アーカイブ : 2008年 6月

【UIQ3】【G900】キター!

充電中。

【S60】【N95 8G】USB充電ケーブル

こんなの買いましたよ、ということでNOKIA専用のUSB充電ケーブルその名も”チョコっとUSB”(笑)。ドンキホーテでNOKIAのケーブルが買えるようになるとは。NOKIA向けの巻き取り式USBケーブルは何本か持っているのですが、例の瓢箪付き(昇圧トランス付き)ケーブルだと外付けバッテリーEG-PB5400からうまくN95 8Gを充電できないのです。
で、これを試してみたらばっちり、N95 8Gなら昇圧は要らないという事ですね。お値段は480円とこの手のケーブルとしては安価で1本持っていても良いかも。
要らなくてもこういうの見ると買いたくなくなるのは、がジョット好きの性ですね。

【Books】世界自動車戦争論1 ブランドの世紀

私が敬愛する自動車評論家福野礼一郎氏の最新の著書です。
今から10年ほど前の自動車雑誌(Tipo)のコラムですが
「戦闘機の操縦桿は手元を見なくても15種類の操作が出来る。携帯電話はたかだか電話をかけるくらいの事で、なんでこんなに面倒な操作が必要なのだ。」
操作が何種類だったか正確には憶えていませんが、内容的には違っていないと思います。携帯電話のユーザインタフェイスに言及する人などほとんど居なかった当時の話です。氏が如何に鋭い洞察力と問題意識を持ち合わせていたか分かろうと言うものです。
で本の本題は”如何にしてブランドはカタチを作り、カタチはブランドにイメージを与えるか”というもの。(雑誌連載時の題名)
氏はブランドとしてNISSAN GT-Rを評価します。エンジニアの主張、エゴ、ドグマ、スタイリングの演出それらがブランドを形作るのだと。GT-Rは決してスタイリングの良い車とは言えません。逆にこの手のスーパースポーツとしてはかなり残念なダサイスタイリングといえるでしょう。ガンダム的な子供っぽいスタイリングです。しかし一方で誰もがスカイラインだと分かるスタイリングです。あの第1回日本グランプリでポルシェを追い回したというあの伝説はやはりこのスタイリングなのです。(まあ当時は箱でしたが、でも丸目のテールランプなどそのイコンを至るところに見つけられるはずです。)
ブランドとはそういうものであり、売りは万人媚びない走りを追及したこの性能なのです。顧客のクレームを恐れひたすら、お客様の意見に耳を傾け80点主義で作られたものはもはやブランド足りえないのです。それが無ければ単に安売り競争に身を置くしかないということです。安売り競争で中国に勝てるかそう言えば分かってもらえると思います。
ここまで書いて気付いた人もいるでしょう、これって携帯電話も同じじゃないの?と。
日本の携帯は世界で勝てない、それは日本が独自の通信方式を取って来たから?それも当然あるでしょう。
でもそれなら日本と同じくGSMを採用しなかったサムスンやLGの成功をどうみたらいいのでしょう。
それは日本メーカがブランドでは無いからです。サムスンの様に資源を集中し、過剰な高性能と豊富な宣伝費でブランド力を高めるものもあれば、LGのようにPRADAの様なブランドと結び付けたり、自社内にchocoやshineというプレミアブランドを作るものもあります。
NOKIAは圧しも押されぬブランドだし、Sony Ericsson既に確立された親会社のブランドWalkmanやCyber-shotを持ちます。既に日本が数千円で売られる低価格携帯でシェアを持つことは出来ないことは自明の理です。日本メーカが戦うとしたらハイエンドの世界、ブランドが物をいう世界なのです。
日本の携帯が世界で最も高性能というなら、機能で勝負すればいい、デバイスもソフトウェアも最高のもの使ってぶっちぎりの高性能な携帯を投入すればいい。
山根師匠によればソフトバンク920SHと同等のSX862は非常に注目を集めているらしい。日本から1周遅れの携帯をいつも通りの合議制で無難に造って安くていいものなら売れるの旧来の考えでは勝ち目は無いのです。
これからは動画、GPS、RFID(おサイフケータイのアレね。)というアイテムが重要になってくると思います。これらは現在のトレンドGoogleのサービスを携帯電話に取り込むと言うものと深い関連性があります。これらの対応も使用されているデバイスでは日本携帯は全く問題がありません。端末性能という面なら全く海外製携帯に引けを取るところはないのです。
問題はスタイリングです。日本携帯は強烈な個性に欠ける無国籍風です。それならとことんギミックに拘ったクール路線に行くという手もあるのではないでしょうか。SHARPのSX862はサイクロイド液晶のギミックがありますが、この分野では強みを発揮すると思われている韓国勢が意外と市場に送り出していません。世界のトレンドが薄型や小型化に行っているのかもしれませんが十分勝負は可能ではないでしょうか。変形合体ロボは日本の得意とするところです。外部からデザイナを招いてもいいと思います。マクロスの河森正治を連れて来てもいいじゃないですか、実際彼は工業デザインということならAIBOを手掛けたりしています。ハリウッドにもパクられる様な才能を携帯に取り込んだって良いはずです。子供っぽいと言われようが、誰も真似できないような超絶ギミック携帯で世界と勝負するなんてのも個性の発揮しにくい日本携帯にはありなはずです。
汎用液晶の様な1.5線級のデバイスを使ったNOKIAの諸いブランドビジネスに何時までも独走を許していいのか、日本のカメラモジュールや半導体デバイスなどの優れたパーツは韓国メーカのために存在するのでいいのか?日本メーカには奮起をお願いしたいのです。

