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【WindowsMobile】【XPERIA X1】X1のリアハウジング交換

parutanさんのエントリで報告されてたX1の筐体クラックですが、気になって自分のX1を観てみると全く同じ場所にクラックが(泣)
まあ、そんな時は交換筐体を探すのですが、やっとのことで探したオンラインショップはブラックのみ、意を決してメールしてみると”シルバーの筐体は持っていないけど、納入業者に確認してみる。”との返事が、数日後入荷のメールがありオンラインで注文可能になっていましたので当然の如くぽちったのでありました。
ハウジングは昨日到着。筐体+バッテリーカバーとキーボードの構成です。
どこかでService Manualをダウンロードしておいたはずですが見つからず。結局YouTubeのこの動画を参考に分解を行いました。

※当然のことながら公開している方法を行って、いかなる損害を被っても私自身は何もして上げられません。自己責任ということでお願いいたします。
まずは付属品等を外します。バッテリーカバー、バッテリー、スタイラス、microSDカード。最終的には基盤がむき出しになるので、金属等に触って静電気を飛ばしておくのもいいでしょう。

続いて、ボトム側(ソニエリエンブレム側)のカバーを外します。三角の端部からオープナーやギターピック型の工具を差し入れ、慎重に爪を剥がしながら外していきます。
ソニエリエンブレムのとこにも爪があるので、端末の外側が浮いた時点で慎重にかつ大胆に引き上げて外します。

スピーカーモジュールの取り外し。プラスビスを外し、ビス穴側を持ち上げるようにはずしていきます。ビスの反対側にも爪あり。

カメラ側のビス化粧の外し。化粧のビス隠しが2カ所あります。こちらは切り欠き部分に尖ったものを差し入れ慎重に浮かして行きます。(私は安全ピンを使用しました。)

4カ所のビスを外します。ボトム部分2カ所、カメラ部分2カ所です。

カメラ側は星型ドライバ。

ボトム側はプラスビスです。

メッキのされたサイドモールが背面カバーとの境目なので、ここにオープナーを差し込んで慎重かつ大胆にパキパキと外していきます。USBポートのところがやや外れ難かったですが、それなりに外すことが出来ました。

基盤が見えてきました。この状態で背面ハウジングが交換できます。

後は外した手順に基づいて新しいハウジングを元に戻していくだけです。
割れた場所はプラスチック製で非常に薄く細い、いかにもストレスに弱そうな場所です。必要以上に神経質になる必要は無いと思いますが、構造的な問題でウィークポイントではありますね。

という訳で、思い切って力を込める事が必要な場面もありますが、慎重に行えばビスやパーツ数も少ないので、よほど不器用で無い限りそれほど難易度は高くないと思います。
ただし工具等はP1iの交換筐体に付いてきたものを使用しましたが、ビス山が非常に小さいのでかなり小型のものが必要になります。プラスビスも市販の精密ドライバよりもP1iのオマケの方が使い易かった位です。

ちょっと液晶側のメッキ部分に小傷が付いているのでこちらもバラしたい衝動に駆られましたが、ボディから完全解体が必要なので今回は止めておきまし
た。紙テープ?や絶縁テープなど液晶ハウジング内はテープ処理されたところが多いので、まずはこれらを準備してからだと思います。

少々の器用さは(ごく一般的なもの)必要で万人にお勧め出来るものではありませんが、クラックの場所はちょっとしやれにならない(バッテリーカバーのラッチ部分)ですので、最後の手段としては一つの選択肢でしょうね。

【UIQ3】【P1i】【WindowsMobile】【XPERIA X1】銀と黒はProffesionalの印~♪

Sony Ericssonは歴代のハイエンドスマートフォンにPの文字を付けてきました。PはProfessionalのP。バリバリのビジネスマンやハイエンドを求める先鋭的な層をターゲットにしてきました。残念ながら今後UIQデバイスが発売される事は無くなりましたが、Sony Ericsson的には従来のハイエンドの位置にはXPERIAを持ってきて、UIQはよりライトな層をターゲットとしたミドルエンドをカバーするデバイスと考えていたようです。

