まりが悪くなりそう。
・電波の掴みは国産並?もしかすると以下も知れない。WCDMAデュアルバンド対応の影響か、ちょっと期待外れ。
・キーボードはやっぱりキー少なさ過ぎ。やはりもう少し基本的な記号のサポートをして欲しい。
・やはり液晶解像度が低いために辛いと思う場面はある。低解像度のPDF書類などは拡大するとボケて判別できない。
絶対的サイズも小さいと思う時がある。
・FnやCtrlのトグルはやはり対応して欲しい。片手操作がもっと便利になると思う。
・警告音や操作音に乗るノイズ。通話音等は問題無いが上記音の場合、ガサ付く場合がある。
・A2DPの音飛びが激しい。いまやデジタルミュージックの標準フォーマットと言うべき、AppleAACなのでもう少し再生品質が上がるようにして欲しい。

てな感じでしょうか。以上思い付くままに。

【iPhone & iPod Touch】アイフォーンで見たちょっと怖い風景

アイフォーンへの未練は絶ち難く、もしやと訪れた家電量販店でのガクブルな出来事を紹介します。
某秋葉原の家電量販店。予約者であろう人が契約するのを見ながら、いやーこれは次回入荷いつになるかわからんな、なんぞと思っていたら、坊主頭でクールビス姿のごくごく普通のビジネスマンの方が販売員にクレームを行ってました。
”すいません、今8Gの在庫が切れていまして代替え機が無いんです。”
ビジネスマン氏はYシャツの胸ポケからアイフォーンを取り出し、これ見ろよという感じで店員に突き付けました。ホワイトアウトした画面にビジネスマン氏がタップしますが当然のことながら反応はありません。
代替機の話が出たことでふと思ったのが、USIMの話です。USIMはアイフォーン専用になっており、アイフォーンの代替機はアイフォーンしか有り得ないのです。
つまりビジネスマン氏がアイフォーンのみ1台しか携帯電話を所有していなかったとしたら、携帯電話は代替機が入荷するまで使えないことになります。
在庫が潤沢になるまでの一時的なものとは言え、これはイタ過ぎます。一説にはアイフォーンを専用USIMにしたのは、データ転送量が多くバックボーンを圧迫するアイフォーンを専用のAPに接続させることにより、パケットのコントロールを行ってネットワークの安定性を確保する為だと言われています。ソフトバンクモバイルのバックボーン回線の脆弱さは指摘されることであり、十分考えられることです。これが、キャリア内キャリアみたいな変なUSIMを誕生させることになり、上記の様な悲劇を産むことになっているのだと思います。
別にそんな変なUSIMやめろー!なんて言うつもりはありません。日本の様にメガキャリアしか存在しない所では、何よりもネットワークの安定性が重要ですから。
そういう意味では自己防衛の為には、Appleの初期デバイスという事で非常時の対応をしておくべきです。少なくともビジネスの場で携帯電話が重要なアイテムになっているなら、アイフォーン1台持ちは当面非常に危険な選択肢となる可能性があるという認識を持つことです。
私はアイフォーン専用のUSIMが使用できるSIMフリー機を多数所有しているので問題有りません。だから皆さんは再入荷でもいきなり飛び付かないで様子を見ましょう。私は買いますが。(>_<)☆ \バキッ
入手出来なかった腹いせに、書いてみました。←いい加減にしろ。(でも実話)

【S60】【E71】E71レビューその3 アプリ編

E71では重要なアプリケーション2つに改良が加えられています。一つは携帯電話にとって最も重要な最古のアプリケーションと言うべきContacts、もう一つはビジネスマンにとっては必須のアプリと言うべきCalendarの2つです。このスマートフォンとしての根幹を支えるべき2つのアプリの変更、これが今回E71を購入した大きな動機になっている事は確かです。
この2つのアプリの紹介を中心にアプリのレビューを行いたいと思います。