て、車の話全然出てこねーし。(笑)本自体は、自動車好きの方なら非常に楽しめるものになっています。お勧めですよ!

【S60】【E70】BL-6C×2

eBayで落札したE70はNEWのはずでしたが、バッテリはボロボロ死んでました。(過放電だと思います。)
まあボディが新品同様に綺麗でしたので、クレームはつけませんでしたが実際に使うにはバッテリは必需品、702NKの互換電池BL-5Cを転用して使っていました。
まあでも2年くらいは経過したものですし、なんか電池持たない感じなのでBL-6Cを探しますが見事に売っていない。それではと頼みの綱のeBayを覗いてみるとありました。Nokia Originalと書かれた一品が出品されています。
ご大層にNOKIA純正品を使うメリットなども書かれています。ただし、値段が安い。1個£3.99、師匠に言わせればコピー品の値段でしょう。ダメでもこの値段だからねということで試しに2個購入してみました。
それで届いたのがこちらのパッケージ。師匠でしたら一発でコピー品を見分けられるのでしょうが、私には分りません。そもそもオリジナルのクォリティが分らないですからね。
一応フォログラムシールもありますし、とりわけおかしい所もありません。敢えて言えば、パッケージの印刷が悪い気もしますし(何度も言いますがオリジナルのクォリティは知りません。)、BL-5Cに比べると電池本体に巻かれた紙質も若干落ちるような気もします。
まあ値段的には純正品とは比べるべきものでもないので、コピー品の可能性が高いのですが今のところ問題なく使えている感じです。バッテリはケーブルやケースなどのアクセサリと違い、発火や爆発などのガクブルなトラブルもありますので純正品を使うのが一番なのですが。

【S60】【E70】AirMacがダメならFONがあるじゃないか

自宅のAirMacExpressに繋がらないのがE70の悩みと書きましたが、実はFONでも接続が出来ていなかったのです。
E60、E61、E70のFirst ESeriesはWLANとの相性が有るみたいでE61などでも接続に苦労されている様子がブログなどでも見受けられます。
実は失念していたのですがFONは接続ツールを配付していたのでした。これは試してみる価値は有りと配付されているアプリを試してみました。
結果としてはバッチリ繋がるようになりました。なぜかprivateのアクセスポイントには繋がるのですが、パケットが落ちてこないのです。というわけで公開のアクセスポイントに接続することにしました。

設定でAuto connectionをyesにしておけば、自動的に接続されるように有ります。ただし、privateなAPを先に掴みに行ってしまうのでこの場合は一度接続を切ってあげる必要が有りますが。(切った後は自動接続)
そんな訳で家でも外出先でも通信は確保しました。E70の行動範囲がまた広がりました。今度来るアレと合わせて”ちょっと不自由な”コンビで運用しようかな。