【Symbian】【E6】Nokia E6のUstramTVやりました


UstreamTVやりましたと書きましたが、実際やったのは先々週の日曜日。実は録画を忘れて、昨日再放送という事で再録画しました。録画はこちらになります。
いつもの如く、端末紹介よりも能書きが多いUstですがよろしかったらどうぞ。Symbian Annaや次期OSのBelleに関して主に紹介しています。
また利用した資料のスライドはこちらになります。

【Symbian】【E6】Nokia E6フォトレビュー

端末買ったらこれでしょという訳で、恒例のフォトレビューをお送りします。

E6はキャンディバーQWERTYという事で日本のガジェット好きの間でも人気のフォームファクタ。新鮮味は無いもののNokiaのEseries定番として安心の1台。表面はピアノ調のプラスティックで、周囲にはシルバーの金属モールが廻ります。

こちらが上部です。電源ボタン、3.5ΦAVポート、microSDスロットがあります。トップの外部メモリスロットは珍しいですね。

microSDスロットはハッチ付き。ちょっと開け辛いかも。

こちらは右側。ボリュームキー、レコードボタン、ロックキーがあります。ロックキーを長押し(長くスライド)するとLEDが点灯しトーチ(懐中電灯)として利用出来ます。

ボリュームキーとレコードボタンのアップ。ボリュームキーは写真の拡大縮小などズームキーとしても使えます。

こちらは左側。microUSBポートのみです。

microUSBポートはハッチが復活。これはいらなかったかなあ。もちろん充電も出来ますし、OTG対応で専用ケーブルでUSBデバイスを接続出来ます。

こちらが下部。なかなか丸ピンの充電器止めませんね。

左側にストラップホールが見えます。バッテリカバーのリリースボタンの上にNokia E6-00の刻印がみえますかね。

キーボードは本当にいいです。軽い打感ですがプチっとした打ち心地で非常に入力し易いです。

キートップにキーボードの躾の良さの秘密が。一見中央部が盛り上がった丸みを帯びたキーですが、キー自体は底面では長方形。キー同士の引bっ掛かりがないので節度あるタイピングが出きるのかと思います。

キーパッド廻り。カレンダーやメールのショートカットキーがあるのは今まで通りですが、2つのソフトキーが無くなりました。これはTouch & Type端末の特徴。将来的にBelleで2つのソフトキーが廃止されるのも関係してるのかもしれません。

背面を見るとE71やE72を踏襲した保守的デザインだけではなく、やはりNokia最新デザインが取り入れられていることが分かります。
上部はN8やE7の様な斜めに絞り込まれたデザイン。カメラ廻りはC7っぽい。

カメラは8Mピクセル。しかし残念ながらフルフォーカスカメラという事で、やはり接写は苦手。ただしE7などよりかなり詰めてチューニングされており、ランチの写真をtwitpicに投稿する程度のものならギリギリOKな気がします。

バッテリカバーは一瞬プラスチック製?と思いますがきちんとしたステンレス製です。

バッテリはNokia定番の大容量バッテリBP-4L。電池の持ちは非常にいいです。

SIMカードスロットはこんな感じ。カード自体を抑える金具があるトレイという感じです。

名機と言われるE71と弟分とも言えるE5。E71の様ないかにも金属的なソリッド感は無くなりましたが、その分持った感じは軽くある意味女性的に(女性向けという事じゃない)になりましたね。
E71の時の様にYシャツの胸ポケットに入れると重さのあまり違和感を感じるような事はありません。
見て分かる通り3つの端末はどれも同じ様な大きさであり、幅が60mmを越えないという事がNokiaの黄金律の様です。