縦はX1の方が若干長く、幅はP1iの方が若干大きいです。ほぼ同サイズのデバイスにP1iを大きく上回る性能を与えたのがX1と言ってもいいかもしれません。

で、XPERIAとP1iですが並べてみれば同じデザインの系譜の中にいる事が分ります。
銀と黒基調のツートンカラー、シルバーの液晶廻りと、黒いキーパッド。OSこそ違えど、デザイン的にはフロントQWERTYなP1iをスライドキーボードにしたのが、X1と言っても差支えないと思います。

厚さは若干X1の方が厚いがスライドキーボードを持つ事を考えればかなり立派。やはり後続機として進化しています。

X1はP1iに比べると、若干大きく重くなってしまいましたが、コンパクトな筐体に高性能を詰め込むというソニエリらしいコンセプトとは引き継がれています。
時期XPERIAがどうなるのか、P1iのコンセプトを引き継ぐようなSymbian Foundationのデバイスが出るのか気になるところであります。

【WindowsMobile】【XPERIA X1】X1のオサレなケース

Chaiさんのご好意により共同購入に参加させていただき、X1用のオサレなケースNoreveのTradition leather caseをゲットしました。革が特別仕様のSandy Vintageという仕様で、正にサンドカラー高級な感じがします。
いままで、この手の高級ケースはCovertecとPiel Framaのものを買ったことがあるのですが、どちらも同じようなフリップつきで似たような傾向でなかなか高級感がありました。ややPiel Framaの方が機能的かなと思いましたが、このNoreveはそれに加えてオサレですね。Chaiさんお勧めでしたが、シルバーのX1にサンドは良く合うと思います。

ブリスターに入ってきました。今までが化粧箱だったのにやや意外です。

と思いきや、ブリスターの中に化粧箱が。なるほど高級ケースらしい。

付属品は全てでこんな感じです。ケース、フリップの金具用ドライバ、金具とフリップ止めのネジ。

装着してみました。クリップは着けなくて運用します。当然専用品だからぴったり。ベルクロや透明ビニルでとめない仕様も良いですね。

上部も電源ボタン、オーディオプラグへのアクセスは問題ないです。電源ボタンが一見押しにくそうに見えますが、大丈夫です。
ちょうど電源ボタンの上あたりがマグネットになっていて、フリップを抑える役目を果たします。

こちらが右側面。当然カメラやボリュームボタンにもフルアクセスできます。

左側面も同じ。ミニUSBポートにもきちんと刺せます。スピーカーもきちんと穴が開いています。

背面もカメラはきちんとくり貫かれています。操作や機能の利用は問題ないですね。

この通り装着したままでキーボードが引き出せます。スムーズにスライドします。(ややボディをフックしてる革を広げたほうが良いようです。)

側面がフルにカバーされている訳ではないので、落下などには注意が必要です。ただし、革自体の厚みが無く装着してもそれ程大きくなった印象が無いので、機動性は良いです。日常、何の気兼ねも無く、気を使わないで持ち歩くには非常に良いですね。
この季節はコートのポッケに放り込んでおけばオッケーですし。X1に良く合うオサレなケースだと思います。

【WindowsMobile】【XPERIA X1】X1のクレードル

サードパーティ製ですが、eBayでクレードルを購入してみました。Sony EricssonのデバイスはP800やP990iなどかっこいいクレードルが付いてきましたが、X1にはありません。NOKIAなどでも最近のハイエンド端末でも付いているものは無いので、この辺はGSMの常識なのかもしれません。基本的には自分も必要性はあまり感じていないのですが、物珍しくてなんとなく買ってしまいました。(^^;

こんな風に縦置き、かつminiUSBポートが側面に有るのでケーブルが横指しです。

予備のバッテリーが単体で充電出来る優れもの。ただAC経由じゃないと同時充電は無理なんでしょうね。(未検証)
青色LED(電源マーク)、赤色LED(電池マーク)ですが電源が給電状態という事を表示してるだけで、特に充電の完了等を知らせてくれるものではないようです。

背面のminiUSBポート。純正のACアダプタを刺す事が出来ます。

付属のACアダプタ。よく考えてみるとeBayUKで落札したので通常はUK版なら3ピンのごついタイプのはず(X1付属の純正はそのタイプだった。)香港業者という事で日本向けのACアダプタを付けてくれたという事でしょう。eBayなどで良く売っている汎用的なタイプでまあまあコンパクトです。これ以外にPC向けにUSBケーブルも付いてきました。

