【UIQ3】【G900】Coreplayer Mobileを試してみる

CoreplayerはPDAやスマートフォンを幅広くサポートするアプリケーションで動画再生能力の高さには定評があります。
Symbian版が登場した折には早速S60 3rd版を購入して試してみましたが、WindowsMobileでの利用時に比べて相当劣る能力しかなく期待を下回るものでした。
G900を購入してリニューアルされた標準のメディアプレイヤーを試してみましたが相変わらず1時間を超える動画に関しては再生が出来ないようです。(検証中)
そんなこともあって1.25にアップデートしたCoreplayerを試してみることにしました。
まずは使い勝手においては標準のメディアプレイヤーに圧勝です。プレビューを見ながらの送り機能や前回の停止位置を記憶しておく機能など便利機能満載です。(標準プレイヤーでもResume機能がつきました。これは嬉しい。)また再生時の画面サイズなども多彩な設定が出来、フルスクリーンでの表示や利き手に応じたランドスケープが切り替わるのも便利です。ただしその分設定は複雑で、メニューの判り辛さも手伝っていろんな所に散らばった設定を探すのが大変です。
肝心の再生能力ですが、QVGA、MPEG-4/AAC 384kbpsの動画を再生してみましたが
全く問題なし、A2DP再生時でも音飛びや遅れは出ませんでした。画質に関してはかなりきれいです。ただし、ソースによっては必要以上に綺麗に見せようとしているためシャープさが協調されており、その分輪郭部分がジャギーっぽいです。このあたりは標準のメディアプレイヤーの方が好ましい映像を再生します。好みが別れるところだと思いますが。
驚いたのはE90向けにエンコードした768kbps、720×320のMPEG-4動画を再生したことです。強制的に両端が切られてしまうものの、スムーズに再生されます。(後ほど試したら時間が経過するとかなりカクカクします。やはりWVGA向けにエンコードされたものはキツそうですね。)
これがE90のフル画面だと紙芝居になってしまいます。そこで思ったのはCoreplayerはファイルのビットレートや画面サイズが問題なのではなく物理的な液晶サイズ、つまりE90のようなWVGAのような機種だとパワー不足を露呈させてしまうのではないかと思いました。
はっきり言ってQVGA最強と言う感じです。
CorePlayerの残念なところはお試しが出来ないことです。$29.95と決してお安くない値段でこれは致命的。デモ版が配付されるようになれば、もっと普及すると思いますけどね。

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