【Windows Phone】【Lumia920】Lumia920レビューその1 ソフトウェア編

今回はソフトウェアを中心にレポートします。Lumia920がWindows Phone 8を搭載してUIや内蔵アプリケーションがどのように変わったか、使い勝手はどうなのかお伝え出来ればと思います。

・自由度が増したスタートスクリーン

Windows Phoneの特徴と言えばこのスタートスクリーン。アプリケーションショートカットとWidgetの様な情報表示を併せ持つLive Tile(ライブタイル)が敷き詰められています。このLive Tileの大きさを2倍のサイズや1/4サイズに自由に変更出来ます。もちろん従来と同じく位置の移動も簡単に出来ます。
上記右側のLive Tileの下にある矢印を操作する事によりTileを拡大縮小出来ます。

・日本語環境と日本語入力

今回購入したのはUK SIMフリー版ですが、標準で日本語ロケールが搭載されていました。言語環境は最初の起動時に選べる様になっています。AT&T版は入ってないところからキャリアが搭載言語を選んでいる結果であって、基本SIMフリー端末なら日本語が含まれているようです。

扱い易くなった日本語入力

従来のWindows Phoneで不満だったのはフリックの操作に対する追従が非常に悪かった事。これが改善されて非常にスムーズに入力出来る様になりました。

絵文字類も充実しました。絵文字の種類が増えただけでなく、従来の絵文字選択のUIが縦型から予測変換などと同じ横型のUIになった事で使い勝手が良くなりました。

・音声操作

音声入力に様々な操作が出来ます。
 電話の発信
 アプリケーションの起動
 SMSの送信
 メモ(OneNote)を作成
 Web検索
ただし、私が試して可能だったのは電話の発信とアプリケーションの起動でした。
ヘルプにも無い事から、日本語ではサポートされているのは電話とアプリケーションの起動のみと思われます。

・バックアップ

 アプリ一覧+設定
 SMSメッセージ
 フォト
をSkyDriveにバックアップ出来る様になりました。

・ウォレット

日本では使えるサービスはほとんど無いと思うのですが、上記の様にアプリストアの為に登録したキャッシュカードは自動的に登録されています。

・共有機能の強化

共有には新たに
 タップ+送信
 Bluetooth
の項目が増えています。タップ+更新はNFCを利用して端末同士をつき合わせ画像などの交換を行います。
個人的に嬉しいのはBluetoothによるファイル転送が扱い易い事。MacBook Airでは問題なく、画像ファイルの転送が行えました。

・Internet Explore 10

ブラウザもバージョンが一つ上がりアップデートされています。IE9に比べてサイトの表示が自然になり、読み込みも速くなっています。(対Lumia710比)

この他にも子供を端末で遊ばせる(時の)ための機能キッズコーナーやPeopleのグループ機能(特定メンバーのみを招待してグループ内のみでコミュニケーション。)であるルームなどの新機能もあります。

全体的には色々な機能がブラッシュアップされて使い易くなっていると思います。Windows Phoneには通知センターの様な機能はありませんが、一部上部に情報がポップアップする場合があり(サードパーティ製品なども)次期OSではこうした機能が採用されるのかと思いました。

さて次回はマルチメディアとNokia製プリインストールアプリに付いて紹介しようと思います。

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