正直、充電置き台でしかないのですが枕元に置くのには丁度良いです。ちゃんと置いて寝ればですが。w
たまに寝たまま布団の脇とかにおいてある事が有りますからね。
予備バッテリーなどが入手出来れば充電器代わりに購入というのもいいかもしれません。

【WindowsMobile】【XPERIA X1】HT-01Aとのツーショット

すげーぶれてる。orz

某量販店で、HT-01A(HTC Touch PRO)とのツーショットを撮ってみました。XPERIA X1がHTCに製造委託されているのは有名な話ですが、両者のコンセプトは非常に似通ってますし、ハードウェア的にも同等性能です。
ちょうど良いスペックの比較も見つけましたので、載せてみたいと思います。
(Unofficial Sony Ericsson blogに丁度良い比較表があったので、内容を拝借させていただきました。)

Touch PROの幅は53mmが正しいみたい。それ以上にX1より幅広な感じなんだけどなあ。

ほとんど同等性能で、やはりX1のベース機はTouch PROと考えるのが順当なところなんでしょうね。
某掲示板によるとCPUの違いは、アメリカでの特許絡みの動画撮影時の性能差だけで基本的には同等の様です。

Touch PROは所有していないので、きちんとした検証が出来ないのは申し訳ないですが、量販店などで触ってもtwitterやWebの評判を聞いてもやはり、X1の方が軽快な事は明確なようです。
想像でしかないのですが、やはりTouch FLOがTouch PROを重くする原因になっていると思います。UIまでかなり手の入れられているPROに比べ、X1はある意味スッピンのWindowsMobileですから。
後気になるのは、+128MB Video RAMという所。この辺が描画性能に影響してるんでしょうか。

最近、廻りでもX1購入者が増えてきた様に思えます。他人に薦めるなら、当然メーカやキャリアのサポートのあるHT-01AやX05HTですが、当然腕に覚え有りな方なら明らかにボディの造りが良く、素性も良いと評判のX1はお勧めかもしれません。

【WindowsMobile】【XPERIA X1】X1の○と×

恒例の○と×です。X1も購入から、早一月ほど過ぎました。私のスキルが無い所為もありますが、半分はセットアップに費やしていたような気もしますが、やっと実用機なった感があります。そういう訳で、バリバリ使い始めた今、X1の○と×について書いてみたいと思います。

【X1の○】
・コンパクトでスタイリッシュなボディ。今までのWindowsMobile機とは別の方向のカッコ良さ。
・意外と打ち易いキーボード。きょう体サイズを考えたら、十分合格点。
・きびきびとした動作。画面の縦横切り替えもストレスなし。画面解像度考えたら驚異的?
・GPSの衛星の掴みの良さ。A-GPSとの組み合わせが条件ですが、補足にかかる速度、衛星の捕獲数共にE71を上回る。
・WLANのDLのスピードは断然Symbianデバイスを上回る感じ、兎に角速いと感じます。
・スムーズなOperaブラウザ。タッチ操作が許せるなら、プリインストールされているOpera9.5は結構いいです。WindowsMobile標準のPIEよりサイトの再現性に優れるし、圧感式にも関わらずスクロールのピッチングアクションはかなりスムーズです。テキストは拡大したとき画面に収まるようにレンダリングしてくれ、iPhoneより使い易いかも。
・解像度の高い液晶。文字の表示は綺麗だし、Web閲覧時の情報量の多さもさすが。
・動画の再生性能。Appleでいう標準のMPEG-4がWindows Media Playerで再生出来る。これはやはりソニエリのデバイスということなのでしょう。CorePlayerを使えば、妄想A2DP下でもスムーズに再生しこれまた良いです。

