アーカイブ : 2008年 6月

【MISC】皇居も夕暮れですな

G900で撮影、E90のRescoViewerでリサイズ、モブログにて投稿。

【UIQ3】【G900】Coreplayer Mobileを試してみる

CoreplayerはPDAやスマートフォンを幅広くサポートするアプリケーションで動画再生能力の高さには定評があります。
Symbian版が登場した折には早速S60 3rd版を購入して試してみましたが、WindowsMobileでの利用時に比べて相当劣る能力しかなく期待を下回るものでした。
G900を購入してリニューアルされた標準のメディアプレイヤーを試してみましたが相変わらず1時間を超える動画に関しては再生が出来ないようです。(検証中)
そんなこともあって1.25にアップデートしたCoreplayerを試してみることにしました。
まずは使い勝手においては標準のメディアプレイヤーに圧勝です。プレビューを見ながらの送り機能や前回の停止位置を記憶しておく機能など便利機能満載です。(標準プレイヤーでもResume機能がつきました。これは嬉しい。)また再生時の画面サイズなども多彩な設定が出来、フルスクリーンでの表示や利き手に応じたランドスケープが切り替わるのも便利です。ただしその分設定は複雑で、メニューの判り辛さも手伝っていろんな所に散らばった設定を探すのが大変です。
肝心の再生能力ですが、QVGA、MPEG-4/AAC 384kbpsの動画を再生してみましたが
全く問題なし、A2DP再生時でも音飛びや遅れは出ませんでした。画質に関してはかなりきれいです。ただし、ソースによっては必要以上に綺麗に見せようとしているためシャープさが協調されており、その分輪郭部分がジャギーっぽいです。このあたりは標準のメディアプレイヤーの方が好ましい映像を再生します。好みが別れるところだと思いますが。
驚いたのはE90向けにエンコードした768kbps、720×320のMPEG-4動画を再生したことです。強制的に両端が切られてしまうものの、スムーズに再生されます。(後ほど試したら時間が経過するとかなりカクカクします。やはりWVGA向けにエンコードされたものはキツそうですね。)
これがE90のフル画面だと紙芝居になってしまいます。そこで思ったのはCoreplayerはファイルのビットレートや画面サイズが問題なのではなく物理的な液晶サイズ、つまりE90のようなWVGAのような機種だとパワー不足を露呈させてしまうのではないかと思いました。
はっきり言ってQVGA最強と言う感じです。
CorePlayerの残念なところはお試しが出来ないことです。$29.95と決してお安くない値段でこれは致命的。デモ版が配付されるようになれば、もっと普及すると思いますけどね。

【S60】【UIQ3】【G900】M-FEPがOpen Signed Onlineに対応!

M-FEPがOpen Signed Onlineに対応しました!Symbian Signedの開発者向けの認証方法が変わった事も有り、新機種でのM-FEPインストールが事実上不可となっておりました。今回の対応により、Symbian SignedのWebサイトで登録を行う事により端末へのインストールが可能になります。
早速、G900にインストールしてみましたが、起動時に何度かエラーが出たもののそれ以降は問題無く使えています。
NOTEとQuickOfficeに日本語入力出来ましたが、それ以外はだめですね。将来公開されるAll-TCBの付加されたFreeware版に期待したいと思います。
出来るだけ大勢の人、多くの端末が良いのでインストールして気付いたことがあればDigilife掲示板に書き込んでいただくといいと思います。

G900の新NOTEに日本語入力できました。All-TCB版に期待!

【MISC】銀座mediaspot

メトロ銀座駅にあるmediaspotです。hpの製品が展示してあるのとともに有料ですがインターネットの利用が可能です。
久々に絶滅種と思われたPDAを発見しました。ipaq 212でっけー。しかしこの位のサイズがあればWLAN付きですし、インターネットアプライアンスとして申し分ないですね。厚みが減ればもっといいと思います。
まあ私の場合NOKIA N810に逝っちゃうんでしょうけど。

【MISC】Symbian Summit Tokyo 2008の招待状が来た!

Symbian Summit Tokyo 2008のINVITATION CARDが届きました。
去年は登録は済ませていたのですが、仕事の関係で残念ながら行けませんでした。今年は仕事を休んで必ず行きたいと思います。

6月30日までに登録された方で、当日先着100名に「Symbian OS Architecture」がプレゼントされるそうです。

2008年7月17日(木) ウェスティンホテル東京にて開催です。

事前登録はこちらから。

【MISC】これかあ!MRA協定

PHS300を片手に向かうところ敵無しの?某氏から聞いた話で将来的にFCCで認可を受けた機器なら日本で使える、つまり法的な規制を受けないという話を聞きました。
ええー、そんなのあるのーという感じでしたが、この手の項目をアメリカが年次改革要求に盛り込んでくるのはあり得る話で、スマートデバイス寄り合いでも話題にりました。某氏がソースはどこ?なんて聞いてきましたが、どこなんでしょうね。(笑)
そんなわけでGoogle先生にFCC,日米協定と入力してみると一発で掛かりました。
総務省やるやん!(いやこの場合Google先生を賞賛するべきか。)
出てきたのはMRA協定という耳慣れない言葉

