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N900の最大の弱点はバッテリの持続時間。現状様々なプッシュによるサービス利用も増えていてNokia MessagingとQwassrをプッシュ、Webや動画などを頻繁に見ていたらそれこそ半日でバッテリは干上がってしまいます。
で、対策と言えば会社などでACアダプタを利用して充電する。予備の電池を持ち歩くなどですが、実はこちらは実践中な訳でズボラに運用したいのとヲタク的好奇心からですね(^^;
という訳でMugen Powerより送られて来たのがこちら、ブリスターのパッケージに入っています。
前のエントリと地続きです(笑)MeeGoはIntelがNetbookなどの比較的低性能向けやモバイルデバイス向けに展開していたMoblinとNokiaがInternetTabletOSとして展開していたMaemoを戦略的に統合したOSです。
docomoデータ通信契約でポータブルWiFiを狙わなかったのは、i-mo(E5830)を所有していることもありますが、MeeGoインストールをしたいが為にNetbookが欲しかった事にによります。
で、最初のバージョンを苦労しながらもインストールした訳ですが軽快な操作感に関心しながらもブラウザのChromeが操作を受け付けなくなったり、あくまでもべータ版だなという気がしていました。
で、今回のアップデートで色々バグフィックスがあったようでChromeで操作不能になる事も修正されています。
私の設定が悪いのかGoogleカレンダーとの同期がうまく出来ませんがWebやtwitter(Qwassr利用)といった処では特に大きな問題はありません。
実は携帯電話向けのHandsetUXも公開されているのですが、N900で動いているのを見させていただきましたが実用にはほど遠く、まだまだこれからのものという感じです。(正直α版にもなってないという印象)
某氏がN900にインストールしたものを見せてもらいましたがmicroSDからしかブートできず(容量的に内蔵メモリにインストールできない。)アプリケーションの起動にもかなりの時間がかかり、現状ではアルファにも満たないと言う感じです。10月とアナウンスされた1.1が実用的なものになるのではと思っています。
下のエントリで紹介したN9がMeeGo HandsetUXを搭載してくることは年内のリリースと言うことから(あくまでも噂)、Maemo6搭載であることをこれで確信した訳ですが今後MaemoとMeeGoがどのように統合されるのかも含めてMeeGoに注目していきたいと思います。
最新ファームであるPR1.2は先頃正式販売が開始された香港版に搭載されており、早く出してくれーと待ちわびていたのですが、今回やっと正式に公開にとなりました。(UK版が5/25 Grobal版は5/26)
OTAでの配布があることは分かっていましたが、我慢しきれずに25日の深夜フラッシュによるファーム書き換えを試みましたがデバイスが認識せず惨敗。
26日深夜もリベンジに挑戦。OTA配布が始まっていましたのでこちらでアップデートしようと思いましたが、NSU(PCに繋い)でアップデートせよと言われこちらも惨敗。
ではと、返す刀でBootcampを利用しWindowsでNSUに挑みましたが、デバイスをUSBで繋いだとたんにアプリが強制終了するという不具合に見舞われこちらも惨敗。
こなりゃ維持だとMac版のFlasherを使って再び挑戦、こちらはデバイスが起動してしまいフラッシュならずこれまた惨敗。
で、本日会社PCで(ぉい)フラッシュを行うとあっさりファームアップが開始されました。USBのドライバ等に問題を抱えていたんでしょうね。
念のため、Vanillaと呼ばれる32GBのストレージ領域を含めてフラッシュを行いました。環境構築が一からになりますが、やはりトラブルが発生した後だけに最初からやり直した方がいいでしょうね。
と言うことで無事PR1.2にアップデート出来ました。
体感的に多少速くなった気もしますが、ゴミ取り効果によるものかもしれないですね。
ぼちぼち再構築やSkypeなどの新機能の検証をしていきたいと思います。
先日、N900向けの2つのTwitterクライアントTweeGoとWitterを紹介しましたが、もう一つ期待のTwitterクライアントがあるので紹介します。Qwassrです。正確にはTwitterクライアントではなく名前から分かる方もいらっしゃるかと思いますがWassrと呼ばれるSNSも同時にサポートしています。
QwassrのQはQtのQ、SymbianやMaemo、MeeGoなどがUIフレームワークやアプリケーション開発環境として採用使用しているものです。ですから単純にQwassrのアプリケーションをインストールすれば言い訳ではありません。
そこで開発者のKimitakeさんのブログのエントリに則ってQtのライブラリをN900に導入します。
ただし、rootの取得が必要です。
X-terminalを起動
sudo gainroot
でrootを取りapt-get installコマンドで
apt-get install libqt4-maemo5-core
apt-get install libqt4-maemo5-gui
apt-get install libqt4-maemo5-maemo5
apt-get install libqt4-maemo5-network
apt-get install libqt4-maemo5-dbus
の5つを導入していきます。
後はkimitakeさんのブログにN900のブラウザで直接接続し、
qwassr_0.3.0-1maemo2.1_armel.deb
をダウンロードします。
ダウンロードすればそのままX-terminalを叩く事無くアプリケーションマネージャからインストールが出来ました。
現状はまだ機能の実装中ですが、画面表示も見やすくmaemoCJKとの相性もいいので閲覧とつぶやきなら十分な実用性を
備えているともいます。
N900では基本はこのQwassrを使う様になりました。今後の進化に非常に期待しています。
N900の不満で多いのがGoogleMapsがネイティブ対応していない事と良いtwitterクライアントが無い事が大きいものと認識しています。
