【UIQ3】【G900】G900レビューその1 外観編

世はiPhoneの話題で持ち切りですが、やはり時代はUIQです。(大ウソ)まあ一応タッチオペレーションのスマートフォンとしてはパイオニアな訳でUIQ野郎としてはやはりレポートしない訳にはいきません。まずは外観を中心にSony Ericssonの最新スマートフォンG900を紹介していきます。
まず気付くのはこのG900が現在市販されているSony Ericssonの中で最もハイスペックな端末であることです。HSDPAに対応していない事から、その辺りをどう考えるかというところはありますが、同じくUIQ3を採用しているP1iのカメラが3メガピクセルにとどまっている事から現在のSony Ericssonのなかではスペック的には最強端末になっています。特に外観的には際立った所も無く、派手さも無いこの端末がSony Ericssonの中でフラッグシップになってしまっている事には過渡期の事とは言え驚きを感じずには要られません。その辺りが現在のSony Ericssonの悩みであり、問題点であると言えるでしょう。

Generation-Webがターゲットの端末。G900はGeneration-Webと呼ばれるインターネット世代を対象とした端末だそうです。G900のGはGeneration-WebのGという訳ですね。WalkmanやCyber-shotの若年層向けの端末でない、やや落ち着き始めた、ただしインターネットには普通に接しており新しいものには比較的興味があるようなG35世代位がターゲットのようです。
それならば、この渋めのカラーリングも大人しめのデザインも納得いくというものです。

手に持ってみました。薄く非常に軽いです。重さについては100gを切りました。薄くスクエアな筐体な為ソリッド感があってそこそこ高級感もあります。写真で見るほど親父臭くもなく、結構カッコいい仕上がりになっています。

少し前の海外製Cyber-shotとデザインテイストは同じですが、非常に薄型なのでよりかっこよく見えると思います。
ちなみに液晶サイズは2.4インチのQVGA、大型液晶を搭載する機種が増えている現状ではかなり小さく感じます。

上部は電源ボタンのみのシンプルなもの、電源ボタンはかなり小さいので想像の通り押し難いです。

こちらは右側面です。ボリュームボタン、キーロックスイッチ、カメラ用のシャッターボタンなどが配置されます。シャッターボタンは死ぬ程押し辛いです。また持ったとき自然に指がかかる様な位置でもないのでこれも使い難さを増大させます。
この辺はN95あたりの使い易さを見習って欲しいものです。

左側面です。なぜかこんなところに充電&データポートが配置されています。従来通りのボトム部分が望ましいのです。クレードルなどがM600iなどから転用出来ないですね。

左側面下にあるのがストラップホルダー、こちらは従来のバッテリーカバー内の引っかけ式から、P1i以降採用された金属製のフックになっています。

背面には5メガのカメラとフラッシュ、スピーカ(スリット)などがあります。

5メガピクセルのカメラは前述したシャッターの押し辛さに加えて写りも今イチな気がします。この辺の詳細はまたレポートしたいと思います。

意外と打ち易いのがこのキーパッド、電話番号入力や簡単なメモでは全く打ち辛さを感じません。押した時のクリック感も非常に良いです。またナビキーも見た目から想像より操作し易くなかなか良いです。

バッテリーカバーの開き方はいままでのP990iやM600iのスライド方式では無く、上に引っ張り上げる様になっています。
今までの常識で上に無理矢理押し上げていたら壊していた所でした。

注目なのはバッテリーが逆さまに配置されている所、今までに端末の向きとバッテリーの向きは同一だったためちょっと驚きです。

M2スロットがバッテリーカバーを外さないと取り出し出来なくなった様なのは非常に残念。 

スタイラスは割と常識的な治まり。がっちりとボディに固定されているので抜け落ちてなくす事は少ないのではないでしょうか。

スタイラス上側の黒いものがG900用、ブルーがM600i用。長さは短くなっていますが、剛性は高い感じで使い辛さは感じませんでした。

M600iとサイズを比べてみると若干幅が狭くなり、若干長くなっています。

薄さもかなり薄いと評判だったM600よりさらに薄いです。

N95 8Gと比べるとさらにその薄さは際立ちます。
G900は想定している年齢層がやや高めのため、落ち着いたカラーリングやデザインとなっています。ただ実際手に取ってみると薄く、質感もまあまあで非常にカッコいいです。また今までのPシリーズに比べると非常にターゲットが広がっていますので、これはこれでデザインとしては正解じゃないかと思います。
ただ、本来はSony Ericssonのトップモデルにはなり得ないはずが、たまたまとは言えトップになってしまっている事に非常に憂慮します。なぜ発売がかなり先になるXPERIAの公式披露がかなり速く行われたが分かろうというものです。
メーカにとってハイエンド端末はユーザへ先進性をアピールする最高のものですし、フラグシップともなればメーカの顔です。
そういう意味でSony Ericssonは、更にハイエンド機へのてこ入れが必要になりますね。

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