・Contacts

画像が登録されている名刺なら選択されると画像がポップアップします。

Contactsは今回大きく機能強化を図り使い勝手が向上しています。まず最初に気付くのは、選択中で色が反転している名刺の右端に方向を示すアイコンが表示されていることです。これは右方向にナビキーを動かすことを即すもので、ナビキー操作でメニューがポップアップします。

メニューの中に含まれる項目には
・Voice Call
・Send text msg.
・Send e-mail
・Send multim. msg.
・Send audio msg.
などがあります。従来の様にメニュー(オプション)から項目を選んだり、名刺を直接開いて電話番号やメールアドレスを選ぶ事なく、電話を掛けたりメールを送ることが出来ます。
電話やメールの操作ステップを減らすと共に、片手操作を強化したと言えます。

・Calendar
ビジュアル的に最も大きな変化を遂げたのが、このCalendarだと思います。月間、週間、1日表示など大きく表示が変更されています。

1日表示。ナビキーでイベント上に移動すると。予定がポップアップします。(透過ウィンドウ。)

週間表示こちらも予定がポップアップ。

月間表示は見易くなりました。その日の予定一覧が、右サイドに表示されてとても予定を把握し易くなりました。

やはりSymbianのScreenplay機能が使われているのでしょうか?予定の部分にナビキーで移動していくと、透過型のウィンドウがポップアップします。また月間表示は画面をカレンダーとイベントに分け、現在選択している日の予定を表示します。サードパーティ製の高機能な予定表アプリを使っている方には物足りなさを感じるかもしれませんが、普通に使う分には十分以上と言えます。

新規のエントリは、Contactsのように横へポップアップするような形で項目が表示されます。

・Webブラウザ(Web)

Webブラウザは基本的に従来のものと機能的にも見た目も特に変化は見当たりません。
ただし、読み込み速度に関しては大きな改善がみられます。再三、戻るで再読み込みは不満と小言を言って来ましたが、今度は読み込み速度がアップしたので不満は殆ど無くなりました。
まあでもキャッシュに保存して欲しいですけどね。(笑)

・Messaging

こちらも大きな変更はありません。まんまですね。

・Music Player

E90では独自のUIを持つプレイヤーでしたが、Nseriesと同じものに変更されています。
またiTunesの楽曲(AppleAAC)をアーティストのフォルダごとメモリカードにコピーしましたが、アーティスト名、楽曲名、アルバム名も認識され特に文字化けもありませんでした。
またアルバムジャケットの表示でも問題はありませんでした。ただA2DPでは音飛びが結構頻繁に置きます。AppleAACはキツいんですかね。

・Real Player

動画の再生を確認してみました。以前にHand BrakeでエンコードしておいたH.264 QVGA 384kbpsの動画を再生してみましたが、時折つかえたりするものの問題無く再生されます。画質は非常に良いです。いままでSymbianデバイスの中ではZ8が一番いいかなと思っていましたが、木目細やかな感じはかなりいいです。液晶の発色はE71の方が元気が良い感じなので、こちらの方が綺麗に見えるかもしれません。同じMPEG-4形式のもので比較してみないと判りませんが、スムーズさという点ではZ8かも知れません。
A2DPはカクカクです。この辺はN95 8Gの方が上ですね。

・Podcast

たしかE90にも搭載されていましたが使っていませんでした。Searchで日本語のコンテンツも検索出来ます。iTunes Music Storeには無料のPodcastが数多く用意されていて、それらを少しづつ聞くだけでもかなり楽しめると思います。

・QuickOffice

SheetでExcel書類を開いてみました。日本語は表示されますが、罫線で書かれた表などは消えてしまいます。

Power Point書類も開けました。文字化け無しですが、文字の重なったところもあります。
やはり基本的にはビューア中心の用途ですね。

この他にもまだまだ数多くのプリインストールされたアプリがあり、全て紹介したいのですがこの辺で。
使い勝手を重視した、堅実なアップデートだと思います。特にContactsとCalendarのアップデートは嬉しいですね。使い勝手が非常に良くなりました。
またマルティメディアはやはりNseriesから落ちますね。A2DPがまずキツいのがありますが、ビジネス向けマシーンである事ですし、致し方ないんでしょうね。