【MeeGo】【Symbian】2011年Nokiaの話

Nokiaの来年についてが、何人かの重役たちによって語られています。従来Nokiaというのはこうした将来の情報については隠す傾向にあったのですがYouTubeで積極的に発売前の製品を公開したり、パワーユーザにレビューさせたり現在はこうした事前の情報公開もマーケティングの一つと考えているのでしょう。
Nokiaのエクゼクティブが語るNokiaの来年、1人目は工業デザイン担当上級副社長のMarko Atisaai氏がLeWeb 2010というイベントで語ったもの。
主にモバイルプラットフォームのUIやQtの開発について語ったようです。

UIに関しては2つの支配的なデザイン、iOSについてとUIを共有するAndroidとSymbianついてという形で説明を行ったとのこと。
iOSは”美しくエレガントで、学ぶのが簡単で驚くほど強制的。”またAndoroidとSymbianは”複数のカスタマイズ可能なホームスクリーン持つという事においてUIを共有する”
ただし、これらの代表的なUIのパターンは興味深いが、どこに(UIの)の革新の終着点があるのか見極めるのは困難だと 、Windows Phone 7の新しいUI提案を引き合いにして語っています。
またNokiaのデザイン・チームは全ての時間をMeeGo UIの開発に費やしており、UIについての具体的な説明は無かったものの2011年に”準備が出来て、驚くようなものとなったとき出荷される”と答えたそうです。

また必ず引き合いに出されるNokiaはAndroidを採用しないかという質問に対してはNokiaはプラットフォームとハードウェアの両方を手掛ける会社であり、Googleとデバイスメーカできちんと線引きがされているごく普通のビジネスモデルであるAndroidと違うという点から現在の状況に相応しくは無いと考えているようです。

The Nokia BlogからはNokiaの上級マネージャGunther Kottzieper氏が北京で行われたInternational Mobile Internet ConferrnceでNokiaの2011年の計画について語ったもの。
2011年第一四半期において新しいWebブラウザを含む50以上の強化とより直感的なUIをSymbainに提供。
第二四半期、第三四半期において新しいルック&フィールのUIの提供
第四四半期に於いてはよりパワフルなCPUとグラフィックスの提供、これには光学ズームカメラの対応も含まれるとの事です。

より具体性を帯びてきた上記のエクゼクティブ達の発言ですが、遅れてはいるもののNokiaがSymbianやMeeGoで予定していたスケジュールで動いていると思います。
特にQ2、Q3のSymbianのルック&フィール変更はMeeGo HandsetUXと密接に関わり合いがあると思われQtベースになるのは間違いないと思われます。
という訳で来年はNokia大反抗の年になると思って期待したいと思います。頼むよ。。。

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