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【Smartphone】WMC2009気になるスマートフォン

現状3GSM界最強スペックという感じで、Idouが日本のメディアでいの一番に報道されましたが、当然それ以外にも興味深いスマートフォンは数多く出展されています。気になるスマートフォンを追ってみたいと思います。

まずは携帯界最強の巨人NOKIAから

E75…噂どおり出てきました、NOKIAの横スライド型フルキーボード端末。ESeries、S60 3rd FP1ということで、E71と同等性能と思われます。閉じた状態でも15mmとかなり薄型で扱いやすいサイズのテンキー付き携帯電話、開けばフルキーボード(スペースの位置も適正でN97より打ち易そう。)と派手なギミックはないもののE70の正統後継機はこちらでないかと思います。

E75

AllAboutSymbianからスペックを拝借すると
 ・サイズ:112× 50×15mm, 139g
 ・3月出荷、375ユーロ
 ・筐体色は赤、黒/銀、クーパー/イエロー
 ・N-Gage対応、 2.4インチ QVGAスクリーン
 ・Nokia Messaging Service対応済み
 ・3.2 Mピクセルカメラ/VGAビデオ録画, GPS, Wi-Fi
 ・3.5mmオーディオジャック、TV出力付き!
 ・待ち受け時間11日以上 (GSM),11日 (WCDMA)、連続通話時間 5.4時間 (GSM), 4.2 時間 (WCDMA)
 ・BL-4U, 1000 mAh, リチウムイオンバッテリー充電可能なmicroUSBポート

E55…事前にリークのなかったびっくりデバイス、ひとつのキーに2つのアルファベットが割り当てれた変QWERTYキーを備えるストレート型端末。ワンキーに2つのアルファベットというとSony Ericsson P1iのシーソーキーボードを思い浮かべますが、マルチタップもしくはT9によって入力を確定していくもののようです。

E55

 ・システム: WCDMA 850/1900/2100 or GSM/EGSM 850/900/1800/190
 ・OS: S60 platform, version 3, feature pack 2.
 ・サイズ:116 mm x 49 mm x 9.9 mm, 54 cc,98 g
 ・待ち受け時間 28日以上 (GSM), 19日以上 (WCDMA)
 ・通話時間: 8時間以上 (GSM),  6時間以上 (WCDMA)
 ・液晶サイズ: 2.4インチQVGA (320×240), 16万色以上
 ・バッテリー: BP-4L, 1500 mAh, リチウムポリマー
 ・メモリ 内蔵60 MB, 2GB microSD付属, 16GB microSD対応

N97は非常に興味はありますが、事前に正式発表されていましたのでインパクトという意味ではいまいちですね。

他のメーカが派手なTouch UIを採用しているのに比べると、やや地味な印象の今回のNOKIAの発表ですが、山根師匠によると今回はOviなどのサービスの展示に相当のスペースを割いていて、端末も前面に押し出されているのはESeriesだそうです。
今はNOKIAも忍従のときで、派手なマルチメディア端末よりもサービスやビジネス向けで実利を取ろうということかもしれません。

完全に単独2位の位置が定位置になったSamsung
なんと同社のフラッグシップマルチメディア機OMINIAがS60 5thEditionを採用しました。OMINIAと言えばWindowsMobileを採用した初代が話題になり、日本でも独自OSを採用したSBM専用機が発売されましたがS60で来るとは意外でした。
YouTubeでのデモ機の操作を写したビデオを見たのですが、どちらかと言えばNOKIAがタッチ操作も出来るS60という感じで、派手なアニメーションなどの過剰演出を省いているのに対して、こちらはOMINIAの売りでもあるホーム画面に自由にWidgetを配置できる機能はもちろんのこと、起動中のアプリをウィンドウ形式で表示されてフリック操作により横移動の遷移を行うPalm Pre張りのUIが採用されていたりと、かなり独自のカスタマイズがなされていることが分かります。相当、開発には力を入れていることが感じられS60に本気でコミットしていることが感じられます。
名前のとおりHD品質(実際には違うのでしょうけど)の大画面動画は凄いですね。

まあ、今回もソニエリのCyber-Shotの意匠を真似た感じのカメラ端末が出てきたりして相変わらず興醒めさせてくれるのですが、良い仕事は中立の立場で評価しなければならないですよね。

twitterで教えていただいたHTCの新しいAndroid端末Magicも気になるところです。G-1と同じCPUに同サイズの大型液晶。ただしサイズは薄く、小さく大幅スリム化。キーボードレスなのは残念ですがこのサイズは魅力的。Androidで遊ぶにはいいんでしょうね。

