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【S60】【E75】E75フォトレビュー

端末買ったらまずこれでしょ?という訳で、恒例のフォトレビューをお送りします。
今回はeBayでシンガポールのセラーさんから入手しました。E71を入手したセラーさんでもあります。端末はAPAC版のE75-1、言語からインドネシア版かなと思いましたが、バッテリーカバーの内側にNokia Singaporeの保証シールが貼ってあり、シンガポール版に間違いないようです。

それではパッケージから、E71のパッケージに非常に似通っています。OviやNokia Email、Nokia Maps対応のラベルが付いているのは如何にも、サービスに力を入れている最近のNOKIA端末といえると思います。

パッケージの内容物です。ACアダプタ、USBデータケーブル、ポーチタイプのケース、マニュアル類、microSDカードリーダ、ストラップ、ステレオヘッドホンです。

全体を見てみます。NOKIAらしいデザインのコンパクトなストレート型端末です。クリーンな感じの外観ですが、金属パーツが多用されているので非常に質感は高いです。この辺はE71とイメージ的には共通するものがあります。

端末上部です。3.5Φのオーディオジャックだけというシンプルな構成。

端末右側です。スライド型ですが、非常に薄型を実現しているのが分かると思います。ボリュームボタン、録音ボタン、カメラのシャッターボタンが有ります。左側の切り欠きはストラップホールです。

USBポートとmicroSDスロットがあります。USBポートはmicroUSBになり充電可能になったそうですが、まだ試していません。(笑)ただ、このスロットの蓋は固くてE71以上に残念な質感です。

端末下部です。充電ポートとマイクの切り欠きが有ります。

E71と同じくステンレス製のバッテリーカバーです。この曲線が持ち易さを演出しています。E71グレーのカーボン風と比べてかなり細かいヘアラインとなってます。

カメラは3.2メガピクセル。オートフォーカスになりました。しかしバッテリーカバーの回り込みが凄いですね。よくやるわNOKIA様。

ストラップホールちゃんとあります(笑)。でもE75はつるんとやって泣きそうですね。←落下強度試験王(泣)

テンキーパッドはやや小さめですが適度なクリック感が有って押し難くは無いです。ただナビキー廻りは繋がったキーでシーソーぽくなっているのと詰め込み過ぎで、やや誤操作し易いかもしれません。

QWERTYキーボードはサイズを考えたらかなり大きくて実用的なキーボードです。ぷちっという打感が気持ちよく、柔らかめの打ち心地は結構好みです。今の所+JやM-FEPが対応していない事が難点ですが。

バッテリーカバーを外してみました。E71よりかなり薄くて華奢です。ちょっと取り付け時に曲げそうで不安になります。

SIMカードはバッテリーを外す事により取り外しが可能になります。E71と同じ様な滑り込ませるタイプですね。

同じスライド機構のQWERTYキーボードを持つXPERIA X1と。縦方向はほぼ同じサイズ。横幅はややX1の方が大きいです。

これが厚みになると圧倒的にE75の方が薄いです。とてもQWERTYキーボードを内蔵しているとは思えない薄さですね。

嫁のFOMA D905iと比較。重量こそ20g近く重いですが、圧倒的に薄く、大きさも一回り小さいです。D905iもスライド機構を持ちますが薄さの追求はE75の方が上ですね。

てな感じでしょうか。モックよりかなりしっかりしていてQWERTYキーボードも打ち易く予想より良いデバイスでした。
今後は使い勝手などをレポートして行きたいと思います。

【S60】【E75】E75が来ました!