【ここが×】
・若干安っぽい感もあるきょう体。特に背後のプラ面とか、側面のメッキ部分。背面の電池蓋もただの折り曲げでやや心許ない。
・ATOKとの相性が悪い。サポートデバイスではないと言え、使いたいというのが人情と言うもの。私は色々飲み込んだ上で、使うことにしました。
・バッテリーの持ち。メールプッシュなどの過酷な使い方をしていないにも関わらず、常に不安を覚えるバッテリーの持ち。動画みたりWebみたり、ちょっと重い作業をすると、10%位減っていく感じ。(BatteryMoniterで確認している限りは)朝満タンでも、夕方には30%位になっていることがある。
・Bluetoothの使い勝手。殺意を覚える様なタコなBTドライバ。取り敢えず前回接続したデバイス位瞬時に掴め。てか掴んで無くても表示しておけ。まあX1だけのものでは無いですが。
・WLANの使い勝手。時折、特定の電波を掴んでくれなくなる。その時はWLANの設定パネルから直接接続すれば再度掴んでくれるのでいいが、如何せん階層が深くて面倒。掴めば非常に早くて快適なんですけど。

なんてとこでしょうか。他にもいろいろあると思いますが、その時は思うのですが忘れてしまいました。(^^;
私自身は、Webブラウズ、メールの授受、テキスト作成、動画鑑賞、twitter書き込み、ブログへのメール投稿と言ったところでは、特段問題が無く非常に便利に使っています。

今現在も、このテキストはX1で打ってます。私の用途では、速いし実用性は十分ですね。ATOKの問題が解決されればいいなあと思いますが、難しいんでしょうね。

と言うわけで、毎日バリバリ使っておりまするです、はい。

【WindowsMobile】【XPERIA X1】X1に入れたアプリ

そこそこの安定性を得た私のX1ですが、実用機として毎日バリバリ運用しています。用途としては、スケジュール管理、ブログのネタ作成、Web閲覧、メールの授受、動画鑑賞、twitter投稿・閲覧といったところですが、これらの使用で特に大きな不満はありません。それもシェア、フリー問わず様々なアプリが公開されているからです。現在までインストールしたアプリを紹介したいと思います。

【PIM】
OffisnailDate…閲覧性に優れたスケジュール管理ソフト。Palmっぽいの定評どおり、Palmプラットフォームに見られるような優れたスケジュール管理ソフトととの共通性を感じます。色々便利機能はあるらしいのですが、シンプルにスケジュールソフトとして使っています。月間表示の閲覧ではX1の高解像度が生かせせる、優れた閲覧性つまりイベントの表示が可能です。

【テキストエディタ】
jot…最初は零号エディタを利用していたのですが、某氏の奨めもあり、jotに変更しました。シンプルですが軽く、軽快に利用できます。ショートカットの操作にも対応しているので、フルキーボード付きのX1とは相性もいいです。
不満というか、microSDにファイルが保存できない様なのですが、これは仕様?

【ユーティリティ】
PQZII…FEPの切り替えから、ボタンの割付まで無くてはならないユーティリティです。CTRLキーをウムラウト記号のキーに割り当てました。FEPのON/OFFはFEPTglを利用して、CTRL+SPACEで対応しています。その他サスペンドやTodayなどのショートカットをCTRLとのコンビネーションに割り当てています。

FEPTgl…FEPのON/OFFのみを行うシンプルなユーティリティ。PQZとの組み合わせで、キーを一つ潰さないで済みます。

GS Finder+WM5…高機能なファイラー。ファイルの移動、コピーからアプリインストールまで便利に使えます。ショートカットを作成出来るので、PQZIIなどは、Start upに放り込んで起動時から使用可能になります。

Offisnail Spell…Web検索や地図検索、内部検索まで可能な便利ユーティリティ。MacのSpotlight風?

PHM RegEdit…レジストリエディタ。ATOKの利用者は、キーボートのレジストリ変更のために必須です。

PocketTweak…英語用SIPのOFFやフォントキャッシュの変更に利用しています。

Pocketの手…e-china導入後フォントのバランスがメニューなどで崩れてしまった感があったので、導入しました。ちなみにフォントはTarisaka U MS-P235で統一したら幸せになりました。

【Webブラウザ等】
Opera Mobile 9.51b…Opera9.5は標準でプリインストールされていますが、バグが結構あるようです。VOXブログでは画面が縮小されてしまうという不具合が出ています。このバージョンを入れた場合は、その不具合は発生しません。また、指で弾くiPhoneの様な画面スクロールも若干スムーズになります。