こうしてみると端末的には不作かなあと思っていましたが、欲しいもの、買っちゃいそうなものいろいろありそうです。
スマートフォンの発売ラッシュが続きそうで怖いです。(^^;

【Symbian】【Smartphone】Sony Ericsson WMC2009でSymbianOS搭載の新スマートフォンを

まさかSony EricssonがWMC2009で大きな話題を呼ぶとは思っていませんでした。UIQ以降のSymbianスマートフォン戦略が気になる所でしたが、きちんと物が出るようで安心しました。

名称はIdouとの事ですが、仮称であり今後正式な名前が発表されるそうです。

スペックについてはITMediaによると
大きな特徴はキセノンフラッシュ付きの12.1Mピクセルカメラとアスペクト比16:9の3.5インチタッチパネルディスプレイを搭載するスマートフォン
であるということ。ゲームやWalkmanの技術を取り入れた音楽・動画プレーヤー(Walkman
Player)も備え、デジカメブランドの“Cyber-shot”と携帯オーディオプレーヤーの“Walkman”の機能を1台にまとめた。
Symbian Foundationが現在準備を進めるSymbianプラットフォームを採用する。

Engadget日本版では
3.5インチ・16:9のタッチパネルを備え、12.1メガピクセルのカメラにタッチフォーカスとキセノンフラッシュを搭載します。OSはSymbianになるという以外まだ詳細不明。

と12.1メガ!のカメラとSymbianOSが採用されること意外は詳細は不明。
3.5インチ液晶採用ということで結構サイズは大きそうですが、iPhoneよりは扱いやすいサイズになりそうです。
正直、格好は背面のカメラ部分は日本の905iCSやグローバルのC905に共通するものであまり好みでありませんが、これはいくでしょうね。出来ればエンターテイメントだけでなく、復活Pシリーズもお願いしたいところスライドQWERTYなP10をこのスペックでやってくれないかなあと。

Engadgetには画像に加え動画へのリンクもありましたが、過度に華美なUIが出しゃばらない様な動きで割りと良い感じです。

発売時期は2009年夏とITMediaでは報道されていましたが、まず無理でしょう。(笑)Symbian Foundation自体のスケジュールもまだですし、ソニエリの開発スピードで夏は無いだろうと思います。

EngadgetはCyber-Shotの冠が採用されないことに、政治的なにおい(SonyとEricssonが協業を廃止する。)を感じることを匂わせていますが、一応Cyber-ShotとWalkmanの統合されたデバイスという事で納得しましょう。w

XPERIA X1」との棲み分けについてホルニック氏は、「“XPERIA”シリーズはイノベーションにフォーカスした先進的な端末であるのに対し、Idouはエンターテインメント用途にフォーカスした端末」と説明。

どうやら噂のXPERIA後継機がこちらになったわけではないようです。

いずれにしろ楽しみな端末な訳で、新鮮味が無くならない内に市場に投入して欲しいですね。

【Smartphone】各社新スマートフォンを投入

記事のiPhone包囲網という表現が正しいのかどうかは分かりませんが、iPhoneをスマートフォンというカテゴリで比較すれば驚異的な売り上げを記録したわけですね。一連のW-ZERO3ファミリーを除けば、HTCの総出荷数を上回るだろうし、単機種なら当然No.1じゃないかと思います。(短期で見れば、総出荷数なら初代W-ZERO3の方が多いかもしれません。)
まあ、そういう訳でiPhone包囲網という表現もあながちおかしいとは思いませんが、ユーザターゲットが全く違うと思います。タッチダイヤモンドはまあ同じユーザ層を想定できるものの、後は法人需要やビジネスコンシューマを狙った完全なビジネス向け端末です。下でも書きましたが、Blackberryって端末のことだけを示すのではなくてあくまでもサービスですからね。
BoldでさえもRIMのメールサービスと結びつかなければ実力の半分も発揮できないわけで、はっきり言えばカッコやキーボードに惹かれても、メールサービスに必要性を感じなければ買う意味は無いと思います。
個人的にBoldの投入はキターですけど。(完全に裏をかかれました。下のエントリ)買わないですけど。
まあ、ソフトバンク自身がアイフォーンにはビジネスに必要な全てが揃っているなんて言っちゃっているわけで、記事がこうなるのは当たり前なのかもしれませんが。やはりビジネスの場でアイフォーンを使うとしたら、やはりなんかキラーが必要だと思います。結局、Exchangeということになるのでしょうが、現在のMobileMeの悲惨な状況じゃあねぇ。
各社共通なのは、行き詰った間のあるコンシューマ市場を受けて、法人需要を開拓するのに躍起になっていると言うことでしょうね。個人的には、こうしたキャリアの積極的な営業活動がビジネスの場でスマートフォンを使うというという習慣を日本に根付かせてくれればいいと思います。