昨日届きました。どたばたしていてセッティングもままならぬ状況ですが、徐々にレポなどを上げていきます。
Nokiaなのでクオリティは問題なし。手に馴染む、繊細でカッコいいデバイスですよ。

【S60】【E75】E75は果たして買いなのか

BlackBerry Bold発売以降落ち着いた感のある端末購買意欲(笑)ですが、現在NOKIAファンが注目する端末と言えばE75です。モバイルの祭典WMC2009で発表され、3月発売をアナウンスされたNOKIA E75ですね。
当然、師匠は買いに決まってるだろー!となる訳ですが、放言てきとーブログとしてはそれで終わる訳には行きません。
NOKIA初の横開きスライドフルキーボードを持つ端末ですが、前評判は上々のようです。山根師匠によるとWMC2009で最も注目を集めていたのがこの端末だそうです。個人的には従来のESeriesに比べて形以外これといった特徴が無いので、面白みには欠けるのですが、逆に言うとQWERTYキーボードの出来は気になりますが、堅実で買って失敗の無いデバイスでは無いかと思います。
WindowsMobileなどに多い他の横開きキーボードデバイスが比較の対象として挙げられるのでしょうが、私は実は最大のライバルはE71じゃないかと思っています。既に発売から9ヵ月が経過したこの端末ですが、超薄型筐体と軽快な動作で完成度的にはNokia No.1だと思います。
ですから、まだE71オーナーに成ってない方はE71とE75で迷うなんてのもあるでしょう。という事でE71と比較しながらE75が買いかどうか検討してみたいと思いま

E75_mainE71_main

スペックによる比較

Forum NokiaのDevice情報を参照にしながら両者のスペック比較表を作成してみました。

気になる所は枠で囲んであります。

CPUは同じSingle CPUを利用しているようです。369MHzとクロック的にも同じなので処理速度は同等と考えていいでしょう。
OSに違いがあり、S60 3rd Edition FP1のE71に対しE75はS60 3rd Edition FP2です。FP2はNSeriesのOSというイメージがありますが、E71の時は信頼性重視で熟成が進んでいるFP1を採用したという説明があったと思います。Screen Playなどの視覚効果が取り入れられているFP2デバイスで画面描写などのもたつきが起きていないかは気になるところです。

RAMの容量
個人的にはここが一番気になるところです。RAMの容量はマルチタスクの有効性や端末の安定性に大きく寄与します。ところがこの項目がForum NokiaのWebサイトには明記されていません。この為正確な情報を把握する事が出来ないのですが、こんな記事が。。。どうやらユーザが使用可能なRAMは35MB程度のようです。
これで思い浮かぶのはX02NK(N95)です。こちらも30MB強と行った所で同程度のRAMが使用可能になってます。X02NKで特に不自由を感じていないならば十分に問題の無いスペックだと思います。
ただ一度に沢山のアプリを起動したり、重いWebサイトを開いたりする場合は物足りなく思う事もあるでしょうね。

内蔵メモリ
約110MBという大きな内蔵メモリを持つE71に比べ、E75は50MBという約半分の容量しか持ちません。これは追加のアプリの容量に影響します。RAMと同じく使い方にかなり影響を受けるでしょうね。大量のアプリを内蔵ドライブに入れたいなんて方はちょっと辛いかも知れない。

バッテリーの持ち
E71の1500mAに比べ1000mAと2/3の容量しか持たないE75はバッテリーに不安を残します。事実、待ち受け時間や通話時間ではE71が大きくリードしています。Nokia Email(Messaging)を使って1日十分に電池が持つのかも気になる所です。

ただ、明らかに改善している所もあってカメラは画素数は変わらないもののデジタルズームが8倍になっていたり、microUSBポートから充電出来る様になっています。

また、何点かネガティブなポイントを挙げましたが、こちらでアップされたロングレビューでは
・軽快で速いUI
・E71に匹敵するバッテリーの持ち
など心配している点が解決されている可能性もあります

E75は通常はテンキー式のストレート型携帯、キーボードを引き出せばフルキーを持つハンドヘルドPCと変態バタフライキーボードを持つE70の正統な後継機種と言えるのではないかと思います。Nokia Emailがプリインストールされている事からメッセージングを中心とした利用を想定したデバイスと言えるのではないかと思います。
そのような用途では十分なRAMを有しているという事なんでしょうね。先ほども言った様に沢山のアプリを詰め込んで一度に起動する様なユーザでない限り十分なスペックを有していると思います。
逆にそうした使い方をしたい場合E71の方が適していると思います。そこは見極めが必要ですね。
ま、当然買いE75は買いだと思いますが(笑)