Opera Mini…パケット通信時のパケット節約の為に導入。最新版4.2は非常に高速。ただし、ベータ版は文字の重なりが発生。X1正式対応をお願いしたい。

WeatherCock…twitterクライアントアプリ。Offisnailさんらしい、気配りの利いた使い勝手の良いアプリです。

2++…2ちゃんねるブラウザ。X1のすりすり、いわゆる光学マウスとの相性はいいです。オフラインでの閲覧が出来るのもイイ。

【マルチメディア】
CorePlayer…動画も音楽もこれ一つで大丈夫。Macユーザなら、MPEG-4動画やAppleAACまで、妄想A2DPで快適に利用できます。楽曲の文字化けが出ないのがイイ。

バリバリにカスタマイズしている人に比べると、アプリの数が少ないように思われるかも知れないですが、通話用は別に持ち用途としては、PIM 、Web閲覧、メール管理、動画鑑賞、ブログのネタ(テキスト)作成及び投稿、twitter閲覧・投稿なのでこれで十分用は足りるのです。

【WindowsMobile】【XPERIA X1】X1のアクセサリー

いつもの如く、eBayにて購入しました。買ったのは液晶保護シートとクリスタルケース。どちらも送料込みで数百円ですね。
基本的には、香港からの出荷になりますが、当たるも外れるも八卦、そのときの運でしかありません。

液晶保護シートは前にも見たパッケージなので、同じ会社のものを買った事があるのでしょう。3層式の物で、貼り損じが少ないです。日本の量販店で売っている様な2層式のものは、いくら安いと言え品質が悪すぎて使う気になりません。スタイラスを使ったら、1日で擦り傷だらけで使い物にならなくなります。スクリーンプロテクタは、香港に限るです。(笑)

クリスタルケースは実は使っていません。2個入りだったので、1個は某氏に進呈しましたが、塗装が弱いとの噂もあり、使っていません。もっとも最近は裸族運用が多く、必要性が無いからかも。
一方で、X1は落下強度試験の怖い端末でもあります。コンパクトですが重量感が有るので、落下のダメージは相当大きいと思います。クリケが有れば、その辺はかなり緩和されると思います。また、普段は気を使わないずぼらな運用が出来るのもいい所です。ここは悩みどころですね。

【WindowsMobile】【XPERIA X1】XPANEL

XPERIA X1をXPERIAたらしめているのが、XPANELと言っても良いと思います。私もちょっと勘違いしていましたが、Touch FLOデバイスの様にOSのユーザインターフェイスまでいじられている訳ではありません。あくまでも基本はWindowsMobileのユーザインターフェイスであり、その上に色々なカスタマイズデスクトップであるXPANELを収納できるラウンチャがあり、その総称としてXPANELというものになっているのだと思います。

タイル上に配置されたXPANELの画面。しかし派手なアニメーション以外は特にこれと言った機能がある訳ではなく、ただのラウンチャ。iPhoneなどのUIの様に操作と視覚効果が一体化されたものではないです。

で、例の派手な視覚効果を伴ったユーザーインターフェースは、XPANELのUIなんですね。ですからややこしいのですが、TouchFLOの様な既存のUIを置き換えるようなものでは無いし、OMNIAの様にタッチオペレーションの要になるようなものでもありません。あくまでも複数のXPANELを切り替えるだけのものでしかないのですね。

X1runchpanelX1movePanel1X1movePanel2

キーボードの出し入れで、木の葉が舞う様にアニメーションしながら縦横の切り替えが行われます。XPANELの見せ場とも言えるものですが、動きが非常にスローなのが残念。今後のチューンナップに期待します。

XPANELはデフォルトで、7つのパネルが収納されています。WindowsMobile標準のToday、SonyEricssonでカスタマイズしたToday、ユーザでカスタマイズが可能なToday、金魚が泳ぐ待ち受け画面、マルチメディアの統合パネル、ラジオパネルです。
これらが、スライドの開け閉めによって木の葉が舞うように縦横の切り替えを行ったり、タイル状の配置から、扇状になったりアニメーションを使ったかなり凝った視覚効果を提供しますが、本質的な端末操作やアプリケーションの利用には全く関係ないのです。そこが凝った視覚効果が操作と一体化しているiPhoneなどと大きく違う点です。