という訳でハードウェアの紹介を中心に行ったフォトレビュー。次はSymbian Annaを中心にソフトウェアの紹介をしたいなと思います。

【Symbian】【E6】E6の日本語環境

私のE6ですがUK版と思って購入したのですが、英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語、ルーマニア語、ロシア語が含まれておりEU版のバリエーションの一つの様です。(UK版の可能性もあると思います。)当然、EU言語版は日本語フォントが含まれていませんのでフォントの置き換えが必要になります。
繁体や簡体の中国語を含むアジア言語版と違いメモリカードにフォントを入れるお馴染みの方法で、あっさり日本語表示が出来ます。ちょっと割高感のあるEU版を入手したのはそういうとこもあります。

・大幅に増えたフォント
内蔵フォントは大幅に増えて14個になりました。georgia(グルジア?)などどうみても関係なさそうなフォントもありますが、全てを日本語フォントに置き換える事にします。

arial.ttf
arialbd.ttf
cour.ttf
courbd.ttf
georgia.ttf
georgiab.ttf
nosnr60.ttf
nssb60.ttf
nstsb60.ttf
S60DIGI.ttf
times.ttf
timesbd.ttf
verdana.ttf
verdanabd.ttf

上記の様に名称変更した日本語フォントをFドライブ(microSD)のResourceフォルダ内にFontsというフォルダを作成しそちらにコピーします。
FドライブのResourceフォルダはFドライブにアプリをインストールすることにより自動生成します。Resorceというフォルダを作成する方法もありますが、うまくフォントを認識しないこともあり、アプリインストールが無難だと思います。

・日本語入力は+J for S60

日本語入力はSymbian^3対応の+J for S60 v1.31を使います。ただし、現在はキーマップファイルがE6にまだ対応していないので、旅の途中のLeoさんより頂いたHK版用のキーマップを一部改変して使用しています。これも近々、公開されると思います。

という訳で繁体や簡体中国語に含まれるアジア言語版の日本語フォントに満足出来ない方はEU版を入手するのが良いと思います。日本語環境の構築はEU版なら今までと大きく変わらない方法でそれほど苦労しないで出来るという感じですね。

【Symbian】【E6】E6が来ました。

Nokia E6-00が来ました。名機E71やE72の後継機種に当たりSymbian^3搭載の初のキャンディバー型QWERTYになります。一応、Nokia好きのお仲間との共同購入ということで3台をeBayから入手しました。言語版的にはEU版らしく、英語だけのキーパッドになります。
まず届いたときに箱の小ささに驚きましたが、付属品は簡素でmicroSDさえ同梱されていません。
ボディ自体はE71の様な如何にも金属のソリッド感は無くなって、かなり普通の感じになりましたがその分かなり軽く感じられて、Yシャツの胸ポケットに入れても違和感はありません。
後はVGAに解像度がアップした液晶は見た目の綺麗さに強く効き目が出ており、表示フォントや画像などはかなり綺麗に表示されます。ただ、絶対的画面サイズが小さいのでそれほどすごい情報量が感じられる訳ではありませんが表示の美しさはE71やE72と別物です。後、このところの炎天下でもくっきり見える液晶はなかなかです。

QWERTYキーボードはすごく良いです!柔らかい押し心地ですがきちんとクリック感があり、スイスイ入力できます。モバイル向けのキーボードは好みが人それぞれと思いますが、万人に受け入れ易いキーボードだと思います。

日本語環境はEU版ですので、Fドライブ(microSD)にフォントを置くいつもの方法で簡単に日本語表示は出来ます。最初からQtが4.7になっていることもあり、Ovi Storeが起動しないなどのトラブルも起きていません。

日本語入力は+J for S60を使っています。キーマップはまだ公開されていませんので旅の途中のLeoさんにいただいたHK版E6用キーマップを一部改変して利用しています。

そんな感じでぼちぼちセッティングも含めて弄っています。ぼちぼちレビューなども上げて行きますし、週末にはUstreamTVで紹介しようと思っています。

【Nokia】【Symbian】Belleと1GHz CPUのSymbian端末がリーク

Nokiaの最新Symbian端末の情報がリークしました。これらには最新のSymbian OSと言われているBelleが搭載されており、予てから約束されていた通り1GHzのCPUが搭載されています。

