【Service】日本通信がMVNOで3G定額サービスを開始???


日本通信、ドコモにレイヤー3の相互接続を申し入れ

モバイル営業マンさんのブログに[]この記事がきになる!『日本通信、今夏に携帯事業』という記事がありまして、Webにもソースが無いかなと思っていたら上記の記事がありました。

モバイル営業マンさんの所では今夏からとありましたが、こちらでは2009年以降とありますね。
現状の日本ではMVNO以外ではなかなか完全定額制のサービスは難しいと思っています。一人1台の3大キャリア的な状況ではなによりも安定性が第一にされてしまいます。特に日本の場合ネットワークに障害などが発生した場合、お上から指導が出ちゃうような国ですからね。
MVNOでデータ通信や通話にしぼった安価なキャリアや地域キャリア的なものが登場しない限りなかなか定額サービスは難しいのではないでしょうか。
そういう意味でPHS網を利用した定額データ通信サービスを展開する日本通信には期待をしたいです。

またこんな記事もありました。

NTTドコモが携帯電話の基本設計を抜本的に変更、OSにGoogleの「Android」を採用へ

NTTドコモは2010年までに携帯電話端末の基本設計を抜本的に変更するそうです。具体的には現在OSに統合されている「iモード」などの機能を切り
離し、OSを通話機能のみにするなどして簡素化するほか、OS自体もGoogleと共同開発した「Android」を採用するとのこと。

日本の問題はキャリアが独自サービスを展開している事ではなく、サービスを実現する為に独自専用端末の開発を強いていた事にあると思います。これがSIMフリー端末の登場を困難にしたり、他のキャリアで通話くらいしか使えない事から無意味化されていた原因でもあります。
”世界の孤児”auは難しいとしても、DoCoMoとSBMくらいはプラットフォーム統一が可能になるのではないでしょうか。実際パナソニックモバイルの端末はMOAPプラットフォームで、DoCoMoもSBM版も開発されていると聞きました。キャリアのコンテンツブラウザをOSから切り離すことにより、MNP後も同じ端末を使い続ける事が出来ます。
また専用端末でない事から、SIMアンロックにも意味が出てきます。
実際、フィリピンで始まったi-modeサービスは専用端末でない普通のNOKIA端末にブラウザのソフトウエアをインストールする事によりサービスを行っているとの事です。
MVNOから少し離れてしまいましたが、MVNOなどを展開するミニキャリアは端末の調達も非常に困難です。専用端末などもっての他でしょう。得意なサービスに特化したMVNOが数多く生まれれば2台目、3台目端末の需要も増えます。これが共通端末で提供できれば、メーカにとっては出荷台数が増え、開発コストが抑えられるため良い事ずくめになる訳です。またキャリアにとっても端末調達コストが下げられるというメリットがあります。
海外メーカにも参入チャンスが広がるでしょうね。
捕らぬ狸のなんとかですが、そんな期待を起こさせる記事でした。

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