平成19年度 MRA法改正について

相互承認に関する協定(以下「相互承認協定」という。)は、二国間の国際約束であって、機器及び製品を一方の国で販売、使用等する際に当該国の法令により
求められる技術基準への適合性を判断するために行う検査・認証等の手続(以下「適合性評価手続」という。)について、他方の国の第三者機関(以下「適合性
評価機関」という。)で実施して、その結果を相互承認協定の締結国が相互に受け入れることを定めたものです。

とこれだけじゃ何のことか分らない。

そこで、今般の日米協定では、締約国に対して、相手国の適合性評価機関で行われる適合性評価手続の結果については、適合性評価を受ける機器の原産地や供給
者の国籍を問わず受け入れる義務を課すこととしていることもあり、これらを勘案し、MRA法において登録外国適合性評価機関への申請者に係る制限を廃止す
ることとしました。

簡単に言うと海外メーカであろうと例えば海外の認証機関FCCなどで評価が行われていれば、日本で使用していいことになるようです。

ただし、海外での認証機関の評価を受けていればなんでもよろしいと言うようなアナーキーなものではなくて、やはり日本の法令などは守らなければならないのは当然です。

登録外国適合性評価機関の認定等を受けた者に対する義務及び監督措置

①電気通信事業法

②電波法

こうしたものは守らなければならない、しかし読んでいけば分りますがこれは海外メーカが日本参入する場合や輸入代理店が日本で販売を行う場合に適用されるものです。我々、、、あいや個人でそれらを輸入し使いたい人はどのように考えればいいのでしょうか?やはり上記の法律は最低限厳守しなければならないと思います。
確か電波法では特例として3Gの携帯電話に関しては海外ローミングを目的に利用が許されていたはずです。どちらが上位として規制を免れるかということになりますが、せっかくこの協定に基づいていざ機器を持ち込んでも電波法に規定されて販売が出来ないなんていう海外メーカが出たらえらいことなのでMRA協定の方が優先されるということはなんとなく想像できます。

じゃあ実際どんな機器がその協定の対象なのでしょうか。

日米協定で対象となっている分野は、いわゆる「通信端末機器」及び「無線機器」と呼ばれるものです。「通信端末機器」とは、電気通信事業者の電気通信回線
設備に利用者が接続する機器であり、具体的な機器の例を挙げれば、固定電話機、FAX、データ通信用のモデム等が挙げられる。一方、「無線機器」とは、電
波を送り又は受けるための電気的設備をいい、携帯電話端末、コードレス電話、無線LAN、アマチュア無線、トランシーバー等が該当します。

携帯電話端末!無線LAN!ですとぉー!!!
単純に輸入して売っちゃってもいいとか単純なものではなく、何らかの届出が必要な気がしますがFCCで公開されている資料を添付すれば事務手続きだけで済みそうな気もします。並行輸入業者とか個人輸入でも比較的簡単に認証が取れるのではないかと思うのです。ただ図を見る限りではFCCさえ取得されていれば、日本国内での認可は何も必要ないようにも見えますがこの辺はよく内容に精通した方がいらっしゃったら教えてください。

なんとなく現在の”限りなく黒に近いグレー”というところから”限りなく白に近いグレー”辺りにはなりそうな気がします。なんでもありのカオスな状態は良くないものの、もともとは電波を利用するにあたって認可を受けたり、正しく利用したりしているものが妨害などにより利益を損なわないように規制をしているもののはずです。同じ利用目的、つまり携帯電話として使うことがローミングだから良くて、国内通話利用だからダメなんてことはありえないはずです。
米国への通信機器関連の輸出は全体の1/3にも上るとかかれており、単純なアメリカの権益確保とも言えない日本のメーカにもメリットのある話なのでその面でも支持できます。
私のかぼちゃ頭で理解できる(大きな勘違いの可能性もあり)のはこの位ですが、ぜひ専門知識のある方には続報をお願いしたいです。