The Nokia Blogのリークされた画像によると

・Heren(Nokia701)
1GHZ CPU
より良いユーザ体験のWebブラウザ8.1!
3.5インチスクリーン(CBD)
8Mピクセルカメラ
C7の後継機

・Zeta(Nokia700)
1GHz CPU
超薄型(8.8mm?)
NFC
3.2インチスクリーン(CDB)
カメラ見えず。。。

・Cindy(Nokia600)
1GHz CPU
エンターテイメント重視
FMラジオアンテナ搭載
NFC
3.2インチスクリーン(有機EL)
5Mピクセルカメラ
魅力的な値段

という感じです。この他にFate(Nokia500)というのがありますが、S60 5th Editionらしく廉価版の扱いの様です。

全般的にハードウェア性能はミッドレンジを意識したものであり、この辺りは今年の後半登場すると言われているWindows Phone 7端末との棲み分けをしているものと思われます。
BelleはSymbian^3 PR3もしくは2.5と呼ばれるAnnaの後継OSであり、スケジュール通りならUIの大幅な改変がなされ、全く新しいユーザ体験が提供されるはずです。
先程、発表されたN9のUI開発の成果がフィードバックされることも以前に表明されており、こちらも楽しみであります。

【MeeGo】【N9】N9のビデオコレクション

MeeGo ExpertsのN9ビデオコレクションです。スムーズで美しいN9のUIを見る事が出来ます。
正直、私も全部見れていません。
大きなタスクマネージャは最後に先頭に来るのは分っていたけど、タスクマネージャの画面を摘むとシャッフルするみたいになりますね。
これにどんな効果を呼ぶかも確認の必要がありますね。
http://www.meegoexperts.com/2011/06/nokia-n9-video-collection/

【Nokia】次の10億人にアプリをもたらす為に-Nokia Connection 2011-

派手なN9の発表ばかりに気を取られていますがNokiaはNokia Connection 2011で非常に重要な発表をしました。これはスマートフォンプラットフォームをWindows Phone移行するのと同じ位重要な出来ごとです。
Nokia Connectionは大まかに言って3つの大きな発表がありました。将来的にSeries40にQtが対応していく、Symbian Annaの投入とそしてMeeGoスマートフォンN9の発表です。これら3つを繋ぐキーワードがQtなのです。
QtはマルチプラットフォームをサポートするUIフレームワークとアプリケーション開発環境の総称で元々はデスクトップ向けに開発されていましたが、現在はモバイル向けにも開発されており、Windows Phoneに戦略転換する前はSymbianとMeeGoのUIブラッシュアップとアプリケーション開発において非常に期待されていました。
現在のNokiaのビジネスはWindows Phoneをメインのスマートフォンプラットフォームに移行すると決定はしているものの、まだまだ数年はSymbianに頼らざるをえず、Qt開発者のアプリケーション開発による協力が必須です。MeeGoで多くのLinux開発者に参加してもらいクロス開発によりアプリの数を飛躍的に増やすというのが目論見でしたが、前述の戦略転換により開発者も離れていく雰囲気がありました。
そこで今回のSeries40のQt対応、Series40は携帯電話のOSでスマートフォンの様に派手ではありませんがNokiaのビジネスを下支えする非常に重要なプラットフォームです。これは数億台規模の大きなビジネスであり、アプリケーション開発者にとっても大きなビジネスチャンスになります。
一部に低価格のAndroid機との競合からこの戦略を疑問視する声もありますが、本当にそうでしょうか。高機能だけが勝敗を決っするものでは無いと私は思っています。NokiaはWindows Phoneプラットフォームへの移行を発表した衝撃の金融イベントで大きく削減する研究開発費の中でMobilePhoneへの投資については増額する方針を発表しています。Nokiaが強みを発揮しているインドなどの新興市場で通話中心の単機能携帯から移行してくる通話+αを求める、つまりフューチャーフォンを求めるユーザが爆発的に増えると読んでいるのでしょう。高度なインフラを必要とするスマートフォンより、こうした特定の機能に特化したフューチャーフォンの方が有利に働くというのは十分考えられる事です。
正にQtは”次の10億人のユーザのためにアプリケーションを提供する”なのです。財政的な問題ばかり取り沙汰されて、非常に辛い報道が多かったのですが、やっとNokiaの戦略が回転し始めたという感じです。

