【Symbian】【PureView】超絶のカメラ性能808PureView


MWCでのNokiaのプレス発表での主役はやっぱり、このPureViewでしょう。Lumiaの新機種がかなりローエンドよりの610だった事もありますが、Windows Phoneがあくまでも主役として扱われると思っていただけに、Symbian Belle搭載の808が端末発表の取りとして扱われるのは意外だった面もあります。


PureViewの特徴は何と言っても4,100万画素と言うスマートフォンのみならず、デジタルスチルカメラとしても超高画素な光学センサー搭載にあります。PureView Technologyと呼ばれるこの技術は5メガピクルセルの写真を撮影する場合、7ピクセルの画像なものを1ピクセルに集約しシャープさとクリアーな画像を出力するもので、画質の向上とファイルサイズの圧縮を狙ったものと思います。ビデオでは38メガピクセルと43メガピクセルという表示も設定に出ていましたので、そうした生のサイズの画像も撮れるのでは無いかと思いますが、PureView Technologyを使った写真の方が現実的なんでしょうね。Nokiaの専売特許のカールツァイスレンズとの連携で驚愕の写真を吐き出すのでしょう。
キセノンフラッシュ対応でNokiaブースでは、まるで昼間と見紛う写真を”Midnight! Midnight!”とアピールしていましたので、夜間撮影の性能も向上している事でしょう。
また、ズームのUIも素晴らしく指一本でスムーズに矩形選択し、ズームしたい所を選べば簡単に拡大写真が撮れる画質をロスしない、41万画素の余裕がなせる事でもありますね。

驚愕の画像サンプルはこちら。


ビデオ撮影にも死角は無いようです。ロスの無い4倍ズームとのことで、こちらも期待出来そう。1080pのビデオ撮影も可能で切り替えにより720p、360pの撮影が可能なようです。


取った画像はSNSや写真共有サービスへ、FacebookやFlickrは標準でサポートされており、microHDMIポートでTVへの出力も可能です。撮った写真を楽しむ方法にもぬかりはありません。


音の良さも問題無しのよう。プレスカンファレンスでもヨー・ハローさんがアピールしていましたがドルビーサウンドは優秀なようでこちらも期待出来ます。

PureViewはマルチメディア機能が発展途上にあるWindows Phoneの隙間を埋め、N8の後継機種として予想を遥かに上回る驚愕のカメラ性能で登場してきました。競合メーカがクワッドコアプロセッサというパワー面での性能向上をアピールする中で、実際の使用感に則った現実的な機能に特化して来た事はライバルメーカに対して消費者へのアピールも強く、MWCも大きな話題となる端末の1台となることは間違いありません。

価格は€450程度と言う事で、いつものNokiaの感覚から言うと4万円程度で買えるのでは無いかと思います。これはぜひ私も購入して、驚愕のカメラ性能を楽しみたいと思います。

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