【UIQ3】【G900】G900レビューその1 外観編

世はiPhoneの話題で持ち切りですが、やはり時代はUIQです。(大ウソ)まあ一応タッチオペレーションのスマートフォンとしてはパイオニアな訳でUIQ野郎としてはやはりレポートしない訳にはいきません。まずは外観を中心にSony Ericssonの最新スマートフォンG900を紹介していきます。
まず気付くのはこのG900が現在市販されているSony Ericssonの中で最もハイスペックな端末であることです。HSDPAに対応していない事から、その辺りをどう考えるかというところはありますが、同じくUIQ3を採用しているP1iのカメラが3メガピクセルにとどまっている事から現在のSony Ericssonのなかではスペック的には最強端末になっています。特に外観的には際立った所も無く、派手さも無いこの端末がSony Ericssonの中でフラッグシップになってしまっている事には過渡期の事とは言え驚きを感じずには要られません。その辺りが現在のSony Ericssonの悩みであり、問題点であると言えるでしょう。

Generation-Webがターゲットの端末。G900はGeneration-Webと呼ばれるインターネット世代を対象とした端末だそうです。G900のGはGeneration-WebのGという訳ですね。WalkmanやCyber-shotの若年層向けの端末でない、やや落ち着き始めた、ただしインターネットには普通に接しており新しいものには比較的興味があるようなG35世代位がターゲットのようです。
それならば、この渋めのカラーリングも大人しめのデザインも納得いくというものです。

手に持ってみました。薄く非常に軽いです。重さについては100gを切りました。薄くスクエアな筐体な為ソリッド感があってそこそこ高級感もあります。写真で見るほど親父臭くもなく、結構カッコいい仕上がりになっています。

少し前の海外製Cyber-shotとデザインテイストは同じですが、非常に薄型なのでよりかっこよく見えると思います。
ちなみに液晶サイズは2.4インチのQVGA、大型液晶を搭載する機種が増えている現状ではかなり小さく感じます。

上部は電源ボタンのみのシンプルなもの、電源ボタンはかなり小さいので想像の通り押し難いです。

こちらは右側面です。ボリュームボタン、キーロックスイッチ、カメラ用のシャッターボタンなどが配置されます。シャッターボタンは死ぬ程押し辛いです。また持ったとき自然に指がかかる様な位置でもないのでこれも使い難さを増大させます。
この辺はN95あたりの使い易さを見習って欲しいものです。

左側面です。なぜかこんなところに充電&データポートが配置されています。従来通りのボトム部分が望ましいのです。クレードルなどがM600iなどから転用出来ないですね。

左側面下にあるのがストラップホルダー、こちらは従来のバッテリーカバー内の引っかけ式から、P1i以降採用された金属製のフックになっています。

背面には5メガのカメラとフラッシュ、スピーカ(スリット)などがあります。

5メガピクセルのカメラは前述したシャッターの押し辛さに加えて写りも今イチな気がします。この辺の詳細はまたレポートしたいと思います。

意外と打ち易いのがこのキーパッド、電話番号入力や簡単なメモでは全く打ち辛さを感じません。押した時のクリック感も非常に良いです。またナビキーも見た目から想像より操作し易くなかなか良いです。

バッテリーカバーの開き方はいままでのP990iやM600iのスライド方式では無く、上に引っ張り上げる様になっています。
今までの常識で上に無理矢理押し上げていたら壊していた所でした。

注目なのはバッテリーが逆さまに配置されている所、今までに端末の向きとバッテリーの向きは同一だったためちょっと驚きです。

M2スロットがバッテリーカバーを外さないと取り出し出来なくなった様なのは非常に残念。 

スタイラスは割と常識的な治まり。がっちりとボディに固定されているので抜け落ちてなくす事は少ないのではないでしょうか。

スタイラス上側の黒いものがG900用、ブルーがM600i用。長さは短くなっていますが、剛性は高い感じで使い辛さは感じませんでした。

M600iとサイズを比べてみると若干幅が狭くなり、若干長くなっています。

薄さもかなり薄いと評判だったM600よりさらに薄いです。

N95 8Gと比べるとさらにその薄さは際立ちます。
G900は想定している年齢層がやや高めのため、落ち着いたカラーリングやデザインとなっています。ただ実際手に取ってみると薄く、質感もまあまあで非常にカッコいいです。また今までのPシリーズに比べると非常にターゲットが広がっていますので、これはこれでデザインとしては正解じゃないかと思います。
ただ、本来はSony Ericssonのトップモデルにはなり得ないはずが、たまたまとは言えトップになってしまっている事に非常に憂慮します。なぜ発売がかなり先になるXPERIAの公式披露がかなり速く行われたが分かろうというものです。
メーカにとってハイエンド端末はユーザへ先進性をアピールする最高のものですし、フラグシップともなればメーカの顔です。
そういう意味でSony Ericssonは、更にハイエンド機へのてこ入れが必要になりますね。

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【S60】【iPhone&iPod Touch】iPhone vs N95