【MeeGo】【N9】Nokia 美しいswipeなUI N9を発表

プレス向けスチールのリークは本物だったという事でNokia N9が発表になりました。OSはNokia MeeGo Harmattan。ちなみにHarmattanはMaemo6のコードネームでMeeGoのCore OSを使いNokia独自のUIを搭載したのがN9という事になるのでしょう。MeeGo HandsetUXが商用レベルにはまだまだの感があり、現実的な選択肢という事なのでしょう。

特徴的なのはそのUI。swipeというようにスクリーン上で指を横方向に滑らせ画面を切り替えていきます。アプリケーションラウンチャ、タスクマネージャ、アプリケーション自体の画面が並立に存在し、swipeすることで画面が切り変っていきます。
操作は基本的にswipeやタップのみのタッチ操作のみでホームボタンさえありません。進む戻るはswipeのみ、後発の強みもあってか後から機能強化の為にUIを付け足したりしていないので美しいUIとなっています。

色は黒、ピンク、ブルー。筐体はこれがNokiaのデザイントレンドになるのでしょうか。上部と下部がすぼまった8角形のデザインからスクエアなものに変わっています。
5バンド3GやクワッドバンドGSMは普通としてNFC搭載、Coretex-A8 1GHz、1GB RAM、64GB内蔵ストレージはハイエンドに相応しい内容を備えていると思います。瀕死と思われたNokia MeeGoですが不死鳥の様に甦って来きました。発売が待ち遠しくてなりません。

【MeeGo】【N9】N9のプレス向けスチールがリーク?

シンガポールで数時間後に開催が迫ったNokiaのプライベートイベントNokia Connection 2011を前にN9と呼ばれる端末のリーク写真が登場しました。

teaser広告のビデオが流出したり、FCCの通過が確認されたりとキーボード付きのN9-00の登場を信じて止まなかった人達はみんなビックリ。数時間後にこれは明らかになると思うのですが果して結果は何如に。

【Nokia】MicrosoftがNokiaの携帯電話部門を買収の噂再び

Nokiaの第一四半期の業績が思わしく無く、第二四半期も厳しい経営を余儀なくされることから業績を下方修正、株価は近年にない低水準を示しました。これを受けて再び持ち上がって来たのがMicrosoftによるNokiaの携帯電話事業買収の噂で買収額は19億ドルだとか。
情報発信源はロシア人ジャーナリストEldar Murtazin氏、NokiaのWindows Phone採用を予想したことから注目を集めている人物であり、Nokiaと端末リークを巡って揉めている件もあり反Nokiaの急先鋒でもあります。
この噂がロイターによって報道されましたが、Nokiaスポークスマンは”全く根拠がない”と完全否定。(なぜか日本の報道は”明言を避けた”になっています。)
大雑把に言えばAppleになりたいMicrosoftと経営が苦しいNokiaとの間で執り行われる買収劇という事になると思いますが、どうでしょう?MicrosoftはDangerというSidekick端末を持つ携帯電話メーカを買収した過去があり、その資産を生かせず低価格スマートフォンKINの立ち上げに失敗しています。また独禁法的観点から再びEUがMSに大して厳しい処置を取る可能性も否定できないのではないでしょうか。
まあ、希望的観測もかなり混じってますが、何が起きてもおかしくない状況です。今後の成り行きにも注目して行きたいと思います。