【MISC】おやしぃ探検隊銀座を逝く

おやしぃとは、Symbian、WindowsMobile、iPhoneに至るまでマルチにプラットフォームをフォローし活躍されているプログラマ、コザック氏のつぶやき(twitterともいう)から生まれた言葉である。
おやしぃとは、ごくごく普通の人から見てうさんくさい、バカバカしいものを評して使われる言葉である。しかし、これが一度ガジェット好きのヲタクにかかると、評価は180度逆転し最高の評価を得る事になる。おやしぃとは、数々のガジェット達の事を表し、またそれにまつわる怪しい人たちの事でもある。そう最もおやしぃのは我々なのである。(おぃ

そして今回、輝かしいおやしぃ探検隊のターゲット第一号となったのは、究極のモバイルなる挑戦的なキャッチフレーズで発表されたNikonの秘密兵器UPである。確かに、おやしさはレッドゾーンをぶっちぎっており、おやしぃ探検隊のターゲットとしては最高と思われる。おやしぃ探検隊にはHMD(ヘッド・マウント・ディスプレイ)愛好者が複数存在し、彼らに取って無視出来ない存在でもあるのだ。
早速、某氏を隊長としておやしぃ探検隊が結成され、銀座ニコンプラザを探索する事が決定した。
また、今回の探検はオサレで素敵なおにぃさん、香港在住で世界の通信事情に詳しい山根師匠からのNOKIAのNSeriesから動画再生出来るか、ガッツリ調べてこい!という密命を帯びていた事も付け加えておく。

私は仕事の都合上、集合時間に遅れたがオサレな銀座のショールームが到着時、かなりおやしぃ雰囲気に包まれていたのは想像に難しくない。既に5人程のおやしぃオッサンによってUPは占拠されていたのである。一通り、先発隊メンバーはお試ししていた様なのだが、師匠のからの指令は完全には遂行されていないということで、某氏の持ち込んだN82に隊長の持ち込んだAVケーブル変換を刺して早速試してみる事にした。
まあ、その間フリーズさせて勝手に電池抜きリセットさせたり、電池切れたと言ってeneloopを新しくさせたり、なんだかよく分かっていないスタッフの人にAVケーブルを探させたのは内緒である。全ては任務遂行の為なのだ。

私も装着してみたが、大きさ自体は思ったよりも大きくなく、普通の大型ヘッドホンサイズである。バンド部分は収縮するのでフィット感も悪くない。デザイン的にもNikonの一眼レフカメラを思わせる黒に赤のアクセントを聞かせたカラーリングで、マニアックなNikonファンを満足させるものだろう。
ある一点を除けば、普段電車の中で利用してもうさんくさく見られないオーソドックスなヘッドホンデザインである。ある一点というのはそう、ディスプレイをマウントしたアームである、これがおやしさを大爆発させているのである。wこれは、ウェラブルコンピュータエバンジェリストの某教授の功罪でもあるのだが、どうみてもあのオヤヂを思い起こさせるおやしぃ人になってしまうのである。この時点で、おやしぃ探検対象としては最高の評価がえら得ると言ってもいい。

HMD愛好家でもある某氏をモデルにしたおやしぃ写真。髭もあいまってアイアンマンかよ状態なのはご愛嬌だ。

また実際の使用感としては、ディスプレイは高詳細で非常に奇麗に動画を再生する。これは一同が感心していた。ただしアームの固定がやや甘く、焦点がぼやけることがあったここは改善の余地があるだろう。出荷まではまだ時間があるので、可能な限り調整をお願いしたい。

変換ケーブルを使用したN82からの動画再生実験だが、結論から言うと成功した。某氏謹製のNOKIA変換ケーブルはなかなかであり、N82のGalleryから動画を選ぶときちんと再生が行われた。再生品質は非常に良い。また動画だけではなく、NOKIAのN-GAGEやエミュレータソフトなどと組み合わせるとゲームなども楽しめるだろう。非常に期待出来るガジェットなのである。
この模様はビデオに撮影したので、後ほどYouTubeにでもアップしたいと思う。
問題は、変換ケーブルの調達だがオプションとしてはiPod用が用意されるようだが、NOKIAとの互換性が無く、ここは現状では自作の必要が有る。某氏がケーブルを作成して50本程勝手に銀座ニコンプラザに置くようなので、興味の有る方はご購入いただきたい。(大ウソ)某氏がピン配線図などはブログで公開されていますから、それを参考に腕に覚え有りな方は自作するのもいいかも知れない。数百円の投資で制作可能(半田はいると思いますが。)なので、ぜひやってみて欲しい。

その他、PHS300との接続という、もう一つのおやしぃ実験も行われたが、こちらは接続こそ可能だったが、現在はサービスが開始されていませんという事でそれ以上先には進めなかった。ただしモバイル環境のでの通信はPHS300があれば問題なさそうである。

UPはHMDファンも納得のクォリティを有していて、一同意外な完成度に驚いたしだいである。やや高めの価格設定(まあ販売台数や性能を考えると妥当かもしれませんが)がネックですが、製品そのものの出来はNikonらしいマニアックさも含めて非常に高いと思います。

以上使命を果たした、おやしぃ探検隊は次のターゲット、おやしぃ会合に向けて赤坂に移動したのであった。(お仕舞い。)

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