で、まだまだ進化の過程ですが良いtwitterクライアントが2つほどありますので紹介したいと思います。
・Witter
これはN900発売のかなり早い段階から登場していて最新のクライアントとは言えませんが、今回アップデートで使い勝手が非常に良くなったので紹介します。
なんと言っても今回のアップデートで大きく変わったのがアイコンが表示されるようになった事ですね。誰が呟いているのかの認識は実はアイコンで判断している事が多く、文字だけの表示しか出来なかった前バージョンに比べるとかなり使い易くなりました。ただ機能は非常に豊富なのですが画面レイアウトがこなれて無くちょっとごちゃごちゃした印象を受けるのは残念。
後、TL遡りで同じ呟きを複数読み込む事があります。これは早急に改善してほしいところです。
この辺が改善されると非常に良くなると思うのですが。
・Tweego
正に期待のtwitterクライアント、表示が非常に美しいですね。残念ながら現状はmaemoCJKによる日本語入力が出来ません。まあ、まだv0.1、プレビュー版とも言えるものでこれからだと思います。
maemoCJKを使う裏技としてはテキストボックスタップで入力ボックスの起動及び日本語入力までは可能です。ただし入力を確定するとテキストボックスからフォーカスが移ってしまい日本語入力が出来なくなるのです。回避策としては日本語入力時に本文をコピー、確定、テキストボックスにフォーカスを移すためにカーソルキーを下へ。ここで貼り付け日本語入力が確定します。
今後はTL自動取得機能やtwitpicへの投稿など徐々に完成度を高めて言ってもらえばいいかと思います。
という訳でN900の使い勝手も徐々にじわじわと上がっております。
N900は2度のファームアップで動作のキビキビ感が増してかなり快適になりました。一方でファームアップで失ったものもあります。MediaPlayerでHandBrakeでエンコードした動画が観れなくなってしまいました。同じMPEG-4ファイルでもCDのおまけとして付いてきているミュージッククリップは問題無く再生されていますから何か仕様変更があったのでしょう。
今回のアップデートによる仕様変更かもしくは不具合なのか分かりませんが、いずれにしろ現状観れる手段を考えなくてはなりません。
という事でMplayerを導入することにしました。ただし現状N900用に配布されているものはCUI版でさすがにそれを使うのは厳しいので、フロントエンドを担うアプリを導入しました。
それがKMPlayerです。CUIのみで提供されているMPlayerにGUIを提供します。
アップデートでUIが変わって最初から全画面表示になりました。基本的にタッチオペレーションを前提としたUIです。
UIは標準のMediaPlayerとはかなり違っていますね。画面はいくつかのウィンドウに区切られていて右上に動画が表示されます。その下には再生やフォルダを開くアイコンがあり操作はタッチで行います。
左側のウィンドウにはempty、Favorite、Most Recentなどの表示があり、お気に入りの動画や近々再生した動画などへのリンクが貼られています。またお気に入りに関しては最初から登録が入っていました。。
再生位置の確認などは左下のバーをなぞることにより画像をみながら移動が出来ますし使い勝手は悪くありません。またフルスクリーン再生も小画面をダブルタップすることで出来ます。画質に関して言えば、標準のMediaPlayerの方が良かった気がします。ただしこれで十分とも言えますし、出来ることならファームアップ前の仕様に戻ってほしいという気もしますが、やはり現実的な選択肢はこのMPlayerと公開されているいくつかのフロントエンドを組み合わせて利用する事になりそうです。
実は今年最初のお買物はこれ、タコ足のUSB充電ケーブルです。エコやコストダウンの観点から、ヨーロッパでは充電プラグをmicroUSBに統
一するということが決まっています。業界の盟主であるNokiaは既にその動きを先取りして新製品のほとんどでmicroUSBを採用しているのは御存じ
の事と思います。
今後この動きが広まれば、メーカ毎のケーブルを用意すること無くデバイス毎にケーブルを持ち歩く必要が無くなります。ただし、これには困った事があって日本で売られているmicroUSBケーブルの大半がPC経由でしかNokiaで使用することが出来ないのです。
という訳でもしかしたらNokiaでも使えるかもしれないという微かな望みをもって購入したのがこの一品という訳です。
結論から言うと、購入は正解でした。USBポート付きのACアダプタなどに接続してもきちんと充電が行われます。当然外付けのバッテリなどを繋げてもOKです。
難点を言えばケーブル長さが短すぎる点でしょうか、この手の十手ナイフ的なツールはやはり単機能なものに比べて使い勝手が劣ることは常ですから。
それでも
・ダイヤテックのモバイルクルーザーなどのUSBポート付きACアダプタから充電出来る
・外部バッテリ(羊羹ことEG-PB5400)で充電可能
など、モバイル環境で十分活躍してくれます。電池の持ちが悪いN900ですが、外出先での不安がかなり解消されます。
N900のソフトウェアアップデートが立て続けに行われています。先日1.2009.44.1のアップデートが行われたばかりなのに1週間も置かずに2.2009.51-1のアップデートが来ま
した。いずれもOTAで出来ましたが、PIMやBookmarkは保持されるもののサードパーティ製アプリなどは再インストールを要するものが殆んどで
す。まあインストールしたサードパーティ製のアプリはごくごく限られたものなのでそれほど苦には思いませんが。
今回の2度のアップデートでかなりUIは改善されキビキビ感は大分増しました。N900はCPUパワーも有ってなかなかUIは速いなあと思っていましたが、これが本来の実力だった訳ですね。また、WWANやWLANの接続も速くなってかなり安定した気がします。取り敢えずネットワークを掴んでから接続が完了するまでの時間が速くなりましたね。
またバッテリの持ちも大分改善されたとも思います。前はWLANでWebに繋げているとみるみるバッテリが減って行ったのですがそう言う事も無くなりました。
日本語環境も整った今(私自身が必要とする)アプリの数が不足したりしていますが、N97の代替機として持ち歩いても特に問題なくなっています。i-moの存在で外出時のネット接続が楽なのも大きいですね。