X1todayX1SEcustomTodayX1kingyoPanelX1GooglePanelX1MultimediaPanelX1radioPanel

標準のXPANEL。標準のToday(これはパネルではないようだ。)、カスタマイズToday、金魚の待ち受け、Google、マルチメディア、ラジオパネル、まだまだ少ない。

Sony Ericssonがマイクロソフトに操作性の改善を訴えたなんていう記事がありましたが、何を言わんかや、端末操作の本質的な所とは全く関係はありません。少なくとも私はこれをユーザインターフェイスとは呼びたくありません。
ただし、カスタマイズされたTodayの使い勝手は悪くありませせん。大きなアナログ時計が配置されていたり(デジタルに変更可)、無線関係のON/OFFがタップ1発で出来たり、今日の予定やTo-do、当日のみですが天気も表示できます。
問題はWindowsMobile標準のTodayに比べてかなり重いこと。Sony EricssonカスタマイズのTodayはまだ、もっちゃりしてるなあという感じで

【WindowsMobile】【XPERIA X1】日本語入力環境整備完結か

試行錯誤を繰り返してきた、日本語入力環境構築編ですが、遂に完結かなあという感じです。Webを巡回したり、twitterなどでアドバイスを戴きながらたどり着いたのが、以下の方法です。

・日本語化はAsukalさんのe-china for DIAMONDを使う(一番最初にインストール)
kAbajyU氏が不具合が発生していないことから推測。Let's Japan no.6より良いようです。(理由は不明。)

・FEPとして、まずIME_31J_Fを導入する。

PocketTweakを導入し、入力パネルの英語版向けをOFFする。
 すなわち、kana、kensaku、Romaji、Tegaki以外のチェックを外します。

日本語FEP以外の入力は外してしまいます。(Symbolは残してもいいかも。)

・レジストリエディタPHM RegEdit
 HKEY_LOCAL_MACHINE/System/CurrentControlSet/Control/Layouts
 ここにe0010411というフォルダが造られるのでこれを開いて
 keyboard Layoutを411から409に変更する。

ツリー上に辿っていくと以下の様な画面になります。ここで下段のKeyboard Layoutをタップ。

この画面が表示されるので411から409に書き換えを行います。

・ATOK for WindowsMobileをインストール

・再び上記と同じ方法で、e0100411内のkeyboard Layoutを411から409に変更する。

・後はFEPTglやPQZIIなどを導入し、FEP切り替えなどの対処をする。

ポイントは先人の皆さんが公開されている方法に加え、IME_31J_Fを導入していることでしょうか。(kAbajyU氏より情報授受)

後はポイントとして、仮にアプリ不起動などの問題が起きた場合、Comm Managerなどを利用して通信を全てOFFした上で、再起動するのが良い様です。

私の場合この方法を導入したら、少なくともアプリ不起動が起きた場合WiFiをOFFにして再起動すれば問題が解決されるようになりました。SettingのSystemパネルで一々、ATOKのON/OFF(つまり2回の再起動)をする必要は無いのです。

また、日本語化手順としては、Let' JapanやATOKのインストールを完了させ、他のユーティリティなどは後から導入した方がトラブルは少ないようです。ていうかやって下さい。(笑)

以上の様な方法で、日本語入力環境を構築しているのですが、やはり鉄板とは言い難いです。この方法を導入後も、再起動を余儀なくさた事もありました。ただ、端末自体の安定性の問題という事ではなくて、やはりATOKの引き起こすアプリ不起動で仕方なく端末を再起動させる事になという感じです。これも徐々に減ってきた感じて実際にここ2日ほどトラブルらしいトラブルはありません。

何となく不具合のタイミングや対処方法も分かってきた感じがあり、事前対応(通信切り再起動を例の不具合報告アラートが出たら即実行)していることもあり、それ程ストレスに感じていないことも確かです。

一応、これで日本語入力環境構築編は完全とは言いがたいですが、それなりに納得できるものにはなりましたので一時休息としたいと思います。本来の使いこなしの方向に行きたいですからね。

後は、情報やアプリを公開してくださっている先人の皆様に感謝。これが無かったら挫折してるところです、本当に。