【Smartphone】【iPhone&iPod Touch】iPhoneはソフトバンクかあ。。。

さすがノビーさん(爆)、いつもの毒にも薬にもならない記事を書いていれば良いのに大胆予想ははずれましたね。
まあ、WBSを見ていたらdocomoの目もまだない訳ではなさそうなので、今後発売という事もあり得そうですが。
家は嫁がSBM嫌いなので日本版の購入はあり得ないと思います。海外からSIMアンロック版を買う事になるんでしょうね。
嫁にとって携帯電話はメール機、そういうユーザはかなり多いはず。しかし、あのソフトウェアキーボードはメールマシンには辛いでしょうね。少なくとも日本向けには専用のFEPを載せてこないと辛いんじゃないでしょうか。
メールはMMSサポートで良いとしても、プランなんかはどうするんでしょうね。XSeries?
発売でマンセーみたいな方もいらっしゃいますけど、プラン問題も重要でこれが従来のXと同じ様なプランなら従来のキャリアビジネスを変える様な事にはならないでしょうね。1万円のプランなら従来のWAPのマシンで十分という人は多い気がしますね。
まあ、SBMのお手並み拝見と行った所でしょうか。

【Smartphone】クラシックスマートフォンベスト10

allaboutsymbiam.comの記事からです。2000年から2007年までのスマートフォン上位10を選定しています。
1位 Nokia N93
2位 Nokia 7650
3位 Nokia N95
4位 SonyEricsson P800
5位 Nokia E61
6位 Nokia 6630
7位 Nokia 9210
8位 Ericsson R380
9位 SonyEricsson W960i
10位 Nokia 9500

クラッシックといいながら、去年のものもあるわけですが。。。N95 8GBなんてもろ現役ですし。
家にも4台ほどあるな。(爆)師匠のところは6台?7台?
所有機だけでも簡単なコメントを

8位 Ericsson R380
世界初のSymbianOS搭載スマートフォン。一見普通の携帯電話ですが、フリップを開くとモノクロですが巨大なタッチスクリーンが登場します。
開発が遅れに遅れ、登場時期には9210の発表(発売ではない)というNokiaの意地悪もあり商業的には成功しませんでしたが私はとても好きな端末です。
この伝統のフリップはP990iまで引き継がれましたが、どうやら後継機はありそうにありません。(残念)また、開発の遅れからでしょうかネイティブアプリケーションをインストールする仕組みやフルブラウザは搭載されませんでした。
ちなみにソニエリから発売された後期モデルはゲームがオセロからテトリスに変更されていました。

7位 Nokia 9210
世界初のSymbianCommunicator!Psionコンシューマ市場からの撤退で悲観にくれていた私は、訳も判らず当時11万円オーバーのこの端末を購入しました。で、師匠とここに未来があると確信した訳です。
9210は某氏の元へ旅立っていきましたが、北米版の9290は今も所有しています。

6位 Nokia 6630
実はVodafone 702NKなんですが、記念すべき日本発売S60 1号機として現在も所有しています。非常に個性的なデザインですが、裏技によりネイティブアプリがインストール出来るということで人気を呼びました。
この次期はまだまだNokiaも3Gには慎重でこれからでした。そこがNokia=スマートフォンという図式が日本で成立しなかった要素のひとつだと思いますが。逆にこの辺りからS60の躍進が開始されます。

4位 SonyEricsson P800
私をUIQ野郎の道に呼び込んだ1台。Psionで培われた先人たちの知恵を元にたまたま突っ込んだ日本語フォントが日本語表示を可能にしたのはSymbianごにょごにょの始まりでしょうか?
メインPDAとして長らく使用しました。

これ以上の上位は持ってません。(笑)N93がなんで?とは思うもののある意味現状のNSeriesの機能を網羅したエポックメイキングな端末ということでしょうね。

2位 Nokia 7650
一応所有してませんが番外ということで。S60台1号機。初めて師匠に触らせてもらったときの衝撃は今でも覚えています。
とにかく使い易い!一般的な携帯電話に慣れた人は違和感があると思いますが、PalmとかでPDAになれていた私は全く違和感無くすっと使えました。当時はあまり拡張を加えていなかったのでユーザインターフェイスも美しかったですし。

まあ、こんな感じでしょうか。現在のキャリアからスマートフォンが発売される状況は、9210やP800が発売されたころに比べたら隔世の感があります。恵まれた良い時代になりましたね。