ジョブスの基調講演と言えば、数年前まではフィル・フィラーおじさんと組んでのPhotoShopレンダリング競争でした。
”ワン・ツー・スリー”ハイエンドPCとMacで同じ素材にフィルターを掛けてレンダリング競争、お約束通りMacが勝利するという事になりPowerPCの高速性をアピールするというのがお馴染みの出し物となっていました。
まあそれも今は昔、IntelCPUを採用した今となってはアレはネタだよね(当時から論争を呼んでいてPhotoShopでも作業に応じてはPCの方が高速なものはいくらでもあった。)というのが定説になっている。
で今回はBrowser対決。NOKIA N95、Treo750との対決だがiPhoneが圧勝というパターンです。3G(HSDPA)の高速性をアピールする為にダシに使われた訳ですが、Webサイトはいろいろなものがあって全てのページで同じ様な結果が出るかというと疑わしい、特にN95はWebkitという同じエンジンを使っている訳だからそれ程レンダリングスピードに差が出るとは思えない。
後はCPU性能がiPhoneが倍程もあるのでその辺りが違いとして出ているのかも知れないですね。
まあ自分的には速い事には嬉しいに違いないので、NOKIAが奮起して自社ブラウザを改良してくれる事に期待したい。
何度もエントリにあげているが、ライバル達に標準ブラウザは遅れ始めている、明らかにスピードならOperaが速いし、確かに表示の美しさは認めるものの、美しさだったらiPhoneの方が優るのだから。。。
はなから置き換えられるのが前提のPIEの様な存在になったら悲惨なので、NOKIAには至急の改良をお願いしたい。
とNOKIAとM$を煽った所で終わり。(笑)

やっぱiPhoneはA-GPSなんだね。残念。

【UIQ3】【G900】G900のマクロ

G900はカメラ性能に期待していたところがありますが、使い勝手も含めちょっと期待はずれなところがあります。
P990iは2メガピクセルながら好ましい画を吐いてくれるので期待は大きかったのですが、どうもG900のカメラは画素数倒れなところがあるようです。その辺は今後詳しく検証していくことにして、とりあえずマクロ撮影に挑戦してみました。
缶コーヒーのおまけのミニカーでパチリ。ピントはダッシュボード辺りに合うように撮影しました。

細かいダッシュボード周りの造作もきちんと描写されています。この辺は腐っても5メガピクセルということでしょうか。
だいたいピントが合うのは被写体から6~7センチというところです。まあ携帯カメラですからこの辺は仕方ないですね。

ミニカーの大きさ。写真ではちょっと分かり辛いですが、メモリースティックDuoより一回り大きいです。しかし市販のミニカーよりは一回り小さいので、かなりコンパクトな被写体であることは判ると思います。

シャッターの押し辛さなど不満点はあるものの、このマクロ撮影(最初は出来ないと思っていた。)のお陰でややカメラに関する印象は改善しています。後は普段撮りの屋外の画質などが良ければいいのですが、その辺は追ってレポートします。

【iPhone&iPod Touch】iPhoneキター

iPhone3G発表されましたね。世界同時発売の様で7月11日、ソフトバンクショップでの販売が開始されるようです。(AppleStoreでは日本では販売されない。)
お値段は米国価格でしょうが16GBモデルが$299、8GBモデルが$199の事です。日本では34,000〜35,000位で売られるのかな?懸念されていた日本語入力にはマルチタップが採用されます。手書き文字認識にも対応するようですね。
残念ながら期待したGPSはA-GPSに留まっているようです。ちゃんとGPS内蔵でした。ピザ屋にはGoogleMapsから電話できるんか。(笑)
しかし、iPhoneはこのモデルが本命だった訳ですね。Appleは初代iPhone発表以降、各国のオペレータと交渉を重ね携帯業界のリサーチを行っていた訳ですね。結果的には携帯電話のビジネスモデルとして導入し易いインセンティブモデルを選んだ訳です。アーリアダプタたちも十分楽しんだだろうから、そんなに非難の声は上がらないだろうけど。
最初はプレミア性を高め、性能、コストパフォーマンスを上げたモデルでインパクトを与えるというAppleの手法はここでも遺憾なく発揮されていますね。またその為に今回はインセンティブというビジネスモデルがうまく利用された感じがあります。
例の世界自動車戦争論でも書きましたが、ブランドビジネスというのはそういうものでアップルがロイヤリティビジネスをキャリアに要求する以上、SIMロックと契約縛りの両方は必ず出てくるわけですね。一方でまだ分りませんが、インセンティブを導入しても世界ワンプライスなら転売される可能性も低いわけですね。
いままでは縛りの解約違約金を払っても海外にもって行けば元が取れたわけだけど、海外で同じ値段で売ってたら誰もやらんわな。
まあなんとなく買う気になっていることは確かです。(笑)意外とすぐ飽きそうな気もしもすけどね。